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MFT(口腔筋機能療法)のトレーニング料金はいくら?費用に見合う効果も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

MFT(口腔筋機能療法)は、舌や唇、頬などの筋肉の使い方を改善するためのトレーニング方法です。近年、子どもから大人まで幅広い世代で注目を集めており、矯正治療と併用されるケースも増えています。

しかし、MFTにはどれくらいの費用がかかるのかが気になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、MFTの基本的な概要から料金相場、メリット・デメリットなどについて解説します。MFTを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

MFT(口腔筋機能療法)とは

MFT(口腔筋機能療法)とは何?

MFT(口腔筋機能療法)とは、口の周りの筋肉のバランスを整えることで、正しい舌の位置や呼吸、飲み込みなどの機能を習得させるトレーニングです。口呼吸や舌癖、誤った嚥下の仕方などが習慣化している場合、それが歯並びや噛み合わせの問題を引き起こすことがあります。

MFTでは、こうした悪習癖を改善し、口腔周囲筋が本来の正しい働きをするように導きます。特に子どもの成長期に取り入れることで、将来の歯列不正や顎関節症の予防にもつながるとされています。

トレーニングは、歯科医師や歯科衛生士の指導のもとで行われ、自宅での練習と歯科医院でのチェックを繰り返して進めていきます。

また、最近では大人にもMFTが注目されています。長年の習慣による不正咬合や、口呼吸が原因の健康トラブルに対しても、MFTによる改善が期待できるためです。

矯正治療と併用することで、歯並びの後戻りを防ぐ効果もあり、治療の質を高める重要な役割を果たしています。

MFT(口腔筋機能療法)のトレーニング料金

MFT(口腔筋機能療法)のトレーニング料金を計算するための計算機

MFTにかかる費用は、1回あたり3,000円〜1万円程度が一般的です。多くの歯科医院では、1回30分〜1時間ほどの指導を月に1〜2回の頻度で行う形式がとられています。

通院期間はお子さまの筋肉の状態や目標によって異なりますが、平均的には6か月から1年程度かけて行われるケースが多いです。総額では6万円〜15万円前後が目安となるでしょう。

歯並びを矯正する治療の一環としてMFTを取り入れている場合は、矯正治療費に含まれていることもあるため事前に確認しておくことが大切です。

MFT(口腔筋機能療法)のトレーニング内容

MFT(口腔筋機能療法)のトレーニング内容をリストアップしている

MFTは、口腔周囲の筋肉を適切に使えるようにすることを目的としたトレーニングです。ここでは、代表的なトレーニング内容について紹介します。

舌や口唇の正しい位置を覚えるトレーニング

本来、舌は上あごの天井に軽く触れているのが自然な状態です。しかし、癖があると舌が下がっていたり、前歯を押すような位置であったりすることがあります。舌の位置が正しくないと、歯並びや発音に影響を及ぼします。

MFTでは、舌を正しい場所に置く感覚を繰り返し練習し、無意識でも正しい位置を保てるようにしていきます。

発音や飲み込みのトレーニング

MFTでは、正しい発音や飲み込み方を身につけるトレーニングも重視されます。例えば、舌の位置や動かし方を意識しながら、適切な飲み込む動作を練習したり、サ行やタ行など舌の動きが重要な音を正確に発音するための訓練を行ったりします。

これらのトレーニングによって、発音が明瞭になり、人との会話がスムーズになるほか、誤った飲み込み方による癖を正すことで、口腔や喉への負担を軽減する効果も得られます。正しい機能を身につけることで、全体の口腔バランスが整っていきます。

呼吸のトレーニング

口呼吸が慢性化していると、舌の位置が下がったり、口が乾燥したりする原因になります。MFTでは、正しい鼻呼吸を身につけるための呼吸のトレーニングも行われます。

鼻で息を吸い、口を閉じて腹式呼吸を意識することで、自然な呼吸と口腔機能の改善が期待できます。

表情筋を鍛えるトレーニング

表情筋は見た目の印象を左右するだけでなく、口周りの筋肉と連動しており、発音や噛む・飲み込むといった動作にも影響を与えます。ほうれい線が気になる方や口元のたるみが気になる方は、表情筋を意識的に動かすことで、筋肉が刺激され、顔全体の動きが滑らかになるかもしれません。

たとえば、口の周りの筋肉を鍛えるために、頬を膨らませたりへこませたりする動きや、あいうえおの口の形を大きく動かす練習などがあります。

MFT(口腔筋機能療法)のメリット

MFT(口腔筋機能療法)のメリット

費用がかかるとはいえ、MFTにはそれに見合うだけの価値があるともいえます。料金だけで判断するのではなく、得られる効果も含めて総合的に判断することが大切です。

歯並びや噛み合わせの安定につながる

MFTは、矯正治療の効果を長持ちさせたり、後戻りを防いだりするためにも役立ちます。舌や唇、頬の筋肉に正しい動きが身につくことで、歯列にかかる無意識の圧力が減り、矯正後の歯並びを安定させやすくなります。

特に舌の癖によって歯が押されるような状態を改善できれば、後戻りのリスクを大きく減らせます。さらに、噛み合わせのバランスも整いやすくなり、機能的な安定を保つことができます。

発音や飲み込みがスムーズになる

舌や口まわりの筋肉を鍛えることで、発音の明瞭さや飲み込みの動作が改善されるのもMFTのメリットのひとつです。舌の正しい位置や動きは、滑舌や話し方に大きな影響を与えます。

また、誤嚥(ごえん)を防ぐうえでも口腔周囲筋の強化は重要です。子どもから高齢者まで年代を問わず、発音や嚥下の機能向上に役立つため、生活の質を高めることにもつながります。

全身の健康状態の改善が期待できる

MFTは口の中だけに留まらず、全身の健康にも良い影響を与えるとされています。たとえば、正しい舌の位置や口の閉じ方が身につくと、気道が安定し、いびきや睡眠時無呼吸症候群の改善が期待できることがあります。また、鼻呼吸が促進されることで、口呼吸による乾燥や感染症リスクの軽減にもつながります。

MFT(口腔筋機能療法)のデメリット

MFT(口腔筋機能療法)のデメリット

MFTは多くのメリットがある一方で、始める前に知っておきたい注意点やデメリットも存在します。ここでは、MFTを受けるにあたって考慮すべきポイントを解説します。

即効性があるわけではない

MFTは、トレーニングを通じて少しずつ口腔の正しい機能を身につけていく療法です。そのため、短期間で劇的な変化が得られるわけではなく、成果が現れるまでには一定の期間が必要です。

すぐに結果を求める方には、やや物足りなく感じる可能性もあります。

自己管理が必要

MFTは、歯科医院でトレーニングを受けるだけでなく、自宅での復習と継続があってこそ効果が現れる療法です。つまり、日々のセルフケアが結果を左右するのです。

毎日の練習を怠ると、成果が出にくくなったり、最終的な目標に到達しなかったりする可能性があります。特に、小さなお子さんが対象の場合は、保護者の方が練習の声かけや見守りを行う必要があり、日常生活の中で継続できる環境づくりが重要です。

中には途中でモチベーションが下がり、やめたくなることもあるかもしれませんが、そのようなときこそ歯科医院でのサポートや家族の励ましが大切になります。

保険が適用されない

MFTは基本的に自由診療に当たるため、保険が適用されないケースがほとんどです。そのため、治療費は全額自己負担となります。継続して行う必要があるため、長期的に考えると経済的な負担が大きいと感じる方もいるかもしれません。

まとめ

MFTのイメージ

MFT(口腔筋機能療法)は、舌や口唇、咬筋などの口まわりの筋肉を鍛えることで、歯並びや噛み合わせ、発音、飲み込みなどの改善を目指すトレーニングです。特に子どもの矯正治療と組み合わせることで、後戻りの予防や治療効果の安定化にもつながります。

料金は医院によって異なりますが、1回あたり3,000円〜1万円程度が相場で、通院期間や回数によって総額も大きく変わります。

メリットが多い一方で、即効性がなく継続が必要な点や、保険が適用されない点には注意が必要です。治療を検討する際には、費用だけでなく、トレーニング内容や効果もしっかり確認しましょう。

MFT(口腔筋機能療法)を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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歯周病と全身疾患の関係は?歯周病の予防方法も解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「歯周病は口の中だけの問題」と考えている方は多いかもしれません。しかし、近年の研究では、歯周病が全身の健康にも影響を与える可能性があることが分かってきました。糖尿病や心疾患など、歯周病との関連性が指摘されている病気は少なくありません。

歯周病は自覚症状が少なく知らぬ間に進行することも多いため、早期の発見と治療が大切です。

この記事では、歯周病が全身に影響を及ぼす理由、関連が指摘されている全身疾患について詳しく解説します。

歯周病とは

歯周病を説明している

歯周病とは、歯を支えている歯ぐきや骨などの歯周組織に慢性的な炎症が起きる病気です。初期段階では、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きをしたときに出血したりします。まだ歯を支える骨には炎症が及んでいない段階のことを、歯肉炎といいます。

歯肉炎を放置すると、歯を支える骨に炎症が起きる歯周炎へと進行します。歯周炎になると、歯ぐきと歯の隙間が深くなって、歯ぐきが下がったり、歯がぐらついたりします。歯を支える骨が溶けるため、最終的には歯が抜けてしまうこともあるでしょう。

日本人の成人の約8割が歯周病にかかっているという報告もあり、多くの人に関係する病気といえます。自覚症状がないまま進行するため、気づいたときには重症化していることも少なくありません。

歯周病の原因

歯周病の主な原因は、プラーク(歯垢)と呼ばれる歯の表面に付着した細菌のかたまりです。プラークがたまると歯ぐきに炎症が起こり、これが繰り返されることで歯周病が進行していきます。

プラークは歯と歯茎の間にある歯周ポケットにもたまりやすく、細菌が増えることで歯周ポケットがさらに深くなり、歯を支える骨や歯根膜が壊されていきます。

歯周病の症状

歯周病になると、歯ぐきが赤く腫れる、歯磨きや硬いものを食べたときに出血する、口臭が気になる、歯ぐきから膿が出るといった症状が現れることがあります。さらに進行すると、歯が浮くような感じがしたり、歯がぐらついたりすることもあります。歯並びが変化したり、噛んだときに痛みを感じたりする場合も注意が必要です。

こうした症状がみられる場合は、歯周病が進行しているサインかもしれません。心当たりがある方は、早めに歯科医院を受診しましょう。

歯周病と全身疾患の関係性

歯周病と全身疾患の関係性のイメージ

歯周病が悪化すると全身疾患の発症・悪化に影響する可能性が指摘されています。ここでは、その理由を確認していきましょう。

歯周病菌が血流に乗って全身へ広がる

歯周病が進行すると、歯ぐきの炎症部位から血管内に細菌が入り込み、血流に乗って全身へ広がることがあります。歯周病菌の中には毒性の強いものもあり、近年は心臓や血管、関節、消化器などの組織や臓器に影響を及ぼす可能性も指摘されています。

