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歯周病を放置するとどんなリスクが?自分の歯を守るために大切なことも

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「歯茎が少し腫れているだけだから」と、ついそのままにしていませんか。実はそれは、歯周病のサインかもしれません。歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどないため、放置されやすい病気です。

しかし、知らないうちに進行し、やがて歯が抜け落ちたり、全身の健康に悪影響を及ぼしたりすることがあります。特に中高年層では歯を失う主な原因となっており、決して軽視できるものではありません。

今回は、歯周病とはどのような病気か、放置した際にどのようなリスクがあるのか解説します。歯周病の進行を食い止めるためにできることもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは

歯周病の口もとを示して歯科医が説明するイメージ

歯周病とは、歯と歯茎の境目にある歯周ポケットにプラーク(歯垢)がたまり、そこに含まれる細菌によって歯茎や歯を支える骨が徐々に破壊されていく病気です。はじめは痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行しやすく、沈黙の病気とも呼ばれます。

歯周病を放置すると、歯が抜け落ちるだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす恐れがあります。実際、日本では成人の約8割が歯周病もしくはその予備軍であるとされており、誰にとっても無関係ではない身近な病気です。

歯周病の理解を深め、早めの対策をとることが、口腔内の健康を保つうえで非常に重要です。

歯周病の進行段階

歯周病は、軽度の炎症から始まり、放置することで徐々に重篤化していく慢性的な病気です。その進行は大きく4つの段階に分かれており、それぞれの状態によって症状や治療法も異なります。

歯肉炎

歯周病の最も初期の段階が歯肉炎です。これは、歯の周りにたまった歯垢(プラーク)に含まれる細菌が歯茎に炎症を起こし、赤く腫れたり、歯みがきのときに出血したりする状態です。

この段階では、歯を支える骨には影響が出ていないため、丁寧な歯みがきや歯科医院でのクリーニングによって、元の健康な状態に戻すことが可能です。歯周病の進行を防ぐためには、この初期段階で気づいて対処することがとても大切です。

軽度の歯周炎

歯肉炎を放置すると、やがて軽度の歯周炎へと進行します。この段階では、歯茎の炎症がより深い部分まで広がり、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎のすき間が深くなっていきます。歯を支える骨の一部が溶け始めるのもこの時期です。

症状としては、歯茎の出血や軽い腫れに加えて、歯が浮いたような感覚が出ることもあります。日常の歯みがきだけでは対処が難しく、歯科医院での専門的なケアが必要になります。

中等度の歯周炎

さらに進行すると中等度の歯周炎となり、歯茎の炎症がかなり進んだ状態になります。

歯を支える骨の破壊が進み、歯周ポケットはさらに深くなります。歯茎が下がって歯が長く見えるようになったり、歯がグラグラして噛みにくくなったりすることもあります。また、この段階からは強い口臭を感じる人も多くなります。

見た目や生活の質にも影響を与えるようになるため、放置せずにしっかりとした治療を受けることが大切です。

重度の歯周炎

歯周病が最も進んだ状態が重度の歯周炎です。この段階では歯を支える骨が大きく失われ、歯がぐらついたり、最悪の場合には自然に抜けたりすることもあります。歯茎は大きく下がり、歯の根元が露出して知覚過敏が起こりやすくなります。

ここまで進行すると、歯を残すのが難しくなり、抜歯をせざるを得ないこともあります。歯周病を放置した結果がこの状態です。重症化する前に、早めの対処が何よりも重要です。

歯周病を放置するとどんなリスクがある?

歯周病を放置して脳や心臓に影響が出るイメージ

歯周病は放っておいても自然に治ることはなく、むしろどんどん悪化していく病気です。初期には自覚症状が少ないため軽く見られがちですが、放置するとさまざまな深刻なリスクを引き起こします。ここでは、歯周病を放置した場合に考えられる主な影響について解説します。

歯を失うリスクが高まる

歯周病を放置するリスクの一つが歯を失うことです。歯周病は、歯を支えている歯茎や骨を少しずつ破壊していきます。そのため、症状が進むにつれて歯がぐらつくようになり、最終的には抜け落ちることもあります。

実際、日本人が歯を失う原因の第1位は虫歯ではなく歯周病です。特に40代以降では歯周病による歯の喪失が急増し、複数の歯を一度に失うケースもあります。歯を失うことで噛む力が弱まり、食生活の質の低下や見た目の変化にもつながるため、早めの対処が欠かせません。

全身の健康へ悪影響をおよぼす

歯周病を放置すると、口の中だけでなく全身の健康にも悪影響を与えることがわかってきています。歯周病菌や炎症による物質が血液を通じて体中に広がると、心臓病や脳梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎など、さまざまな病気のリスクが高まるとされています。

特に糖尿病との関係は深く、歯周病が悪化すると血糖値のコントロールが難しくなり、逆に糖尿病が歯周病を悪化させるという悪循環が生まれます。また、妊婦の場合には、早産や低体重児出産のリスクを高めるともいわれており、歯周病の放置は全身に影響する深刻な問題といえます。

口臭が悪化する

歯周病が進行すると、強い口臭の原因にもなります。

歯と歯茎の間にできた深い歯周ポケットの中では、空気を嫌う細菌(嫌気性菌)が繁殖しやすくなり、それが悪臭のもととなるガスを発生させます。このにおいは本人が気づきにくいことが多く、知らないうちに周囲に不快感を与えることがあります。

歯周病による口臭は、一時的な対策では改善しにくく、根本的な治療が必要です。放置するとにおいがどんどん強くなり、仕事や人間関係にも悪影響を及ぼす恐れがあるため、早めに対策をとることが大切です。

歯周病の進行を食い止めるためにできること

歯周病予防の為に正しい歯みがきをする男性

歯周病は一度進行すると自然には治らないため、早めの予防と対策がとても大切です。日常生活のなかでのちょっとした習慣の見直しが、歯周病の進行を防ぐ大きな鍵になります。ここでは、歯周病の進行をくい止めるために実践できる具体的な方法をご紹介します。

正しい歯磨き習慣を身につける

歯周病の予防で最も基本となるのが、毎日の歯磨きです。

ただし、磨いているつもりでも、正しい方法でなければ歯垢(プラーク)は落とせません。歯と歯茎の境目を意識して、優しく小刻みに動かすように磨くことが大切です。また、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも使うことで、歯の隙間に残った汚れまで取り除けます。

