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子どもの出っ歯はどうして起こるの?放置するリスクや治療法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの出っ歯は見た目だけでなく、発音や噛み合わせ、口元の機能にまで影響を及ぼす可能性がある歯並びです。最近では、低年齢のうちから歯科矯正を検討する家庭も増えており、出っ歯の早期発見と予防への関心が高まっています。

出っ歯は遺伝だけでなく、日常生活における癖や習慣、呼吸の仕方などが原因となることもあります。

今回は、子どもが出っ歯になる主な原因、放置によるリスク、治療法について詳しく解説していきます。お子さんの歯並びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

出っ歯とは

出っ歯の女の子

出っ歯とは、上の前歯が下の前歯よりも大きく前に突き出ている状態のことを指します。

専門的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼ばれ、歯だけが前に出ている場合と、上あごの骨自体が前に出ている場合があります。口が閉じにくくなったり、前歯が目立ったりするため、気にするお子さんも少なくありません。

軽度の出っ歯であれば日常生活に大きな支障がないこともありますが、状態が進むと、発音がしづらい、食べ物をうまく噛めないといった問題が出てくることもあります。また、上下の歯の噛み合わせが悪いまま成長すると、顔のバランスやあごの発達に影響を及ぼすことがあります。

子どもが出っ歯になる原因

指しゃぶりをする女の子

子どもの出っ歯には、生まれつきの要素と、日常生活のなかの癖や習慣が関係しています。原因を正しく理解することで、早めの対策や予防につなげることができます。

遺伝

出っ歯の原因のひとつに遺伝があります。両親が出っ歯である場合、骨格や歯の大きさ、歯並びの特徴が子どもにも似ることがあります。

たとえば、上あごが大きく下あごが小さいと、前歯が前に出やすくなります。また、歯が大きくてあごのスペースが足りないと、歯が前にずれて並ぶようになり、結果的に出っ歯になることがあるのです。

こうした骨格の特徴は、成長とともに目立ちやすくなるため、気になる場合は歯科医院で定期的にチェックしてもらうことが大切です。

口周りの悪習慣

日常のちょっとした癖が出っ歯の原因になることもあります。

代表的なのは、指しゃぶりや舌で前歯を押す癖です。これらの癖が長く続くと、前歯に力がかかり、少しずつ歯が前に動いていくことがあります。また、唇を噛む、口を開けたままにする習慣も、前歯に影響を与える要因です。

これらの癖は、無意識に繰り返されることが多いため、保護者の方が気づいた段階で優しく声をかけたり、必要に応じて歯科医師に相談したりすることが重要です。

口呼吸

鼻で呼吸せず、口で呼吸する口呼吸も出っ歯の原因となることがあります。鼻づまりやアレルギーなどで口呼吸が続くと、舌の位置が下がり、上あごが成長しにくくなります。その結果、歯が正しい位置に並びにくくなり、前歯が前方に出やすくなるのです。

また、口をぽかんと開けている状態が続くと、唇の力が弱まり、前歯を押さえる力が不足して、前方へずれる原因になります。鼻呼吸ができているかどうかを日常的に確認することも、出っ歯を予防するうえで重要です。

出っ歯を放置するリスク

出っ歯を放置するリスクのイメージ

出っ歯をそのままにしておくと、見た目だけでなく、日常生活や将来の健康にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。以下に、特に注意すべきリスクをご紹介します。

発音や咀嚼がしにくくなる

出っ歯によって上下の前歯が噛み合わないと、発音が不明瞭になったり、食べ物を噛み切るのが難しくなったりすることがあります。

特にサ行やタ行などの音は、舌や歯の位置が正確でないときれいに発音できません。また、噛み合わせが悪いことで食べ物をうまくすりつぶすことができないと、消化不良の原因になります。

見た目がコンプレックスになる

前歯の突出が目立つと、本人が見た目を気にするようになることがあります。

特に思春期に入ると、周囲の目を気にする年頃になるため、自分の口元にコンプレックスを感じることが精神的な負担になる場合があります。人前で笑うことを避けたり、口元を手で隠したりする行動が見られることもあるでしょう。

こうした心理的影響は、自己肯定感や人間関係にも関わってくるため、保護者の方の理解とサポートが重要です。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

出っ歯の状態では、歯が前に出ていたり重なっていたりするため、歯と歯の間や歯ぐきのまわりに汚れがたまりやすくなります。歯ブラシの毛先が届きにくい部分も増えるため、丁寧に磨いているつもりでも磨き残しが出やすくなります。

その結果、虫歯や歯ぐきの炎症が起こりやすくなるのです。特に子どもは細かい部分まで意識して磨くことが難しいため、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。

前歯を損傷しやすくなる

出っ歯のように前歯が前方へ突き出ていると、転んだり顔をぶつけたりしたときに、前歯に強い衝撃が加わりやすくなります。とくに子どもは活発に動くことが多いため、遊んでいる最中やスポーツ中のケガによって、前歯が欠けたり折れたりするリスクが高くなるのです。

前歯をぶつけると、見た目の問題だけでなく、歯の根や神経にダメージが生じることもあり、治療に時間がかかるケースもあります。こうしたケガを防ぐためにも、歯並びを整えることは重要です。

子どもの出っ歯を治療する方法

出っ歯を矯正する子供の口元

子どもの矯正治療は大きく1期治療と2期治療に分かれており、それぞれに目的と方法があります。

1期治療

1期治療は、主に6歳から10歳ごろの間に行う矯正治療で、乳歯と永久歯が両方生えている時期に始めます。

この段階では、歯そのものを大きく動かすのではなく、あごの成長をコントロールすることが主な目的です。たとえば、上あごが狭いことで出っ歯になっている場合には、あごを広げる装置を使ってスペースをつくります。

また、指しゃぶりや舌のクセが原因となっているときは、専用の装置やトレーニングで改善を目指します。1期治療を行うことで、歯やあごが正しい位置に育つように導くことができ、のちの本格的な矯正治療が必要なくなったり、期間が短くなったりすることがあります。