歯周病菌に対して免疫反応が起こる

歯周病菌が体内に入ると、免疫機能が活性化して細菌に対抗しようとします。この反応は歯茎の周辺だけにとどまらず、全身性の炎症反応を引き起こすことがあります。

慢性的な炎症反応が続くと血管内部の細胞が傷つき、動脈硬化や血栓の原因になる可能性があるのです。

慢性的な炎症が全身に負担をかける

歯周病は慢性的な炎症が続く病気です。歯ぐきの炎症が長引くと、炎症性サイトカインという物質が多く作られ、血流に乗って体内の組織に運ばれます。このサイトカインが全身で炎症反応を引き起こし、糖尿病や動脈硬化などのリスクを高めると考えられています。

歯周病と関係のある全身疾患

歯周病と関係のある全身疾患のイメージ

ここからは、歯周病と深い関わりがある全身の病気について紹介していきます。

糖尿病

歯周病と糖尿病は、互いに影響しあう関係にあります。歯周病があると血糖値のコントロールがしづらくなり、反対に糖尿病があると歯周病が進行しやすくなります。糖尿病が進行すると免疫機能が低下するため、歯周病の発症リスクも高まります。

また、血糖値が高い状態が続くと毛細血管の血流が悪くなり、歯ぐきに十分な酸素や栄養が届きにくくなります。これも歯周病が進行しやすくなる要因の一つです。

糖尿病の治療と並行して歯周病の治療も行うと、炎症が抑えられて血糖値のコントロールが良くなる場合があります。歯周病を予防・治療することが、糖尿病の改善に役立つかもしれません。

心血管疾患

歯周病は、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患を招く要因の一つです。特に、歯周病菌や炎症性物質が血流に乗って全身をめぐり、血管に炎症を起こすことが、これらの疾患につながると考えられています。

炎症性物質は動脈硬化を促し、血管の内壁を傷つけたり、壁に沈着物がたまったりする原因になります。歯周ポケットの中で増える細菌が血管を通じて心臓に影響を与える可能性もあり、これが心血管疾患の発症や悪化に関わるとされています。

脳梗塞

歯周病が重症化すると、血中に炎症物質が増加しやすくなります。これらが血流に乗って全身を巡り、血管の内壁を傷つけると、血栓(血の塊)ができやすくなります。この血栓が脳の血管に詰まることで、脳梗塞を引き起こす可能性があります。

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液とともに口腔内の細菌が誤って気管に入り、炎症を起こす病気です。高齢者や飲み込む力が低下している人に多く、重症化すると命にかかわることもあります。

歯周病が進行している状態では口腔内の細菌量が増え、飲み込んだ時に細菌が肺に入りやすくなります。そのため、口腔ケアや歯周病治療を行うことが誤嚥性肺炎の予防につながります。

関節リウマチ

関節リウマチは、免疫の異常によって関節に炎症が起き、腫れや痛み、変形が生じる自己免疫疾患です。歯周病と関節リウマチは、慢性的な炎症や免疫反応の活性化など、共通する特徴が多く見られます。

また、歯周病がある人は関節リウマチを発症するリスクが高いことがわかってきています。特に、歯周病菌の一つであるジンジバリス菌は、関節リウマチの発症や悪化に関わっている可能性があるともいわれています。

慢性腎臓病

慢性腎臓病とは、腎臓の機能が徐々に低下する病気で、初期にはほとんど自覚症状がありません。腎臓は老廃物や水分を体外に排出する働きをしており、慢性腎臓病になると、体にさまざまな影響を及ぼします。

腎臓病になると免疫力が低下するため歯周病が進行しやすく、その炎症がさらに腎臓病を悪化させることもあります。また、慢性腎臓病で血液透析を受けている方は、歯周病などの感染症にかかるリスクが高いとされています。

早産・低体重児出産

歯周病によって歯ぐきに炎症が起きると、体内で炎症性物質が作られます。この物質には子宮を収縮させる働きがあり、歯周病によって過剰に分泌されると、早産や低体重児出産につながる可能性があると考えられています。

特に妊娠中は歯ぐきが腫れやすくなるため、歯ぐきに異変を感じたら早めに受診することが大切です。母子ともに健やかな妊娠・出産のためにも、妊婦さんは歯周病予防を心がけましょう。

歯周病を予防する方法

歯周病を予防する方法である歯磨き

歯周病を予防するためには、まず毎日の丁寧な歯磨きが基本になります。歯と歯ぐきの境目を意識して、やさしくブラッシングしましょう。また、歯ブラシだけでは届きにくい部分には、デンタルフロスや歯間ブラシを使うと清掃効果が高まります。

さらに、歯科医院での定期検診を受けることで、歯石の除去や早期発見につながります。加えて、食生活の見直しや禁煙といった生活習慣の改善も大切です。

全身の健康を守るためにも、日常のケアを丁寧に続けていきましょう。

まとめ

歯周病になっている歯

近年、歯周病は口の中だけの問題ではなく、全身の健康に影響を及ぼす病気であることがわかってきました。特に、糖尿病や心臓疾患、脳梗塞、誤嚥性肺炎、早産・低体重児出産などとの関連性が指摘されており、歯周病対策がこれらの病気の予防や悪化防止にもつながると考えられています。

また、歯周病は初期の自覚症状が少なく、気付かぬうちに進行していることもあるため、日々の丁寧なセルフケアや定期的な検診が大切です。歯周病の疑いがある場合は、できるだけ早く歯科医院を受診し、治療を受けるようにしましょう。

歯周病や全身疾患を防ぎたい方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
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根管治療は何回かかる?回数の目安と治療の流れ

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

根管治療を受けることになったとき「治療は何回くらいかかるの?」「いつまで通院が続くの?」と気になる方もいるでしょう。根管治療は、虫歯などによって炎症や感染が生じた歯の内部を清掃・消毒し、歯を残すことを目指す治療です。

通院の回数は一律ではありません。歯の根の形や感染の状態、過去の治療歴などによって、通院回数が変わる場合があります。また、根管内の処置を終えたあとに、被せ物などの治療が必要になることも知っておきたいポイントです。

本記事では、根管治療の回数の目安や、多くなるケース、治療の流れについて解説します。

根管治療とは

根管治療とは何?

根管治療とは、歯の根の内部にある根管と呼ばれる細い管に対して行う治療です。

根管の中には、神経や血管などからなる歯髄があります。虫歯が深く進行して歯髄に炎症や感染が及んだ場合などに、歯を残すことを目的として根管治療を行います。また、過去に根管治療を受けた歯で再び感染が起きた場合には、再治療が必要になることもあります。

根管は非常に細く、その本数や形には個人差があります。曲がっていたり、途中で枝分かれしていたりすることもあり、歯の種類によって構造も異なります。このような根管の形や感染の状態によって、治療に必要な回数は変わります。

根管治療は歯を残すための方法の一つですが、すべての歯を保存できるわけではありません。歯根が割れているなど、歯の状態によっては保存が難しい場合もあります。治療できるかどうかは、診察や検査を行ったうえで歯科医師が判断します。

根管治療の回数の目安

根管治療の回数のイメージ

根管治療の回数は、目安として2〜4回程度です。

ただし、すべての方がこの回数で終わるわけではありません。歯髄や感染の状態、根管の本数や形、過去に根管治療を受けたことがあるかなどによって、必要な回数は変わります。

根管の形が単純で、感染の範囲が限られている場合は、少ない回数で根管内の処置を終えられることがあります。

一方、根管が細く曲がっている場合や、歯の根の先まで感染が広がっている場合、過去に根管治療を受けた歯を再治療する場合などは、通院回数が多くなることがあります。

また、根管治療を終えたあとには、歯の状態に応じて土台や被せ物による修復を行うため、さらに通院が必要になる場合があります。

根管治療の回数が多くなるケース

根管治療の回数が多くなる複雑な歯並び

ここでは、どのような場合に治療回数が多くなるのか、主なケースを見ていきましょう。

歯の構造が複雑な場合

根管の本数や形は歯によって異なり、細く曲がっていたり、途中で枝分かれしていたりすることがあります。特に奥歯には複数の根管を持つこともあり、一つひとつ確認しながら処置を進める必要があります。

このような歯は、根管内部の清掃や消毒に時間がかかることがあり、1回の診療ですべての処置を終えられない場合があります。そのため、治療回数が多くなることがあるのです。

感染が広がっている場合

歯の根の中まで細菌が入り込み、感染が進んでいると、治療に時間がかかることがあります。特に、感染が歯の根の先まで広がると、その周りに炎症が起こり、膿がたまる場合もあります。

このような場合は、根管の中を清掃・消毒し、状態を確認しながら治療を進めます。一度の処置で次の段階へ進めるとは限らず、清掃や消毒を何回かに分けて行うこともあるため、感染が広がっているほど、通院する回数が多くなる場合があるのです。

治療中断や再感染が起きた場合

根管治療の途中では、歯の中に細菌が入らないように仮の蓋をして、次の治療まで内部を保護します。治療を長期間中断すると、仮の蓋がすり減ったり外れたりして、歯の中に細菌が入り込む可能性があります。

細菌が入り込んで再び感染した場合は、根管内の清掃や消毒をあらためて行う必要があり、その分治療回数が多くなることがあるのです。また、根管治療を終えた歯でも、被せ物のすき間などから細菌が入り、再治療が必要になる場合があります。

根管治療の流れ

根管治療の流れを説明する歯科医師

根管治療では、歯の状態を確認したうえで、いくつかの工程に分けて治療を進めます。ここでは、一般的な根管治療の流れを順番に見ていきましょう。

診察と検査を行う

まずは、どの歯がいつから痛むのか、どのような症状があるのか、過去に治療を受けたことがあるかなどを確認します。そのうえで口の中を診察し、必要に応じてエックス線撮影などを行います。

検査では、虫歯がどこまで進んでいるのか、歯の根やその周りに炎症がないかなどを確認します。これらの結果をもとに、神経を残せるか、根管治療が必要か、歯を残せる状態かを判断します。

虫歯や感染した神経を取り除く

治療を始める際は、歯の状態に応じて局所麻酔を行います。麻酔が効いたことを確認してから虫歯になった部分を削り、歯の内部にある神経を取り除きます。

神経が通っている根管は細く、曲がっていることもあります。そのため、内部の状態を確認しながら専用の器具を使って慎重に処置を進めます。

根管内を清掃・消毒する

神経などを取り除いたあとは、専用の器具や洗浄液を使って根管内を清掃・消毒します。根管の中に残っている細菌や感染した組織をできる限り取り除き、内部をきれいにしていきます。

