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スマーティーと他のマウスピース矯正は何が違う?特徴・効果・費用を比較

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外しができる点から人気の高い矯正方法です。近年はさまざまなブランドがあり「どのマウスピース矯正が自分に合っているのだろう」と迷う方も多いでしょう。

その中でもスマーティー(Smartee)は、AIや3Dデジタル技術を活用した新しいマウスピース矯正として注目されています。

この記事では、スマーティーの特徴やメリット・デメリットについて解説します。ほかのマウスピース矯正との違いや費用の目安についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

スマーティーとは

スマーティーを持つ手

スマーティー(Smartree)とは、世界の52カ国以上で使用されているマウスピース矯正です。日本に上陸してから日は浅いですが、20年以上にわたって80万人以上の治療実績があります。

ほかのマウスピース矯正と同様に、透明のマウスピースを装着して交換しながら、少しずつ歯を動かして歯並びを整えます。

スマーティーの大きな特徴は、AI技術や3Dデジタル解析を使用している点です。AI技術や3Dデジタル解析によって、複雑な不正咬合でも的確にシミュレーションすることを実現しています。

スマーティーの特徴

3Dデジタル解析を活用する歯科医師

ここでは、スマーティーならではの特徴を紹介します。

種類がある

スマーティーには種類があり、患者さまの年齢や症例に合わせて適切な治療が受けられるのが特徴です。

  • Smartee GE INFINITI:幅広い大人向け
  • Smartee GS:下顎の位置を改善したい大人向け
  • Smartee Teen:10代の子ども向け
  • Smartee Kinder:混合歯列期の子ども向け

10代の子ども向けのSmartee Teenや、小児向けのSmartee Kinderでは、顎の発育や口腔習癖の改善もサポートします。舌の癖や口呼吸など、歯並びを悪化させる口腔習癖を改善できる点や、顎の成長を利用しながら歯並びを整えられるのは大きなメリットです。

また、Smartee GSでは、従来のマウスピース矯正では難しかった下顎の位置のずれにも対応できる可能性があります。骨格や歯並びの状態にもよりますが、外科手術やワイヤー矯正をせずに下顎の問題にアプローチできるのは大きなメリットといえるでしょう。

AIや3Dデジタル解析を使用している

スマーティーでは、AIによるシミュレーション技術と3Dデジタル解析を活用して、精密な治療計画を立てています。患者さまの歯や顎の位置を立体的にスキャン・解析し、治療前の段階で歯の動きをシミュレーションできるのが特徴です。

AIが歯の動く方向や角度、力のかけ方などを計算し、歯科医師がより正確で効率的な治療計画を立てられるようサポートします。この仕組みによって無理なく歯を移動でき、理想の歯並びへ近づけるのです。

また、従来の印象材を使わずにデジタル技術を用いて型取りができるため、患者さまの負担も軽減できます。

スマーティーのメリット・デメリット

スマーティーのメリット・デメリットのイメージ

ここからは、スマーティーのメリットとデメリットについて解説します。

スマーティーのメリット

スマーティーのメリットは、以下のとおりです。

  • マウスピースが透明で目立ちにくい
  • ワイヤー矯正と比べて違和感を覚えにくい
  • 取り外して食事や歯磨きができる
  • 口腔内を清潔に保ちやすい
  • 歯の動きをシミュレーションできる
  • 症例に応じたプランを選択できる

マウスピースは取り外しができるため、食事や歯磨きのときに外せます。装置の周りに食べかすが残る心配が少なく、口腔内を清潔に保ちやすいのは大きなメリットです。

また、デジタル技術を活用した治療計画により、歯の動きをシミュレーションしながら効率的に治療を進められるのも、スマーティーの魅力です。症例に合わせて複数のプランが用意されているため、軽度の歯並びの乱れから、ある程度複雑な症例まで対応できます。

スマーティーのデメリット

スマーティーをはじめ、マウスピース矯正はすべての症例に対応できるわけではありません。歯並びの乱れが重度の場合や、骨格的なずれを伴うケースでは、ワイヤー矯正や外科的治療が必要になることもあります。