2期治療

2期治療は、すべての永久歯が生えそろったあとに行う矯正治療で、主に中学生以降が対象となります。この治療では、矯正装置を使用して、歯を細かく動かして整えていきます。

具体的には、固定式の装置を使用するワイヤー矯正や取り外し可能な透明な装置を使用するマウスピース矯正で、歯を少しずつ理想的な位置に動かしていきます。

出っ歯の場合は、前に出ている上の前歯をゆっくりと正しい位置に戻していくように調整します。治療期間は個人差がありますが、一般的には1年半から3年ほどかかることが多いです。見た目を整えるだけでなく、食べやすさや発音のしやすさも改善できる点が大きなメリットです。

子どもが出っ歯になるのを防ぐためには

出っ歯になるのを防ぐために検診を受ける様子

出っ歯は遺伝だけでなく、日常の癖や生活習慣によっても起こることがあります。早いうちから気をつけることで、歯並びの乱れを防ぎやすくなります。ここでは、家庭で取り組める具体的な予防方法をご紹介します。

悪い癖を改善する

指しゃぶりや舌で前歯を押すクセ、口をぽかんと開けたままの状態は、前歯に負担をかけ、出っ歯の原因になることがあります。これらのクセは、小さい頃から続けていると、あごの成長や歯の位置に影響を与える可能性があります。

お子さんが無意識に行っている場合もあるため、保護者の方が声がけをするなどして改善を促すことが大切です。

食生活と咀嚼の習慣を見直す

やわらかいものばかりを食べていると、あごの筋肉がしっかり使われず、あごの発達が不十分になることがあります。その結果、歯並びに影響が出ることもあるため、日ごろからよく噛んで食べる習慣を身につけることが大切です。

たとえば、根菜類や繊維の多い野菜、噛みごたえのある食材を積極的に食事に取り入れるとよいでしょう。また、食べる姿勢も重要です。猫背にならないように椅子の高さや机の位置を調整し、正しい姿勢で食事ができるよう意識することも予防につながります。

定期的な検診で早期発見・早期対応

子どもの歯並びや噛み合わせの変化は、日常生活のなかでは気づきにくいことがあります。

定期的に歯科医院で検診を受けることで、出っ歯の兆候や口の使い方のクセを早い段階で見つけることができます。早めに対応することで、治療の選択肢が広がり、負担の少ない方法で改善が目指せる場合もあります。

また、歯科医院で正しい歯みがきの方法や、あごや口の成長を助ける生活習慣についてのアドバイスを受けられることも、予防につながる大きなメリットです。

まとめ

出っ歯を治療して笑顔を見せる女の子

子どもの出っ歯は、見た目の印象だけでなく、話し方や食べ方、歯の健康にも関わる大切な問題です。遺伝だけでなく、指しゃぶりや口呼吸など、日常のクセや生活習慣が原因になることもあります。

出っ歯は早く気づいて対応することで、無理のない方法で改善できる可能性があります。お子さんの成長を見守りながら、気になることがあれば歯科医院で相談し、定期的な検診で変化を見逃さないようにしましょう。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

子どもの口呼吸の原因と放っておくリスク!改善方法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもが口を開けたまま呼吸しているのを見たことはありませんか。口呼吸は多くの場合無意識に行われますが、習慣化するとさまざまな健康問題や発育の妨げにつながるおそれがあります。

特に、成長期の子どもの場合、口呼吸が原因で顔や歯並びに悪影響を及ぼすこともあります。そのため、口呼吸の原因を知り、適切な対処が必要です。

この記事では、子どもが口呼吸をする原因や放っておくリスク、そして改善方法について詳しく解説します。

子どもが口呼吸になる主な原因

子どもが口呼吸になる主な原因イメージ

子どもが口呼吸になる原因はさまざまであり、ひとつだけとは限りません。複数の要因が重なっている場合も多く、まずは何が原因となっているのかを見極めることが大切です。

鼻づまり

子どもが口呼吸になる背景には、まず鼻づまりが挙げられます。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、蓄膿症などにより鼻の粘膜が炎症を起こすと、鼻から空気を吸ったり吐いたりできなくなります。その結果、自然と口から呼吸するようになるのです。

特に、慢性的な鼻づまりが続くと、鼻呼吸の習慣が破壊され、改善が難しくなります。

虫歯や歯並びの問題

虫歯があると、痛みを避けるために無意識に口を開けることがあります。さらに口呼吸が続くと、口腔内が乾燥しやすくなり、虫歯が進行しやすくなるという悪循環に陥ることがあります。

また、歯並びが悪いと舌の位置や歯の噛み合わせにも影響を与え、結果的に口呼吸を助長する可能性があります。

姿勢や生活習慣

子どもの姿勢や生活習慣も、口呼吸の原因となることがあります。うつ伏せ寝の癖や、頬杖をつく姿勢、スマートフォンの画面を長時間下向きに見る姿勢など、首や顎の位置が自然な状態からずれてしまう行動が多いと、口が開きやすくなります。

また、テレビやゲーム、スマートフォンなどの画面を長時間集中して見ると、無意識のうちに口が開いてしまうこともあります。こうした習慣が積み重なることで、無意識に口呼吸が癖になるお子さまも少なくありません。

子どもの口呼吸は何が問題?