根管は細く、奥まで直接見ることが難しいため、根管の長さや内部の状態を確認しながら慎重に処置します。感染の状態によっては、清掃や消毒を何度かに分けて行うこともあります。

根管内に薬剤を詰める

根管治療を複数回に分けて行う場合は、清掃・消毒した根管内に薬剤を入れ、仮の蓋をします。次回の治療まで根管内に細菌が入り込むのを防ぎ、歯の内部を清潔な状態に保つためです。

清掃や消毒を終え、根管内の状態を確認できたら、最終的に専用の材料を詰めて根管を封鎖します。根管をすき間なく封鎖することで、細菌が再び入り込んだり増えたりするリスクを抑えます。

被せ物で歯を修復する

根管内の治療が終わったら、最後に被せ物で歯を修復します。まず、歯の内部を補強し、被せ物を支えられるように土台を作ります。その後、歯の形を整え、型取りを行います。被せ物が完成したら歯に合わせ、噛み合わせや形に問題がないことを確認して装着します。

ここまで終わると、根管治療から被せ物の装着までの一連の治療が完了します。

根管治療を計画に沿って進めるための注意点

根管治療を計画に沿って進めるための注意点

ここでは、治療を計画に沿って進めるために、通院中に気をつけたいポイントを確認しておきましょう。

予約した日に受診する

根管治療は、歯の状態を確認しながら何回かに分けて行うことがあります。治療の間隔が長く空くと、仮の蓋がすり減ったり外れたりして、歯の中に細菌が入り込む可能性があります。

痛みがなくなっても治療が終わったとは限らないため、自己判断で通院をやめず、予約した日に受診しましょう。予定日に行けなくなった場合は、歯科医院へ連絡して次の受診日を相談してください。

仮の蓋が外れたら歯科医院へ連絡する

根管治療の途中では、次の治療まで歯の中に細菌が入らないよう、仮の蓋をします。仮の蓋は食事などの影響で欠けたり外れたりすることがあります。

仮の蓋が外れた場合は、そのままにせず歯科医院へ連絡しましょう。次の予約まで待ってよいか、早めに受診したほうがよいかは、歯の状態などによって異なります。また、市販の接着剤などを使って自分で蓋を戻さず、歯科医師の指示に従ってください。

治療中の歯で硬いものを噛まない

根管治療中の歯は、虫歯を削ったり治療のために歯の一部を削ったりしているため、強い力がかかると欠けたり割れたりすることがあります。また、治療の途中では仮の蓋をしているため、硬いものを噛むと蓋が外れる原因にもなります。

治療が終わるまでは、氷や硬い食品などを治療中の歯で噛むことは避けましょう。食事について歯科医師から指示がある場合は、その内容に従うことも大切です。

痛みや腫れがある場合は早めに相談する

根管治療の後は、治療した歯に一時的な痛みや違和感が出ることがあります。強い痛みが続く、歯ぐきや顔が腫れる、噛んだときの痛みが強くなるなどの症状がある場合は、次の予約日を待たずに歯科医院へ連絡しましょう。

「治療中だから大丈夫」と自己判断せず、気になる症状があれば歯科医師に伝えることが大切です。歯の状態を確認したうえで、必要な対応を判断します。

まとめ

根管治療のイメージ

根管治療の回数は、目安として2〜4回程度ですが、すべての方が同じ回数で終わるわけではありません。根管が細く曲がっている、感染が歯の根の先まで広がっている、過去に治療した歯を再治療するといった場合は、通院回数が多くなることがあります。

治療では、診察や検査を行ったあと、感染した神経などを取り除き、根管内を清掃・消毒して専用の材料で封鎖します。その後、被せ物を装着して歯の形や噛む機能を回復させます。

治療中は予約日に受診し、仮の蓋が外れた場合や強い痛み・腫れがある場合は、早めに歯科医院へ連絡しましょう。また、治療中の歯で硬いものを噛むことも避けてください。通院回数は歯の状態によって変わるため、歯科医師に確認しながら最後まで治療を続けることが大切です。

根管治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
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インプラント治療後に口臭が?原因と防ぐためにできること

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

インプラント治療は、失った歯を補うための優れた選択肢として広く知られていますが、治療後に思わぬトラブルを感じる方もいます。その一つが、口臭です。

「せっかく治療を受けたのに、なぜか口臭が気になるようになった」と戸惑う方も少なくありません。実は、インプラントと口臭には深い関係があり、原因を見極めることが快適な口内環境を保つ第一歩となります。

今回は、インプラント治療後の口臭の原因や、予防のポイントについて解説します。インプラント治療を考えている方や治療後のケアに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療後に口臭がする原因

インプラント治療後に口臭がしている様子

インプラント治療後に口臭がする原因は1つではなく、いくつかの要因が関係していることが多いです。ここでは主な原因について詳しく見ていきます。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎は、人工歯根の周囲で起こる炎症で、歯周病に似た状態です。インプラントの周囲にプラークがたまると、歯茎が赤くはれたり、出血しやすくなったりします。進行すると、インプラントを支える骨が溶けていくこともあり、口臭も強くなります。

初期の段階では自覚症状があまりなく、気づかないうちに悪化していることもあるため注意が必要です。インプラントを長く使うには、インプラント周囲炎を予防し早めに対処することが大切です。

インプラントと歯茎の隙間に汚れが溜まっている

インプラントの構造上、周囲の歯茎との間にわずかな隙間ができることがあります。この部分には食べかすやプラークが溜まりやすく、しっかりと清掃できていない場合、そこが細菌の温床になり、嫌な口臭の原因となります。

インプラントがぐらついている

インプラントがぐらついている場合、それは周囲の骨や歯ぐきに問題が起こっているサインかもしれません。ぐらつきの原因として多いのがインプラント周囲炎で、炎症が進行すると、インプラントの固定が弱まって微小な隙間ができます。この隙間に細菌が入り込みやすくなり、不快なにおいの原因となります。

また、ぐらつきによって噛み合わせが不安定になると、食べ物が詰まりやすくなり、細菌が繁殖する環境が整ってしまいます。インプラントにわずかな違和感や動きを感じたら、早めに歯科医院を受診しましょう。

口内が乾燥している

口の中が乾燥すると、唾液の量が減り、細菌が増えやすい状態になります。唾液には細菌の繁殖を抑える働きがあるため、分泌量が不足すると口臭が強くなりがちです。特にインプラント治療のあとは、口呼吸やストレス、加齢、服薬の影響などで口腔内が乾燥することがあります。

喫煙

喫煙は、口臭の原因となるだけでなく、インプラントに悪影響を与えるリスクも高い習慣です。タバコの煙には多数の有害物質が含まれており、これが口腔内に長く残ることで強いにおいを発生させます。

また、喫煙によって血流が悪くなり、唾液の分泌も減少するため、細菌が繁殖しやすい環境が整います。さらに、喫煙者はインプラント周囲炎の発症リスクも高く、治療後のトラブルにつながりやすいとされています。

インプラントの寿命を延ばし、快適な口腔環境を維持するためには、喫煙を控えることが非常に重要です。

インプラント治療後の口臭を防ぐためにできること

インプラント治療後の口臭を防ぐためにできる歯磨き

インプラント治療後の口臭は、日々の生活習慣やケアの仕方で十分に予防・改善が可能です。歯科医院での治療が終わったあとも、しっかりとお口の中をケアすることで、インプラントを長く健康に使い続けられるようになるでしょう。

ここでは、特に効果的な対策について詳しく解説します。

丁寧に歯磨きをする

毎日のブラッシングは、口臭予防のもっとも基本的で重要なケアです。インプラントの周囲は天然歯に比べて歯ぐきとの境目に汚れがたまりやすいため、歯ブラシでやさしく、かつ的確に磨くことが大切です。

歯と歯の間や、インプラントと歯ぐきの境目にはプラークが残りやすく、これが細菌の温床となります。通常の歯ブラシだけでなく、ワンタフトブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなども活用して、細部までしっかり清掃しましょう。

ブラッシングの回数は1日2〜3回を目安に、1回あたり3分以上かけて丁寧に磨くことが推奨されます。磨く力はやさしく、毛先をしっかり当てることを意識してください。

口内を保湿する

口臭の原因のひとつに、口の中の乾燥があります。特にインプラント周囲は炎症を起こしやすく、唾液の分泌が少ないと細菌が増殖しやすくなります。唾液には口の中を洗い流す自浄作用があるため、口内の乾燥を防ぐことが重要です。

水分をこまめに摂取したり、ガムを噛んで唾液の分泌を促したりすることが効果的です。また、部屋の湿度を保つ、加湿器を使用するといった環境面の工夫も有効です。特に就寝中は口内が乾きやすいため、寝る前の歯磨きを丁寧に行い、口の中を清潔に保った状態で眠りにつくようにしましょう。

禁煙する

喫煙習慣は口臭の大きな原因となるだけでなく、インプラントの周囲環境にも悪影響を及ぼします。たばこに含まれる有害物質は血流を悪化させ、歯ぐきの治癒力を弱め、炎症が起こりやすくなります。

さらに、たばこのヤニや臭いが口腔内に残ることで、強い口臭が発生しやすくなります。インプラントを長持ちさせ、口臭を防ぐためにも、喫煙習慣を見直すことが重要です。

定期的にメンテナンスを受ける

インプラント治療が完了したあとは、定期的なメンテナンスを受けることがとても重要です。歯科医院でのメンテナンスでは、インプラント周囲の状態や歯ぐきの健康をチェックするだけでなく、専用の機器を使って普段の歯みがきでは落としきれない汚れをしっかり取り除きます。

それにより、口臭やインプラント周囲炎のリスクを減らすことができます。3か月に一度のペースで通院することが推奨されており、万が一のトラブルも早期の段階で対応できるようになります。

食生活を見直す

口臭を防ぐためには、毎日の食事も大切なポイントです。にんにくやネギなど、においの強い食べ物を頻繁にとると、息に残るにおいが気になることがあります。また、甘いお菓子やジュースをよくとると、口の中で細菌が増えやすくなり、においの原因になることもあります。

インプラントを長持ちさせるためにも、バランスの良い食事を心がけ、やわらかいものだけでなく、よく噛んで食べることが大切です。さらに、水分をしっかりとることで唾液の分泌が促され、口の中が清潔に保たれやすくなります。

インプラント治療後のメンテナンスの重要性

インプラント治療後のメンテナンスの重要性を伝えている女性

インプラントを長く快適に使い続けるためには、日々のケアに加えて、治療後の定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスを怠ると、せっかくのインプラントにトラブルが起こることがあります。

