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ワイヤー矯正で出っ歯は治せるのか?メリットや費用も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「前歯が出ているのが気になる」「笑ったときに前歯が視界に入るのが嫌だ」など、出っ歯を気にしている方は少なくありません。なかには「ワイヤー矯正で出っ歯を治せるの?」「ワイヤー矯正以外の治療法はあるの?」と考えている方もいるでしょう。

この記事では、ワイヤー矯正で出っ歯を治せるのか解説します。また、出っ歯をワイヤー矯正で治療するメリットやデメリット、治療期間や費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

出っ歯とは

出っ歯と正常な歯の比較

出っ歯とは、上の前歯が下の前歯よりも大きく突き出ている状態のことです。専門的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼ばれています。

出っ歯は見た目だけの問題だと思われがちですが、実際には機能的な問題を招くこともあり、全身の健康にも関わる歯並びといえます。

出っ歯のままだとどんなリスクがある?

出っ歯のままだとどんなリスクがあるのか疑問を持つイメージ

 

先述の通り、出っ歯は見た目だけの問題ではなく、機能的な問題を引き起こすこともあります。ここでは、出っ歯を放置した場合に起こりうる問題について解説していきます。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

出っ歯の状態では、歯ブラシの毛先が届きづらく磨き残しが生じる場所が出てきます。きれいに磨けていないと、歯垢や歯石が蓄積して虫歯になりやすくなります。また、出っ歯の方は口を閉じにくいため口呼吸になりやすく、口内が乾燥しがちです。口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなります。

このため、出っ歯の方は虫歯や歯周病になりやすいと言われているのです。

消化器官に影響が出る

出っ歯の人は前歯で食べ物を噛み切ることができないため、咀嚼が不十分になりがちです。食べ物を噛み切らず、そのまま飲み込むと胃腸への負担が大きくなり、消化不良や胃腸トラブルの原因にもなります。

発音に支障をきたす場合がある

前歯が前方に突き出していると、舌の動きが制限されます。特にサ行やタ行の発音に支障をきたしやすく、滑舌が悪くなる原因になりかねません。日常会話や仕事でのコミュニケーションに支障をきたすケースも少なくないでしょう。

前歯を損傷するリスクが高くなる

前歯が突出していると、転倒した際などに折れたり欠けたりするリスクが高まります。スポーツ中の接触や事故の際にも、前歯を損傷する可能性があるため注意が必要です。

見た目のコンプレックスになる

出っ歯は口元が突出して見えるため、笑顔に自信が持てなくなることがあります。こうした見た目のコンプレックスは、心理的なストレスや自己肯定感の低下にもつながります。

ワイヤー矯正で出っ歯は治せるのか?

ワイヤー矯正をしている女性の口元

出っ歯は、ワイヤー矯正によって改善できる可能性があります。

ワイヤー矯正とは、ワイヤーやブラケットを使用して、直接歯に力をかけて動かしていく矯正法です。歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を着け、そこにワイヤーを通して歯に力を加えます。ワイヤーを調整することで少しずつ歯を動かしていき、全体的な歯並びのバランスを整えます。

力のかけ方や歯の動かし方は患者さま一人ひとり異なります。そのため、お口の中の状態に合わせた適切な治療を行うことが重要です。

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正のメリットのイメージ

ワイヤー矯正には、他の治療法にはないメリットがあります。ここでは、ワイヤー矯正の主なメリットを紹介します。

重度の出っ歯や複雑な歯並びにも対応できる

出っ歯の度合いが強い場合や、歯の傾きや位置に大きな問題があるケースでは、ワイヤー矯正ならではの強い矯正力が求められることがあります。ワイヤー矯正では、1本1本の歯に確実に力を加え、細かな調整を重ねながら歯を動かすことができます。

そのため、重度の出っ歯や歯並びが複雑なケースでも、理想的な歯列へと導くことが可能とされています。

細かい調整ができる

ワイヤーの種類や取り付け方を変えることで、力のかかり方を精密にコントロールできます。治療中でも計画を柔軟に調整しやすいことも、ワイヤー矯正の特徴です。

治療が計画どおりに進みやすい

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正とは異なり装置を取り外すことができません。その分、患者さまご自身で装着時間などを管理する必要がなく、治療計画どおりに進めやすいと言えるでしょう。

ただし、装置の状態確認や調整などのために、定期的な通院は欠かさないようにしましょう。

ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正のデメリットのイメージ

ワイヤー矯正には多くのメリットがありますが、反対にデメリットもあります。矯正を受ける前に、デメリットも理解しておくことが大切です。

ここでは、ワイヤー矯正のデメリットを紹介します。

装置が目立ちやすい

ワイヤー矯正の最大のデメリットは、装置が目立ちやすい点でしょう。歯に直接取り付けるため、どうしても見た目が気になるという方は、透明や白色のブラケットを選択する方法があります。また、通常のワイヤー矯正では歯の表側に装置を取り付けますが、歯の裏側に取り付けるリンガル矯正という方法もあります。

しかし、見た目に配慮したこれらの治療は、費用が高額になる可能性が高いです。

口内に違和感や痛みが出る

ワイヤーとブラケットを装着すると、口内の粘膜や舌に装置が当たり、痛みや違和感が出ることがあります。装着から2〜3日経つと痛みが出ることもあり、その場合は柔らかいものを食べるなどの対処が必要です。

痛みが増している場合や長引く場合は、矯正を受けた歯科医院に連絡するようにしましょう。

食事や歯磨きに制限がかかる

矯正中は、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避けなければなりません。これは装置に負担がかかるためで、食事の内容が偏ったり、日常生活に支障が出たりすることがあります。

また、ブラケットの周りは磨きにくくなるため、丁寧な清掃が必要です。虫歯や歯周病を抑えて治療をスムーズに進めるためには、患者さま自身の協力も必要です。

ワイヤー矯正で出っ歯を治す場合にかかる期間

ワイヤー矯正で出っ歯を治す場合にかかる期間のイメージ

出っ歯をワイヤー矯正で治療する場合、症状の程度や治療範囲、使用する装置の種類などによって、必要な期間は大きく変動します。一般的には、1年〜3年ほどかかるとされています。

特に、重度の出っ歯では歯を大きく移動させる必要があるため、治療完了まで時間がかかる傾向があります。軽度の出っ歯であれば、1年程度で治療を終えられる場合も少なくありません。

歯科医師から治療計画に基づいた治療期間の説明がありますので、事前に確認しておきましょう。

ワイヤー矯正で出っ歯を治す場合にかかる費用

ワイヤー矯正で出っ歯を治す場合にかかる費用のイメージ

出っ歯の矯正にワイヤー矯正を選択した際の費用は、歯並びをどのように治療するかで大きく異なります。軽度の出っ歯で部分矯正が可能なケースでは、20万円~40万円程度が相場とされています。この場合、前歯の数本のみしか動かさないので、費用を抑えられるのです。

一方、全体矯正が必要となる重度の出っ歯の場合は、費用が50万円から100万円以上になることもあるでしょう。

また、ワイヤー矯正は基本的に健康保険が適用されない自費診療に該当するため、全額自己負担になります。出っ歯を治す目的でワイヤー矯正を行う場合も、審美的な理由による矯正とみなされるため、原則として健康保険は適用されません。

ただし、国が認める一部の病気の治療のために矯正を受ける場合に限り、保険が適用されることがあります。

まとめ

ワイヤー矯正をしている笑顔の女性

ワイヤー矯正は、出っ歯を改善するために非常に効果的な治療法です。見た目の美しさだけではなく、噛み合わせや発音、口腔内の健康も改善できるメリットがあります。

治療期間や費用は個人の状態によって異なるため、事前に歯科医師と相談することが大切です。出っ歯を放置するとさまざまなトラブルの原因になるため、早めの対応が重要です。

ワイヤー矯正での出っ歯の治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

MFT(口腔筋機能療法)とは?メリット・デメリット・費用も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「MFTって何?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。MFTは、舌や唇、頬などの筋肉の使い方を改善することで、正しい口腔の機能と発音を促すトレーニング療法です。

本記事では、MFTのメリット・デメリット、治療にかかる費用などについて解説します。MFTに疑問をお持ちの方や、MFTを検討している方は、ぜひご覧ください。

MFT(口腔筋機能療法)とは

MFTのトレーニングをする男の子

MFTとは、口周りの筋肉の正しい使い方を身につけるためのトレーニングです。日本語では、口腔筋機能療法といいます。

MFTには、舌の位置や口の開け閉めの動作、飲み込み方、呼吸の仕方などを改善するトレーニングが含まれます。正しい口周りの動きを身につけると、歯並びや噛み合わせの改善が期待できるでしょう。また、口呼吸を改善できれば、虫歯や口臭の予防にも効果的です。

矯正治療の一環として行われることが多いですが、MFTは歯並びや噛み合わせを直接治すものではなく、舌や唇、頬の筋肉を正しく使えるようにするトレーニングです。歯科矯正治療で歯を移動させても、口周りの筋肉の動きが不適切であれば、再び歯並びが悪化する可能性もあります。そのため、歯科矯正治療と併用されることが多いのです。

MFT(口腔筋機能療法)のメリット

MFTのメリットのイメージ

「口周りの筋肉のトレーニングをして意味があるの?」と思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、MFTの主なメリットを詳しく解説します。

歯並びや噛み合わせの安定に役立つ

お伝えしたとおり、MFTは矯正治療と併用されることも多く、歯列矯正の効果を高める役割を担います。

歯は、歯茎や顎の骨だけでなく、舌や口周りの筋肉などの影響も受けながら位置を保っています。口周りの筋肉のバランスが崩れていると、歯並びを整えても後戻りするリスクが高まってしまいます。