口呼吸が原因で虫歯になった子ども

「口呼吸をしていると何が問題なの?」と思った方もいるかもしれません。ここからは、口呼吸を放っておいてはいけない理由を解説します。

虫歯や歯周病になりやすい

口呼吸をしていると、口内が乾燥しやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。唾液には、口内の汚れを洗い流す自浄作用や、細菌の働きを抑える殺菌作用などがありますが、この作用がうまく働かなくなるためです。

口内が乾燥するとさまざまトラブルにつながる可能性があるため、口呼吸は改善すべきなのです。

風邪やインフルエンザなどにかかりやすい

鼻呼吸では、外から入ってくる空気を鼻腔内できれいに加湿・清浄してから肺に送ることが可能です。

しかし、口呼吸では空気が体内に直接入り込むため、ホコリや花粉だけでなく、異物やウイルスが入りやすくなります。特に、冬の時期はインフルエンザウイルスやノロウイルスなどのリスクが高まるといえるでしょう。

体調を崩しやすくなることは、口呼吸の大きなデメリットといえます。

顎の成長に影響が出る

口呼吸をしていると、舌の位置が本来の位置からずれてしまいます。舌は本来、上顎の前歯の裏側に舌先が触れている状態が理想です。

しかし、口呼吸をしていると舌が下顎に収まるようになります。この影響で、歯並びが乱れたり、顎の成長に影響が出たりすることがあるのです。

特に、上顎が舌による刺激を受ける機会が減るため、上顎の成長が十分に進まなくなるケースが多いです。上顎の成長が不十分だと、歯が並びきらず前方に飛び出して出っ歯になる可能性もあります。顎の成長に影響が出ると、歯並びにも影響が及ぶことがあるのです。

発音や滑舌に影響が出る

口呼吸では、舌や唇を使いにくくなることがあります。滑舌が悪くなったり、息が漏れて正しい発音がしづらくなったりすることがあるのです。特に、舌を前歯で押さえて発音するサ行やタ行などが発音しにくくなる傾向があります。

上述したとおり顎の成長にも影響が出るので、さらに発音や滑舌が悪化する可能性も考えられます。

子どもの口呼吸を改善するには

口呼吸を改善するためMFTで口の周りの筋肉を鍛える子ども

子どもの口呼吸を改善するには、原因に合わせた方法を選択することが重要です。自宅でのトレーニングから専門的な治療まで、さまざまなアプローチがあり、早期に対処することで将来の健康リスクを大きく軽減できます。

以下に、実践できる具体的な改善方法を紹介します。

鼻づまりを解消する

まずは、鼻づまりを解消することが重要です。癖で口呼吸をしているわけではなく、鼻が詰まっていることで口呼吸しかできなくなっているケースもあるためです。

鼻づまりには、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、風邪などが関係していることがあります。鼻づまりを改善することで、口呼吸が改善される可能性は非常に高いです。

また、アデノイド肥大や副鼻腔炎などが原因で鼻づまりが起こっている場合は、耳鼻科を受診することが推奨されます。なお、アデノイドの肥大とは、咽頭扁桃(いんとうへんとう)と呼ばれる組織が肥大して、鼻の奥が塞がってしまう病気のことです。このような問題がある場合、専門的な治療が必要となるでしょう。

口の周りの筋肉を鍛える

口呼吸の改善には、舌や唇の筋肉を鍛えることも効果的です。口周りの筋肉が十分に発達していないと、口元がゆるんで無意識に口が開いてしまい、口呼吸になることがあるのです。

しっかり咀嚼する食べ物を与えたり、MFTと呼ばれるトレーニングを取り入れると良いでしょう。MFTは歯科医院で受けられますが、ご自宅でも実施可能なトレーニングもいくつかあります。気になる方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

生活習慣を見直す

呼吸の癖を改善するためには、正しい姿勢や生活習慣を身につけることも大切です。姿勢が悪いと首や肩、顎周りの筋肉が硬くなり、口呼吸の原因になる可能性もあります。

また、日中の過ごし方や就寝時の環境も、口呼吸に影響します。適切な室温や湿度を保ち、スマートフォンやテレビなどの画面を長時間見続ける習慣を避けることも大切です。

また、食生活の見直しも行いましょう。お伝えしましたが、固い食べ物を取り入れることも効果的です。

歯科医院や耳鼻科を受診する

子どもの口呼吸を改善するためには、原因を特定し適切な治療を受けることが重要です。まず、歯科医院や耳鼻科を受診しましょう。歯科医師や耳鼻科医師は、口周りの筋肉の状態やアレルギー性鼻炎などの有無をチェックしてくれます。検査や診察の結果、耳鼻科によるアレルギー治療が必要と判断された場合には、連携して治療を進めます。

また、歯科医院では口周りの筋肉のトレーニングなども実施できます。自宅で行えるトレーニングをお伝えしたり、やり方を指導したりすることが可能です。

まとめ

口呼吸を予防するため専門的な治療を受ける子ども

子どもの口呼吸は、放っておくと成長や健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。原因は鼻づまりや生活習慣、歯並びなどさまざまですが、早期に対処することで改善が期待できます。

口呼吸を続けていると、顎の成長に影響を及ぼしたり、風邪をひきやすくなったりするリスクがあります。成長への影響も懸念されるため、改善するべきといえるでしょう。

自宅でできるトレーニングや生活習慣の見直しに加えて、必要に応じて専門的な治療を受けることも重要です。お子さまの健やかな成長のためにも、口呼吸を改善できるよう関わってあげましょう。

子どもの口呼吸の改善を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

インビザライン・ファーストとはどんな治療?メリットや対象となる年齢も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの歯並びや噛み合わせに不安を感じている保護者の方は多いのではないでしょうか。見た目の問題にとどまらず、将来の咀嚼や発音、顔立ちのバランスなどにも関係する歯並びは、できるだけ早い段階での対処が重要です。

そのようななかで注目されているのが、透明なマウスピース型の矯正装置を使ったインビザライン・ファーストという矯正治療です。

インビザライン・ファーストは、成長期の子どもを対象にした矯正方法で、目立ちにくく、取り外しができる装置を使用するのが特徴です。見た目の自然さや生活へのなじみやすさから、近年多くのご家庭で選ばれるようになっています。

本記事では、インビザライン・ファーストとはどのような治療法か詳しく解説します。メリット・デメリットや適応年齢、治療期間、費用についても解説しますので、小児矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザライン・ファーストとは

インビザライン・ファーストを持つ手

インビザライン・ファーストとは、6歳から10歳ごろの乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期)に行う小児向けの矯正治療です。

アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するインビザライン・システムの一種であり、成長途中の子どもの歯やあごの発育に合わせて、歯並びや噛み合わせの問題に対応します。