また、マウスピース矯正は自己管理が求められる治療法です。歯を移動させるには、1日20〜22時間以上装着する必要があります。外出や食事の際などでマウスピースを外したままにすると、歯が動かずに治療期間が延びる可能性があるため、注意しなければなりません。

そのほか、スマーティーを導入している歯科医院が限られている点はデメリットといえます。スマーティーでの治療を希望する場合は、取り扱っている歯科医院を公式サイトで確認したうえで受診しましょう。

当院では、お子さまから大人までスマーティーでの矯正治療を実施しています。

スマーティーと他のマウスピース矯正との違い

スマーティーと他のマウスピース矯正との違いを比較するイメージ

ここからは、スマーティーを他のマウスピース矯正との違いについて解説します。

顎の位置調整をサポートできる

従来の矯正治療では、下顎が後方に大きくずれている出っ歯(上顎前突)の症例や、顎の横のズレがある場合には、ワイヤーや外科手術が必要になることが少なくありませんでした。

しかし、スマーティーの一部の種類では、下顎の位置を調整する機能があります。下顎を適切な位置に動かすことで、歯並びや噛み合わせを改善するとともに、横顔のラインも整えられるかもしれません。

従来では手術が必要だった症例でも、マウスピース矯正だけで治療できる可能性があるのです。

費用が安い

自由診療となるため歯科医院によって異なりますが、スマーティーは他のマウスピース矯正ブランドと比べて費用が抑えられる傾向にあります。費用が安い理由は、デジタル技術を活用している点などが考えられます。

ただし、費用がどの程度発生するかは歯並びや噛み合わせの状態によって異なるため、歯科医師に確認しましょう。費用の相場については、後ほどくわしく解説します。

小児矯正にも対応している

前述したとおり、スマーティーは大人だけでなく、混合歯列期や永久歯列期の子どもにも対応可能です。乳歯と永久歯の混合歯列期のお子さまには、口周りの筋肉を鍛え、口呼吸の癖を改善するためのマウスピースが用意されています。

上顎が小さいお子さまには、口蓋を広げる機能をつけることも可能です。口蓋を広げて歯列のスペースを広げることで、永久歯がきれいに並びやすくします。

また、ディズニーとコラボレーションしているのも特徴です。子どもが前向きに矯正治療に取り組めるよう、ケースにはキャラクターがデザインされています。

スマーティーの費用

スマーティーの費用のイメージ

スマーティー(Smartree)は自由診療のマウスピース矯正であり、費用は歯科医院や治療範囲によって異なります。一般的な費用の目安は、部分矯正で20万〜40万円程度、全体矯正で60万〜90万円程度です。

他のマウスピース矯正と同様に、治療費には診断料やマウスピース作製費、調整料などが含まれますが、医院によっては追加費用がかかる場合もあります。初診時に見積もりを出してもらい、料金の内訳を確認しておくと安心です。

また、治療前には3Dスキャンやレントゲン撮影などの検査を行い、その結果に基づいて最適な治療プランを立てます。歯並びの状態や歯の移動量によって、必要なマウスピースの枚数が変わり、治療費にも差が出る仕組みです。

費用の負担を抑えたい場合は、分割払いやデンタルローンを利用できる歯科医院もあります。支払い方法についても、事前に相談しておくとよいでしょう。

まとめ

スマーティーで矯正をする笑顔の女性

スマーティーは、AI技術や3Dデジタル解析を活用したマウスピース矯正です。大人だけでなく、乳歯と永久歯が混在している子どもの矯正にも対応できます。子どもの口呼吸を改善したり、上顎を広げたりするなど、症状に応じた治療が可能です。

また、プランによっては、歯並びや噛み合わせを改善するだけでなく、下顎の位置を調整する機能もつけられます。従来は外科手術が必要だった症例でも、マウスピース矯正のみで治せる可能性があるのは大きなメリットでしょう。

スマーティーによる矯正治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

床矯正とは?メリット・デメリットや治療期間、費用も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの歯並びや噛み合わせは、見た目の印象だけでなく、発音や咀嚼、全身の健康にも深く関わっています。