自己流では磨き残しが多くなりやすいため、一度歯科医院で自分に合った磨き方を教わるのもよいでしょう。

食生活を見直す

毎日の食事も、歯周病の予防や進行をくい止めるためにとても大切なポイントです。甘いお菓子やジュースなど糖分の多いものを頻繁にとると、口の中に歯垢(プラーク)がたまりやすくなり、歯周病の原因となる細菌が繁殖します。

また、やわらかい食べ物ばかりでは噛む力が弱まり、唾液が分泌されません。唾液には口の中をきれいに保つ働きがあるため、よく噛んで食べることも大切です。歯ぐきの健康を守るためには、ビタミンCやカルシウム、たんぱく質などの栄養素をしっかりとることも意識しましょう。

喫煙を控える

喫煙は歯周病の最大のリスク要因のひとつです。タバコに含まれるニコチンは歯茎の血流を悪化させ、免疫力を低下させます。その結果、歯茎の炎症が悪化しやすくなるのです。また、治療をしても効果が出にくいという問題もあります。

そのため、禁煙することが強く求められるのです。禁煙することで歯周病の進行を抑えることができ、治療の効果も高まるでしょう。

ストレスを管理する

ストレスがたまると、身体の免疫力が低下し、歯周病にもかかりやすくなります。また、ストレスが原因で歯ぎしりや噛みしめなどが起こると、歯や歯茎に余分な負担がかかり、歯周病を悪化させる可能性があります。

ストレスを完全に避けることは難しいかもしれませんが、適度にリラックスする時間を作ったり、睡眠をしっかりとったりすることは、口の健康にもつながります。

定期的に歯科検診を受ける

歯周病は、初期のうちはほとんど痛みなどの自覚症状がありません。そのため、自分では気づかないうちに進行することが多く、症状が出たときには重度の状態にまで進行しているケースも少なくありません。

こうした気づかない進行を防ぐために、定期的に歯科検診を受けることがとても大切です。

検診では、歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さをチェックし、歯周病の兆候がないかを早い段階で見つけることができます。さらに、たまった歯石を取り除いてもらうことで、歯周病の原因となる細菌の温床を減らすことができます。

定期的にプロの目でチェックしてもらうことが、進行を防ぎ、大切な歯を長く守ることにつながります。

まとめ

歯周病をケアした笑顔の女性

歯周病は、気づかないうちに進行し、放置すれば歯を失うだけでなく、全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性のある深刻な病気です。初期段階では痛みなどの症状が出にくいため、ちょっとした歯ぐきの腫れと軽く見てしまう方も少なくありません。

しかし、歯周病は放っておいても自然には治らず、進行する一方です。だからこそ、正しい歯みがきやバランスの良い食生活、禁煙、ストレス管理、そして定期的な歯科検診など、日々の予防と早めの対処がとても重要です。

自分の歯を守り、健康な生活を続けるために、今日からできることから始めましょう。

歯周病の症状にお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

歯のブリッジ治療とは?メリット・デメリットや費用も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分の歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

虫歯や歯周病、ケガなどで歯を失ったあと、「ブリッジにしましょう」と言われても、どのような治療なのか、入れ歯やインプラントと何が違うのか、よくわからないという方は少なくありません。

歯のブリッジ治療とは、失った歯の両隣の歯を土台にして、橋のように人工の歯を固定する方法です。取り外し式の入れ歯とは違い、しっかり固定されるため、噛み心地や見た目の自然さから選ばれることが多い治療法です。

この記事では、歯のブリッジとは何かという基本から、適用されるケース、種類、治療の流れ、メリット・デメリット、寿命や費用、インプラント・入れ歯との違いまで、順番にわかりやすく解説します。ブリッジ治療を検討されている方は、治療選択の参考にしてください。

歯のブリッジ治療とは

歯のブリッジ治療とはどんな治療か疑問に思う夫婦

歯のブリッジ治療は、失った歯の両側に残っている歯を支えにして、連結した被せ物を装着する治療です。両隣の歯を削って土台となる形に整え、その上に土台の歯の被せ物と、失った部分を補う人工の歯が一体になった装置を接着して固定します。

このように橋を架けるような構造になるため、「ブリッジ」と呼ばれています。装着後は、噛む力を両隣の歯で分散しながら、失った歯の見た目と噛む機能を補うことができます。

一方で、支えとなる歯を削る必要があること、支えの歯に通常より大きな負担がかかることが特徴です。

そのため、治療前には土台となる歯の虫歯や歯周病の有無、歯を支えている骨や歯ぐきの状態、噛み合わせなどを十分に検査し、ブリッジに耐えられるかどうかを慎重に判断することが欠かせません。

どんなときにブリッジ治療が適用されるのか

ブリッジ治療のイメージ

ブリッジ治療が向いているのは、失った歯の本数が比較的少なく、両隣にしっかりした歯が残っている場合です。一般的には、連続した1本から3本程度の欠損に対して検討されることが多く、特に両隣の歯に十分な歯質と骨の支えがあり、強い噛む力に耐えられることが重要になります。

反対に、失った歯の本数が多い場合や、両隣の歯が大きな虫歯で弱っている、歯周病でぐらついている、根が短いなど、支えとしての余力が少ない場合には、ブリッジは適していないことがあります。

このようなケースでは、部分入れ歯やインプラントなど、別の治療法を検討した方が安全な場合もあります。

また、いちばん奥の歯を失った場合のように、欠損部の片側にしか歯が残っていないケースでは、通常の形のブリッジはできません。条件によっては片側だけで支える特殊なブリッジを検討することもありますが、適応は限られます。

ブリッジの主な種類

ブリッジの模型を持つ歯科医師の手元

一口にブリッジといっても、支え方や削る量によっていくつかの種類があります。お口の状態や希望に応じて、適したタイプを選択していきます。

一般的な固定式ブリッジ

もっとも一般的なのが、失った歯の両隣の歯を削り、その2本を土台として真ん中の人工歯を支える固定式のブリッジです。3本分が一体となった形で作られることが多く、噛む力を両側に分散できるため、安定しやすい構造です。