従来の小児矯正ではワイヤーや拡大装置などの固定式装置が多く使用されてきました。

一方で、インビザライン・ファーストは透明で取り外し可能なアライナーを使用することで、見た目の負担や生活への支障を最小限に抑えながら治療が進められます。

3Dスキャナーによる口腔内の精密なデジタルデータに基づいて治療計画を立てるため、一人ひとりの成長や歯の状態に合わせて矯正治療を進めることができます。

インビザライン・ファーストのメリット

インビザライン・ファーストのメリットのイメージ

ここでは、インビザライン・ファーストで治療するメリットについて解説します。

装置が目立ちにくい

インビザライン・ファーストの大きな特徴は、装置が目立ちにくい点です。

固定式の装置を使用する場合、口を開けたときに目立つことがあり、見た目を気にする子どもも少なくありません。特に学校生活では、友人との関わりのなかで、装置を見られるのが恥ずかしいと感じるケースもあります。

インビザライン・ファーストは、そうした心理的な負担を軽減し、自然な見た目を保ちながら治療を進めることが可能です。写真撮影や発表の場などでも目立たず、お子さんが見た目を気にせずに日常生活を送れることは、大きな安心材料となるでしょう。

装置の取り外しができる

インビザライン・ファーストの装置は自分で取り外しが可能です。装置を外して食事ができるため、装置に食べ物が挟まる心配もありません。また、歯みがきもしやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えることができます。

ただし、外したまま長時間放置すると計画どおりに歯を動かせなくなるため、装着時間の管理は重要になります。

痛みや違和感が少ない

インビザライン・ファーストでの治療は痛みや違和感が少ないとされています。

インビザライン・ファーストでは、アライナーと呼ばれる装置を装着して段階的に少しずつ歯を動かします。歯に強い力が一気に加わることがないため、ほかの矯正方法に比べて痛みが少ないといわれているのです。

また、治療に使用するアライナーは非常に薄く滑らかに作られています。そのため、装着しても違和感が少ないのです。そのため、お子さんも安心して治療を進められるでしょう。

顎の成長を促しながら歯並びを整えられる

成長期の矯正治療で特に重要なのが、顎の正しい発育を促すことです。

インビザライン・ファーストでは、お子さんの顎の成長を促しながら歯並びを整えることができます。たとえば、上顎が狭い場合には、アライナーによって緩やかに横方向へ広げながら歯列を整えることも可能です。

骨格がまだ柔軟な子どもの時期だからこそ実現できるアプローチであり、大人になってからでは難しい調整もこの時期であれば対応しやすいのです。

精密な計画をもとに治療を進められる

インビザライン・ファーストでは、最初に3Dスキャナーを用いてお口の中を詳細にデジタル計測し、そのデータをもとに治療計画を立てます。

専用ソフトで歯の動きを段階的にシミュレーションしながら治療を進めるため、治療の見通しがつきやすく、保護者の方も安心して治療に臨めます。また、治療開始前に仕上がりのイメージが視覚的に確認できるのも魅力の一つです。

インビザライン・ファーストのデメリット

インビザライン・ファーストのデメリットのイメージ

インビザライン・ファーストには多くの利点がありますが、一方で理解しておくべきデメリットも存在します。ここでは、その代表的なデメリットについて解説します。

適応となる症例が限られている

インビザライン・ファーストは、すべての歯並びの問題に対応できるわけではありません。たとえば、重度の歯の重なりや顎の骨格に大きな問題がある場合、十分な効果が得られないことがあります。

インビザライン・ファーストが適応となるかどうかは、歯科医師の判断をもとに慎重に見極める必要があります。

装着時間を守らなければ効果が出にくい

インビザライン・ファーストで使用するアライナーは、1日20〜22時間装着する必要があります。

しかし、アライナーの装着時間を守らないと、歯の動きが計画通りに進まず、治療の効果が出にくくなってしまいます。特に小さなお子さまは、自分で装着時間を管理することが難しく、装着忘れが起こりやすい傾向にあります。

そのため、保護者の方が日々の生活のなかで装着状況を確認し、声かけや習慣づけを行う必要があります。

紛失や破損する恐れがある

治療に使用するアライナーは取り外しができるという利便性がある反面、紛失や破損といったリスクも伴います。特に外出先や学校で外した際に、ティッシュに包んだまま捨ててしまったり、うっかり落として壊したりするケースは少なくありません。

アライナーを紛失・破損すると、再作製が必要になることもあります。その場合、追加で費用が発生することもあります。

インビザライン・ファーストの適応年齢

インビザライン・ファーストの適応年齢のイメージ

インビザライン・ファーストは、主に6歳から10歳前後の混合歯列期のお子さんを対象とした治療法です。この時期は、乳歯と永久歯が混在しており、顎の成長も著しいため、歯列や噛み合わせに対して効果的な介入が可能です。

永久歯がすべて生えそろう前に矯正を始めることで、スペース不足の解消や歯の萌出方向の誘導につながります。

ただし、すべてのお子さんに適応となるわけではなく、成長の進み方や歯の状態によってはほかの矯正方法が提案されることもあります。

インビザライン・ファーストの治療期間

インビザライン・ファーストの治療期間のイメージ

インビザライン・ファーストの治療期間は、1年から1年半程度とされています。

治療期間の長さは、歯並びの状態や矯正の難易度、アライナーの装着状況によって変動します。例えば、軽度の歯列不正であれば短期間で終了することもありますが、顎の成長誘導を伴うようなケースでは1年以上かかることもあります。

計画どおりに治療を進めるためには、アライナーの装着時間を守ること、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。

インビザライン・ファーストの費用

インビザライン・ファーストにかかる費用のイメージ

インビザライン・ファーストの費用は、一般的に40万円〜60万円程度が相場とされています。

ただし、歯並びの状態や歯科医院によって治療にかかる費用は異なります。この費用とは別に、精密検査の費用や通院時の調整料などがかかるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ

インビザライン・ファーストで矯正をした女の子と母親

インビザライン・ファーストは、成長期の子どもを対象としたマウスピース型の装置を使用した矯正治療です。顎の成長を促しながら歯並びを整えることができる点が特徴です。また、装置が目立ちにくく、取り外しができるなど、多くのメリットがあります。