近年では、永久歯が生え揃う前の段階から矯正治療を始める早期矯正に注目が集まっており、そのなかでも床矯正(しょうきょうせい)は負担が少ない方法です。

特に、成長期の子どもの顎の発育を利用しながら、歯がきれいに並ぶスペースを作ることができるため、抜歯を避けたいと考える保護者の方に選ばれています。

今回は、床矯正とはどのような治療法か解説します。メリット・デメリットや治療期間、費用の目安についても解説しますので、お子さまの歯並びについてお悩みの方や、矯正治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

床矯正とは

床矯正のアライナーを手にする子ども

床矯正(しょうきょうせい)とは、取り外し可能な装置を使い、成長期の子どもの顎の幅を広げることで、歯が正しく並ぶためのスペースを確保する矯正方法です。

歯に力を加えて動かすのではなく、顎の骨の発育をコントロールすることで、永久歯がきれいに並ぶ環境を整えることを目的としています。

この治療では、プレート型の装置を使用し、中央にあるスクリュー(ねじ)を保護者の方が定期的に回すことで、少しずつ顎の幅を広げていきます。一般的には小児期に行われることが多く、特に6〜12歳ごろの顎の成長が活発な時期に効果を発揮します。

また、装置は自分で取り外しができるため、食事や歯磨きがしやすく、日常生活への負担が少ないのも特徴です。永久歯が生えるスペースが足りないといった早期のサインに対応できる、予防的な意味合いもある矯正方法です。

床矯正のメリット

床矯正のメリットイメージ

床矯正には、ほかの矯正方法にはない複数のメリットがあります。以下で詳しく見ていきましょう。

取り外しができるため衛生的

床矯正で使用する装置は、お子さん自身で簡単に取り外すことができるのが大きな特徴です。食事や歯磨きの際には装置を外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯肉炎などのリスクを軽減できます。

特に固定式の装置を使用した治療では、装置まわりの清掃が不十分になりがちですが、床矯正なら普段通りに歯磨きができるため、保護者の方にとっても安心です。日々のケアがしやすい点は大きなメリットといえるでしょう。

痛みが少ない

床矯正は、装置のスクリューを少しずつ調整しながら顎の骨の幅を広げていく仕組みのため、強い力で急激に歯を動かすような治療と比べて、痛みや不快感が少ないのが特徴です。

成長期の子どもは骨がやわらかく、矯正による圧力にも順応しやすいため、無理のない力で顎の成長を促すことができます。

抜歯を避けられる可能性がある

矯正治療において、歯が並ぶスペースが十分にない場合には抜歯が必要になることがあります。

しかし、床矯正では顎の幅を広げることによってスペースを作るため、抜歯せずに済む可能性が高くなります。将来的に永久歯がすべて生え揃うことを見越して、計画的にスペースを確保することができるのは大きなメリットです。

成長を利用した自然な矯正が可能

床矯正は、成長期の子どもの顎の発育を活かして歯並びを整える治療法です。特に6歳から12歳ごろは、顎の骨がやわらかく成長も活発なため、この時期に治療を行うことで、自然なかたちで歯がきれいに並ぶためのスペースを作ることができます。

成長に逆らうのではなく、成長を味方にしながら進める矯正方法なので、身体への負担が少なく、仕上がりも自然な見た目になるのが大きな特徴です。

また、早期に顎の発育を整えることで、将来的に本格的な矯正が不要になったり、抜歯を避けられたりする可能性もあります。

床矯正のデメリット

床矯正のデメリットイメージ

一方で、床矯正には注意すべき点や制限もあります。メリットだけでなく、デメリットについても理解しておきましょう。

装置の装着時間が短いと効果が出にくい

床矯正の装置は、自分で取り外しができる反面、装着時間が不十分だと計画通りに効果が現れにくくなるという課題があります。一般的には、装置を1日12〜14時間以上装着する必要があります。

とくに小さなお子さんの場合、自分で装置の管理をするのが難しく、つい装着を忘れたり、嫌がって外したりすることも少なくありません。そのため、保護者の方のサポートが不可欠です。