多くの保険診療のブリッジや、自費診療のセラミックブリッジも、この形を基本としています。

接着ブリッジ(歯をほとんど削らないタイプ)

前歯を1本だけ失ったようなケースで、両隣の歯を大きく削りたくない場合に検討されるのが、接着ブリッジです。失った歯の両隣の歯の裏側に、薄い羽根のような金属やセラミックの板を接着し、その板に人工の歯を一体化させて固定します。

通常のブリッジと比べて、土台となる歯を削る量をかなり少なくできるのが利点ですが、接着面が限られるため、外れやすい、強い噛む力には向かないなどの制約があります。

適応できるかどうかは、噛み合わせや歯並び、歯の形などを詳しく診断して判断します。

カンチレバーブリッジ(片側支持のブリッジ)

両隣に歯がない、あるいは片側の歯だけがしっかりしている場合に検討されるのが、カンチレバーブリッジと呼ばれる片側支持のブリッジです。一本の歯、または複数の歯を土台として、その先に片持ち梁のように人工の歯を延長して作ります。
構造上、てこのような力がかかりやすく、土台の歯に大きな負担がかかるため、適応できる症例は限られます。
特に強い噛む力がかかる奥歯では慎重な設計が必要であり、場合によってはインプラントなど別の選択肢が優先されることもあります。

ブリッジ治療の流れと期間

ブリッジの治療期間のイメージ

ブリッジ治療は、いくつかのステップを踏んで進めていきます。お口の状態によって回数や期間は変わりますが、おおよその流れを知っておくと安心です。

初診・検査・治療計画

まず、現在のお口の状態を確認するために、レントゲン撮影や歯ぐきの検査、噛み合わせのチェックなどを行います。失った歯の本数や位置、両隣の歯の状態、歯周病の有無などを総合的に評価し、ブリッジが適しているかどうかを判断します。

この段階で、ブリッジ以外の選択肢として、入れ歯やインプラントの説明も行い、それぞれのメリット・デメリットや費用感を踏まえて、患者さんと一緒に治療方針を決めていきます。

土台となる歯の治療と形成

ブリッジを支える両隣の歯に虫歯や歯周病がある場合は、先にその治療を行います。神経の治療が必要な場合や、歯ぐきの炎症が強い場合は、この段階での治療期間がやや長くなることがあります。

土台となる歯の状態が整ったら、ブリッジを被せるために歯を削り、被せ物がぴったり合うように形を整えます。同じ日に、仮歯を装着して見た目や噛む機能を一時的に回復させることが一般的です。

型取り・ブリッジの製作

土台の形が整ったら、専用の材料で歯型を採り、歯科技工士がブリッジを製作します。素材や本数にもよりますが、完成までに通常1〜2週間ほどかかります。その間は仮歯で過ごしていただき、日常生活に大きな支障が出ないようにします。

ブリッジの装着・調整

>完成したブリッジをお口の中に試適し、噛み合わせや見た目、歯ぐきとのフィット感などを確認します。問題がなければ、専用の接着剤でしっかりと固定します。装着後しばらくは、噛み心地や話し方に少し違和感を覚えることがありますが、多くの場合、数日から数週間で慣れていきます。

通院回数と治療期間の目安

虫歯や歯周病の治療がほとんど必要ない場合、ブリッジ治療自体は2〜3回の通院で完了し、期間にするとおよそ数週間から1〜2か月程度で終わることが多いです。

ただし、支えとなる歯の状態が悪い場合や、歯ぐきの治療が必要な場合は、その分期間が延びることがあります。

ブリッジ治療のメリット

ブリッジ治療のメリットのイメージ

ブリッジ治療には、見た目や使い心地、治療期間などの面でさまざまな利点があります。治療法を選ぶ際には、これらのメリットを理解しておくことが大切です。

見た目が自然で審美性を高めやすい

自費診療のブリッジでは、セラミックやジルコニアといった白くて透明感のある素材を選ぶことができ、周囲の歯の色や形に合わせて細かく調整できます。そのため、天然の歯に近い自然な見た目を再現しやすく、特に前歯のように目立つ部分では、笑ったときの印象を大きく改善することが期待できます。

保険診療の場合でも、前歯では白い材料を用いたブリッジが選択できるため、金属色が目立つことを避けたいという方にも対応しやすい治療法です。

固定式で違和感が少なく、外れにくい

ブリッジは土台となる歯に接着剤でしっかり固定するため、取り外し式の部分入れ歯と比べて、装着時の違和感が少ないことが多いです食事中に動いたり外れたりする心配が少なく、自分の歯に近い感覚で噛める点を評価される方が多く見られます

また、取り外しの必要がないため、日常のケアも基本的には他の歯と同じように歯ブラシや補助清掃用具で行うことができます。毎食後に入れ歯を外して洗うことに抵抗がある方にとっても、受け入れやすい治療です。

外科手術が不要で、治療期間も比較的短い

インプラントのように顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術が不要なため、身体への負担が比較的少ない治療法といえます。全身疾患や服用中のお薬の影響で外科手術に不安がある方にとって、選択肢になりやすい点も特徴です。

治療期間も、支えとなる歯の状態が整っていれば、型取りから装着まで数週間から1〜2か月程度で完了することが多く、早めに噛む機能を回復したい方に向いています。

噛む機能や発音の回復が期待できる

失った歯をそのままにしておくと、噛みづらさだけでなく、発音がしにくくなることや、周囲の歯が倒れ込んで歯並びや噛み合わせが乱れることがあります。

ブリッジで欠損部を補うことで、噛む機能や発音を改善し、残っている歯の位置が大きくずれてしまうことを防ぎやすくなります。

特に奥歯を失った場合、ブリッジによって噛む面を回復させることで、硬いものや繊維質の多い食べ物も噛みやすくなり、食事の満足度の向上につながることが期待できます。

ブリッジ治療のデメリット・注意点

ブリッジ治療のデメリットのイメージ

ブリッジ治療には多くの利点がある一方で、注意しておきたいデメリットやリスクも存在します。これらを理解したうえで、自分に合った治療かどうかを検討することが大切です。