このため、不適切な癖などがある場合、MFTが矯正治療の効果を維持するために重要です。

発音や飲み込みの改善が期待できる

舌の動きや唇の圧力は、発音の明瞭さや正確性にも直結します。特に、サ行やタ行などの音が不明瞭になることが多く、発音障害の原因となる可能性もあるでしょう。

MFTでは、そうした音の不明瞭さの改善が期待できるだけではなく、飲み込みの際の不快感の改善や咀嚼効率の向上も同時に目指せます。

口呼吸の改善につながる

口呼吸をしていると、口腔内が乾燥し虫歯や歯周病のリスクを高める要因となります。舌が正しい位置に戻ると、鼻呼吸がしやすくなり、唾液の分泌も促されるため、口腔内の環境が整いやすくなります。

また、口呼吸によって引き起こされる口角や唇の乾燥、炎症といった症状の改善も期待できます。

全身の健康にも良い影響を与える

MFTは、口呼吸から鼻呼吸への改善により、睡眠の質の向上や集中力の向上、免疫力の強化といった全身的な健康効果も期待できます。慢性的な口呼吸は、寝ている間のいびき、無呼吸症候群、また虫歯や歯周病などの原因にもなるのです。

MFTによって口呼吸が改善されると、こうしたリスクの軽減にもつながります。

MFT(口腔筋機能療法)のデメリット

MFTのデメリットのイメージ

MFT(口腔筋機能療法)は多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点も存在します。治療を検討する際は、これらのデメリットも理解しておきましょう。

効果が出るまでに時間がかかる

MFTは、歯並びの改善や筋肉のバランス調整に時間を要する治療法です。特に、歯科矯正と併用する場合、数年単位での取り組みが必要になることもあります。そのため、即効性を期待している患者さまにとっては、時間がかかるという点がデメリットと感じられるかもしれません。

日々の継続が不可欠であるため、根気強く取り組む必要があります。

費用がかかる

MFTは通常、保険が適用されない自由診療になります。そのため、患者さまの全額自己負担となります。また、MFTの効果が現れるまでに数ヶ月〜1年以上かかることも多く、長期間にわたって継続する必要があるため、総額で数万円〜十万円単位の費用がかかる可能性もあるでしょう。

MFT(口腔筋機能療法)の費用

MFTにかかる費用のイメージ

MFT(口腔筋機能療法)の費用は、歯科医院や地域によって異なります。一般的に、1回あたりの費用は3,000円〜1万円程度が相場です。初回はカウンセリングや診断を兼ねて5,000円〜1万円程度かかることが多く、その後は1,000円〜5,000円程度で継続的に指導を受けられる場合が多いです。

MFT(口腔筋機能療法)で行う具体的なトレーニング

MFTのトレーニングを紹介する歯科医師の女性

MFTでは、舌や唇、顎の動きを正しく行えるようにするため、さまざまなトレーニングを組み合わせて行います。目的は、歯並びに影響を及ぼす悪習癖を改善し、口腔周囲の筋肉の機能を整えることです。

ここでは、MFTで行う代表的なトレーニングをいくつかご紹介します。

舌の正しい位置を覚えるトレーニング

MFTでは、舌の正しい位置、つまり舌の先が上顎の裏に軽く触れている状態を意識するトレーニングを行います。この正しい舌の位置は、歯並びや口呼吸に大きな影響を与えるため、自然な状態で保てるようにすることが目標です。

上顎の前歯の裏側にわずかな窪みがありますが、この部分をスポットと言います。スポットに舌先が触れている状態が、正しい舌の位置です。

この位置を覚えさせるために、アイスの棒などでスポットを5秒押し、その後押された場所を舌先で5〜10秒程度押します。これを数回繰り返し、舌が正しい位置にあることを無意識でも保てるようにしていきます。

唇を閉じる力を鍛えるトレーニング

唇をしっかり閉じられないと口呼吸につながりやすく、発音や表情にも悪影響を及ぼします。このため、唇を閉じる力を鍛えるトレーニングを実施することもあります。

長めの紐と大きめのボタンを用意し、ボタンに紐を通します。紐を通したボタンを歯と唇の間に入れて口を閉じ、外から紐を引っ張ります。この時、ボタンが口外に出ないよう、唇に力を入れるようにします。

これを10秒ほど行い、数回繰り返します。

正しい飲み込み方を身につけるトレーニング

舌の位置や動きが重要になる飲み込み動作も、MFTではトレーニングのひとつです。誤った飲み込み方の改善を目指します。

舌先をスポットに置き、舌全体を上顎に吸い上げましょう。このまま犬歯のうしろにストローを置いて、舌の裏に当てるようにします。次に、口を開けたまま口内にスポイトなどで水を注ぎ、水を飲み込みます。

発音を改善するためのトレーニング

舌や唇の動きは、正しい発音と密接に関係しています。特にサ行やタ行の発音に問題がある場合は、舌の位置が低い・後ろに下がっているといったケースが多いです。発音トレーニングでは、鏡を見ながら正しい舌の動きや唇の動きを意識的に行います。

早口言葉を練習したり、お子さまが苦手そうにしている言葉が含まれる単語の発音を練習したりすると良いでしょう。早口言葉を早く言うことを目標にするのではなく、ゆっくりとはっきりと発音する練習を繰り返すことで、舌、唇、口腔内の筋肉の協調性を向上させます。

まとめ

MFTをして笑顔を見せる男の子

MFT(口腔筋機能療法)は、歯並びに大きな影響を及ぼす口腔周囲の筋肉の使い方を見直すためのトレーニングです。舌や唇の癖が原因で歯並びが悪くなることがありますが、MFTにより、そうした悪い癖を改善できます。口呼吸の改善にもつながるなど、歯科矯正以外の面でもメリットが大きいです。

ただし、MFTにはメリットだけでなくデメリットもあるため、治療を始める前に両方を理解し、歯科医師と相談しながら進めることが重要です。

MFT(口腔筋機能療法)を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

スマーティーと他のマウスピース矯正は何が違う?特徴・効果・費用を比較

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外しができる点から人気の高い矯正方法です。近年はさまざまなブランドがあり「どのマウスピース矯正が自分に合っているのだろう」と迷う方も多いでしょう。

その中でもスマーティー(Smartee)は、AIや3Dデジタル技術を活用した新しいマウスピース矯正として注目されています。

この記事では、スマーティーの特徴やメリット・デメリットについて解説します。ほかのマウスピース矯正との違いや費用の目安についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

スマーティーとは

スマーティーを持つ手

スマーティー(Smartree)とは、世界の52カ国以上で使用されているマウスピース矯正です。日本に上陸してから日は浅いですが、20年以上にわたって80万人以上の治療実績があります。

ほかのマウスピース矯正と同様に、透明のマウスピースを装着して交換しながら、少しずつ歯を動かして歯並びを整えます。

スマーティーの大きな特徴は、AI技術や3Dデジタル解析を使用している点です。AI技術や3Dデジタル解析によって、複雑な不正咬合でも的確にシミュレーションすることを実現しています。

スマーティーの特徴

3Dデジタル解析を活用する歯科医師

ここでは、スマーティーならではの特徴を紹介します。

種類がある

スマーティーには種類があり、患者さまの年齢や症例に合わせて適切な治療が受けられるのが特徴です。

  • Smartee GE INFINITI:幅広い大人向け
  • Smartee GS:下顎の位置を改善したい大人向け
  • Smartee Teen:10代の子ども向け
  • Smartee Kinder:混合歯列期の子ども向け

10代の子ども向けのSmartee Teenや、小児向けのSmartee Kinderでは、顎の発育や口腔習癖の改善もサポートします。舌の癖や口呼吸など、歯並びを悪化させる口腔習癖を改善できる点や、顎の成長を利用しながら歯並びを整えられるのは大きなメリットです。

また、Smartee GSでは、従来のマウスピース矯正では難しかった下顎の位置のずれにも対応できる可能性があります。骨格や歯並びの状態にもよりますが、外科手術やワイヤー矯正をせずに下顎の問題にアプローチできるのは大きなメリットといえるでしょう。

AIや3Dデジタル解析を使用している

スマーティーでは、AIによるシミュレーション技術と3Dデジタル解析を活用して、精密な治療計画を立てています。患者さまの歯や顎の位置を立体的にスキャン・解析し、治療前の段階で歯の動きをシミュレーションできるのが特徴です。

AIが歯の動く方向や角度、力のかけ方などを計算し、歯科医師がより正確で効率的な治療計画を立てられるようサポートします。この仕組みによって無理なく歯を移動でき、理想の歯並びへ近づけるのです。

また、従来の印象材を使わずにデジタル技術を用いて型取りができるため、患者さまの負担も軽減できます。

スマーティーのメリット・デメリット

スマーティーのメリット・デメリットのイメージ

ここからは、スマーティーのメリットとデメリットについて解説します。

スマーティーのメリット

スマーティーのメリットは、以下のとおりです。

  • マウスピースが透明で目立ちにくい
  • ワイヤー矯正と比べて違和感を覚えにくい
  • 取り外して食事や歯磨きができる
  • 口腔内を清潔に保ちやすい
  • 歯の動きをシミュレーションできる
  • 症例に応じたプランを選択できる

マウスピースは取り外しができるため、食事や歯磨きのときに外せます。装置の周りに食べかすが残る心配が少なく、口腔内を清潔に保ちやすいのは大きなメリットです。

また、デジタル技術を活用した治療計画により、歯の動きをシミュレーションしながら効率的に治療を進められるのも、スマーティーの魅力です。症例に合わせて複数のプランが用意されているため、軽度の歯並びの乱れから、ある程度複雑な症例まで対応できます。

スマーティーのデメリット

スマーティーをはじめ、マウスピース矯正はすべての症例に対応できるわけではありません。歯並びの乱れが重度の場合や、骨格的なずれを伴うケースでは、ワイヤー矯正や外科的治療が必要になることもあります。

また、マウスピース矯正は自己管理が求められる治療法です。歯を移動させるには、1日20〜22時間以上装着する必要があります。外出や食事の際などでマウスピースを外したままにすると、歯が動かずに治療期間が延びる可能性があるため、注意しなければなりません。