ここでは、インプラント治療後のメンテナンスがなぜ重要なのかを解説します。

インプラント周囲炎を予防できる

インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲に炎症が起こり、歯ぐきや骨がダメージを受ける病気です。自覚症状が少ないまま進行しやすく、放置するとインプラントが抜け落ちる原因にもなります。

インプラント専門医による定期的なメンテナンスでは、専用の器具を使ってインプラント周囲のプラークや歯石を丁寧に除去するため、炎症や感染のリスクを大きく抑えられます。

口臭を予防できる

インプラントに関連する口臭の多くは、歯周ポケットやインプラント周囲にたまったプラーク(歯垢)や食べかすが原因です。メンテナンスでは、口臭の原因となるこれらの汚れを専用の器具で取り除き、口の中を清潔な状態に保つことができます。

また、クリーニング後には歯やインプラントの表面がつるつるになり、汚れの再付着も防ぎやすくなります。

インプラントの寿命を延ばせる

インプラントは一度埋め込めば一生使えると思われがちですが、そうではありません。きちんと手入れをしなければ、インプラントの周囲に汚れがたまって炎症が起こり、最悪の場合には抜け落ちることもあります。

メンテナンスでは、そうしたトラブルの兆候を早い段階で発見できるため、問題が小さいうちに対処できます。これによって、インプラントをより長く、安定して使い続けることが可能になります。

まとめ

インプラントのイメージ

インプラント治療後に口臭がする場合、その背後にはインプラント周囲炎や清掃不足など、複数の原因が隠れていることがあります。しかし、正しい知識をもって日々のセルフケアや生活習慣を見直し、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることで、口臭の予防につながります。

インプラントを長く快適に使い続けるためにも、治療後の継続的なケアを欠かさないようにしましょう。この記事を参考に、ご自身の口腔ケアを見直し、健やかな口元と自信のある笑顔を維持してください。

インプラント治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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銀歯の下が虫歯に?原因や治療法、予防法を解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

保険診療で用いられることから、銀歯は多くの方に使用されています。しかし、銀歯を装着した歯が、再び虫歯になることがあるのをご存じでしょうか。虫歯の治療を行ったはずなのに、なぜ再発するのか不思議に思う方もいるかもしれません。

今回は、銀歯の下が虫歯になる原因や治療の方法、虫歯を予防する方法などについて詳しく解説します。

銀歯とは

銀歯で治療した歯

銀歯とは、虫歯などで削った歯を補うために使われる金属の詰め物や被せ物のことです。保険診療で使われており、主に使用されるのは金銀パラジウム合金という金属です。

硬くて丈夫なため噛む力が強くかかる奥歯の治療によく用いられます。一方で、銀色の見た目が目立ちやすいため、口元の美しさを気にする方にはあまり選ばれないこともあります。

また、長年の使用で金属が劣化したり、歯ぐきが黒ずんで見えたりすることもあるため、最近ではセラミックなどの白い素材を選択する方も増加しています。

銀歯の下が虫歯になる原因

劣化した銀歯

銀歯の下が再び虫歯になるのには、いくつかの要因が考えられます。ここでは、主な原因を確認していきましょう。

銀歯の劣化

銀歯は金属でできているため、口の中という特殊な環境で少しずつ劣化していきます。たとえば、飲食物の温度変化や唾液の成分などにより、銀歯はごくわずかに膨張・収縮を繰り返します。天然歯とは膨張・収縮の仕方が異なるため、この動きが続くと銀歯と歯の間に小さな隙間が生まれることがあるのです。

また、長年の使用で銀歯の表面に細かな傷がつき、そこに汚れや菌が入りこみやすくなることも、虫歯の原因になります。

特に、噛む力が強い方や、歯ぎしりの癖がある方は銀歯にかかる負担が大きく、劣化のスピードも速くなる可能性があります。

虫歯の取り残し

銀歯を装着する前には、虫歯部分を丁寧に削り取る処置が行われます。しかし、なんらかの理由で虫歯を取り残してしまうケースがあります。取り残しがあると、銀歯の下で虫歯が進行していく原因になります。

また、虫歯の取り残しがあっても、最初のうちは症状が出にくく、気づかないまま時間が経過して悪化するケースも多いです。歯科医院での治療精度が重要となるだけでなく、治療後の定期的なチェックも欠かせません。

銀歯の下が虫歯になったときの治療法

銀歯の下にできた虫歯を治療する歯科医師の手元

では、銀歯の下が虫歯になった場合、どのような治療を行うのでしょうか。ここでは、虫歯の進行度に応じた治療法を解説します。

虫歯を削って詰め物・被せ物をやり直す

虫歯が表層だけにとどまっている場合は、銀歯を外して虫歯の部分を削り、あらためて詰め物や被せ物を作製・装着します。保険診療では銀歯が再び選択されることもありますが、再発リスクを下げたい場合は、セラミックなどの耐久性に優れた自費素材も検討するとよいかもしれません。

根管治療

虫歯が神経まで進行している場合には、根管治療が必要になります。根管治療とは、歯の内部にある神経や血管を取り除いたあと、内部を丁寧に清掃・消毒し、すき間なく薬剤で密閉する処置です。

細菌の再侵入を防ぐうえで非常に重要な処置で、歯を残すための治療といえます。根管治療の後は、歯の強度を補うために土台を立て、そのうえで新しい被せ物を装着する必要があります。

抜歯

虫歯が歯の根っこまで進行してしまい、治療をしても状態を改善できないと判断された場合は、歯を抜くことがあります。抜歯を行った後は、そのままにしておくと噛み合わせが崩れたり、周囲の歯が動いたりするため、補綴(ほてつ)治療が必要になります。

主な選択肢としては、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つがあげられます。

インプラントは、人工の歯根をあごの骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する方法で、見た目も機能も自然な仕上がりが期待できます。周囲の歯に負担をかけない点が大きな利点ですが、外科手術が必要で治療期間が長くなりやすく、費用も高額です。

ブリッジは、両隣の歯を削って土台にし、そこに連結した人工歯をかぶせる方法です。インプラントと比べて治療期間が短く、外科手術の必要がない点が特徴ですが、健康な歯を削る必要があります。

入れ歯は、歯ぐきに取り外し式の義歯を装着する方法で、他の方法に比べて負担が少なく、費用を抑えやすいのが特徴です。ただし、噛む力や装着感は、他の方法に比べると劣る場合もあります。

どの補綴方法を選ぶかは、口腔内の状態や生活習慣、費用面を考慮して判断する必要があります。歯科医師ともよく相談しながら、ご自身に合った方法を検討しましょう。

銀歯の下が虫歯になるのを防ぐ方法

セラミックの歯に変更する様子

 

銀歯の下が虫歯になるのを防ぐためには、日々のケアと定期的な歯科医院でのチェックが欠かせません。ここでは、虫歯を予防するための具体的な方法について解説します。

丁寧に歯磨きをする

銀歯の周囲には汚れがたまりやすいため、日々の歯磨きを徹底することが大切です。特に、銀歯の縁の部分や歯と歯の間は食べかすやプラークが残りやすく、虫歯のリスクが高い部分といえます。

歯ブラシは毛先が細いタイプを使い、力を入れすぎず小刻みに動かしながら磨きましょう。歯と歯の間には、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことも意識してみてください。これにより、歯ブラシでは落とせない汚れを効果的に除去できるようになります。

また、就寝中は唾液の分泌量が減るため、虫歯のリスクが高まる時間帯といえます。就寝前は時間をかけて丁寧に磨く習慣をつけることで、虫歯の予防につながるでしょう。

食生活を見直す

虫歯予防には、日々の食習慣も大きく関わってきます。砂糖を多く含む食べ物や飲み物を頻繁に口にすると、口の中が酸性になりやすく、歯が溶けやすい環境になります。特に、甘いお菓子や清涼飲料水をだらだらと摂る習慣は、虫歯を進行させる原因になります。

虫歯になりにくい口内環境をつくるためには、食べる時間や回数を意識することも大切といえるでしょう。

また、よく噛んで食べることで唾液の分泌が促進されます。唾液には、口内の汚れを洗い流す自浄作用や、細菌の働きを抑える殺菌作用などがあります。そのため、しっかり噛んで食べて唾液の分泌を促すことは、虫歯の予防にもつながるといえます。

銀歯以外の素材を検討する

銀歯は長年使用されてきた素材ですが、虫歯の再発リスクも否定できません。そのため、虫歯の再発リスクをおさえたい方には、セラミックなどの補綴物を選ぶという選択肢もあります。

セラミックは見た目が自然であり、金属アレルギーの心配もなく、歯としっかり適合するため虫歯の再発防止に有効とされています。費用はかかりますが、長期的な健康を考えると価値のある選択ともいえるでしょう。

近年では、虫歯の再発を防ぐ目的で、銀歯からセラミックに交換する方も増えています。

定期的に歯科検診を受ける

銀歯の下が虫歯になっていても、見た目で気づくのは困難です。また、虫歯は初期段階では自覚症状が出にくいため、気づいたときには進行していることも少なくありません。そのため、歯科医院で定期的に検診を受けることがとても大切です。

検診では、専用の器具やレントゲンを使って、目では見えない虫歯の有無も確認します。また、銀歯の状態も確認するので、必要に応じて交換などの対応も行えます。

小さな異変のうちに発見・対応できれば、治療の負担も少なく済みます。ふだん痛みや不具合がなくても、予防のためにチェックを受ける習慣をつけておきましょう。

まとめ

銀歯の下の虫歯を治療して笑顔の女性

銀歯の下の虫歯は見た目ではわかりにくいため、気づいたときには進行していることも多くあります。虫歯の取り残しや銀歯の劣化などさまざまな要因が重なり、虫歯が再発することもあるので注意しましょう。

銀歯の中に虫歯ができているかどうかは自分では判断できないため、定期的に検診を受けるようにしてください。

銀歯の下の虫歯にお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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顎関節症の原因とは?放置するリスクや治療法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

口を開けたときにあごが痛む、食事中に関節から音が鳴る、大きく口を開けられないといった症状が続く場合、顎関節症の可能性があります。

顎関節症は若い世代から高齢の方まで幅広い年代でみられる身近な病気ですが、その原因は一つではありません。日常生活の何気ない習慣や、筋肉・関節への負担が積み重なることで症状が現れる場合もあります。

そのため、痛みだけに目を向けるのではなく、背景にある要因を把握することが改善への第一歩です。

この記事では、顎関節症とはどのような病気なのかをはじめ、発症につながる主な原因、放置することで考えられる影響、歯科医院で行われる治療法について解説します。

顎関節症とは

顎関節症になり顎に痛みを感じる女性

顎関節症とは、あごの関節やあごを動かす筋肉に負担がかかり「口を開けると痛い」「口を大きく開けられない」「口を動かすとカクカクと音が鳴る」などの症状が現れる病気です。