一方で、装着時間を守る必要がある、紛失・破損する可能性があるといった注意点もあります。治療効果を十分に得るためには、適応時期や症例をしっかりと見極め、信頼できるしか石とよく相談することが欠かせません。

インビザライン ファーストは、顎の成長する時期にあるお子さんだからこそできる矯正方法です。お子さまの将来のために、最適なタイミングで治療を始めることが何より重要です。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

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急速拡大装置とは?メリット・デメリット、費用も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの矯正治療においては、顎の成長を利用して骨格から改善する方法が有効とされており、そこで使用される装置の一つが急速拡大装置です。

あまり耳馴染みのない名前かもしれませんが、この装置は狭い上顎の幅を短期間で拡大し、口腔環境を大きく改善することが可能です。

今回は、急速拡大装置とは何か、どのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。小児矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

急速拡大装置とは

急速拡大装置の模型

矯正治療において、歯だけでなく顎の骨格そのものにアプローチする方法があります。その代表的なものが急速拡大装置です。この装置は、上顎の中央にある骨の継ぎ目に力を加えて、左右に少しずつ拡げる仕組みになっています。

主に上顎の幅が狭く、歯が並びきらない子どもに使用されることが多く、骨がまだ成長途中で柔らかい時期に導入することで、大きな効果が期待できます。装置は上顎の奥歯に固定され、中央にあるネジを保護者の方が歯科医師の指示に従って回していきます。

急速拡大装置は、従来の矯正では対応が難しい骨格的な問題にも有効な治療法です。

急速拡大装置のメリット

急速拡大装置のメリットのイメージ

次に、急速拡大装置の具体的なメリットについて詳しく解説します。

短期間で顎の幅を広げることができる

急速拡大装置の最大の特徴は、短期間で上顎の幅を広げられるという点です。通常の歯列矯正は数年かかることが一般的ですが、この装置では短期間で目に見える変化が現れます。

これは装置が骨の接合部に直接作用するためで、特に成長期の子どもにおいては骨の柔軟性が高く、効果も出やすいです。治療開始のタイミングを適切に見極めれば、効率的に顎の成長を誘導することができます。

抜歯を回避できる

歯並びが悪くなる主な原因の一つに、顎が小さくて歯が並びきらないことが挙げられます。従来の矯正治療ではスペース確保のために健康な歯を抜歯するケースもありました。

一方で、急速拡大装置を用いることで顎の幅自体を広げられるため、抜歯せずに矯正できる可能性があります。歯を失うリスクを減らすことができるのは、お子さんや保護者の方にとっても大きな安心材料となります。

口呼吸の改善につながる

顎の幅が狭いと鼻腔が圧迫され、自然と口呼吸になることがあります。口呼吸は虫歯や歯周病の原因となるだけでなく、睡眠の質を下げたり、集中力の低下を引き起こしたりする可能性があります。

急速拡大装置により上顎の幅を広げることで、鼻腔も広がり、鼻呼吸がしやすくなるとされています。その結果、全身の健康状態の改善にもつながる場合があります。

歯並び・噛み合わせの改善につながる

顎の幅が狭いと、前歯が重なったり、奥歯の噛み合わせがずれたりすることがあります。急速拡大装置を使って顎の幅を広げることで歯を並べるスペースを確保できます。これによって、歯が自然に並びやすくなるのです。

急速拡大装置のデメリット

急速拡大装置のデメリットのイメージ

急速拡大装置には多くのメリットがありますが、一方でいくつかの注意点やデメリットも存在します。以下で具体的に解説します。

設置直後は痛みや不快感が出やすい

急速拡大装置を取り付けた直後は、顎の骨が広がる力が加わるため、違和感や軽い痛みが生じることがあります。

特に装着から数日間は、食事がしにくくなったり、会話がしづらいと感じたりする方も少なくありません。また、ネジを回すたびに締め付けられるように感じる場合もあります。

これらの症状は一時的なもので、1週間程度で慣れるため、過度に心配する必要はありません。痛みが続くときは歯科医師に相談しましょう。

装置が目立ちやすい

急速拡大装置は固定式の装置で、口を開けた際に目立つことがあります。特に笑ったり話したりしたときに金属部分が見えるため、見た目を気にするお子さんにとっては心理的なハードルとなることもあります。

発音しにくくなる

装置が上顎に固定されることで、舌の動きが制限され、一部の発音がしづらくなることがあります。特にさ行やた行の音が不明瞭になるケースが多く、会話時に不便さを感じることがあります。

ただし、こちらも慣れてくると自然と発音が安定してくるため、日常生活への影響は徐々に少なくなります。

口腔内の清掃が難しくなる

装置の構造上、食べかすが溜まりやすく、歯ブラシが届きにくい部分も多くなります。そのため、虫歯や歯肉炎になるリスクが高まります。

歯磨きをするときは歯ブラシだけでなく、専用のブラシやフロスを使って丁寧にケアすることが重要です。また、歯科医院で定期的にクリーニングを受けて装置周辺に付着した汚れを除去してもらいましょう。

すべての方に適応となるわけではない

急速拡大装置は、すべてのお子さんに適応となるわけではありません。特に成長が終了した成人では、上顎の骨がすでに硬く癒合しているため、装置だけで骨を広げるのは難しくなります。そのため、顎の骨が柔軟な成長期の子どもに限られるのが一般的です。

成人の場合は、外科的処置を併用しなければならないこともあるため、適応の可否については歯科医師の専門的な判断が欠かせません。

急速拡大装置を使用する期間と費用

急速拡大装置を使用する期間と費用のイメージ

治療を始める際に気になるのが、装置を使う期間とその費用です。急速拡大装置の使用期間は、おおよそ3〜6ヶ月程度が一般的です。ほかの小児矯正の方法に比べて治療期間が短い傾向があります。

急速拡大装置の費用は、おおむね3万円〜10万円程度が相場です。加えて、精密検査の費用や通院時の調整料などが別途加算される場合もあります。事前に見積もりを確認し、十分に納得したうえで治療を進めることが大切です。