健康な歯を削る必要がある

ブリッジを装着するためには、失った歯の両隣にある歯を土台として利用します。その際、たとえ虫歯のない健康な歯であっても、被せ物がしっかりと装着できるように周囲を削る必要があります。

歯は一度削ると元には戻らず、削る量が多いほど歯の神経に近づき、将来的にしみやすくなったり、神経の治療が必要になったりする可能性が高まります。長期的に見ると、削った歯の寿命が短くなるリスクがあることは、知っておく必要があります。

支えとなる歯に負担が集中しやすい

ブリッジは、失った歯の分の噛む力を両隣の歯が代わりに受け止める構造です。そのため、支えとなる歯には、本来その歯だけでは受けないはずの負担がかかり続けます。

長い期間この状態が続くと、支えの歯の根が割れてしまったり、歯の周りの骨が減ってぐらついてきたりするリスクが高まると考えられています。特に、2本以上の歯が連続して欠損している場合や、噛む力が強い方の場合には、設計に無理がないか慎重な検討が必要です。

虫歯や歯周病のリスクが高くなることがある

ブリッジは複数の歯が一体となった構造のため、歯と歯ぐきの境目や、人工の歯の下の部分など、汚れがたまりやすく磨きにくい場所が生じやすくなります。歯ブラシだけでは届きにくい部分も多く、プラークや食べかすが残りやすいことが特徴です。

その結果、支えとなる歯が虫歯になったり、歯ぐきに炎症が起きて歯周病が進行したりするリスクが高まる場合があります。

特に保険診療の金属製ブリッジでは、経年変化によって金属と歯の間にわずかな隙間が生じ、そこから虫歯が広がることもあります。

適用できない、または慎重な検討が必要なケース

ブリッジは万能な治療法ではなく、すべての症例に適用できるわけではありません。支えとなる歯が重度の虫歯や歯周病で弱っている場合や、根が短い場合、すでに大きな被せ物が入っていて余力が少ない場合などは、ブリッジをかけることでかえってその歯を早く失ってしまうおそれがあります。

また、連続して多くの歯を失っている場合や、噛み合わせの力が非常に強い場合、歯ぎしりや食いしばりが強い場合なども、設計によってはトラブルが起こりやすくなります。

このようなケースでは、インプラントや部分入れ歯など、別の方法を含めて総合的に検討することが重要です。

ブリッジの寿命と長持ちさせるポイント

ブリッジの寿命と長持ちさせるポイントのイメージ

ブリッジは一度入れたら一生ものというわけではなく、一定の寿命があります。ただし、日々のケアや設計の工夫によって、持ちを良くすることは十分に可能です。

ブリッジの平均的な寿命

ブリッジの平均的な使用年数は、おおよそ7〜8年程度とされています。実際には、支えとなる歯の状態や噛み合わせ、使用している素材、清掃状態などによって大きく変わり、10年以上問題なく使えているケースもあれば、数年でトラブルが生じるケースもあります。

研究報告では、条件の良い歯を土台にしたブリッジでは、10年後に多くが機能しているというデータもありますが、長期的には支えの歯の虫歯や歯周病、歯根の破折などが原因で再治療が必要になることが少なくありません。

特に、神経を残せた歯を土台にした場合の方が、長く安定しやすい傾向があるとされています。

ブリッジの寿命を縮める主な原因

ブリッジの寿命を左右する大きな要因として、支えとなる歯の虫歯や歯周病、噛み合わせの負担、清掃不良による汚れの蓄積などが挙げられます。ブリッジの一部が外れているのに気づかず使い続けてしまい、その隙間から虫歯が広がって歯根が割れてしまう、といったケースも見られます。

また、複数本をまとめて補うロングスパンのブリッジや、片側だけで支える延長型のブリッジは、どうしても支えの歯にかかる負担が大きくなり、トラブルが起こりやすい傾向があります。これらの設計を選ぶ場合には、特に慎重な診断とメンテナンスが重要です。

長持ちさせるための日常ケア

ブリッジをできるだけ長く使うためには、毎日のセルフケアが欠かせません。歯ブラシだけでは届きにくい部分が多いため、ブリッジ専用のフロスやスレッダー付きフロス、歯間ブラシなどを併用し、人工の歯の下や支えの歯の周囲の汚れを丁寧に取り除くことが大切です。

また、氷や硬いせんべいなど非常に硬いものを同じ場所で噛み続けると、ブリッジや支えの歯に過度な負担がかかり、破損の原因になることがあります。

食生活の中で、極端に硬いものを避ける、左右バランスよく噛むといった工夫も、ブリッジを守るうえで役立ちます。

定期的な歯科メンテナンスの重要性

セルフケアに加えて、歯科医院での定期的なチェックとクリーニングも、ブリッジを長持ちさせるうえで非常に重要です。専門的な器具を用いたクリーニングで、日常のブラッシングでは落としきれない汚れを除去し、支えの歯や歯ぐきの状態を細かく確認していきます。

定期検診では、ブリッジの接着状態や噛み合わせの変化も確認できるため、問題が小さいうちに調整や修理を行うことができます。ブリッジを装着したあとは、少なくとも数か月〜半年に一度のペースでの受診を心がけることが望ましいといえます。

ブリッジ治療の費用

ブリッジの費用のイメージ

ブリッジ治療の費用は、保険診療か自費診療か、何本分の歯を補うか、どの素材を選ぶか、支えとなる歯の事前治療がどの程度必要かによって変わります。ここでは、考え方の目安をお伝えします。

保険診療でのブリッジ

健康保険が適用されるブリッジでは、使用できる素材や部位に制限があります。奥歯では銀色の金属製ブリッジが基本となり、前歯では金属のフレームに白い樹脂を貼り付けた前装冠と呼ばれるタイプが用いられます。
保険診療の場合、自己負担は3割負担の方で、前歯のブリッジ1本あたりおよそ1〜2万円台、奥歯では1本あたり1万円前後になることが多いとされています。

ただし、実際の金額は本数や治療内容、医院によって異なりますので、詳細は受診時にご確認ください。

自費診療でのブリッジ

見た目や耐久性、金属アレルギーへの配慮などを重視したい場合には、自費診療のブリッジが選択肢となります。セラミックやジルコニアなどの素材を用いることで、天然歯に近い色合いや透明感を再現しやすく、金属を使わない設計も可能です。