そのほか、スマーティーを導入している歯科医院が限られている点はデメリットといえます。スマーティーでの治療を希望する場合は、取り扱っている歯科医院を公式サイトで確認したうえで受診しましょう。

当院では、お子さまから大人までスマーティーでの矯正治療を実施しています。

スマーティーと他のマウスピース矯正との違い

スマーティーと他のマウスピース矯正との違いを比較するイメージ

ここからは、スマーティーを他のマウスピース矯正との違いについて解説します。

顎の位置調整をサポートできる

従来の矯正治療では、下顎が後方に大きくずれている出っ歯(上顎前突)の症例や、顎の横のズレがある場合には、ワイヤーや外科手術が必要になることが少なくありませんでした。

しかし、スマーティーの一部の種類では、下顎の位置を調整する機能があります。下顎を適切な位置に動かすことで、歯並びや噛み合わせを改善するとともに、横顔のラインも整えられるかもしれません。

従来では手術が必要だった症例でも、マウスピース矯正だけで治療できる可能性があるのです。

費用が安い

自由診療となるため歯科医院によって異なりますが、スマーティーは他のマウスピース矯正ブランドと比べて費用が抑えられる傾向にあります。費用が安い理由は、デジタル技術を活用している点などが考えられます。

ただし、費用がどの程度発生するかは歯並びや噛み合わせの状態によって異なるため、歯科医師に確認しましょう。費用の相場については、後ほどくわしく解説します。

小児矯正にも対応している

前述したとおり、スマーティーは大人だけでなく、混合歯列期や永久歯列期の子どもにも対応可能です。乳歯と永久歯の混合歯列期のお子さまには、口周りの筋肉を鍛え、口呼吸の癖を改善するためのマウスピースが用意されています。

上顎が小さいお子さまには、口蓋を広げる機能をつけることも可能です。口蓋を広げて歯列のスペースを広げることで、永久歯がきれいに並びやすくします。

また、ディズニーとコラボレーションしているのも特徴です。子どもが前向きに矯正治療に取り組めるよう、ケースにはキャラクターがデザインされています。

スマーティーの費用

スマーティーの費用のイメージ

スマーティー(Smartree)は自由診療のマウスピース矯正であり、費用は歯科医院や治療範囲によって異なります。一般的な費用の目安は、部分矯正で20万〜40万円程度、全体矯正で60万〜90万円程度です。

他のマウスピース矯正と同様に、治療費には診断料やマウスピース作製費、調整料などが含まれますが、医院によっては追加費用がかかる場合もあります。初診時に見積もりを出してもらい、料金の内訳を確認しておくと安心です。

また、治療前には3Dスキャンやレントゲン撮影などの検査を行い、その結果に基づいて最適な治療プランを立てます。歯並びの状態や歯の移動量によって、必要なマウスピースの枚数が変わり、治療費にも差が出る仕組みです。

費用の負担を抑えたい場合は、分割払いやデンタルローンを利用できる歯科医院もあります。支払い方法についても、事前に相談しておくとよいでしょう。

まとめ

スマーティーで矯正をする笑顔の女性

スマーティーは、AI技術や3Dデジタル解析を活用したマウスピース矯正です。大人だけでなく、乳歯と永久歯が混在している子どもの矯正にも対応できます。子どもの口呼吸を改善したり、上顎を広げたりするなど、症状に応じた治療が可能です。

また、プランによっては、歯並びや噛み合わせを改善するだけでなく、下顎の位置を調整する機能もつけられます。従来は外科手術が必要だった症例でも、マウスピース矯正のみで治せる可能性があるのは大きなメリットでしょう。

スマーティーによる矯正治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

歯周外科治療とは?行う内容や費用、治療後の過ごし方を解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯周病が進行すると、歯を支える骨や組織に大きなダメージが及び、通常の歯周治療では改善が難しくなることがあります。そのようなケースで選択されるのが、歯周外科治療です。歯周外科治療は、歯周病の進行を食い止め、歯を長く健康に保つための重要な治療法の一つです。

この記事では、歯周外科治療とはどのような治療法なのか、どのようなケースで行われるのか、術後はどのように過ごすべきかなどを詳しく解説します。

歯周外科治療とは

歯周外科治療の様子

歯周外科治療とは、歯周病の進行によって生じた歯周ポケット内の炎症組織や歯周病原菌を除去し、健康な歯周組織の回復を目指す治療です。具体的には、歯茎を切開して目視で確認しながら、深いポケット内に沈着した歯石や炎症組織を取り除く治療が中心となります。

歯周外科治療の目的は、以下の通りです。

  • 炎症の除去
  • 歯周組織の再生
  • 将来的な歯の喪失の防止

歯周外科治療が必要なケース

歯周ポケットが深い歯ぐき

歯周外科治療は、重度の歯周病によって歯周組織(歯ぐき・歯槽骨・歯根膜など)が破壊され、通常のスケーリングやルートプレーニングなどの処置では改善が見込めない場合に必要となります。特に、以下のようなケースで歯周外科治療が必要になる可能性があります。

歯周ポケットが深い場合

健康な歯ぐきでは、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)は3mm以下です。

しかし、歯周病が進行すると歯周ポケットと呼ばれる溝が深くなり、4mm以上の状態になっていきます。特に、6mm以上になった場合は重度の歯周病と診断されます。

通常の歯みがきでは歯周ポケット内部の汚れや細菌を取り除くことが難しいため、炎症が悪化する恐れがあります。歯周ポケットが深くなった場合は、歯周外科治療によって深部までアプローチし、ポケットの内部に付着した炎症物質や細菌を除去する必要があるのです。

歯根が露出している場合

歯周病が進行し、歯茎が大きく下がって歯根が露出している場合、その部分が虫歯になりやすいです。象牙質が露出して知覚過敏の症状が出ることもあるでしょう。こうした歯茎の退縮に対しては、歯肉移植などを行い歯根を覆うことで、症状の改善を目指します。

歯周組織が大きく破壊されている場合

歯を支える骨や歯茎が欠損している場合、通常のスケーリングやルートプレーニングだけでは不十分で、外科的アプローチが必要です。歯周外科治療によって破壊された歯周組織を再構築し、歯の安定性を高めます。

歯周外科治療で行う内容

歯周外科治療の様子

歯周外科治療と一口にいっても、患者様の歯周病の進行度や症状に合わせてさまざまな治療法があります。歯周外科治療では、主に次のような治療法が行われます。

フラップ手術

フラップ手術は、歯周ポケットが深くなり、歯石や細菌が取り除けない場合に実施される手術です。フラップ手術では、歯茎を切開して歯の根元を露出させ、直接細菌を目視しながら汚れを徹底的に除去します。

汚れを取り除いたあとは、歯茎を元に戻して縫合します。手術時間は30分から1時間程度で、麻酔を施して行うのが一般的です。手術後に痛みが出ることもありますが、数日で軽快します。

歯周組織再生療法

歯周組織が大きく損傷した場合、再生させることを目的とした治療法です。失われた歯茎や骨を再生・修復するために、特殊な薬剤を使用します。

GTR法

GTR法は、特殊な膜を使って歯槽骨や歯根膜などを再生する治療法です。通常、顎の骨よりも歯茎のほうが再生速度が早いため、何もしないと顎の骨のためのスペースを歯茎が奪ってしまいます。そのため、歯ぐきの細胞と顎骨の細胞を分け、双方を適切に再生させることを目指します。

エムドゲイン法

エムドゲインとは、豚の歯胚から抽出したタンパク質を使用して歯周組織の再生を促す方法です。歯周病などによって欠損した歯槽骨と歯根の間にエムドゲインを塗布すると、歯根表面にタンパク質が結合して歯周組織の再生を誘導します。

骨誘導再生法

歯茎を剥離して、骨を作りたい部分に自家骨、または骨補填材を入れて骨の再生を促す方法です。

歯周形成手術

歯周形成手術は、歯茎が下がって露出した歯根をカバーし、歯肉の形態を改善することを目的とした治療です。歯茎が後退すると審美性が損なわれるだけでなく、知覚過敏の原因にもなります。手術により歯肉を歯根部に再配置し、歯の露出を防ぐことで、見た目の改善とともに歯の保護を図ります。

歯周外科治療の費用

歯周外科治療の費用を説明する歯科医師

ここでは、歯周外科治療の費用の目安を確認しましょう。

歯周病の外科治療は保険が適用されるケースとそうでないケースがあります。フラップ手術の費用は、保険適用3割負担の場合で7,000円程度です。歯周組織再生療法では、8,000円〜2万円程度が目安でしょう。

一方、特殊な薬剤を使用した場合などは自費診療となるため、10万〜20万円程度かかる可能性があります。

歯周外科治療の流れ

歯周外科治療の診察の様子

以下に、歯周外科治療の流れについて詳しく解説します。

診察

まず、問診や歯周ポケットの深さ、出血、歯のグラつきなどの検査を行います。初診では、患者さまの歯周病の進行度、全身の健康状態、治療に対する希望を確認します。レントゲン撮影を通じて、歯を支える骨の減少具合も把握ます。

歯周基本治療の実施

歯周病の進行を食い止め、外科治療の効果を最大限に引き出すため、歯周基本治療(スケーリング・ルートプレーニング)を行います。これにより、歯石やプラークを除去し、歯周ポケットの炎症を抑え、歯茎の状態を改善します。

歯周外科治療の実施

歯周基本治療だけでは、状態が改善されない場合は歯周外科治療を実施します。麻酔を行い、歯肉を切開して歯根や歯周組織にアクセスし、深部の感染源や炎症組織を除去して清掃します。処置後は縫合し、組織の再生を促します。