決められた装着時間を守らなければ、治療期間が延びたり、十分な結果が得られなかったりする可能性があるため、家庭での協力体制が非常に重要になります。

発音しにくくなる

床矯正の装置を装着すると、舌の動きが制限され、特に装着初期には発音がしづらくなることがあります。サ行やタ行など、舌を使って発音する音が聞き取りにくくなるケースもあり、学校や日常生活での会話に支障を感じるお子さんもいます。

この発音のしにくさは、装置に慣れてくるにつれて徐々に軽減されることが多いですが、個人差があります。特に言語発達の途中にある子どもにとっては、一時的とはいえストレスに感じることもあるでしょう。

歯を動かすことはできない

床矯正は主に顎の幅を広げてスペースを作る治療法であり、個々の歯を直接移動させることはできません。そのため、歯並びの乱れが重度で、歯をピンポイントで動かす必要がある場合には、ほかの方法が選択されることがあります。

特にすでに永久歯が生え揃っている段階や、歯が大きく重なっているケースでは、床矯正だけで理想的な歯並びを得ることは難しい場合があります。

そのため、必要に応じて永久歯が生えそろってから、ワイヤー矯正などの他の治療と組み合わせて対応することがあります。

装着を嫌がる子どももいる

床矯正で使用する装置は取り外しができますが、それは同時に外したままにするリスクにもつながります。

特に慣れないうちは、装置を口に入れることを嫌がるお子さんも多く、保護者の方のサポートが重要になります。モチベーションを維持するために、装着の習慣づけや褒める工夫が必要です。

床矯正の適応年齢

床矯正の適応年齢の子ども

床矯正は、顎の成長が活発な子どもを対象にした治療法です。

床矯正の効果が最も期待できるのは、乳歯から永久歯に生え変わる6〜12歳ごろです。この時期は、顎の骨がまだ柔らかく、成長も著しいため、装置による誘導がしやすいのが特徴です。

特に上顎の拡大は12歳を過ぎると難しくなることが多いため、早期の受診と判断が重要になります。永久歯がきれいに並ぶ土台を作ることができれば、将来的に本格的な矯正を回避できる可能性もあります。

床矯正の治療期間

床矯正の治療期間イメージ

治療期間は、顎の成長具合や歯並びの状態によって異なりますが、一般的には1〜3年程度が多いとされています。

ただし、装置の装着時間が不十分だったり、装置の調整が適切に行われなかったりすると、それ以上かかることもあります。

反対に、装着時間をきちんと守り、定期的な通院を欠かさなければ、スムーズに治療が進む傾向にあります。

床矯正の費用

床矯正の費用イメージ

床矯正の費用は、使用する装置の種類や治療期間、通院頻度によって異なりますが、一般的には20万〜40万円程度が相場です。

床矯正をはじめとした矯正治療は、基本的に保険適用の対象にはなりません。自由診療となるため、初診時に必ず費用の内訳を確認することが大切です。

まとめ

床矯正で歯列が整い笑顔を見せる子どもと家族

床矯正は、成長期の子どもの顎の発育を活かして、永久歯が並ぶスペースを確保する矯正方法です。装置の取り外しができるため衛生的で、痛みも少なく、抜歯を避けられる可能性があるなど、多くのメリットがあります。

一方で、装置の装着時間を守らないと効果が得られにくいといった注意点もあります。

適切な時期に始めることで、のちの本格的な矯正治療を回避できる場合もあるため、早めに相談することが重要です。お子さまの歯並びに不安がある場合は、まず歯科医院でカウンセリングを受けて相談しましょう。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

成人の歯並び矯正ガイド|治療方法・費用・リスクと選び方を徹底解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

大人になってからでも歯並びを整えたいと考えるものの、「どんな治療法があるの?」「費用や期間は?」といった疑問や不安で、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

成人の歯並び矯正は、子どもの矯正とは異なる点も多く、ご自身のライフスタイルや歯の状態に合った治療法を選ぶことが後悔しないための重要なポイントです。

そこでこの記事では、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い、それぞれの費用や期間、メリット・デメリットを詳しく解説します。治療の具体的な流れもご紹介するので、矯正治療を検討している方はぜひ参考にしてください。