自費診療の費用は、選ぶ素材や本数によって幅がありますが、1本あたり数万円から十数万円程度になることが一般的です。

ブリッジは最低でも3本分が一体となることが多いため、全体としては数十万円規模になる場合もあります。費用と見た目、耐久性のバランスを踏まえて、担当医とよく相談して決めていくことが大切です。

素材による違いと選び方のポイント

金属のブリッジは強度に優れ、奥歯の強い噛む力にも対応しやすい一方で、見た目が金属色で目立つことや、金属アレルギーの懸念があることが短所です。前歯の保険ブリッジに使われる白い樹脂は、時間とともに変色やすり減りが起こりやすい傾向があります。

セラミックやジルコニアは、自然な見た目と高い耐久性を兼ね備えており、金属アレルギーの心配が少ない点が利点です。

前歯では審美性を重視してオールセラミックやジルコニアを選び、奥歯では強度を重視してジルコニアを選ぶ、といった選択が考えられます。

メンテナンスにかかる費用も考慮する

ブリッジを長く使うためには、定期的な歯科検診とクリーニングが欠かせません。これらは多くの場合保険診療の範囲で受けられますが、年に数回の通院が必要になります。

また、経年とともに支えの歯に虫歯や歯周病が生じた場合には、その治療費や、場合によってはブリッジの再製作費用がかかることもあります。初回の費用だけでなく、長期的なメンテナンス費用も含めて検討することが、治療法選択の際には重要です。

インプラントや入れ歯との違い

インプラントと入れ歯の模型

歯を失ったときの主な治療法には、ブリッジのほかにインプラントと入れ歯があります。それぞれ構造や特徴が異なるため、ご自身の希望やお口の状態に合わせて選ぶことが大切です。

ブリッジとインプラントの違い

インプラントは、チタン製などの人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を被せる治療法です。周囲の歯を削らずに済み、失った歯だけを独立して補うことができる点が大きな特徴です。

ブリッジと比べた場合、インプラントは噛む力を直接骨で受け止めるため、両隣の歯への負担が少なく、長期的に見て残っている歯を守りやすいと考えられています。

一方で、外科手術が必要であること、治療期間が数か月に及ぶこと、自費診療となり費用負担が大きくなりやすいことがデメリットとして挙げられます。

ブリッジは外科手術が不要で、治療期間も比較的短く、保険診療の選択肢もあるため、費用を抑えやすい点が利点です。

その代わり、支えとなる歯を削る必要があり、その歯に負担がかかることが避けられません。どちらが適しているかは、全身状態やお口の状況、費用面などを含めて総合的に判断する必要があります。

ブリッジと入れ歯の違い

入れ歯は、取り外し式の装置で、部分的に歯を失った場合の部分入れ歯と、すべての歯を失った場合の総入れ歯があります。部分入れ歯では、残っている歯に金属のバネなどをかけて固定するのが一般的です。

ブリッジと比べると、入れ歯は隣の歯を大きく削らずに済み、複数本の歯を同時に補うことができる点が利点です。ただし、取り外し式であるため、装着時の違和感や、食事中に動きやすい、発音しづらいといった問題が生じることがあります。

また、バネをかける歯に負担がかかり、その歯の寿命が短くなる場合もあります。

ブリッジは固定式で違和感が少なく、噛む力も伝わりやすい一方で、支えとなる歯を削る必要があり、本数が多い欠損には対応しにくいことがあります。歯をできるだけ削りたくない方や、多くの歯を失っている方には、入れ歯やインプラントを含めた検討が必要になります。

まとめ

笑顔の両親と娘

歯のブリッジ治療は、失った歯の両隣の歯を土台として、橋をかけるように人工の歯を装着する方法です。固定式で違和感が少なく、見た目も自然に仕上げやすいことから、歯を1本から数本失った場合によく選ばれる治療のひとつです。

一方で、健康な歯を削る必要があること、支えとなる歯に通常より大きな負担がかかること、清掃が難しい部分ができて虫歯や歯周病のリスクが高まることなど、注意すべき点もあります。

ブリッジの寿命は一般的に7〜8年程度とされていますが、支えの歯の状態や日々のケア、設計の工夫、定期的なメンテナンスによって、大きく変わってきます。

入れ歯やインプラントなど、他の治療法にもそれぞれ利点と欠点があります。どの方法が適しているかは、失った歯の本数や位置、残っている歯や歯ぐきの状態、全身の健康状態、費用面や治療期間に対するご希望などによって、一人ひとり異なります。

ブリッジ治療を検討されている方、インプラントや入れ歯との違いを詳しく知りたい方は、を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

痛くなる前に知っておきたい虫歯の初期症状!治療法と予防法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

冷たいものが少ししみる、歯の表面がザラザラする、歯ぐきとの境目が白っぽく見える。このような小さな変化は、虫歯の初期症状であることが少なくありません。

虫歯は一度進行すると自然には元に戻らず、放置すれば神経や歯の根まで達し、強い痛みや神経の治療、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。

一方で、ごく初期の虫歯であれば、歯を削らずに経過観察や再石灰化を促す処置で済む可能性があります。

この記事では、虫歯の初期症状の具体的なサイン、虫歯がどのように進行していくのか、初期の段階で行える治療法や、虫歯を予防するための生活習慣について、歯科医の立場からわかりやすく解説します。

痛くなる前に気づき、できるだけ歯を削らずに守るための参考にしていただければ幸いです。

虫歯の進行度と「初期症状」とはどこまでか

虫歯の進行度合いを伝える歯科医師の手元

虫歯の初期症状を正しく理解するためには、まず虫歯の進行段階を知っておくことが大切です。歯科では、虫歯の進行度をC0からC4までの5段階で表します。

C0は、歯の表面のエナメル質が酸で少し溶け始め、白く濁って見える段階です。まだ穴は開いておらず、痛みもほとんどありません。この段階は要観察とも呼ばれ、フッ素やブラッシング、食生活の見直しによって再石灰化が期待できる状態です。

C1は、エナメル質の範囲内で小さな穴ができ始めた段階です。見た目には黒い点や茶色い変色として現れることがあり、冷たいものがしみることもありますが、まだ強い痛みは出ないことが多いです。状態によっては削らずに経過観察できることもありますが、小さく削ってレジンで詰める治療が必要になる場合もあります。