治療後の定期メンテナンス

外科治療で改善した歯周状況を維持できるかは、術後の管理に大きく依存します。治療完了後は、口内の細菌の増殖や再感染による炎症や骨の破壊を防ぐために、定期的に歯科医院を受診する必要があります。

通常は、治療後の状態を評価するために1〜3か月後に再評価を行います。定期的なメンテナンスを怠ると、歯周病が再発したり他の歯に問題が起こったりする可能性があるため、歯科医師の指示に従って通院を続けましょう。

歯周外科治療後の過ごし方

歯周外科治療後の注意点イメージ

治療が完了した後の過ごし方にも注意が必要です。治療部位は非常にデリケートな状態にあるため、適切なアフターケアを心がけなければなりません。ここでは、歯周外科治療後の過ごし方について詳しく解説します。

治療当日の注意点

歯周外科治療を行った当日は、麻酔の効果が切れた後2〜3時間は食事を控えてください。麻酔が効いている間は感覚が鈍くなっているため、火傷したり誤って口内を噛んだりする可能性があります。

また、痛みや腫れが出ることがありますが、歯科医師から処方された痛み止めや抗生剤を服用して対処しましょう。患部を冷やす場合は、保冷剤をタオルなどで包んで行ってください。

食事に関する注意点

歯周外科治療後は、食事に対する注意が必要です。特に、治療当日は、麻酔の影響が残っているため熱いものや硬いものは避け、柔らかく刺激の少ない食事を選びましょう。例えば、おかゆ、スープ、ヨーグルト、蒸しパンなどが良いでしょう。

また、治療部位での咀嚼は避け、反対側の歯で噛むよう心がけてください。刺激物や硬い食べ物は、傷口を刺激する恐れがあるため、治療後数日間は控えることが推奨されます。

口腔ケアに関する注意点

歯周外科治療の直後には、患部に刺激が加わらないよう注意が必要です。治療後数日は、治療部位を歯ブラシで強くこすらないようにし、優しく磨くことが大切です。

ヘッドが小さい子供用の歯磨きや、毛束が1本のワンタフトブラシなどを使用すると、患部を避けながら歯磨きしやすいです。

まとめ

歯周外科治療後の健康な歯ぐきで笑顔を見せる女性

歯周外科治療は、歯周病が進行して歯を支える骨や歯茎に大きなダメージが生じた場合に必要となる治療です。外科治療と聞くと不安に思うかもしれませんが、適切に実施すれば歯を守れます。

歯周外科治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

インプラント治療の相場と費用の内訳!高額な理由と費用を抑える方法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯を失ってしまったときの治療方法として、近年注目を集めているのがインプラント治療です。見た目が自然でしっかりと噛めるようになることから、多くの方に選ばれています。

しかし、インプラント治療はほかの治療法に比べて費用が高くなる傾向があります。「相場はどのくらいなのか?」「なぜ高いのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、インプラント治療の費用相場やその内訳、高額になる理由、費用を抑える方法まで詳しく解説していきます。インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療とは

インプラント治療の様子

インプラント治療とは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着することで歯の機能と見た目を回復する治療方法です。

ブリッジや入れ歯とは異なり、周囲の歯に負担をかけることなく、天然歯に近い噛み心地や美しさを再現できるのが大きな特徴です。

治療には外科的な手術が必要であり、顎の骨の状態によっては骨造成といった追加の処置が必要となる場合もあります。そのため、治療期間は数ヶ月に及ぶこともありますが、長期的な安定性や機能性を求める方にとっては非常に有効な選択肢といえます。

インプラント治療の費用相場

インプラント治療の費用イメージ

インプラント治療を検討する際、多くの方がまず気になるのが費用です。インプラント治療の費用は、1本あたり30万円から50万円程度が一般的な相場とされています。

ただし、骨の状態や治療内容によってはこれより高額になることも少なくありません。また、都心部にある歯科医院や著名な歯科医師が在籍する医院では、さらに高額な費用がかかる場合もあります。

この費用とは別に、術前検査の費用や骨造成手術の費用、定期的なメンテナンスの費用などもかかる可能性があるため、事前に確認することが重要です。

インプラント治療の費用の内訳

インプラント治療の費用の内訳イメージ

ここでは、インプラント治療にかかる費用の内訳を具体的に見ていきましょう。

手術費用

インプラント治療において最も中心となるのが、インプラントを顎の骨に埋め込むための手術です。この手術にかかる費用には、施術そのものだけでなく、消毒や滅菌処置にかかる設備費、使用する麻酔などの費用も含まれます。

費用の目安としては、1本あたり10万円〜30万円前後が一般的です。

人工歯の費用

人工歯はインプラント体の上に装着される部分で、見た目と噛み合わせに大きく関わります。使用する素材によって費用が異なり、ジルコニアやオールセラミックなどの高品質な素材を選ぶと、1本あたり10万円~15万円ほどになることがあります。

より自然な見た目や耐久性を求める場合は費用が高額になりますが、審美的な満足度は非常に高くなります。

骨造成の費用

顎の骨が不足している場合や骨密度が低い場合、インプラントを安定させるために骨造成などの処置が必要になります。これらの処置には5万円~20万円程度の追加費用がかかることがあります。

個人の口腔状態によって必要な処置が異なるため、事前の診査とカウンセリングが重要です。

メンテナンスの費用

インプラント治療後は定期的にメンテナンスを受ける必要があります。定期的にメンテナンスを受けることで、インプラント周囲炎などのトラブルを防ぐことができます。費用は1回あたり3,000円〜1万円が相場で、年に2〜3回の受診が推奨されます。

インプラント治療が高額な理由

インプラント治療が高額な理由を考えるイメージ

なぜインプラント治療はこれほど高額になるのか、その理由について解説します。

高度な技術と経験が必要とされるから

インプラント治療は、ただ歯を補うだけのものではありません。

顎の骨の状態や神経の位置をしっかりと把握しながら、人工の歯根を正しい位置に埋め込むという、非常に繊細で専門性の高い手術です。そのため、この治療を行う歯科医師には、豊富な経験はもちろん、高度な技術と知識が求められます。

熟練した歯科医師が手がけることで治療の成功率が高まり、長期的な安定性も期待できますが、その分、治療費にも反映されることになります。

使用する素材が高品質なものだから

インプラント治療に使用される素材は、人体との親和性が高く、耐久性や機能性にも優れたものが採用されます。人工歯根には主に医療用チタンが使われ、人工歯にはジルコニアやオールセラミックといった自然な見た目を持つ高品質な素材が選ばれます。

これらの素材は、見た目の美しさだけでなく、長期間にわたり口腔内で安定して機能することが求められるため、どうしてもコストが高くなります。安全性と信頼性を確保するためには、質の高い素材の使用が欠かせないのです。

設備を整える必要があるため

安全で精度の高い治療を行うためには、先進的な医療機器と衛生的な治療環境が不可欠です。例えば、顎の骨の状態を立体的に確認できるCTスキャナーや、手術のシミュレーションが可能なソフトウェア、滅菌処理が行き届いた手術室など、専用の設備が必要です。

これらの導入や維持には相応のコストがかかるため、治療費に反映されることになります。質の高い設備を備えている歯科医院ほど、治療の安全性と成功率が高くなる傾向があります。

インプラント治療の費用負担を抑える方法

インプラント治療の費用負担を抑えるため医療費控除を活用するイメージ

インプラント治療は高額になりがちですが、いくつかの工夫により費用を抑えることも可能です。

医療費控除を活用する

インプラント治療は原則として保険適用外ですが、医療費控除の対象となります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えるときに、確定申告を行うことで受けられる所得控除のことです。

家族分の医療費も合算が可能で、通院時に利用した公共交通機関の交通費なども対象になります。治療を受けた際は領収書を保管し、必要書類をそろえて確定申告を行いましょう。これにより、実質的な負担を減らすことができます。

複数の歯科医院で見積もりを取る

インプラント治療は自由診療のため、歯科医院によって価格設定が大きく異なります。同じ内容の治療でも数十万円の差が出ることも珍しくありません。治療の質や実績も考慮しつつ、複数のクリニックでカウンセリングを受け、見積もりを比較することが大切です。

ホームページで費用の目安を公開している歯科医院もあるため、事前に情報収集しておくとよいでしょう。

分割払いとデンタルローンを利用する

高額な一括支払いが難しい場合は、分割払いやデンタルローンの利用も選択肢のひとつです。

多くの歯科医院では、治療費を分割で支払えるプランを用意しており、月々の負担を軽減できます。さらに、金融機関と提携したデンタルローンを利用することで、より柔軟な支払いが可能となります。

ただし、金利や手数料がかかる場合があるため、事前に条件をよく確認することが重要です。治療費がネックでインプラントを諦める前に、こうした支払い方法の活用を検討してみる価値は十分にあります。

インプラント以外の治療法も検討する

費用面でインプラント治療に不安を感じる場合は、ほかの選択肢についても検討してみることが大切です。代表的な代替治療にはブリッジや部分入れ歯があり、これらはインプラントに比べて治療費を抑えられる傾向があります。

特に保険適用となる場合は、自己負担が大きく軽減されるため、経済的な負担を抑えることが可能です。

ただし、ブリッジは両隣の健康な歯を削る必要があり、入れ歯はズレることがあるといったデメリットもあります。

それぞれの治療法にはメリットとデメリットがあるため、歯科医師とよく相談してご自身に合った治療法を選ぶことが重要です。

まとめ

インプラント治療を終え笑顔を見せる女性

インプラント治療は、見た目の美しさや噛む力の回復に優れた治療法ですが、費用が高額になる点は多くの方にとって悩みの種です。

費用の相場は1本あたり30万円〜50万円程度であり、手術費用や人工歯、骨造成、メンテナンスなどの要素が総費用に影響を与えます。また、高額となる背景には、歯科医師の技術力や使用する素材、設備投資など、さまざまな要因があります。

とはいえ、医療費控除の活用や複数の歯科医院での見積もりの比較、デンタルローンの利用など、費用負担を抑える方法も存在します。後悔のない治療を受けるためにも、情報をしっかりと収集し、信頼できる歯科医院で自分に合った治療を受けることが大切です。

インプラント治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

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プレオルソとは?特徴や費用、治療の流れも解説!