成人の歯並び矯正とは

受け口のイメージ

成人矯正の主な目的は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせの正常化や歯周病・虫歯の予防、発音の改善など多岐にわたります。成人の場合、顎の成長がすでに終わっているため、歯を動かす際には歯周組織への負担や歯の移動速度、歯根吸収のリスクなどを考慮する必要があります。

矯正治療にはワイヤー矯正やマウスピース矯正などがあり、症状やライフスタイルに合わせて選択されます。

矯正が必要となる主な歯並びの種類

矯正治療が必要となる歯並びには、叢生(歯が重なり合っている状態)、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、開咬(前歯が噛み合わない)、過蓋咬合(噛み合わせが深い)などがあります。

これらは見た目だけでなく、噛み合わせの不具合や発音障害、歯周病や虫歯のリスク増加につながることがあるため、早めの相談が大切です。

自分の歯並びがどのタイプか分からない場合は、歯科医院で写真や模型を使った診断を受けることが推奨されます。

子どもの矯正との違い

子どもの矯正は成長期の顎の発達を利用して歯や顎の位置を調整できるのに対し、成人矯正は顎の骨の成長が完成しているため、歯の移動のみで対応するケースが多くなります。

そのため、歯を抜く必要が生じる場合や、外科的な治療(外科矯正)が必要となることもあります。

また、成人は歯周病リスクが高くなることがあるため、治療前の歯周病の治療やその後の再発予防の管理が特に重要です。

成人が歯並び矯正を考える主な理由

歯周病の予防に歯並び矯正を考えるイメージ

ここでは、成人が歯並び矯正を考える主な理由について詳しく解説します。

見た目の改善と自信の向上

歯並びは第一印象に大きく影響します。成人の場合、職場やプライベートでのコミュニケーションにおいて口元が自信につながることも少なくありません。

歯並びが整うことで、笑顔に自信を持てるようになり、対人関係や自己肯定感の向上が期待されます。

噛み合わせや発音への影響

歯並びが悪いと、上下の歯が正しく噛み合わず「不正咬合」と呼ばれる状態になることがあります。不正咬合は咀嚼効率の低下や顎関節への負担につながるほか、発音が不明瞭になる場合もあります。

矯正治療によって噛み合わせが改善されると、食事がしやすくなり、顎関節症の予防にもつながります。発音への影響が気になる場合は、歯科医院で具体的な症状を伝え、どのような治療が適しているか相談するとよいでしょう。

虫歯・歯周病など健康リスクの予防

歯並びが乱れていると、歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に成人は歯周病のリスクが高く、放置すると歯を失う原因にもなります。

矯正治療によって歯磨きがしやすくなり、セルフケアの効果が高まることが期待されます。

成人の歯並び矯正の治療方法と特徴

成人の歯並び矯正の治療方法であるワイヤー矯正とマウスピース矯正のイメージ

ここでは、代表的な矯正治療の特徴について詳しく解説します。

ワイヤー矯正(表側・裏側)

ワイヤー矯正は、歯の表側または裏側にブラケットとワイヤーを装着し、歯を少しずつ動かす方法です。表側矯正は装置が見えやすい一方、裏側矯正は目立ちにくいという利点があります。

ワイヤーの力で歯根や歯槽骨に持続的な圧力をかけ、骨のリモデリング(再構築)を促進することで歯を移動させます。

難症例にも対応しやすい反面、装置の違和感や歯磨きの難しさが課題となる場合があります。

マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正は、透明な取り外し式の装置を段階的に交換しながら歯を動かす治療法です。目立ちにくく、食事や歯磨きの際に外せるため、歯周病や虫歯のリスクを減らせる点が特徴です。

ただし、患者さん自身が装着時間を守る必要があり、適応できる症例が限られる場合もあります。歯の移動は、マウスピースによる持続的な圧力で骨の吸収と再生を繰り返す生理的なメカニズムによって進みます。