C2は、虫歯がエナメル質の内側にある象牙質まで進行した段階です。冷たいものや甘いものがしみたり、噛んだときに痛みを感じたりすることが増えてきます。この段階では、虫歯の部分を削って詰め物や被せ物で修復する治療が必要です。

C3は、虫歯が歯の神経にまで達した状態です。何もしなくてもズキズキ痛む、夜眠れないほど痛いといった強い症状が出ることが多く、神経を取り除く根管治療が必要になります。

C4は、歯の頭の部分がほとんど崩れ、根だけが残っているような状態です。ここまで進行すると、歯を残すことが難しく、抜歯が必要になるケースも少なくありません。

一般的に虫歯の初期症状と呼ばれるのは、C0からC1の段階、場合によってはC2のごく初期までを指します。

この時期は痛みがほとんどないため、自分では気づきにくい一方で、適切なケアを行えば歯を削る量を最小限に抑えられる大切なタイミングです。

虫歯ができる仕組みと初期なら「戻せる」理由

虫歯ができる仕組みと初期なら「戻せる」理由を説明するイメージ

虫歯の初期症状を理解するうえで、虫歯がどのようにしてできるのか、その仕組みを知っておくことはとても重要です。

口の中には、ミュータンス菌をはじめとするさまざまな細菌が常に存在しています。これらの細菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養にして増え、歯の表面にネバネバした膜を作ります。これがプラークと呼ばれる歯垢です。

プラークの中の細菌は糖分を分解するときに酸を出します。この酸によって歯の表面のエナメル質からカルシウムやリンが溶け出す現象を脱灰といいます。脱灰が進むと、エナメル質が白く濁って見えたり、表面がザラザラしたりしてきます。

一方で、唾液には口の中の酸を中和し、歯にカルシウムやリンを戻す働きがあります。これが再石灰化です。

通常は、脱灰と再石灰化がバランスを取りながら繰り返されており、このバランスが保たれている限り、虫歯にはなりません。

ところが、間食が多い、甘い飲み物をだらだら飲む、歯磨きが不十分といった状態が続くと、口の中が酸性の時間が長くなります。

その結果、再石灰化が追いつかず、脱灰が優位になってエナメル質がどんどん溶けていき、やがて穴が開いて虫歯になります。

初期虫歯と呼ばれるC0の段階は、エナメル質が溶け始めて白く濁っているものの、まだ穴が開いていない状態です。

この段階であれば、フッ素による歯質強化や、ブラッシングと食生活の改善によって再石灰化を促し、進行を止めたり、見た目や強度をある程度回復させたりできる可能性があります。

ここが、初期の虫歯なら削らずに済むことがある理由です。

虫歯の初期症状

虫歯の初期症状のイメージ

虫歯は、歯の表面を覆うエナメル質が酸によって少しずつ溶かされることから始まります。この初期の段階では、ほとんど痛みが出ないため、自覚症状がないまま進行してしまうことが少なくありません。

しかし、注意深く観察すると、初期虫歯にはいくつかの特徴的なサインがあります。

歯の表面が白く濁る・ツヤがなくなる

歯の表面に、白く濁った部分やツヤのないマットな部分が現れることがあります。これはホワイトスポットと呼ばれ、エナメル質の脱灰によってカルシウムが失われ、光の反射の仕方が変化することで見える現象です。

特に、歯と歯ぐきの境目や、歯と歯の間に近い部分に現れやすく、乾いた状態で見るとよりはっきり分かることがあります。

歯が茶色く見える・奥歯の溝に黒い点がある

白く濁った状態からさらに進行すると、歯の表面が茶色く見えたり、奥歯の溝に黒い点が現れたりすることがあります。奥歯の噛む面は溝が深く、食べかすや細菌がたまりやすいため、初期虫歯ができやすい場所です。

小さな黒い点でも、その下で虫歯が広がっている場合があるため、痛みがなくても注意が必要です。

歯の表面がザラザラする・舌に引っかかる

健康なエナメル質は、舌で触るとツルツルしています。初期虫歯になると、エナメル質が部分的に溶けて表面が粗くなり、舌でなぞったときにザラザラしたり、引っかかるような違和感を覚えたりすることがあります。

詰め物や被せ物の周りがザラつく、段差を感じるといった場合も、境目から虫歯が進行している可能性があります。

冷たいものや甘いものがしみる

冷たい飲み物やアイス、甘いお菓子を口にしたときに、一瞬キーンとしみる感覚がある場合も、初期虫歯のサインとして考えられます。エナメル質が薄くなったり、象牙質に近い部分まで虫歯が進んだりすると、温度や甘味の刺激が伝わりやすくなります。

しみる症状がすぐにおさまり、常に痛いわけではないからと放置していると、虫歯がC2以降に進行してしまうことがあります。

食べ物がよくつまる・フロスが引っかかる

今まで気にならなかった場所に食べ物がよくつまるようになった、デンタルフロスを通すと同じ場所で引っかかる、フロスがほつれたり切れたりする。このような変化も、歯と歯の間にできた初期虫歯のサインであることがあります。

虫歯によって歯の形がわずかに変わり、隙間ができたり、表面がザラついたりすることで、食べ物やフロスが引っかかりやすくなります。

軽い違和感や噛んだときの不快感

はっきりした痛みではないものの、特定の歯で噛むと違和感がある、硬いものを噛んだときだけ軽く痛む、といった症状も初期〜中等度の虫歯で見られることがあります。

特に、噛んだときだけ痛みが出る場合は、歯の内部で亀裂や虫歯が進行している可能性もあるため、早めの受診が大切です。

自分でできる初期虫歯チェックのコツ

鏡で歯のチェックをする女性

初期の虫歯は痛みが少ないため、日常の中で小さな変化に気づけるかどうかが重要になります。自宅でできる簡単なセルフチェックのポイントを押さえておくと、早めに異変に気づきやすくなります。

鏡を使ったチェックのポイント

鏡を使って歯を観察するときは、明るい場所で、できれば小さな手鏡と洗面台の鏡の両方を使い、いろいろな角度から見るようにします。

歯の色や溝の変化を確認

歯と歯ぐきの境目が白く濁っていないか、茶色い筋や点がないか、奥歯の溝に黒い点がないかを確認します。歯磨きの直後よりも、少し口の中が乾いた状態の方が白濁が分かりやすいことがあります。