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの歯並びや噛み合わせに関する悩みは、多くの保護者の方が一度は直面する問題です。近年では、永久歯が生え揃う前の混合歯列期における早期矯正の重要性が注目されるようになっており、なかでもプレオルソと呼ばれる矯正装置が話題を集めています。

プレオルソは、柔らかい素材でできたマウスピース型の矯正装置で、子どもの成長を利用しながら歯並びや顎の発育を整えるという特徴があります。

今回は、プレオルソとはどのような装置でどのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。治療の流れや費用についても解説しますので、お子さまの歯並びが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

プレオルソとは何か

プレオルソのアライナーを装着する子ども

プレオルソとは、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期のお子さまに使用される、取り外し可能なマウスピース型矯正装置のひとつです。

医療用の柔らかいシリコン素材で作られており、従来の金属ワイヤーを使用した矯正装置に比べて、装着時の違和感や痛みが少ないのが特徴です。プレオルソは、口腔周囲の筋肉や舌の位置、呼吸などの機能的な問題にアプローチします。

日中の1時間程度と就寝時に装着するだけでよく、学校など日中の活動に影響が出にくい点も保護者の方にとって安心できるポイントです。また、永久歯が生えそろう前に顎の成長を利用しながら治療を進めるため、将来的に本格的な矯正治療が不要になる可能性もあります。

このようにプレオルソは、子どもの成長を活かしながら、歯が正しい位置に並ぶように促す新しい矯正アプローチとして注目されています。

プレオルソのメリット

プレオルソのメリットイメージ

プレオルソには、子どもの成長を利用しながら自然なかたちで歯並びを整えていくという点で、多くのメリットがあります。ここでは、プレオルソのメリットについて解説します。

痛みや違和感が少ない

プレオルソは、柔らかい医療用シリコンで作られており、金属を使用した矯正装置に比べて装着時の不快感が非常に少ないのが特徴です。また、歯を動かすものではないため、矯正中の痛みはほとんどありません。そのため、痛みに敏感なお子さまでも継続しやすいでしょう。

日常生活への影響が少ない

プレオルソは取り外しが可能な装置であり、装着は日中1時間と就寝時だけです。学校や食事中は装着する必要がなく、生活スタイルを大きく変えることなく矯正治療を進めることができます。学校生活や友達とのコミュニケーションへの影響も最小限に抑えられます。

顎の成長を活かせる

成長期の子どもは顎の骨が柔らかく発育段階にあります。この時期にプレオルソを使用することで、顎の骨格や筋肉のバランスを整えながら、自然に正しい歯並びや噛み合わせを誘導できます。

早期治療を行うことで、将来の本格的な矯正の不要になるケースも少なくありません。

機能面の改善も期待できる

プレオルソは、舌の位置や口呼吸などの癖にも働きかける構造になっています。そのため、正しい姿勢、発音、呼吸の改善といった機能的な面での効果も期待できます。これは他の矯正装置にはあまり見られないプレオルソならではの特徴です。

プレオルソのデメリット

プレオルソのデメリットイメージ

プレオルソには多くのメリットがありますが、すべての症例やお子さまにとって万能な矯正装置というわけではありません。ここでは、治療を検討する際にあらかじめ理解しておくべきデメリットについて解説します。

適応症例が限られている

プレオルソは、すべての症例に対応できるわけではありません。重度の歯列不正や骨格的な問題がある場合には対応が難しいことがあります。特に、顎のズレが大きい場合や、永久歯がすでに生えそろっている場合には、他の装置を使用した治療法が推奨されるケースが多いです。

自己管理が必要

プレオルソは取り外しができる装置のため、装着時間を守ることが治療効果に大きく影響します。装着は原則として日中1時間程度と就寝時とされていますが、子ども自身に装着の習慣が定着していないと、装着を忘れたり、途中で外したりすることがあるでしょう。

そのため、保護者の方の協力や声かけが不可欠です。

発音や会話に慣れるまでに時間がかかる

装着直後は、マウスピースの存在により発音しづらく感じることがあります。特に、さ行やた行の発音に違和感を覚えるお子さまも少なくありません。

ただし、多くの場合は数日〜1週間ほどで慣れるため、そこまで大きな問題にはなりにくいと言えるでしょう。

効果を実感するまで時間がかかる

プレオルソは歯を動かす装置ではなく、子どもの成長に合わせて少しずつ口腔環境を整える装置です。そのため、治療効果を実感するまでに時間がかかることがあります。

プレオルソ治療の流れ

プレオルソの治療前に精密検査をする様子

プレオルソによる治療は子どもの成長に合わせて段階的に進めていくため、矯正装置の装着だけでなく、生活習慣やお口周りの機能の改善も含めた総合的なアプローチが求められます。以下では、一般的な治療の流れについて順を追ってご紹介します。

初診・カウンセリング

まずは歯科医院にて、保護者の方とお子さまのカウンセリングを行います。歯並びの悩みや日常の癖(口呼吸・指しゃぶりなど)を丁寧にヒアリングし、プレオルソが適応可能かどうかを判断します。

精密検査・診断

適応と判断された場合、口腔内写真、レントゲン撮影、歯型の採取、噛み合わせのチェックなどの詳細な検査を行います。これにより、現在の歯並びや顎の成長状態を正確に把握し、最適な装置の選定と治療計画を立てます。

装置の装着と使用方法の説明

プレオルソは既製品のなかから症例に合ったものを選び、その場で調整して使用します。装着方法や取り扱い、清掃方法、装着時間などについて、保護者の方とお子さまに丁寧な説明が行われます。装置の装着は日中1時間と就寝時が基本となります。

自宅での装着と生活習慣の見直し

装置の装着は家庭で行うため、保護者の方のサポートが非常に重要です。口呼吸を鼻呼吸に改善したり、正しい舌の位置を意識したりといった生活習慣の見直しも同時に進めていきます。歯科医院によっては、専用のトレーニングを行う場合もあります。

定期的な通院と経過観察

1〜2か月ごとに通院し、装置のフィット感や顎の成長などを確認します。必要に応じて装置の調整も行われます。また、子どもの成長に伴い、プレオルソを交換することもあります。

治療の終了と経過観察

歯並びが改善され、必要な機能が身についてきたら、治療は終了します。

ただし、その後も経過観察を続け、歯並び・噛み合わせの状態や永久歯への生えかわりをチェックします。

プレオルソの費用

プレオルソの費用イメージ

プレオルソ治療の費用は、地域や歯科医院によって若干の差がありますが、一般的には5万円〜20万円程度が相場とされています。この金額には、装置代だけでなく、装着時の指導料や定期的な通院にかかる費用などが含まれることもあります。

プレオルソは既製品の装置のため、個別にオーダーメイドで作製する矯正装置と比べて作製コストが安く抑えられています。そのため、治療全体の費用も安価であるケースが多いです。

また、プレオルソを適切な時期に使用することで、将来的に本格的な矯正治療を回避できれば、治療期間や費用を大幅に抑えられる可能性があります。

まとめ

プレオルソのの矯正治療で歯列が整い笑顔を見せる子ども

プレオルソとは、5〜10歳前後の子どもに使用される、柔らかいマウスピース型の矯正装置です。装置の装着は就寝時と日中1時間程度で、装着時の痛みも少ないことから、子どもにも受け入れられやすいでしょう。

ただし、適応できる症例には限りがあります。また、継続して装置を装着できるかどうかといった自己管理も求められます。歯科医師と相談しながら、お子さまにとって最も負担の少ない治療法を選択することが大切です。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

インプラントとは?仕組み・治療の流れ・費用・他治療との違いまで徹底解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯を失ってしまい、「以前のように食事を楽しめない」「人前で口元が気になってしまう」といったお悩みはありませんか。

治療法を調べるとインプラントという選択肢が出てきますが、手術が必要であったり、費用が高額であったりするため、なかなか一歩を踏み出せない方も多いでしょう。

この記事では、インプラント治療の基本的な仕組みから、入れ歯やブリッジといった他の治療法との違い、メリット・デメリットまでを詳しく解説します。インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは何か

インプラントを装着する様子

インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。

インプラント体は主にチタン製で、骨としっかり結合する性質(オッセオインテグレーション)を持っています。この結合によって、噛む力をしっかりと支えることが可能となります。

従来の保存治療(虫歯の詰め物や根の治療)、外科治療(抜歯など)、補綴治療(ブリッジや入れ歯)と比較し、周囲の健康な歯を削る必要がない点が特徴です。

インプラントが選ばれる理由

インプラント治療は、見た目や噛み心地が天然歯に近く、周囲の歯に負担をかけにくい点が選ばれる理由とされています。

また、しっかりと骨と結合することで、入れ歯によくある違和感が少ないことも利点です。

ただし、インプラント周囲炎や骨吸収などのリスクもあり、治療後は正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、定期的な歯科医院でのメンテナンスが不可欠です。

インプラント治療の対象と適応条件

インプラント治療の適応条件をチェックするイメージ

ここでは、インプラント治療の対象や注意点について詳しく解説します。

インプラント治療が適しているケース

インプラント治療は、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失い、周囲の歯や顎の骨の状態が良好な場合に適しています。特に、隣接する健康な歯を削りたくない方や、入れ歯が合わない方に選択されることが多いです。

インプラントは骨と直接結合する現象を利用して固定されるため、しっかりとした咬み合わせが得られます。

インプラント治療を受けられない場合

重度の歯周病や顎の骨が極端に少ない場合、インプラント治療が難しいことがあります。

また、糖尿病や心疾患、骨粗鬆症などの全身疾患がコントロールされていない場合も、感染リスクや治癒遅延の観点から慎重な判断が必要です。

喫煙習慣がある方も、インプラントの結合や長期安定性に悪影響を及ぼす可能性があるため、禁煙指導が行われることがあります。治療可否については、歯周病専門医や認定歯科衛生士と連携し、総合的に判断します。