急速拡大装置を使用するときの注意点

急速拡大装置を使用するときの注意点のイメージ

急速拡大装置を正しく使用しなければ十分な効果が得られなかったり、思わぬトラブルが発生したりすることもあります。ここでは、使用中に特に注意すべきポイントを見ていきましょう。

歯科医師の指示どおりにネジを回す

急速拡大装置の中央部分にはスクリュー(ネジ)があり、これを歯科医師の指示に従って回すことで顎の幅を拡大していきます。

しかし、このネジを回す回数やタイミングを自己判断で変更してしまうと、顎に過剰な負担がかかったり、逆に効果が得られなかったりする恐れがあります。そのため、必ず歯科医師の指示に従って、正しい手順と頻度でネジを回すようにしましょう。

わからない場合や不安がある場合は、歯科医院に相談することが重要です。

しっかり歯磨きをする

急速拡大装置は食事のときに取り外すことができないため、食べ物が引っかかりやすく、通常よりも虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

装置の周囲やネジの部分には汚れが溜まりやすく、磨き残しが発生しやすいため、毎日の歯磨きをより丁寧に行う必要があります。特に装置の周辺には、タフトブラシなどの補助的な清掃用具を活用し、細かい部分までしっかり清掃することが大切です。

定期的な通院を怠らない

急速拡大装置による治療は、進行状況を定期的に確認しながら進めることが非常に重要です。顎の拡大の進み具合、装置の状態、口腔内の衛生状態などを歯科医師がチェックすることで、トラブルの早期発見と対応が可能になります。

また、装置の調整や拡大終了後の保定装置への切り替えなども必要なため、通院を怠ると治療効果が損なわれる可能性があります。治療の効果を最大限に引き出すためには、歯科医師の指示通りに診察を受けることが非常に重要なのです。

まとめ

急速拡大装置で矯正をした笑顔の女の子

急速拡大装置は、上顎の幅を短期間で広げることができる矯正装置です。抜歯を回避できたり、口呼吸や噛み合わせを改善できたりなど多くのメリットがあります。

一方で、装置特有の不快感や目立ちやすさ、清掃の難しさなど、日常生活への影響も少なからずあります。そのため、治療を始める前には十分な説明を受け、慎重に検討することが大切です。気になる方は、歯科医院で相談してみるとよいでしょう。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

床矯正とは?メリット・デメリットや治療期間、費用も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの歯並びや噛み合わせは、見た目の印象だけでなく、発音や咀嚼、全身の健康にも深く関わっています。

近年では、永久歯が生え揃う前の段階から矯正治療を始める早期矯正に注目が集まっており、そのなかでも床矯正(しょうきょうせい)は負担が少ない方法です。

特に、成長期の子どもの顎の発育を利用しながら、歯がきれいに並ぶスペースを作ることができるため、抜歯を避けたいと考える保護者の方に選ばれています。

今回は、床矯正とはどのような治療法か解説します。メリット・デメリットや治療期間、費用の目安についても解説しますので、お子さまの歯並びについてお悩みの方や、矯正治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

床矯正とは

床矯正のアライナーを手にする子ども

床矯正(しょうきょうせい)とは、取り外し可能な装置を使い、成長期の子どもの顎の幅を広げることで、歯が正しく並ぶためのスペースを確保する矯正方法です。

歯に力を加えて動かすのではなく、顎の骨の発育をコントロールすることで、永久歯がきれいに並ぶ環境を整えることを目的としています。

この治療では、プレート型の装置を使用し、中央にあるスクリュー(ねじ)を保護者の方が定期的に回すことで、少しずつ顎の幅を広げていきます。一般的には小児期に行われることが多く、特に6〜12歳ごろの顎の成長が活発な時期に効果を発揮します。

また、装置は自分で取り外しができるため、食事や歯磨きがしやすく、日常生活への負担が少ないのも特徴です。永久歯が生えるスペースが足りないといった早期のサインに対応できる、予防的な意味合いもある矯正方法です。

床矯正のメリット

床矯正のメリットイメージ

床矯正には、ほかの矯正方法にはない複数のメリットがあります。以下で詳しく見ていきましょう。

取り外しができるため衛生的

床矯正で使用する装置は、お子さん自身で簡単に取り外すことができるのが大きな特徴です。食事や歯磨きの際には装置を外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯肉炎などのリスクを軽減できます。

特に固定式の装置を使用した治療では、装置まわりの清掃が不十分になりがちですが、床矯正なら普段通りに歯磨きができるため、保護者の方にとっても安心です。日々のケアがしやすい点は大きなメリットといえるでしょう。

痛みが少ない

床矯正は、装置のスクリューを少しずつ調整しながら顎の骨の幅を広げていく仕組みのため、強い力で急激に歯を動かすような治療と比べて、痛みや不快感が少ないのが特徴です。

成長期の子どもは骨がやわらかく、矯正による圧力にも順応しやすいため、無理のない力で顎の成長を促すことができます。

抜歯を避けられる可能性がある

矯正治療において、歯が並ぶスペースが十分にない場合には抜歯が必要になることがあります。

しかし、床矯正では顎の幅を広げることによってスペースを作るため、抜歯せずに済む可能性が高くなります。将来的に永久歯がすべて生え揃うことを見越して、計画的にスペースを確保することができるのは大きなメリットです。

成長を利用した自然な矯正が可能

床矯正は、成長期の子どもの顎の発育を活かして歯並びを整える治療法です。特に6歳から12歳ごろは、顎の骨がやわらかく成長も活発なため、この時期に治療を行うことで、自然なかたちで歯がきれいに並ぶためのスペースを作ることができます。

成長に逆らうのではなく、成長を味方にしながら進める矯正方法なので、身体への負担が少なく、仕上がりも自然な見た目になるのが大きな特徴です。

また、早期に顎の発育を整えることで、将来的に本格的な矯正が不要になったり、抜歯を避けられたりする可能性もあります。

床矯正のデメリット

床矯正のデメリットイメージ

一方で、床矯正には注意すべき点や制限もあります。メリットだけでなく、デメリットについても理解しておきましょう。

装置の装着時間が短いと効果が出にくい

床矯正の装置は、自分で取り外しができる反面、装着時間が不十分だと計画通りに効果が現れにくくなるという課題があります。一般的には、装置を1日12〜14時間以上装着する必要があります。