私たちは食事や会話、あくびなど、一日のなかで何度もあごを動かしています。あごは耳の前あたりにある関節を中心に動いており、周りの筋肉と連携することで、口をスムーズに開け閉めできます。

しかし、この関節や筋肉に負担が続くと、痛みや動かしにくさが現れることがあります。顎関節症は、ひとつの原因だけで起こる病気ではありません。歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせ、姿勢、生活習慣など、さまざまな要因が重なることで発症すると考えられています。

また、口を開けたときに音が鳴るだけで痛みがない方もいれば、音は鳴らなくても口を開けるたびに強い痛みを感じる方もいます。症状の出方には個人差があるため、自己判断だけで原因を決めつけることはできません。

あごの違和感が続く場合は、症状が軽いうちに歯科医院を受診し、原因を確認することが大切です。早めに対応することで、あごへの負担を減らし、日常生活への影響を抑えられる場合があります。

顎関節症の原因

顎関節症の原因を伝える女性

顎関節症は、ひとつの原因だけで起こる病気ではありません。毎日の生活のなかにある何気ない習慣や、あごへ負担がかかる動作が積み重なることで症状につながる場合があります。ここでは、顎関節症の主な原因について見ていきましょう。

噛み合わせの悪さ

噛み合わせが合っていないと、一部の歯やあごに負担がかかることがあります。また、歯を失ったまま放置している場合や、詰め物・被せ物が合っていない場合は、噛むバランスが変わり、あごに負担がかかることがあるのです。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、あごに強い力がかかるため、顎関節症の原因のひとつと考えられています。特に睡眠中の歯ぎしりは無意識に起こるため、自分では気付きにくいことがあります。

朝起きたときにあごが疲れている、口を開けると違和感がある、歯がすり減っていると指摘されたことがある方は、歯ぎしりや食いしばりが関係しているかもしれません。また、仕事や勉強に集中しているときに上下の歯を強く噛みしめる方もいます。

ふだんから歯を必要以上に接触させないよう意識すると、あごへの負担を減らしやすくなります。

ストレスや精神的な緊張

ストレスや緊張が続くと、無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりが増えたりすることがあります。その結果、あごに負担がかかり、顎関節症の症状が現れることがあるのです。

また、疲れがたまっているときや睡眠不足が続いているときに、症状が強くなる方もいます。心と体を十分に休めることは、あごへの負担を減らすためにも大切です。

姿勢の悪さ

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用では、前かがみの姿勢が続きやすくなります。このような姿勢が続くと、首や肩だけでなく、あごの周りにも負担がかかる場合があります。

姿勢の悪さが気になる方は、こまめに体を動かしたり、画面の高さを調整したりすることを意識しましょう。

外傷

転倒や交通事故、スポーツなどであごを強く打つと、顎関節症のきっかけになることがあります。けがをした直後は症状がなくても、数日後に口を開けにくくなったり、あごに痛みが出たりするケースもあるでしょう。

あごを強く打ったあとに違和感や痛みが続くときは、歯科医院や口腔外科を受診しましょう。

顎関節症を放置するリスク

顎関節症を放置するリスクのイメージ

顎関節症は、症状が軽いうちは様子を見てしまう方も少なくありません。

しかし、そのまま放置すると、日常生活に支障をきたす場合があります。ここでは、顎関節症を放置することで考えられる主なリスクについて見ていきましょう。

痛みが慢性化する

顎関節症をそのままにしていると、あごの痛みが長く続く場合があります。食事や会話、あくびなど、口を動かすたびに痛みを感じるようになると、日常生活にも影響が出ることがあります。

あごの痛みや違和感が続くときは、早めに歯科医院で相談し、原因に合った治療を受けることが大切です。

口を開けにくくなる

顎関節症の症状によっては、口を大きく開けにくくなることがあります。そのため、食事がしにくくなったり、歯科治療で口を開け続けることが難しくなったりする場合があるのです。

口を開けにくい状態や痛みが続くときは、無理に口を開けようとせず、早めに歯科医院を受診しましょう。

ほかの症状を引き起こす場合がある

顎関節症では、あごの痛みだけでなく、こめかみが痛む、頬が張るように感じる、首や肩がこるなどの症状がみられる方もいます。また、口を動かすたびに痛みがあると、食事や会話が負担に感じられることもあるでしょう。

顎関節症の治療法

スプリント療法で使用するマウスピース型の装置

顎関節症の治療は、症状や原因に合わせて行います。痛みを和らげるだけではなく、あごへの負担を減らし、症状の改善を目指すことが大切です。ここでは、歯科医院で行われる主な治療法をご紹介します。

スプリント療法

スプリント療法は、透明なマウスピースのような装置を装着する治療です。主に睡眠中に使用し、歯ぎしりや食いしばりによるあごへの負担をやわらげることを目的としています。

スプリントは患者さん一人ひとりの歯並びに合わせて作製します。使用中は定期的に状態を確認し、必要に応じて調整を行います。

薬物療法

痛みが強い場合には、痛みや炎症を抑える薬を使用することがあります。症状に応じて、筋肉の緊張をやわらげる薬が処方される場合もあります。

これは痛みなどの症状を和らげるための治療であり、顎関節症の原因を取り除く治療ではありません。症状の改善を目指すためには、あわせて生活習慣の見直しなどを行うことも大切です。処方された薬は自己判断で服用を中止せず、歯科医師の指示に従って使用しましょう。

理学療法

理学療法では、あごの動きを改善するための運動や、筋肉の緊張をやわらげる治療を行います。症状に応じて、口の開け方の練習や自宅でできるストレッチを指導することもあります。

無理に口を大きく開けたり、自己流で強く動かしたりすると症状が悪化する場合もあるため、歯科医師の指導のもとで行うことが大切です。

生活習慣の見直し

顎関節症の改善には、毎日の生活習慣を見直すことも大切です。何もしていないときは上下の歯を離すことを意識すると、あごへの負担を減らせる場合があります。また、片側ばかりで噛む癖がある方は、左右の歯をバランスよく使って食事をすることも心がけましょう。

長時間同じ姿勢で過ごす方は、適度に休憩を取り、首や肩を動かすことも大切です。硬い食べ物を無理に食べることや、大きな口を開け続けることは避け、あごに負担をかけにくい生活を意識しましょう。

生活習慣を見直すだけで症状が改善するとは限りませんが、歯科医院での治療とあわせて取り組むことで、あごへの負担を減らすことが期待できます。

まとめ

顎関節症を治療して思いきり笑う女性

顎関節症は、噛み合わせだけでなく、歯ぎしりや食いしばり、姿勢、外傷など、さまざまな要因が重なって起こる病気です。口を開けると痛む、口が開けにくい、あごから音が鳴るといった症状が続く場合は、顎関節症の可能性があります。

症状をそのままにしていると、痛みが長引いたり、食事や会話に支障をきたしたりすることもあります。治療では、スプリント療法や薬物療法、生活習慣の見直しなど、症状や原因に合わせた方法が選択されます。

あごに違和感や痛みがあるときは、自己判断で様子を見るのではなく、早めに歯科医院を受診し、原因を確認することが大切です。

顎関節症の症状にお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
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  • 日本臨床歯周病学会 会員
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インプラント治療に年齢制限はある?治療前に確認することも

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯を失った際の治療方法として、インプラントを検討する方が増えています。なかには「年齢が高くても治療を受けられるのか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

インプラント治療では年齢だけで判断するのではなく、顎の骨の状態や全身の健康状態など、さまざまな点を確認したうえで治療方針を決定します。そのため、高齢だからという理由だけで治療を諦める必要はありません。

本記事では、インプラント治療に年齢制限はあるのか解説します。治療前に確認するポイントや高齢の方が治療を受けるメリット、注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療とは

インプラント治療のイメージ

インプラント治療とは、失った歯の部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着して、噛む機能や見た目を回復する治療方法です。

人工歯根には、生体親和性の高いチタンが使用されています。人工歯根を顎の骨に埋め込んだあとは、骨と結合するまで一定期間を設け、十分に安定したことを確認してから人工歯を取り付けます。

ブリッジのように隣接する健康な歯を大きく削る必要がなく、入れ歯のように取り外す必要もありません。

単独で機能するため、残っている歯への負担を抑えながら歯を補えます。また、見た目も天然歯に近い仕上がりを目指しやすく、食事や会話の際にも違和感が少ないことから、多くの方に選ばれています。

ただし、外科手術が必要であり、治療期間は数か月に及ぶ場合があります。さらに、治療後も毎日の丁寧なセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。

インプラント治療に年齢制限はある?

インプラント治療に年齢制限はあるのかハテナマークを飛ばして考えるシニア男性

インプラント治療では、年齢だけで治療の可否が決まるわけではありません。顎の骨の状態や全身の健康状態などを総合的に確認したうえで、一人ひとりに合った治療方針を判断します。

ただし、成長期の方は注意が必要です。顎の骨が成長している途中でインプラントを埋め込むと、その後の骨の発育によって周囲の歯との位置関係や噛み合わせに影響が生じる可能性があります。そのため、一般的には顎の骨の成長が終了してから治療を検討します。

一方、インプラント治療には明確な上限年齢はありません。高齢であっても、顎の骨の状態や全身の健康状態が良好であれば治療を検討できる場合があります。

反対に、全身疾患や顎の骨の状態などによっては、年齢に関係なく治療が難しいケースもあります。

このように、インプラント治療では年齢そのものではなく、口腔内や全身の状態を総合的に評価して治療の可否を判断します。年齢だけを理由に諦めるのではなく、まずは歯科医院で相談し、自分の状態に合わせた治療方法を検討することが大切です。

年齢に関係なくインプラント治療前に確認すること

チェックリストと虫眼鏡

インプラント治療を安全に進めるためには、年齢だけではなく、口の中や全身の状態を事前に確認することが大切です。ここでは、治療前に確認する主なポイントを解説します。

顎の骨の状態

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込む治療であるため、十分な骨の量や厚みがあるかを確認する必要があります。骨が不足している場合は、インプラントをしっかり支えられないことがあるためです。

治療前には、歯科用CTなどを用いて顎の骨の高さや幅、神経や血管の位置などを詳しく調べます。検査の結果によっては、骨造成などの治療を行ってからインプラント治療へ進む場合もあります。

全身疾患や服用中の薬

糖尿病や心疾患、骨粗しょう症などの全身疾患がある場合は、病状や全身の健康状態を確認したうえで、インプラント治療が可能かどうかを判断します。また、服用している薬によっては、手術方法や術後の管理に配慮が必要になることがあります。

治療中の病気や服用中の薬がある場合は、必ず歯科医師へ伝えましょう。必要に応じて主治医と情報を共有しながら、安全に治療を進められるよう治療計画を立てます。

喫煙習慣の有無

喫煙は血流を低下させるため、手術後の傷の治りに影響を及ぼすほか、インプラントと顎の骨が結合する過程を妨げる要因の一つとされています。また、治療後はインプラント周囲炎の発症リスクを高めることも報告されています。