年齢や全身疾患などの注意点

インプラント治療は骨の成長がほぼ完了した18歳以上が目安とされています。

高齢の方でも健康状態が良ければ治療可能ですが、全身疾患や服薬状況によっては追加検査や医科主治医との連携が必要となります。

インプラントと他の治療法の違い

インプラントと他の治療法の違いを紹介する歯科衛生士の女性

ここでは、インプラントと他の治療法との違いについて詳しく解説します。

インプラントと入れ歯の違い

インプラントは、顎の骨に人工歯根(主にチタン製)を埋め込み、その上に人工の歯を固定する外科的な治療法です。インプラントは骨と人工歯根が直接結合するため、咬む噛む力が伝わりやすく、違和感が少ないとされています。

これに対し、入れ歯は歯ぐきや残存歯を利用して装着する取り外し式の補綴治療です。

さらに入れ歯は手術が不要で比較的短期間で作製できますが、装着時の安定性や噛み心地に個人差があります。

インプラントとブリッジの違い

ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削り、橋渡しのように人工歯を固定する補綴治療です。

ただし、残存歯の本数や状態によってブリッジが難しい場合もあります。

インプラントは隣接する歯を削らずに独立して人工歯を支えるため、周囲の歯への負担が少ないという特徴がありますが、インプラントは外科手術が必要で、骨の状態によっては治療が難しい場合もあります。

どちらを選択する場合も、歯ぐきや支台の健康維持のため、定期的な歯科受診やセルフケアが欠かせません。

差し歯やオールセラミッククラウンとの違い

差し歯やオールセラミッククラウンは、歯の根が残っている場合に、その上に人工の被せものをする保存的な治療法です。

インプラントは歯根ごと失った場合に適応されるため、根の有無が選択の大きなポイントとなります。

歯の保存が難しい場合や、歯の根の治療が困難な場合にはインプラントが検討されます。

インプラント治療のメリットとデメリット

インプラント治療のメリットとデメリットのイメージ

ここでは、インプラント治療の主な利点や注意点について詳しく解説します。

インプラントの主なメリット

周囲の健康な歯を守れる

ブリッジ治療のように、支えにするために両隣の健康な歯を削る必要がありません。インプラントは失った部分だけで完結する治療なので、他の歯の寿命を縮めることなく治療できます。

天然歯と変わらない感覚

顎の骨に直接結合するため、自分の歯のようにしっかりと固定されます。入れ歯ではためらうようなステーキやナッツ類なども気にせず食べられ、食事の楽しみが大きく広がります。

見た目も、色や形を天然歯にそっくりに作れるため、口元を気にせず自然な笑顔を取り戻せます。

日常のストレスから解放

入れ歯のような「ズレる・外れる」といった心配や、装着による違和感がありません。そのため、会話や食事中に気を使う必要がなくなり、日々の生活の質が格段に向上します。

インプラント治療のデメリット

身体的・金銭的な負担は避けられない

インプラントを骨に埋め込むための外科手術が必要で、術後には多少の痛みや腫れを伴います。

また、骨とインプラントがしっかり結合するのを待つため、治療完了までには数ヶ月単位の期間が必要です。自由診療のため費用も高額になる可能性が高いです。

誰でもすぐに治療できるわけではない

顎の骨の量や厚みが足りない場合や、糖尿病などの全身疾患の状態によっては、治療が難しい、あるいは骨を増やす追加の手術が必要になることがあります。

治療前には、歯科用CTなどによる精密な検査が不可欠です。

治療後のメンテナンスが非常に重要

インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎という歯周病に似た病気にはかかります。これは自覚症状がないまま進行し、放置するとインプラントが抜け落ちる原因になります。

インプラントを長持ちさせるには、毎日の丁寧な歯磨きと、歯科医院での定期的なプロのチェックが欠かせません。

インプラント治療の流れと期間

インプラント治療のためのレントゲン検査

ここでは、インプラント治療の流れや期間について、具体的なステップごとに詳しく解説します。

治療前のカウンセリングと検査

インプラント治療を始める前には、まずカウンセリングと精密検査が行われます。患者様の全身状態や口腔内の健康状態、顎の骨の量や質、歯周病の有無などをCTやレントゲンで詳細に確認します。

これにより、インプラントが安全に埋入できるか、他の治療(保存治療や補綴治療)が適しているかを判断します。歯周病がある場合は、治療が必要となることもあります。

手術の種類(一回法・二回法)と手順

インプラント手術には一回法と二回法があります。一回法は、インプラント体を埋入した後、歯肉を完全には閉じず、アバットメント(人工歯を支える部分)を同時に装着する方法です。

二回法は、インプラント体を埋入後、歯肉で覆い、数ヶ月後に再度歯肉を切開してアバットメントを装着します。

どちらの方法を選択するかは、骨の状態や全身の健康状態によって異なります。

治療期間と通院回数の目安

インプラント治療の期間は、一般的に3ヶ月から半年程度かかることが多いですが、骨の状態や追加処置の有無によって変動します。

手術後は顎の骨とインプラントが結合するまで安静期間が必要で、その間も定期的な通院とセルフケアが重要です。

治療期間中は、正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、食事指導などを受けることで、インプラント周囲炎の予防につながります。

インプラントの費用と保険適用の有無

インプラント治療にかかる費用のイメージ

ここでは、インプラント治療にかかる費用について詳しく解説します。

インプラント治療の費用相場

インプラント治療の費用は、1本あたり30万円から50万円程度が一般的な相場とされています。

この金額には、インプラント体の埋入手術、人工歯の装着、術前検査や術後のメンテナンス費用が含まれる場合が多いですが、医院ごとに異なるため事前の確認が重要です。

費用が高額になる理由は、専門的な技術と高度な医療機器が必要なこと、またインプラント体や人工歯に用いる材料の品質が治療結果に大きく影響するためです。

費用に影響する要素(メーカー・本数・追加処置など)

インプラント費用は、使用するインプラントメーカーの違いや、埋入する本数、骨を作る治療やインプラントを埋入する前段階で必要な追加の外科処置の有無によっても変動します。

たとえば、骨の量が不足している場合は骨を作る手術が必要となり、その分費用が加算されることがあります。

また、複数本のインプラントを同時に行う場合や、上部構造(被せ物)の材質によっても費用が異なります。

治療計画を立てる際には、これらの要素を具体的に歯科医師に質問し、ご自身のケースでどの程度の費用がかかるのかを確認することが大切です。

医療費控除やデンタルローンの活用方法

インプラント治療は原則として健康保険の適用外ですが、医療費控除の対象となる場合があります。年間の医療費が一定額を超えた場合、確定申告で所得税の一部が還付される仕組みです。

また、費用負担が大きい場合は、デンタルローンを利用して分割払いにすることも可能です。これらの制度を利用する際は、治療内容や領収書の保管方法、ローンの金利や返済条件などについて事前に歯科医院や金融機関に確認し、納得できる形で治療を進めましょう。

インプラントの寿命とメンテナンス

インプラントのメンテナンスに使用するデンタルケア用品

ここでは、インプラントの寿命や長持ちさせるためのポイントについて詳しく解説します。

インプラントの平均寿命と長持ちさせるポイント

インプラントの平均寿命は10〜15年とされていますが、適切なケアを行うことで20年以上機能する場合もあります。

ただし、歯周病(インプラント周囲炎)や過度な咬合力が加わると、骨が吸収されインプラントが脱落するリスクが高まります。長持ちさせるためには、日々のブラッシングと咬み合わせの管理が重要です。

日常生活での注意点とセルフケア方法

インプラントを長く使い続けるためには、天然歯と同様に正しいセルフケアが欠かせません。歯ブラシによる丁寧なブラッシングだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを用いてインプラント周囲のプラークを除去することが大切です。

また、糖質の多い食事や喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めるため、食生活の見直しや禁煙も推奨されます。

まとめ

インプラントの仕上がりを鏡で確認する女性

インプラントとは、失った歯の部分に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。入れ歯やブリッジと比べて自然な噛み心地が得られる一方、外科手術が必要であり、治療期間は長めで費用も比較的高くなるケースが多いです。

インプラント治療は顎の骨や全身の健康状態によって適応が異なり、保険適用外の場合が多いですが、長期的なメンテナンスにより10年以上使えることもあります。

治療の流れや費用、リスクを理解し、信頼できる歯科医院で相談することが大切です。

インプラント治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

入れ歯の種類と選び方|特徴・費用・メリットを徹底解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「入れ歯は高齢者が使うもの」というイメージをお持ちではないでしょうか。しかし、実際は年齢にかかわらず、歯を失った際の治療法として入れ歯が必要になることがあります。

どの入れ歯を選べばよいのか、費用はどれくらいかかるのか、お悩みの方もいるかもしれません。入れ歯には多様な選択肢があり、材質や構造によって使い心地や見た目、費用が大きく異なります。

ご自身に合わない入れ歯を選んでしまうと、食事や会話がしづらくなるだけでなく、健康にも影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、入れ歯の基本的な役割から、保険適用と自費診療の入れ歯の種類ごとの特徴、費用、そして自分に合った入れ歯の選び方までを網羅的に解説します。入れ歯治療を検討している方や、どの種類が自分に合うか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

入れ歯とは?