フロスで分かる虫歯や詰め物のトラブル

デンタルフロスを使っている方は、フロスがいつも同じ場所で引っかかる、抜きにくい、ほつれる、切れるといった変化がないかを意識してみてください。

これらは歯と歯の間の虫歯や、詰め物の境目のトラブルのサインであることがあります。

舌で触れて分かる違和感

また、舌で歯の表面をなぞってみて、いつもと違うザラつきや引っかかりがないかを確認するのも有効です。特に、歯と歯ぐきの境目や、以前治療した歯の周りは注意して触れてみてください。

変化があれば早めに受診を

このようなセルフチェックで少しでも気になる変化があれば、痛みがなくても一度歯科医院で診てもらうことをおすすめします。

レントゲンや専用の器具を用いることで、目では見えない部分の初期虫歯も早期に発見できます。

虫歯の早期発見と予防の重要性

虫歯の早期発見と予防の重要性を説明する歯科衛生士

虫歯は生活習慣と深く関わる病気であり、初期のうちはほとんど症状がないまま静かに進行していきます。そのため、痛みが出てから受診するのか、初期の段階で見つけて対処するのかで、その後の治療内容や歯の寿命が大きく変わります。

虫歯がC0〜C1の浅い段階で見つかれば、フッ素塗布やブラッシング、食生活の改善などにより再石灰化を促し、歯を削らずに経過観察できることがあります。

C2に進行しても、早期であれば削る量を最小限に抑え、白いレジンで小さく詰める治療で済む場合が多いです。

しかし、虫歯が象牙質の深い部分や神経にまで達してしまうと、虫歯の部分を大きく削る必要があり、神経を取る根管治療が必要になることもあります。

治療回数や費用の負担が増えるだけでなく、歯そのものの強度も低下し、将来的に割れやすくなるなどのリスクも高まります。

さらに、歯の頭の部分がほとんど崩れてしまった場合には、抜歯を選択せざるを得ないこともあります。その後は、インプラントやブリッジ、入れ歯などで機能を補う必要が出てきますが、どれも自分の天然の歯に勝るものではありません。

このような事態を防ぐためには、自覚症状が出る前から定期的に歯科検診を受けることが重要です。目で見える部分だけでなく、レントゲン検査や虫歯検知液などを用いることで、歯と歯の間や詰め物の下など、隠れた初期虫歯も早期に発見できます。

一般的には3〜6か月に一度のペースでの定期検診が推奨されており、当院でもこの間隔での受診をおすすめしています。

初期虫歯を治療する方法

初期虫歯を治療する方法を考えるイメージ

虫歯の治療と聞くと、歯を大きく削るイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、近年の歯科医療では、できるだけ歯を削らず、できるだけ神経を残すことが重視されています。

特にC0〜C1の初期虫歯であれば、歯を削らずに進行を止めたり、削る量を最小限に抑えたりできる可能性があります。

フッ素塗布による再石灰化の促進

エナメル質にとどまる初期虫歯では、再石灰化という自然修復の仕組みを最大限に活かした治療が中心になります。再石灰化とは、唾液に含まれるカルシウムやリン酸が歯の表面に再び沈着し、溶け出したエナメル質を修復する働きです。

フッ素には、この再石灰化を促進し、エナメル質を酸に溶けにくい性質に変える作用があります。歯科医院では、高濃度のフッ素を歯の表面に塗布することで、初期虫歯の進行を抑え、歯を強くする処置を行います。処置自体は数分で終わり、痛みもありません。

自宅では、フッ素入り歯磨き粉やフッ素配合の洗口液を毎日のケアに取り入れることで、継続的に歯を守ることができます。

特にお子さまや虫歯リスクの高い方には、定期的なフッ素塗布とホームケアの併用が有効です。

PMTC(プロによるクリーニング)

PMTCは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具とペーストを用いて行う専門的なクリーニングです。毎日の歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石、バイオフィルムを徹底的に除去し、歯の表面をツルツルに磨き上げます。

初期虫歯の段階でPMTCを行うことで、虫歯の原因となる細菌の数を減らし、再石灰化が起こりやすい環境を整えることができます。

また、歯の表面が滑らかになることで、新たな汚れが付きにくくなり、虫歯予防にもつながります。

ブラッシング指導と生活習慣の改善

初期虫歯の治療では、歯科医院での処置だけでなく、毎日のセルフケアと生活習慣の見直しが欠かせません。正しいブラッシング方法を身につけることで、プラークを効率よく取り除き、脱灰の原因となる細菌の活動を抑えることができます。

歯ブラシの当て方や動かし方、力加減、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方などは、口の中の状態や歯並びによって適切な方法が異なります。

当院では、お一人お一人に合ったブラッシング方法や道具の選び方をお伝えし、セルフケアの質を高めるお手伝いをしています。

あわせて、間食の回数を減らす、甘い飲み物をだらだら飲まない、寝る前の飲食を控えるといった食生活の改善も重要です。

これにより、口の中が酸性になる時間を短くし、再石灰化が進みやすい環境を作ることができます。

シーラントによる溝のコーティング

奥歯の噛む面の溝は、形が複雑で歯ブラシの毛先が届きにくく、虫歯になりやすい場所です。

シーラントは、この溝にレジンと呼ばれる樹脂を流し込んでコーティングし、汚れや細菌が入り込まないようにする予防的な処置です。

歯を削らずに行えることが多く、処置も短時間で済みます。特に乳歯や生えたての永久歯など、エナメル質がまだ弱いお子さまに有効ですが、大人でも溝が深く虫歯リスクが高い場合には適応になることがあります。

シーラントは経年劣化するため、定期検診で状態を確認し、必要に応じて補修や再処置を行います。

小さな穴がある場合のレジン充填

エナメル質に小さな穴が開いてしまった初期〜中等度の虫歯では、虫歯の部分を最小限削り、コンポジットレジンと呼ばれる白い樹脂で詰める治療を行います。

レジンは歯の色に近いため見た目が自然で、多くの場合は1回の通院で治療が完了します。

早い段階で治療を行えば、削る量を抑えられ、歯へのダメージも少なく済みます。逆に、痛みが出るまで放置すると削る範囲が広がり、被せ物が必要になるなど治療が大がかりになってしまいます。