とくに小さなお子さんの場合、自分で装置の管理をするのが難しく、つい装着を忘れたり、嫌がって外したりすることも少なくありません。そのため、保護者の方のサポートが不可欠です。

決められた装着時間を守らなければ、治療期間が延びたり、十分な結果が得られなかったりする可能性があるため、家庭での協力体制が非常に重要になります。

発音しにくくなる

床矯正の装置を装着すると、舌の動きが制限され、特に装着初期には発音がしづらくなることがあります。サ行やタ行など、舌を使って発音する音が聞き取りにくくなるケースもあり、学校や日常生活での会話に支障を感じるお子さんもいます。

この発音のしにくさは、装置に慣れてくるにつれて徐々に軽減されることが多いですが、個人差があります。特に言語発達の途中にある子どもにとっては、一時的とはいえストレスに感じることもあるでしょう。

歯を動かすことはできない

床矯正は主に顎の幅を広げてスペースを作る治療法であり、個々の歯を直接移動させることはできません。そのため、歯並びの乱れが重度で、歯をピンポイントで動かす必要がある場合には、ほかの方法が選択されることがあります。

特にすでに永久歯が生え揃っている段階や、歯が大きく重なっているケースでは、床矯正だけで理想的な歯並びを得ることは難しい場合があります。

そのため、必要に応じて永久歯が生えそろってから、ワイヤー矯正などの他の治療と組み合わせて対応することがあります。

装着を嫌がる子どももいる

床矯正で使用する装置は取り外しができますが、それは同時に外したままにするリスクにもつながります。

特に慣れないうちは、装置を口に入れることを嫌がるお子さんも多く、保護者の方のサポートが重要になります。モチベーションを維持するために、装着の習慣づけや褒める工夫が必要です。

床矯正の適応年齢

床矯正の適応年齢の子ども

床矯正は、顎の成長が活発な子どもを対象にした治療法です。

床矯正の効果が最も期待できるのは、乳歯から永久歯に生え変わる6〜12歳ごろです。この時期は、顎の骨がまだ柔らかく、成長も著しいため、装置による誘導がしやすいのが特徴です。

特に上顎の拡大は12歳を過ぎると難しくなることが多いため、早期の受診と判断が重要になります。永久歯がきれいに並ぶ土台を作ることができれば、将来的に本格的な矯正を回避できる可能性もあります。

床矯正の治療期間

床矯正の治療期間イメージ

治療期間は、顎の成長具合や歯並びの状態によって異なりますが、一般的には1〜3年程度が多いとされています。

ただし、装置の装着時間が不十分だったり、装置の調整が適切に行われなかったりすると、それ以上かかることもあります。

反対に、装着時間をきちんと守り、定期的な通院を欠かさなければ、スムーズに治療が進む傾向にあります。

床矯正の費用

床矯正の費用イメージ

床矯正の費用は、使用する装置の種類や治療期間、通院頻度によって異なりますが、一般的には20万〜40万円程度が相場です。

床矯正をはじめとした矯正治療は、基本的に保険適用の対象にはなりません。自由診療となるため、初診時に必ず費用の内訳を確認することが大切です。

まとめ

床矯正で歯列が整い笑顔を見せる子どもと家族

床矯正は、成長期の子どもの顎の発育を活かして、永久歯が並ぶスペースを確保する矯正方法です。装置の取り外しができるため衛生的で、痛みも少なく、抜歯を避けられる可能性があるなど、多くのメリットがあります。

一方で、装置の装着時間を守らないと効果が得られにくいといった注意点もあります。

適切な時期に始めることで、のちの本格的な矯正治療を回避できる場合もあるため、早めに相談することが重要です。お子さまの歯並びに不安がある場合は、まず歯科医院でカウンセリングを受けて相談しましょう。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

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プレオルソとは?特徴や費用、治療の流れも解説!

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの歯並びや噛み合わせに関する悩みは、多くの保護者の方が一度は直面する問題です。近年では、永久歯が生え揃う前の混合歯列期における早期矯正の重要性が注目されるようになっており、なかでもプレオルソと呼ばれる矯正装置が話題を集めています。

プレオルソは、柔らかい素材でできたマウスピース型の矯正装置で、子どもの成長を利用しながら歯並びや顎の発育を整えるという特徴があります。

今回は、プレオルソとはどのような装置でどのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。治療の流れや費用についても解説しますので、お子さまの歯並びが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

プレオルソとは何か

プレオルソのアライナーを装着する子ども

プレオルソとは、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期のお子さまに使用される、取り外し可能なマウスピース型矯正装置のひとつです。

医療用の柔らかいシリコン素材で作られており、従来の金属ワイヤーを使用した矯正装置に比べて、装着時の違和感や痛みが少ないのが特徴です。プレオルソは、口腔周囲の筋肉や舌の位置、呼吸などの機能的な問題にアプローチします。

日中の1時間程度と就寝時に装着するだけでよく、学校など日中の活動に影響が出にくい点も保護者の方にとって安心できるポイントです。また、永久歯が生えそろう前に顎の成長を利用しながら治療を進めるため、将来的に本格的な矯正治療が不要になる可能性もあります。

このようにプレオルソは、子どもの成長を活かしながら、歯が正しい位置に並ぶように促す新しい矯正アプローチとして注目されています。

プレオルソのメリット

プレオルソのメリットイメージ

プレオルソには、子どもの成長を利用しながら自然なかたちで歯並びを整えていくという点で、多くのメリットがあります。ここでは、プレオルソのメリットについて解説します。

痛みや違和感が少ない

プレオルソは、柔らかい医療用シリコンで作られており、金属を使用した矯正装置に比べて装着時の不快感が非常に少ないのが特徴です。また、歯を動かすものではないため、矯正中の痛みはほとんどありません。そのため、痛みに敏感なお子さまでも継続しやすいでしょう。