入れ歯について説明するイメージ

入れ歯の種類を理解する前に、まずは入れ歯そのものの役割と基本構造を押さえておくと、後の比較がしやすくなります。

入れ歯の役割

入れ歯は、失った歯の代わりに噛む機能や見た目を補うための取り外し式の装置です。食事をしっかり噛めるようにすること、会話をしやすくすること、歯がない部分の見た目を整えることが主な役割です。

さらに、歯が抜けたまま放置すると、隣の歯が倒れたり、噛み合わせがずれたりすることがあります。入れ歯で欠損部分を補うことは、残っている歯やあごの骨を守ることにもつながります。

入れ歯が必要となる主なケース

入れ歯が必要になるのは、むし歯や歯周病、外傷などで歯を失った場合です。歯が1本だけ抜けた場合でも、噛み合わせや発音に影響が出ることがあり、早めに何らかの治療で補うことが望ましいとされています。

歯を一部だけ失った場合は部分入れ歯やブリッジ、ほとんどまたはすべての歯を失った場合は総入れ歯が主な選択肢です。インプラントと入れ歯を組み合わせる方法が適していることもあります。

入れ歯の基本構造と仕組み

入れ歯は、歯の代わりとなる人工歯、歯ぐきに接するピンク色の土台である床(しょう)、残っている歯に引っ掛ける金具であるクラスプなどから構成されます。

部分入れ歯は、クラスプなどで残存歯に固定しながら、歯ぐきにも支えられて安定させます。総入れ歯は、床全体が歯ぐきの粘膜に密着し、頬や舌の筋肉の動きも利用して吸着させる仕組みです。

入れ歯には、保険適用のレジン床義歯のほか、金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、シリコン義歯、マグネットデンチャー、インプラントオーバーデンチャー、精密義歯など多くの種類があります。

どの種類を選んでも、毎日の清掃と定期的な調整が長持ちのために重要です。違和感や痛みがある場合は、自己判断で削ったりせず、早めに歯科医院で調整を受けてください。

総入れ歯と部分入れ歯の違いとは?

総入れ歯と部分入れ歯のイメージ

入れ歯の種類を考えるとき、最初に押さえたいのが「総入れ歯」と「部分入れ歯」の違いです。この区別がつくと、以降の細かな種類の理解がぐっと楽になります。

総入れ歯とは

総入れ歯は、上あごまたは下あごの歯をすべて失った場合に使用する入れ歯です。歯ぐき全体を大きく覆う形状で、床が粘膜に広く密着し、頬や舌の動きも利用して安定させます。

歯が1本も残っていない場合の標準的な治療法であり、保険のレジン床義歯から、自費の金属床義歯、シリコン義歯、インプラントオーバーデンチャー、精密義歯など、さまざまな種類があります。

部分入れ歯とは

部分入れ歯は、歯が一部だけ残っている場合に、その残存歯を活かしながら欠損部分を補う入れ歯です。残っている歯にクラスプ(バネ)や専用の装置をかけて固定し、歯ぐきと歯の両方で噛む力を支えます。

部分入れ歯の種類には、保険のレジン床義歯、自費のノンクラスプデンチャー、金属床義歯、シリコン義歯、マグネットデンチャー、精密義歯などがあります。残っている歯の状態や歯周病の有無によって設計が大きく変わるため、入れ歯を作る前に虫歯や歯周病の治療を行うことが重要です。

保険で作れる入れ歯の種類と特徴

保険で作れる入れ歯のイメージ

保険診療で作れる入れ歯は、主にレジンというプラスチック素材を用いたタイプです。ここでは、保険の入れ歯の基本的な特徴と、総入れ歯・部分入れ歯それぞれのポイントを整理します。

保険の入れ歯に共通する特徴

保険適用の入れ歯は、噛む・話すといった基本的な機能の回復を目的としており、土台となる床の部分はレジン(プラスチック)で作られます。レジンは加工しやすく、壊れたときの修理や、歯ぐきの形が変わったときの調整が比較的容易です。

一方で、強度を確保するために床をある程度厚くする必要があり、その分、装着したときに異物感を感じやすい傾向があります。

特に上あごの総入れ歯では、口蓋(上あごの天井部分)を広く覆うため、慣れるまで話しにくさや食べ物の温度を感じにくいといった違和感が出ることがあります。

レジン床義歯(保険の総入れ歯)

保険の総入れ歯は、上あご・下あごともにレジンで床を作るタイプです。費用負担を抑えながら、すべての歯を補うことができます。

レジン床義歯のメリットとして、比較的短期間で製作できること、壊れた場合の修理や歯ぐきとの隙間ができた場合の合わせ直しがしやすいことが挙げられます。

一方で、床に厚みがあるため、違和感や発音のしにくさを感じる方もいます。また、プラスチック素材のため、金属床義歯などの自費の入れ歯と比べると、耐久性や薄さ、装着感の面では劣ることがあります。

レジン床義歯(保険の部分入れ歯)

保険の部分入れ歯も、床の部分はレジンで作られます。残っている歯に金属のクラスプ(バネ)をかけて固定する構造が一般的です。

総入れ歯に比べると、覆う範囲が小さいため違和感は少なめですが、前歯付近にクラスプがかかると、笑ったときなどに金属が見えて見た目が気になる場合があります。

また、クラスプをかける歯に負担がかかるため、残存歯の状態をよく確認しながら設計することが大切です。

保険の入れ歯は、費用を抑えつつ基本的な機能を回復したい方に適していますが、見た目や装着感も重視したい場合は、次に紹介する自費の入れ歯の種類も検討すると選択肢が広がります。

自費診療の入れ歯の種類と特徴

インプラントオーバーデンチャーのイメージ

自費診療の入れ歯は、材質や設計の自由度が高く、見た目や装着感、噛み心地にこだわりたい方に向いています。ここでは代表的な自費の入れ歯の種類と特徴を整理します。

金属床義歯(薄くて丈夫な入れ歯)

金属床義歯は、床の部分にコバルトクロムやチタンなどの金属を用いる入れ歯です。レジンよりも強度が高いため、床を薄く作ることができ、装着したときの違和感を軽減しやすいとされています。

金属床義歯のメリット

床が薄くできることで、舌の動きを妨げにくく、発音や食事がしやすいと感じる方が多い傾向にあります。金属は熱を伝えやすいため、温かいものや冷たいものの温度を感じやすく、食事をより自然に楽しみやすい点も特徴です。

金属床義歯のデメリット・注意点

自費診療となるため、保険の入れ歯に比べて費用負担が大きくなります。また、金属アレルギーがある方は使用できない場合があるため、事前の確認が必要です。経年変化で歯ぐきの形が変わった場合の大きな作り替えや修理には、時間や費用がかかることがあります。

ノンクラスプデンチャー(目立ちにくい部分入れ歯)

ノンクラスプデンチャーは、金属のクラスプ(バネ)を使わず、歯ぐきに近い色の樹脂で固定部分まで一体成形する部分入れ歯です。金属のバネが見えないため、審美性を重視する方に選ばれています。

ノンクラスプデンチャーのメリット

バネの部分もピンク色の樹脂で作られるため、口を開けたときに入れ歯だと気づかれにくい見た目になります。材質は薄くて軽いものが多く、金属アレルギーの心配が少ない点も利点です。

ノンクラスプデンチャーのデメリット・注意点

特殊な樹脂を使用するため、破損した場合の修理が難しく、状況によっては再製作が必要になることがあります。また、設計によっては支えとなる歯に負担がかかる場合があるため、定期的なチェックが重要です。

シリコン義歯(やわらかい入れ歯)

シリコン義歯は、歯ぐきに接する面をやわらかいシリコン素材で覆った入れ歯です。総入れ歯にも部分入れ歯にも応用されます。

シリコン義歯のメリット

クッション性のあるシリコンが噛んだときの圧力を分散し、歯ぐきへの当たりをやわらげます。そのため、従来の入れ歯では痛みが出やすかった方や、歯ぐきが痩せている方に選ばれることが多い傾向にあります。粘膜への密着度が高まり、外れにくさの改善が期待できる場合もあります。

シリコン義歯のデメリット・注意点

シリコン部分は経年による劣化や汚れの付着が起こりやすく、定期的なメンテナンスが重要です。また、シリコンは調整が難しい素材であり、痛みが出た場合の微調整に時間がかかることがあります。

マグネットデンチャー(磁石式入れ歯)

マグネットデンチャーは、残っている歯の根やインプラントに磁性金属を装着し、入れ歯側に磁石を組み込むことで固定力を高める入れ歯です。総入れ歯・部分入れ歯のいずれにも応用されます。

マグネットデンチャーのメリット

磁石の力で入れ歯が所定の位置に引き寄せられるため、外れにくく、噛んだときの安定感が向上しやすいとされています。着脱も比較的簡単で、日常の取り扱いがしやすい点も利点です。

マグネットデンチャーのデメリット・注意点

磁石や金属部分が経年で脱落したり、入れ歯本体が破損したりする可能性があります。また、残っている歯の根を利用する場合は、その歯の清掃が不十分だと歯ぐきの炎症や虫歯のリスクが高まります。頭頸部のMRI検査を受ける際には、事前に歯科医師と医療機関に相談が必要です。

インプラントオーバーデンチャー(インプラント支持型の入れ歯)

インプラントオーバーデンチャーは、あごの骨に埋め込んだ数本のインプラントを支えとして入れ歯を固定する方法です。総入れ歯の安定性を高めたい方に選ばれることが多い治療法です。

インプラントオーバーデンチャーのメリット

インプラントが入れ歯の支えとなることで、一般的な総入れ歯と比べて動きにくく、しっかり噛みやすいと感じる方が多い傾向にあります。噛む力の一部がインプラントを通じて骨に伝わるため、あごの骨の吸収を抑える効果も期待されます。

インプラントオーバーデンチャーのデメリット・注意点

インプラントを埋め込む外科手術が必要であり、全身状態や骨の量によっては適応できない場合があります。治療期間も数か月以上かかることが一般的で、費用も高額になります。

インプラント周囲の清掃を怠ると、炎症や骨の吸収が進むリスクがあるため、丁寧なセルフケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。

GDSデンチャー(精密なオーダーメイド義歯)