部分矯正と全体矯正の違い

部分矯正は、前歯など限られた範囲の歯並びを整える治療で、比較的短期間・低コストでおこなえることが多いです。

一方、全体矯正は上下全ての歯を対象とし、歯並び以外にも噛み合わせのバランスまで総合的に改善します。

部分矯正は軽度の歯並び不正に適していますが、全体的な噛み合わせの問題がある場合は全体矯正が推奨されることがあります。

成人の歯並び矯正にかかる費用と治療期間

成人の歯並び矯正にかかる費用と治療期間のイメージ

ここでは、成人の歯並び矯正にかかる費用や治療期間について、治療法ごとの特徴や支払い方法、保険適用の有無まで詳しく解説します。

治療方法別の費用相場

成人矯正には、ワイヤー矯正(表側・裏側)、マウスピース型矯正、部分矯正、外科的矯正など複数の方法があります。

一般的にワイヤー矯正は60〜100万円、マウスピース型矯正は80〜120万円、部分矯正は20〜60万円程度が相場です。

ただ、口腔内の状況によっては価格は大きく変動します。

治療期間の目安と通院回数

成人矯正の治療期間は、全体矯正で1年半〜3年、部分矯正で半年〜1年程度が一般的です。

通院は2週間〜1ヶ月に1回程度ですが、治療内容や進行状況によって異なります。

支払い方法や医療費控除について

現金一括払いのほか、分割払いやデンタルローンやクレジットカードにも対応しています。矯正治療は医療費控除の対象となる場合があり、1年間に支払った医療費が一定額を超えると、確定申告で一部が還付されます。

歯科医院によっても変わりますので事前に歯科医院に確認しておくと安心です。

成人の歯並び矯正のメリットとデメリット

成人の歯並び矯正のメリットとデメリットのイメージ

ここでは、成人の歯並び矯正について、主な利点やリスク、治療前に知っておきたい注意点を詳しく解説します。

成人矯正の主なメリット

成人の歯並び矯正には、見た目の改善だけでなく、噛み合わせの機能向上や歯周病・むし歯のリスク軽減といった健康面の利点があります。歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、プラークコントロールが向上します。

また、発音や咀嚼機能が改善される場合もあります。

成人矯正の主なデメリットとリスク

一方、成人矯正には治療期間が長くなる場合や、歯周病・むし歯のリスクが高まることがあります。特に成人は歯周組織が弱くなっていることが多いため、矯正力による歯肉退縮や歯根吸収が起こる可能性もあります。

また、外科治療(顎の骨を切る手術)や補綴治療(被せ物やインプラント併用)が必要となる場合があり、期間や費用、身体的負担が増すこともあります。

成人の歯並び矯正が適している人・適していない人

成人の歯並び矯正が適している人と適していない人について説明するイメージ

ここでは、どのようなケースで矯正治療が推奨されるのか、また治療が難しい場合や注意が必要なケースについて詳しく解説します。

矯正をおすすめできるケース

成人の歯並び矯正が推奨されるのは、噛み合わせの不具合や歯列不正によって、むし歯や歯周病のリスクが高まっている場合、見た目の改善を希望する場合、発音や咀嚼機能に支障がある場合などです。

歯を抜かずに歯の移動のみで治す方法が基本ですが、歯の欠損がある場合はインプラントやブリッジなど補綴治療を併用することもあります。

矯正治療によって歯並びや噛み合わせを整えることで、セルフケアのしやすさや歯周病予防も期待できます。

矯正をおすすめできないケース

重度の歯周病が進行している場合や、顎の骨に大きな異常がある場合、全身疾患(心疾患や糖尿病など)のコントロールが不十分な場合は、矯正治療が難しいことがあります。

歯周病が進行していると、歯を支える骨が少なく、歯を動かすことでさらに状態が悪化するリスクがあるためです。

成人の歯並び矯正の治療の流れ

成人の歯並び矯正の為にカウンセリングをするイメージ

ここでは、成人が歯並び矯正を受ける際の一連の流れについて、具体的かつ専門的に解説します。

カウンセリング・精密検査の内容

成人の歯並び矯正では、まずカウンセリングで主訴や希望を丁寧に聞き取ります。その後、口腔内写真やレントゲン、歯型の採取など精密検査を行い、歯や骨格の状態を詳細に把握します。