そのため、治療前には喫煙習慣の有無を確認します。喫煙している場合は、治療への影響について説明を受けたうえで、禁煙や減煙について検討することが大切です。

毎日のセルフケアと定期的なメンテナンスを継続できるか

インプラントを長く維持するためには、治療後も毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。そのため、治療前には、治療後も継続した管理が必要であることを理解しておくことが大切です。

インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病に似たインプラント周囲炎を発症することがあります。セルフケアが不十分な状態では、インプラント周囲炎のリスクが高まり、進行するとインプラントを支える骨に影響を及ぼす可能性があります。

そのため、治療後も継続して口腔内を管理できる環境を整えておくことが重要です。

高齢の方がインプラント治療を受けるメリット

黒板に書かれたメリットの文字

高齢だからという理由だけでインプラント治療を諦める必要はありません。全身の健康状態や顎の骨の状態などの条件を満たしていれば、インプラント治療によって日常生活の質の向上が期待できます。

見た目を回復させられる

歯を失うと、口元の印象が変わり、笑顔に自信が持てなくなることがあります。インプラントは天然歯に近い見た目を再現しやすく、自然な口元を目指せる治療方法です。また、部分入れ歯のように金属の留め具が見えることがないため、見た目が気になる方にも選ばれています。

口元への不安が軽減されることで、人と話したり笑ったりするときも自然な表情を保ちやすくなるでしょう。

食事や会話を楽しみやすくなる

インプラントは顎の骨に固定されるため、入れ歯のように食事中に動きにくく、自分の歯に近い感覚で噛めるようになります。そのため、硬いものや繊維の多い食品も噛みやすくなり、食事を楽しみやすくなるでしょう。

また、入れ歯のずれが原因で話しにくさを感じていた場合は、発音しやすくなることもあります。口元を気にせず会話ができるようになれば、家族や友人とのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。

残っている歯を維持できる

一般的なブリッジでは、失った歯の両隣の歯に被せ物を装着して人工の歯を支えます。そのため、両隣の歯を削る必要があります。

一方、インプラントは顎の骨に埋め込んだ人工歯根で人工歯を支えるため、周囲の歯を削る必要がありません。また、隣接する歯を支えとして使用しないことから、残っている歯への負担を抑えられる点もメリットです。

顎の骨が痩せるのを防げる

歯を失うと、その部分の顎の骨には刺激が伝わらなくなるため、時間の経過とともに骨が痩せることがあります。

インプラントは顎の骨に固定されるため、噛んだときの力が骨へ伝わります。そのため、歯を失ったままの状態と比べると、骨の状態を維持しやすいと考えられています。

高齢の方がインプラント治療を受けるときの注意点

ビックリマークと虫眼鏡

インプラント治療にはさまざまなメリットがありますが、安全に治療を受けて長く使用するためには、事前に知っておきたい注意点もあります。ここでは、高齢の方がインプラント治療を検討する際に確認しておきたいポイントを解説します。

外科手術が必要になる

インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術を行います。手術は局所麻酔で行うことが一般的で、痛みに配慮しながら進めます。

高齢の方では、持病や服用中の薬が手術に影響することもあるため、事前に全身の健康状態を確認します。必要に応じて主治医と情報を共有し、安全に治療を進められるよう準備を行います。

手術に不安がある場合は、歯科医師に相談しましょう。治療内容や術後の注意点について十分な説明を受け、納得したうえで治療を受けることが大切です。

持病によっては治療できない場合がある

高齢になると、糖尿病や心疾患、骨粗しょう症などの持病がある方も少なくありません。こうした病気がある場合でも、病状が安定していればインプラント治療を行えることがあります。

一方で、病状のコントロールが十分ではない場合や、全身の健康状態によっては、外科手術のリスクを考慮してインプラント治療が難しいと判断されることもあります。また、服用している薬の種類によっては、治療方法や手術の時期について慎重な検討が必要になるケースもあります。

そのため、持病や服用中の薬がある場合は、事前に歯科医師に伝えることが重要です。

治療後も継続したメンテナンスが必要

インプラントは人工歯のためむし歯にはなりませんが、歯ぐきの周囲に炎症が起こるインプラント周囲炎を発症することがあります。症状が進行すると、インプラントを支える顎の骨が失われ、インプラントを維持できなくなるおそれがあります。

こうしたトラブルを防ぐためには、毎日のセルフケアに加え、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることが重要です。メンテナンスでは、インプラントや歯ぐきの状態、噛み合わせなどを確認するとともに、毎日の歯磨きでは落としきれない汚れを専用の器具で取り除きます。

高齢になると、手先の動きや視力の変化などによって、これまでどおりのセルフケアが難しくなることもあります。インプラントを長く維持するためには、毎日のセルフケアに加え、歯科医院で定期的に口腔内の状態を確認することが大切です。

インプラント治療が難しい場合の選択肢

ブリッジのイメージ

健康状態などによって、インプラント治療が難しいと判断されることがあります。そのような場合でも、ほかの方法で歯の機能を回復させることができます。ここでは、インプラント以外の治療方法についてご紹介します。

ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を土台にして人工歯を固定する治療です。取り外す必要がないため、入れ歯と比べて違和感が少なく、ふだんどおりに食事や会話をしやすいという利点があります。

ただし、一般的なブリッジでは、土台となる歯に被せ物を装着するため、健康な歯を削らなければなりません。また、噛む力を支える役割を担うため、土台となる歯には負担がかかります。ブリッジが適応となるかどうかは、残っている歯や歯ぐきの状態を確認したうえで判断します。

入れ歯

入れ歯は、歯を失った部分を人工の歯で補う取り外し式の装置です。部分的に歯を補う部分入れ歯と、すべての歯を補う総入れ歯の2種類があります。外科手術を行わないため、全身の健康状態などからインプラント治療が難しい場合にも検討できます。

一方で、清潔な状態で使用するためには、毎日取り外して清掃することが大切です。また、使い始めは違和感を覚えたり、食事や会話に慣れるまで時間がかかったりすることもあります。さらに、口の中の状態は少しずつ変化するため、快適に使用するには定期的な調整が必要です。

まとめ

インプラント治療に満足して微笑むシニア女性

インプラント治療には明確な上限年齢はなく、年齢だけで治療の可否が決まるわけではありません。顎の骨の状態や全身の健康状態、持病や服用中の薬などを確認したうえで、一人ひとりに合わせて治療方針を判断します。

高齢だからといって治療を諦める必要はありませんが、外科手術を伴うことや全身の健康状態などを十分に考慮することが大切です。インプラントが難しい場合は、ブリッジや入れ歯といった治療方法も含め、歯科医師と相談しながら自分に合った方法を選びましょう。

インプラント治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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口臭が気になる?ブリッジ治療後に口臭が発生する原因とは

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

ブリッジは、欠損した歯を補うための一般的な方法であり、見た目や噛む機能を回復できる治療法です。しかし、治療後に口臭が気になるようになったと感じる方も少なくありません。口臭は日常生活に大きな影響を与えるため、その原因や対策について正しく理解しておくことが大切です。

今回は、ブリッジが原因で口臭が発生する理由や、適切なケア方法、トラブルが起きた際の対処法について解説します。

口臭の種類

口臭を発している女性

口臭にはいくつかの種類があり、原因を正しく理解することが対策の第一歩となります。ここでは、代表的な口臭の種類をご紹介します。

生理的口臭

生理的口臭は、誰にでも起こりうる自然な現象で、特に健康状態に問題がなくても発生します。起床直後や空腹時、緊張しているときなどは、唾液の分泌が減少しやすく、口内に細菌が増えて一時的にニオイを感じやすくなります。

このタイプの口臭は、朝食をとったり歯磨きをしたりすればすぐにおさまるのが特徴です。

食べ物や嗜好品による口臭

口臭の原因には、食べ物や飲み物に含まれるにおい成分が関係している場合もあります。たとえば、ニンニクやネギ、アルコール、コーヒーなどを摂取すると、その成分が血液中をめぐって呼吸や汗に混じって排出されるため、強い口臭を感じることがあります。

これらのにおいは時間の経過とともに体外に排出されていくため、慢性的に続くものではありません。

病的口臭

病的口臭とは、口腔内や体の病気が原因で発生する口臭です。

口の中の問題が原因の場合、虫歯や歯周病、舌の汚れ(舌苔)、詰め物や被せ物の劣化などが関係しています。こうしたケースでは、歯科での治療やクリーニングによって改善が期待できます。

一方で、体の中の疾患が影響して発生することもあります。糖尿病、胃腸の不調、呼吸器系の病気、肝臓や腎臓の疾患などが関わっているケースもあり、これらの治療が必要なこともあります。

口臭にはさまざまな原因があるため、セルフケアで改善しない場合は、専門的な診断を受けることが大切です。

心因性口臭

実際には強い口臭がないにもかかわらず、自分の息がにおっていると感じてしまうのが、心因性口臭です。過去に口臭を指摘された経験や、人間関係の不安がきっかけで、強い思い込みから「自分には口臭がある」と感じてしまう状態です。

このタイプの口臭は、口腔や身体に異常がないにもかかわらず本人の中では深刻な悩みとなり、精神的なストレスをさらに強める傾向があります。歯科や医学的な治療だけでは改善が難しく、カウンセリングや精神的なケアが必要となることもあります。

ブリッジ治療後に口臭が発生する原因

ブリッジ治療後に口臭が発生する原因

ブリッジ治療後に口臭が気になると感じる方は多く、その背後には複数の原因が潜んでいる可能性があります。ここでは、主な3つの原因について順番にご紹介します。

ブリッジの隙間に汚れが溜まっている

ブリッジの構造上、人工歯の下や支台となる歯の周囲には細かな隙間が存在します。こうした隙間には、毎日の歯磨きだけでは落としきれない食べかすや細菌が溜まりやすく、時間が経つにつれてこれらが分解・発酵することで強い口臭を発するようになります。

特に、ブリッジの下部は清掃が難しく、専用のフロスや歯間ブラシを使わないと汚れが残りやすいです。見た目ではきれいに見えても、内部に汚れが蓄積されていることがあり、気づかないうちににおいの原因になっている可能性があります。

歯周病が進行している

ブリッジを装着した箇所の歯や歯ぐきに歯周病がある場合、口臭が発生しやすくなります。歯周病とは、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起きる病気で、進行すると歯周ポケットが深くなり、そこに細菌がたまることでガスが発生します。