GDSデンチャーは、顎の動きや噛み合わせを精密に分析する「GDS(Global Denture System)」に基づいて作製される、完全オーダーメイドの精密義歯です。

顎の関節の動きや筋肉のバランス、粘膜の状態までを総合的に診断し、一人ひとりのお口に最適化された設計を行うことで、従来の入れ歯にはない高い機能性と快適さを追求しています。

GDSデンチャーのメリット

最大の特徴は、お口に吸い付くような圧倒的なフィット感(吸着力)です。顎の動きや筋肉との調和を考慮して作られるため、会話中や食事中に外れにくく、硬いものでもしっかりと噛みやすくなります。

また、失われた口元のボリュームを適切に補うよう設計されるため、顔の表情を自然で若々しく見せる効果も期待できます。

万が一、長年の使用でお口の状態が変化した場合でも、精密な調整によって良好な状態を維持し、長く使い続けることが可能です。

GDSデンチャーのデメリット・注意点

保険診療の入れ歯に比べて工程が非常に多く、精密な型取りや噛み合わせの分析を何度も繰り返すため、完成までに一定の期間が必要です。

また、自由診療(自費診療)となるため、治療費が高額になる傾向があります。 作製には高度な専門知識と技術が求められ、GDS認定を受けた歯科医師・歯科技工士が在籍する歯科医院でしか受けられません。

また、お口の健康を維持し、精密な適合を保つためには、治療後も継続的なメンテナンスが推奨されます。

入れ歯の材質ごとの違いと選び方

金属床義歯のイメージ

同じ「入れ歯の種類」でも、材質によって見た目や装着感、耐久性が大きく変わります。ここでは、代表的な材質ごとの違いと選び方のポイントを整理します。

プラスチック(レジン)製と金属製の違い

レジン製の入れ歯は、保険診療で用いられる標準的な材質です。加工しやすく、修理や調整もしやすいため、費用を抑えながら入れ歯治療を行いたい方に向いています。

一方で、強度を確保するために床を厚くする必要があり、装着時の違和感や、発音・食事のしにくさを感じる方もいます。

金属製の入れ歯(主に金属床義歯)は、床の部分にコバルトクロムやチタンなどの金属を用いることで、薄く・丈夫に仕上げることができます。薄い分、舌の動きを妨げにくく、発音や食事がしやすいと感じる方が多い傾向にあります。金属は熱伝導性が高いため、食べ物の温度を感じやすい点も特徴です。

ただし、金属床義歯は自費診療となることが多く、費用負担が大きくなります。金属アレルギーがある方は使用できない場合があるため、事前に歯科医師に相談し、ご自身のアレルギー歴や予算、装着感の希望をしっかり伝えることが大切です。

シリコンや特殊素材の特徴

シリコンや柔らかい特殊素材を用いた入れ歯は、歯ぐきへの当たりをやわらげることを目的としています。歯ぐきに接する面をシリコンで覆うことで、噛んだときの圧力を分散し、痛みや違和感を軽減しやすいとされています。

特に、歯ぐきが痩せている方、総入れ歯がなかなか安定しない方、従来の入れ歯で痛みが出やすい方に選ばれることが多い傾向にあります。

一方で、シリコン部分は汚れが付きやすく、経年による劣化も起こるため、定期的なメンテナンスが重要です。修理や調整が難しい場合もあるため、耐久性や費用面について事前に確認しておくと安心です。

審美性・耐久性・装着感の比較と選び方

入れ歯の種類を選ぶ際には、見た目(審美性)、長持ちしやすさ(耐久性)、日常の使い心地(装着感)の三つの観点をバランスよく考えることが大切です。

見た目を最優先したい場合は、金属のバネが見えないノンクラスプデンチャーが候補になります。人前で話す機会が多い方や、前歯部の欠損がある方に適しています。

丈夫さや長期的な安定を重視するなら、薄くて変形しにくい金属床義歯が有力な選択肢です。装着感や食事のしやすさも含めて、総合的な満足度を高めやすい材質といえます。

歯ぐきへの優しさや痛みの軽減を重視する場合は、シリコン素材を用いた入れ歯が選択肢になります。ただし、耐久性やメンテナンスの手間とのバランスを考える必要があります。

これらの特性を個別に高めるのではなく、審美性・耐久性・装着感を総合的に高いレベルで満たすことを目指して作られるのが、GDSデンチャーのような精密義歯です。

材質だけでなく、顎の動きや噛み合わせを詳細に分析する製作システムを用いることで、全体の質の向上を図ります。

その分、費用が高額になり、製作期間も長くなる傾向がありますが、「今までの入れ歯がどうしても合わない」という方にとって、有力な選択肢となり得ます。

入れ歯の費用と保険適用の範囲

入れ歯の費用で保険適用となる範囲について説明するイメージ

入れ歯の種類を検討するうえで、費用と保険適用の範囲は重要なポイントです。ここでは、保険診療と自費診療の費用の目安や、費用に含まれる内容について整理します。

保険診療と自費診療の費用目安

入れ歯の費用は、保険診療か自費診療かによって大きく異なります。保険診療では、レジン床義歯(プラスチック製の入れ歯)が対象となり、3割負担の場合で、入れ歯の大きさや歯の本数によって数千円から2万円程度が一般的な目安です。

自費診療では、金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、シリコン義歯、マグネットデンチャー、インプラントオーバーデンチャー、精密義歯(GDSデンチャーなど)といった、より審美性や快適性を重視した入れ歯を選択できます。

費用は種類や設計によって幅がありますが、10万円台から50万円以上になることもあります。

自費の入れ歯は、素材や設計の自由度が高く、見た目や噛み心地、装着感など、個々の希望に合わせたオーダーメイドが可能です。その分、費用と製作期間について事前にしっかり説明を受けておくと安心です。

費用に含まれる内容と追加費用の例

入れ歯治療の費用には、初診時の診査・診断、歯型取り、噛み合わせの記録、試適(試し入れ)での確認、本製作、装着後の調整といった一連の工程が含まれます。

一方で、入れ歯の破損時の修理や、長期間使用した後の大きな再調整、特殊なアタッチメント(磁石やインプラントとの連結装置など)の追加には、別途費用がかかる場合があります。

また、残っている歯に虫歯や歯周病がある場合は、その治療や抜歯、かぶせ物のやり直しなどの前処置が必要になることがあり、これらの費用も別途発生します。

治療計画の段階で、入れ歯本体の費用だけでなく、関連する治療費も含めて見積もりを確認しておくと安心です。

医療費控除や助成制度について

入れ歯治療にかかった費用は、条件を満たせば医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは、1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税の一部が還付される制度です。

医療費控除を利用するには、歯科医院で発行された領収書を保管しておくことが必要です。

自治体によっては、高齢者や特定の条件を満たす方を対象に、入れ歯治療費の助成制度を設けている場合もあります。治療前に、歯科医院や市区町村の窓口、税務署などで最新の情報を確認しておくとよいでしょう。

自分に合った入れ歯の種類の選び方

自分に合った入れ歯を選ぶイメージ

入れ歯には多くの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。ここでは、「どの入れ歯の種類が自分に合っているのか」を考える際の基本的な視点をまとめます。

優先したいポイントを整理する

入れ歯を選ぶときは、まずご自身が何を一番重視したいかを整理することが大切です。見た目を重視したいのか、しっかり噛めることを重視したいのか、費用を抑えたいのか、痛みを少なくしたいのかによって、適した入れ歯の種類は変わってきます。

見た目を優先する場合は、金属のバネが見えないノンクラスプデンチャーや、歯ぐきの色になじみやすい素材を用いた入れ歯が候補になります。

噛みやすさや安定性を重視する場合は、金属床義歯やインプラントオーバーデンチャー、精密義歯(GDSデンチャーなど)が検討されます。

費用を抑えたい場合は、保険のレジン床義歯が基本となりますが、将来的に自費の入れ歯へステップアップすることも視野に入れながら計画を立てる方法もあります。

口の状態や全身の健康状態を考慮する

残っている歯の本数や状態、歯周病の有無、あごの骨の量、歯ぐきの形など、お口の状態によって選べる入れ歯の種類は変わります。

また、糖尿病や心疾患など全身の病気がある場合や、服用中のお薬の内容によっては、インプラントを併用した治療が難しいこともあります。

そのため、「この種類が良さそう」と自己判断するのではなく、歯科医院でレントゲンや口腔内の検査を受けたうえで、複数の選択肢を比較検討することが重要です。

歯科医師と相談しながら決める

入れ歯は、作って終わりではなく、使いながら調整を重ねていく治療です。種類ごとの特徴だけでなく、日常生活での取り扱いやお手入れ方法、将来的な修理・作り替えの可能性なども含めて、歯科医師とよく相談しながら決めていくことが大切です。

当院では、保険の入れ歯から自費の金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、シリコン義歯、インプラントオーバーデンチャー、GDSデンチャーなど、さまざまな入れ歯の種類に対応しています。それぞれの特徴や費用、メリット・デメリットを丁寧にご説明し、患者さんと一緒に最適なプランを検討していきます。

まとめ

自分に合った入れ歯で快適に食事ができて笑顔の女性

入れ歯には、総入れ歯と部分入れ歯という大きな分類に加え、レジン床義歯、金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、シリコン義歯、マグネットデンチャー、インプラントオーバーデンチャー、GDSデンチャーなど、多くの種類があります。

それぞれに特徴や費用、保険適用の有無があり、どれが最適かはお口の状態やご希望によって異なります。

見た目を重視するならノンクラスプデンチャー、丈夫さや長持ちを重視するなら金属床義歯、歯ぐきへの優しさや痛みの軽減を求めるならシリコン義歯が候補になります。

さらに、「外れやすい」「噛みにくい」といった従来の入れ歯のお悩みを総合的に改善したい方には、GDSデンチャーのような精密義歯という選択肢もあります。

入れ歯の種類選びで迷われている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

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