治療計画の立て方

検査結果をもとに、そのまま歯を動かす矯正治療ができるのか、外科治療(顎の骨の手術を伴う場合)、補綴治療(被せ物やインプラントを併用する場合)などの併用がいるのかなど複数の選択肢から最適な治療法を提案します。

治療期間や費用、予想される変化、リスクについても詳しく説明を受けましょう。

治療中の生活と注意点

矯正装置装着中は、歯磨きやデンタルフロスの使い方、食事内容に注意が必要です。装置の種類によっては、発音や食事に一時的な違和感が生じる場合があります。

歯周病やむし歯のリスクが高まるため、定期的なプロフェッショナルケアや、正しいセルフケアの指導を受けることをおすすめします。

治療後の保定とアフターケア

矯正治療後は、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りを防ぐため、リテーナー(保定装置)を一定期間装着します。保定期間中も、歯周病やむし歯予防のための定期検診やクリーニングが欠かせません。

歯並びの安定や健康維持には、日々のセルフケアと歯科医院でのアフターケアが重要です。

まとめ

成人で歯並びを矯正して笑顔の女性

成人の歯並び矯正は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせや口腔内の健康維持も目的とされています。主な治療法にはワイヤー矯正やマウスピース矯正があり、それぞれ特徴や費用、治療期間が異なります。

費用は数十万円から百万円程度かかることもあり、治療には数ヶ月から数年かかる場合もあります。

矯正にはメリットだけでなく、痛みや後戻りなどのリスクもあるため、自分に合った方法を専門医と相談しながら選ぶことが大切です。

成人矯正治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

小学生のマウスピース矯正の意味

こんにちは。

歯並びが悪いと、咀嚼嚥下の動きが悪くなり

しっかりと栄養が取れません。

特に子供の時が一番栄養素をしっかりと取りたい時期になります。

『10回噛んでから飲み込む』

よく聞きませんか?

しっかりと噛むことが重要です。

前歯は噛み切る、奥歯はすり潰す

歯並びが悪いとこれが不十分になり

早食いや食べ過ぎにつながります。

こちらの患者さんは11歳の女の子です

治療前

 

 

 

 

 

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

治療前は前歯で噛み切るのが難しそうですよね。

治療後の方がしっかり噛み切れますよね。

診断 叢生(ガタガタ)、高口蓋

治療内容 インビザラインファースト

治療期間 半年

費用 50万

リスク 22時間以上装着しないと効果が不十分になる

ぜひ栄養を取りやすく、子供の成長にもフォーカスした矯正をしてみませんか?

子供の矯正の重要性

子供の矯正はとにかく早いうちから!

矯正と言っても、器具を付けたり、マウスピースを入れたり以外もあります。

特に器具が装着できない年齢0-5歳頃が重要です。

この時期から筋機能訓練(MFT)を行うことでこの時期に口周りの筋肉、飲み込み、姿勢、呼吸を正していく事が6歳以降矯正が必要でも、必要でなくても重要です。

当院ではMFTを導入しお子さん、親御さんと一緒に習い事のように通院してもらい楽しく、成長のお手伝いをしております。

より精密な治療を目指して…🦷🔍✨

こんにちは!

歯科衛生士の畠中です☺️

 

本日新しいユニットが入りました👏🏻

 

まだ完成ではなく、この後にマイクロスコープを新しく導入する予定です。

 

当院では元々マイクロスコープをドクターだけでなく、歯科衛生士も使用しており常に良い治療ができるように勉強しております。

 

新しいユニットにはマイクロスコープ用のモニターも導入したので、よりわかりやすい説明ができると思います👌🏻

 

保険のクリーニング以外にも、自費のクリーニングや歯周病治療も行っておりますので、より精密な治療を希望される方もお気軽にお問合せください🦷✨

 

より良い治療を提供できるように今後も頑張りますのでよろしくお願い致します😊✨

 

 

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