特に、ブリッジの土台となる歯(支台歯)は、治療のために削られているため、健康な歯に比べて感染に対する抵抗力が弱くなっている状態です。

また、ブリッジの構造上、清掃が不十分になりがちで歯垢や歯石がたまりやすくなるため、歯周病が進行しやすい環境になります。歯ぐきの腫れや出血、違和感がある場合は、歯周病が原因で口臭が発生している可能性があります。

ブリッジの劣化や不適合

ブリッジの素材や接着剤は、長年の使用によって少しずつ劣化します。接着剤がはがれたり、人工歯と土台の間にわずかな隙間が生じたりすると、そのすき間に汚れがたまりやすくなります。

その状態が続くと、細菌が繁殖して知らない間に口臭を引き起こす原因になります。また、治療当初はしっかりフィットしていたブリッジも、時間の経過とともに歯や歯ぐきの形が変わることで、合わなくなるケースがあります。そのため、ブリッジを長持ちさせるには、定期的な歯科検診がとても大切です。

ブリッジ治療後の口臭を予防する方法

ブリッジ治療後の口臭を予防する方法として使用する歯間ブラシ

ブリッジ装着後も快適に生活するためには、日々の予防と習慣がとても重要です。口臭を防ぐためには、以下の4つのポイントを意識してみてください。

補助清掃用具を使う

ブリッジの周囲には、歯ブラシだけでは落としきれない汚れが溜まりやすいため、補助的な清掃用具を併用すると効果的です。具体的には、歯間ブラシやデンタルフロス、さらにブリッジの下部専用のスーパーフロスなどが有効です。

歯間ブラシは隙間に合わせてサイズを選び、無理なく丁寧に使用しましょう。デンタルフロスは、歯と歯の間のプラーク除去に使用するもので、毎日のケアに取り入れることで清潔な状態を維持しやすくなります。

舌のケアをする

舌の表面には細菌や食べかすがたまりやすく、それが原因で口臭が発生することがあります。舌ブラシや柔らかい歯ブラシで、奥から手前にやさしく舌をなでるように清掃しましょう。強くこすりすぎると、舌を傷つける可能性があるため注意が必要です。

生活習慣を見直す

ブリッジの周囲を清潔に保っていても、生活習慣が乱れていると口臭が改善しないことがあります。口臭の原因となる生活習慣には、喫煙、飲酒、ストレス、口呼吸、水分不足などがあります。

タバコに含まれる成分は口の中の粘膜を乾燥させ、細菌が繁殖しやすい環境を作ります。アルコールも口腔内の乾燥を招き、同じように口臭を強めます。

ストレスも唾液の分泌を抑制し、口臭の原因となりますので、適度にリラックスする時間を持つことが大切です。また、口呼吸をしている習慣がある方は意識して鼻呼吸に切り替えるようにしましょう。

加えて、こまめな水分補給も効果的です。生活習慣を見直すことで、ブリッジ治療後の口臭を予防しやすくなります。

定期的にメンテナンスを受ける

ブリッジ治療後の口臭を予防するためには、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。どんなに丁寧に歯磨きをしていても、ブリッジの周辺にはプラークや歯石が溜まりやすく、セルフケアだけでは完全に取り除くことが難しい場合があります。

歯科医院でのクリーニングでは、専用の器具を使って細かい部分までしっかり清掃してもらえるため、口臭の原因となる汚れを予防できます。

また、ブリッジのフィット感の確認や、周囲の歯や歯ぐきの健康状態もチェックしてもらえるため、トラブルが起こる前に対策をとることができます。一般的には3〜6か月に1回のペースで通院するのが理想とされているので、指示に従って受診しましょう。

まとめ

ブリッジ治療している歯

ブリッジ治療は見た目や噛む力を補ううえでとても有効な方法ですが、装着後の口腔ケアが不十分だと口臭の原因になることがあります。

ブリッジの隙間に汚れがたまりやすいことや、歯ぐきの炎症、装置の劣化など、口臭の背景にはさまざまな要因があります。そのため、日々の丁寧な歯磨きやフロス・歯間ブラシの活用、舌の清掃、生活習慣の見直し、そして歯科医院での定期的なチェックがとても重要です。

口臭が気になる場合は我慢せず、早めに歯科医院に相談しましょう。

ブリッジ治療後の口臭にお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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入れ歯が合わないときはどうしたらいい?放置してはいけない理由も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「入れ歯をつけると歯茎が痛い」「食事中に外れやすい」「以前より噛みにくくなった」と感じていませんか。入れ歯は毎日使用するため、わずかな違和感でも食事や会話に影響することがあります。

入れ歯のフィット感が低下する原因は、お口の状態の変化や入れ歯の劣化などさまざまです。また、違和感を我慢して使い続けると、口内の傷や炎症、噛み合わせの乱れにつながる可能性もあります。

この記事では、入れ歯が合っていないときに現れる症状や原因、そのままにするリスク、適切な対処法について詳しく解説します。

入れ歯が合わないときに現れる症状

外れやすくなった入れ歯

入れ歯のフィット感が低下すると、さまざまな症状が現れます。ここでは、入れ歯が合っていないときに現れる代表的な症状をいくつかご紹介します。

歯茎が痛い

入れ歯が合わなくなったときによく見られる症状が、歯茎の痛みです。食事中に特定の場所が痛んだり、入れ歯を入れているだけで違和感を覚えたりする場合があります。入れ歯は歯茎に均等に力がかかることで安定します。

しかし、お口の中の形が変化したり入れ歯にずれが生じたりすると、一部の歯茎に負担が集中し、痛みが出ることがあるのです。また、そのまま使用を続けると歯茎が赤くなったり傷ができたりする場合もあります。

「少し痛いだけだから」と我慢せず、痛みが長引くときは歯科医師に状態を確認してもらいましょう。

入れ歯が外れやすい

食事中に浮き上がったり、会話中にずれたりする場合は注意が必要です。入れ歯は歯茎や残っている歯によって支えられています。

しかし、歯茎やあごの骨の形が変化すると、入れ歯との間にすき間ができて安定しにくくなるのです。また、部分入れ歯では支えとなる歯の状態が変わることで外れやすくなる場合もあります。

噛みにくい

入れ歯のフィット感が低下すると「以前は普通に食べられていたものが噛みにくくなった」と感じることがあります。特に硬い食べ物や繊維の多い食べ物を口にしたときに現れやすい症状です。

入れ歯がずれると、噛む力をうまく伝えられなくなります。また、噛み合わせのバランスが変化すると、一部だけに力がかかりやすくなり、しっかり噛めない原因になります。噛みにくさが続くと、無意識のうちに食べやすいものばかり選ぶようになることもあるでしょう。

食事を快適に楽しむためにも、噛みにくいと感じたときは入れ歯の状態を確認し、必要に応じて歯科医院で調整を受けることが大切です。

どうして入れ歯は合わなくなるのか

どうして入れ歯は合わなくなるのか考える高齢女性

入れ歯を使っているうちに「なんとなく合わなくなった」と感じることがあるかもしれません。ここでは、入れ歯が安定しなくなる代表的な要因について詳しく解説していきます。

歯茎やあごの骨が変化したため

入れ歯のフィット感が低下する原因の一つが、歯茎やあごの骨の変化です。入れ歯を作ったときは問題がなくても、お口の中の状態は時間とともに少しずつ変わります。

歯を失った部分のあごの骨は徐々に痩せていくため、歯茎の形も変化します。その結果、入れ歯との間にすき間ができ、ぐらつきや外れやすさ、痛みにつながることがあるのです。

同じ入れ歯を長期間使っている場合は、このような変化が起こりやすいため、定期的に歯科医院で確認してもらうことが大切です。

入れ歯が摩耗・変形しているため

入れ歯のフィット感が低下する原因として、入れ歯自体の摩耗や変形も挙げられます。

入れ歯を毎日使用すると、人工歯は少しずつすり減っていきます。人工歯が摩耗すると噛み合わせが変化し、噛みにくさやぐらつきにつながるケースがみられます。また、落としたときの衝撃などによって入れ歯が変形する場合もあるでしょう。

長く使っている入れ歯に違和感がある場合は、歯科医師に状態を確認してもらうことが大切です。

残っている歯の状態が変化したため

部分入れ歯は、残っている歯を支えとして使用しています。そのため、入れ歯を支える歯に変化が生じると、装着感や安定性にも影響が出ることがあるのです。

例えば、虫歯や歯周病によって歯が弱くなったり、ぐらつきが生じたりすると、入れ歯をしっかり支えにくくなる場合があります。部分入れ歯を快適に使用するためには、入れ歯だけでなく支えとなる歯の健康を維持することも大切なのです。

入れ歯の不具合をそのままにするリスク

入れ歯の不具合をそのままにするリスクのイメージ

入れ歯がずれやすい状態をそのままにしておくと、口腔内だけではなく全身の健康にも悪影響を及ぼす場合があります。以下に、主なリスクを詳しく解説します。

口内の傷や炎症が悪化する

フィットしない入れ歯を使い続けると、歯茎や粘膜に負担がかかり、口内の傷や炎症が悪化するケースがあります。

例えば、最初は軽い痛みや赤みでも、同じ場所に刺激が続くと症状が強くなる場合があります。また、傷ができると食事の際に痛みを感じやすくなり、食べることが負担になることもあるでしょう。

そのため、違和感や痛みが長引く場合は、早めに歯科医院で調整を受けることが大切です。

あごの骨がさらに痩せる

歯を失った部分のあごの骨は、時間の経過とともに少しずつ痩せていくことが知られています。これは、歯があったときと比べてあごの骨に加わる刺激が変化することなどが関係しています。

あごの骨の形が変わると、入れ歯との間にすき間ができやすくなり、ぐらつきや外れやすさの原因になります。そのまま使用を続けると、違和感が増す可能性もあるでしょう。

入れ歯を快適に使用するためには、違和感を我慢せず、定期的に歯科医師に状態を確認してもらうことが大切です。

噛み合わせの乱れで噛みにくくなる

入れ歯がずれやすい状態が続くと、噛み合わせのバランスが崩れる場合があります。すると、あごに負担がかかりやすくなり、食べ物をしっかり噛みにくくなる場合があるのです。

しっかり噛めない状態が続くと、硬い食べ物を避けるようになり、食事を楽しみにくくなることもあるでしょう。

入れ歯が合わないときの対処法

合わなくなった入れ歯を歯科医院で調整してもらう様子

ここでは、入れ歯がずれやすいときの主な対処法について解説します。

歯科医院での調整を受ける

入れ歯がずれやすいと感じたときは、まず歯科医院で相談しましょう。痛みやぐらつき、外れやすさなどは、入れ歯の調整によって軽減できる場合があります。

歯科医院では、入れ歯が当たっている場所や噛み合わせの状態、お口の中の変化などを確認します。そのうえで、必要に応じて入れ歯を削る、内面を調整するなどの処置を行います。