日常生活への影響が少ない

プレオルソは取り外しが可能な装置であり、装着は日中1時間と就寝時だけです。学校や食事中は装着する必要がなく、生活スタイルを大きく変えることなく矯正治療を進めることができます。学校生活や友達とのコミュニケーションへの影響も最小限に抑えられます。

顎の成長を活かせる

成長期の子どもは顎の骨が柔らかく発育段階にあります。この時期にプレオルソを使用することで、顎の骨格や筋肉のバランスを整えながら、自然に正しい歯並びや噛み合わせを誘導できます。

早期治療を行うことで、将来の本格的な矯正の不要になるケースも少なくありません。

機能面の改善も期待できる

プレオルソは、舌の位置や口呼吸などの癖にも働きかける構造になっています。そのため、正しい姿勢、発音、呼吸の改善といった機能的な面での効果も期待できます。これは他の矯正装置にはあまり見られないプレオルソならではの特徴です。

プレオルソのデメリット

プレオルソのデメリットイメージ

プレオルソには多くのメリットがありますが、すべての症例やお子さまにとって万能な矯正装置というわけではありません。ここでは、治療を検討する際にあらかじめ理解しておくべきデメリットについて解説します。

適応症例が限られている

プレオルソは、すべての症例に対応できるわけではありません。重度の歯列不正や骨格的な問題がある場合には対応が難しいことがあります。特に、顎のズレが大きい場合や、永久歯がすでに生えそろっている場合には、他の装置を使用した治療法が推奨されるケースが多いです。

自己管理が必要

プレオルソは取り外しができる装置のため、装着時間を守ることが治療効果に大きく影響します。装着は原則として日中1時間程度と就寝時とされていますが、子ども自身に装着の習慣が定着していないと、装着を忘れたり、途中で外したりすることがあるでしょう。

そのため、保護者の方の協力や声かけが不可欠です。

発音や会話に慣れるまでに時間がかかる

装着直後は、マウスピースの存在により発音しづらく感じることがあります。特に、さ行やた行の発音に違和感を覚えるお子さまも少なくありません。

ただし、多くの場合は数日〜1週間ほどで慣れるため、そこまで大きな問題にはなりにくいと言えるでしょう。

効果を実感するまで時間がかかる

プレオルソは歯を動かす装置ではなく、子どもの成長に合わせて少しずつ口腔環境を整える装置です。そのため、治療効果を実感するまでに時間がかかることがあります。

プレオルソ治療の流れ

プレオルソの治療前に精密検査をする様子

プレオルソによる治療は子どもの成長に合わせて段階的に進めていくため、矯正装置の装着だけでなく、生活習慣やお口周りの機能の改善も含めた総合的なアプローチが求められます。以下では、一般的な治療の流れについて順を追ってご紹介します。

初診・カウンセリング

まずは歯科医院にて、保護者の方とお子さまのカウンセリングを行います。歯並びの悩みや日常の癖(口呼吸・指しゃぶりなど)を丁寧にヒアリングし、プレオルソが適応可能かどうかを判断します。

精密検査・診断

適応と判断された場合、口腔内写真、レントゲン撮影、歯型の採取、噛み合わせのチェックなどの詳細な検査を行います。これにより、現在の歯並びや顎の成長状態を正確に把握し、最適な装置の選定と治療計画を立てます。

装置の装着と使用方法の説明

プレオルソは既製品のなかから症例に合ったものを選び、その場で調整して使用します。装着方法や取り扱い、清掃方法、装着時間などについて、保護者の方とお子さまに丁寧な説明が行われます。装置の装着は日中1時間と就寝時が基本となります。

自宅での装着と生活習慣の見直し

装置の装着は家庭で行うため、保護者の方のサポートが非常に重要です。口呼吸を鼻呼吸に改善したり、正しい舌の位置を意識したりといった生活習慣の見直しも同時に進めていきます。歯科医院によっては、専用のトレーニングを行う場合もあります。

定期的な通院と経過観察

1〜2か月ごとに通院し、装置のフィット感や顎の成長などを確認します。必要に応じて装置の調整も行われます。また、子どもの成長に伴い、プレオルソを交換することもあります。

治療の終了と経過観察

歯並びが改善され、必要な機能が身についてきたら、治療は終了します。

ただし、その後も経過観察を続け、歯並び・噛み合わせの状態や永久歯への生えかわりをチェックします。

プレオルソの費用

プレオルソの費用イメージ

プレオルソ治療の費用は、地域や歯科医院によって若干の差がありますが、一般的には5万円〜20万円程度が相場とされています。この金額には、装置代だけでなく、装着時の指導料や定期的な通院にかかる費用などが含まれることもあります。

プレオルソは既製品の装置のため、個別にオーダーメイドで作製する矯正装置と比べて作製コストが安く抑えられています。そのため、治療全体の費用も安価であるケースが多いです。

また、プレオルソを適切な時期に使用することで、将来的に本格的な矯正治療を回避できれば、治療期間や費用を大幅に抑えられる可能性があります。

まとめ

プレオルソのの矯正治療で歯列が整い笑顔を見せる子ども

プレオルソとは、5〜10歳前後の子どもに使用される、柔らかいマウスピース型の矯正装置です。装置の装着は就寝時と日中1時間程度で、装着時の痛みも少ないことから、子どもにも受け入れられやすいでしょう。

ただし、適応できる症例には限りがあります。また、継続して装置を装着できるかどうかといった自己管理も求められます。歯科医師と相談しながら、お子さまにとって最も負担の少ない治療法を選択することが大切です。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

子供の矯正の重要性

子供の矯正はとにかく早いうちから!

矯正と言っても、器具を付けたり、マウスピースを入れたり以外もあります。

特に器具が装着できない年齢0-5歳頃が重要です。

この時期から筋機能訓練(MFT)を行うことでこの時期に口周りの筋肉、飲み込み、姿勢、呼吸を正していく事が6歳以降矯正が必要でも、必要でなくても重要です。

当院ではMFTを導入しお子さん、親御さんと一緒に習い事のように通院してもらい楽しく、成長のお手伝いをしております。

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