自分で入れ歯を削ったり変形させたりすると、かえって合わなくなる可能性があります。違和感や痛みがある場合は自己判断せず、歯科医院で診てもらうことが大切です。

入れ歯安定剤を一時的に使用する

入れ歯にぐらつきがある場合は、入れ歯安定剤を使用することで安定感が得られることがあります。

ただし、入れ歯安定剤は入れ歯が合わなくなった原因を改善するものではありません。痛みや外れやすさが続く場合は、入れ歯の調整や修理が必要なこともあります。そのため、入れ歯安定剤は一時的な補助として使用し、違和感が改善しない場合は歯科医院で相談することが大切です。

口腔ケアを徹底する

入れ歯を快適に使用するためには、毎日の口腔ケアも欠かせません。入れ歯に汚れが付着したままになると、口臭の原因になるだけでなく、お口の中の衛生状態にも影響します。

入れ歯は毎日清掃し、就寝前には汚れをしっかり取り除くことが大切です。また、部分入れ歯の場合は、残っている歯の歯磨きも丁寧に行いましょう。

お口の中を清潔に保つことは、入れ歯を長く使用するためだけでなく、残存歯や歯茎の健康を維持することにもつながります。

入れ歯の作り直しを検討する

長年同じ入れ歯を使っている場合や、調整を行っても痛みやぐらつきが改善しない場合は、新しく作り直すことを検討することがあります。お口の状態が変化していると、現在の入れ歯では十分に合わなくなることがあるためです。

また、入れ歯にはさまざまな種類があり、選択する素材によって見た目や装着時の違和感に差が出る場合があります。そのため、現在の入れ歯に不満がある場合は、ほかの入れ歯について相談するのもよいでしょう。

まとめ

入れ歯を調整して快適に食事をする女性

入れ歯のフィット感が低下すると、歯茎の痛みや外れやすさ、噛みにくさなどの症状がみられることがあります。その原因には、歯茎やあごの骨の変化、入れ歯の摩耗、残っている歯の状態の変化などがあります。

また、フィットしない入れ歯を使い続けると、口内の傷や炎症が悪化したり、食事がしにくくなったりすることがあります。違和感がある場合はそのままにせず、早めに歯科医院へ相談することが大切です。入れ歯を快適に使い続けるためにも、定期的な検診と口腔ケアを心がけましょう。

入れ歯を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

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経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
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根管治療を中断するとどうなる?リスクと治療の流れを解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯の痛みや炎症を抑えるために行われる根管治療は、複数回の通院が必要になることが多いです。しかし、痛みがなくなったからといった理由で、途中で治療をやめてしまう方も少なくありません。治療の中断によって、せっかく改善し始めていた症状が再発したり、さらに悪化したりするケースもあります。

今回は、根管治療の概要と中断によるリスク、治療の流れなどについて詳しく解説します。根管治療中の方は、ぜひ参考にしてください。

根管治療とは

根管治療のイメージ

根管治療とは、虫歯が歯の神経にまで達した場合や、歯の根に炎症・感染が起こった場合に行う治療法です。歯の内部にある神経や血管を取り除き、根の内部をしっかり洗浄・消毒してから薬剤を詰めることで、再感染を防ぎつつ歯自体を残すことが目的です。

根管は非常に細く複雑な形状をしており、手作業での処置に加えて専用の器具や機器を使った精密な治療が求められます。そのため、治療には数回の通院が必要となりますが、歯を抜かずに保存するための重要な手段です。

治療が完了した後は、根管内に細菌が入り込まないよう、被せ物などで密閉し、歯の機能と見た目を回復させます。

根管治療の目的

根管治療の最大の目的は、感染した歯を抜かずに残すことです。歯の根の中は非常に細いため、感染した組織を取り除くには専門的な技術が必要です。治療では、根管内から細菌とその汚れをすべて取り除き、内部をきれいに洗浄・消毒したあと、再び細菌が入り込まないよう密閉します。

これにより、炎症や痛みなどの症状を抑え、歯の根を安定させて長く使えるようにするのが根管治療の目的です。

根管治療が必要になる主なケース

根管治療が必要となるのは、主に虫歯が進行して神経まで到達した場合や、過去に治療済みの歯で再び炎症が起きているケースです。また、歯にひびが入ったり、強い衝撃で神経が死んでしまったりした場合にも根管治療が必要になります。

これらの状態をそのまま放置すると、炎症が進み、最終的には抜歯が避けられなくなることもあります。早い段階で適切な処置を行うことで、歯を守れるのです。

根管治療を中断するリスク

根管治療を中断して強い痛みに苦しむ男性

根管治療を途中でやめることは、さまざまなリスクを伴います。以下に、主な影響を詳しく解説します。

細菌感染が再発する

根管治療では、歯の内部にある細菌を取り除き、清潔な状態に保つことが大切です。しかし、治療を中断してしまうと、細菌が残ったままとなり、再び感染を起こす可能性があります。根管の中はとても複雑な構造をしており、中断したままにすると細菌が深く入り込みやすく、再感染を起こしやすい環境になります。

一度感染が再発すると、再治療に時間も費用もかかるうえに、治療の成功率が下がる可能性もあります。完治を目指すためには、根管の内部を完全に清潔な状態にする必要があるため、最後まで治療を受けることが重要です。

強い痛みや腫れが生じる

根管治療を中断すると、時間の経過とともに強い痛みが現れることがあります。痛みは徐々に強くなっていき、ズキズキとした持続的なものになり、食事や会話にも支障をきたすようになります。また、歯の根の先に膿がたまることで、歯茎が腫れたり、頬が大きく膨らんだりすることもあります。

さらに進行すると、発熱やリンパの腫れを伴うなど、全身症状に発展する可能性もあります。こうした状態は、日常生活に大きな影響を及ぼすかもしれません。

歯の破折や抜歯のリスクが高まる

根管治療を中途半端な状態で終えると、歯の内部が非常に脆くなったまま放置されることになります。神経を取り除いた歯や、内部に感染が残った歯は構造的に弱くなっており、噛む力や外部からの衝撃に耐えきれず割れたり折れたりしやすくなるのです。とくに、奥歯のように強い力がかかる部位では、破折のリスクが高くなります。

一度破折すると元のように修復することが難しくなり、抜歯を余儀なくされるかもしれません。大切な歯を守るためには、治療を最後までやり遂げることが大切です。

治療期間と費用が増加する

根管治療を途中でやめると、そのあとに再治療が必要になったり、より高度な治療が求められたりすることがあります。その結果、治療期間が長くなり、通院回数が増えることもあります。

さらに、再治療や被せ物の再作製などで追加費用がかかるため、トータルの治療費が高額になるケースも少なくありません。最初の段階で治療を完了させておけば、時間的にも経済的にも負担を抑えられるのです。

噛み合わせや見た目に影響が出る

根管治療を終えた歯に被せ物をしないまま放置すると、歯の高さが変わって噛み合わせがずれたり、隣の歯が倒れてきたりすることがあります。特に奥歯では、治療中の歯を使わないことで噛み合わせのバランスが崩れやすくなります。

また、前歯の治療を途中でやめると、見た目に違和感が生じて口元の印象が悪くなることもあります。噛む力や見た目の美しさを保つためにも、最後まで治療を続けることが大切です。

根管治療の流れ

根管治療の流れを示すステップとゴール

根管治療は数回の通院を必要とする精密な治療です。ここでは、一般的な流れを順を追ってご紹介します。

検査と診断

最初に行われるのは、患者さまの症状や歯の状態を確認するための検査です。具体的にはレントゲン撮影や視診などを通して、神経の炎症や感染の有無、感染の広がり具合を把握します。

この診断によって、根管治療が必要かどうか、またどの程度の治療が求められるかを判断します。

感染部位の除去と根管内の清掃

根管内を洗浄・消毒し、感染している組織や細菌を徹底的に取り除きます。専用の器具と薬剤を使用し、複数回にわたり慎重に行われます。根管の内部は非常に細かく複雑な形をしていますが、再発を防ぐためには徹底的に清掃する必要があります。

根管充填と密閉

感染がおさまり、根管内が清潔な状態に整ったら、次は根管充填を行います。根管充填とは、根管内に特殊な薬剤や充填材を詰めて密閉する処置です。

根管内は非常に細く複雑な形状をしているため、すみずみまで確実に充填材を行き渡らせる高度な技術が求められます。すき間なく密封することで、再び細菌が内部に侵入するのを防ぎます。

土台の形成と被せ物の装着

根管治療が完了したら、歯の内部を補強するための土台(コア)を作り、その上から被せ物(クラウン)を装着します。これにより、機能面・審美面の両方で元の歯に近い状態へと回復させることができます。

定期的なメンテナンス

根管治療が終わったあと、治療した歯を長く健康に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。歯科医院での定期検診では、詰め物や被せ物の状態、歯ぐきの健康、噛み合わせなどをチェックし、必要に応じてクリーニングや調整を行います。

万が一、再感染や不具合が起こっていても、早期に見つけることで被害を最小限に抑えられます。治療した歯を長持ちさせるためにも、歯科医院での定期的なチェックを続けることが大切です。

根管治療を中断しやすいタイミング

根管治療を中断しやすいタイミングについて説明する歯科医

根管治療は数回にわたって行う必要があるため、患者さまの通院スケジュールや体調、生活環境などにより、継続が難しくなることがあります。

まず、痛みが和らいだときに通院をやめてしまう方が多いでしょう。初回の治療で神経が除去されると痛みを感じなくなるため、もう治ったと感じて通院をやめる方が少なくありません。しかし、根の内部に細菌が残っている場合には再び痛みが出たり、膿がたまったりするリスクがあります。

また、仮のふたを装着した状態になると、見た目の違和感が少ないことからそのまま治療を中断するケースもあります。仮封材は長期間の使用を想定していないため、時間が経つとすき間が生じて再感染する可能性があります。

さらに、忙しさや引っ越し、転職などで物理的に通院が難しくなることも、中断の要因として挙げられます。

まとめ

根管治療を最後まで完了してスポーツに励む笑顔の女性

根管治療は歯を抜かずに残すための大切な治療ですが、その効果を得るためには、最後まで治療をやり遂げることが欠かせません。途中で治療をやめてしまうと、細菌が再び増えて炎症が悪化したり、強い痛みや腫れ、さらには歯の破折や抜歯といった深刻な問題につながる危険性があります。

また、再治療が必要になると、費用や通院の負担が増えるだけでなく、治療の成功率も下がることがあります。根管治療は一度に終わらないことが多く、通院が面倒に感じられることもあるかもしれません。しかし、歯を守るためには通院を続けることが何より大切です。

少しでも不安を感じた場合は自己判断で治療を中止せず、必ず歯科医師に相談しましょう。大切な歯を長く使うために、根管治療の重要性を理解し、計画的に通院を続けることが大切です。

根管治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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