虫歯を予防するためには

虫歯を予防するために正しブラッシングの指導をする歯科衛生士

虫歯は、一度できてしまうと完全に元の状態に戻すことはできません。そのため、初期の段階で進行を止めること、そもそも虫歯になりにくい環境を作ることがとても重要です。

日常生活の中で実践できる予防のポイントを押さえておきましょう。

正しいブラッシング習慣を身につける

虫歯予防の基本は、毎日の歯磨きです。歯磨きは1日2回以上、特に就寝前は丁寧に行いましょう。寝ている間は唾液の分泌が減り、口の中の自浄作用が弱まるため、虫歯菌が活動しやすい環境になります。

この時間帯に歯垢や食べかすが残っていると、脱灰が進みやすくなります。

歯ブラシは毛先を歯と歯ぐきの境目に軽く当て、小刻みに動かして磨きます。力を入れすぎると歯ぐきを傷つけたり、歯の根元が削れてしみる原因になったりするため注意が必要です。

歯ブラシだけでは取りきれない歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシを併用してしっかり落としましょう。

フッ素入りの歯磨き粉と定期的なフッ素塗布

フッ素入り歯磨き粉の使用は、虫歯予防において非常に重要です。フッ素には、歯の再石灰化を助ける働きと、エナメル質を酸に溶けにくくする働き、虫歯菌の活動を抑える働きがあります。

年齢や虫歯リスクに応じて適切なフッ素濃度や使い方が異なるため、歯科医院で相談しながら選ぶと安心です。

あわせて、歯科医院で定期的に高濃度のフッ素塗布を受けることで、虫歯に対する抵抗力をさらに高めることができます。特に生えたての永久歯や、虫歯になりやすい方にはおすすめです。

食生活を見直す

虫歯は糖分の量だけでなく、摂取する回数や時間帯とも深く関係しています。甘いお菓子やジュースをだらだらと長時間口にしていると、口の中が酸性の状態が続き、脱灰が進みやすくなります。

間食の回数をできるだけ減らし、甘いものを食べる場合は時間を決めて短時間で済ませるようにしましょう。

甘い飲み物を少しずつ長時間飲み続ける習慣も虫歯リスクを高めるため、注意が必要です。飲み物はできるだけ水やお茶を選び、寝る前の飲食は控えることが望ましいです。

定期検診とプロフェッショナルケア

自分ではしっかり磨いているつもりでも、どうしても磨き残しは生じてしまいます。定期的に歯科検診を受けることで、磨き残しや歯石の付着、初期虫歯の有無などを専門家の目でチェックしてもらうことができます。

検診では、歯の状態の確認に加えて、PMTCによるクリーニングやフッ素塗布、ブラッシング指導などの予防処置も受けられます。

これらを3〜6か月に一度のペースで継続することで、虫歯のリスクを大きく減らすことができます。

まとめ

虫歯を予防するため歯磨きを丁寧にする女性

虫歯の初期症状は、歯の白濁やツヤの低下、軽いザラつき、冷たいものや甘いものが一瞬しみる感覚、食べ物やフロスの引っかかりなど、小さく見逃しやすいサインとして現れます。痛みがないからといって安心していると、知らないうちにC2、C3と進行し、削る量が増えたり、神経の治療が必要になったりすることもあります。

一方で、C0〜C1の初期の段階であれば、フッ素塗布やPMTC、ブラッシングや食生活の見直しなどにより、歯を削らずに進行を抑えられる可能性があります。定期検診と毎日のセルフケアを両立させることで、虫歯のリスクを大きく減らし、できるだけ長く自分の歯を保つことができます。

少しでも歯の色や形、しみる感じなどに違和感があれば、自己判断で様子を見るのではなく、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

早く相談していただくほど、治療の選択肢は広がり、歯への負担も小さく済みます。

虫歯の初期症状が気になる方、しばらく歯科検診を受けていない方は、を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

インプラントとは?仕組み・治療の流れ・費用・他治療との違いまで徹底解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯を失ってしまい、「以前のように食事を楽しめない」「人前で口元が気になってしまう」といったお悩みはありませんか。

治療法を調べるとインプラントという選択肢が出てきますが、手術が必要であったり、費用が高額であったりするため、なかなか一歩を踏み出せない方も多いでしょう。

この記事では、インプラント治療の基本的な仕組みから、入れ歯やブリッジといった他の治療法との違い、メリット・デメリットまでを詳しく解説します。インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは何か

インプラントを装着する様子

インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。

インプラント体は主にチタン製で、骨としっかり結合する性質(オッセオインテグレーション)を持っています。この結合によって、噛む力をしっかりと支えることが可能となります。

従来の保存治療(虫歯の詰め物や根の治療)、外科治療(抜歯など)、補綴治療(ブリッジや入れ歯)と比較し、周囲の健康な歯を削る必要がない点が特徴です。

インプラントが選ばれる理由

インプラント治療は、見た目や噛み心地が天然歯に近く、周囲の歯に負担をかけにくい点が選ばれる理由とされています。

また、しっかりと骨と結合することで、入れ歯によくある違和感が少ないことも利点です。

ただし、インプラント周囲炎や骨吸収などのリスクもあり、治療後は正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、定期的な歯科医院でのメンテナンスが不可欠です。

インプラント治療の対象と適応条件

インプラント治療の適応条件をチェックするイメージ

ここでは、インプラント治療の対象や注意点について詳しく解説します。

インプラント治療が適しているケース

インプラント治療は、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失い、周囲の歯や顎の骨の状態が良好な場合に適しています。特に、隣接する健康な歯を削りたくない方や、入れ歯が合わない方に選択されることが多いです。

インプラントは骨と直接結合する現象を利用して固定されるため、しっかりとした咬み合わせが得られます。

インプラント治療を受けられない場合

重度の歯周病や顎の骨が極端に少ない場合、インプラント治療が難しいことがあります。

また、糖尿病や心疾患、骨粗鬆症などの全身疾患がコントロールされていない場合も、感染リスクや治癒遅延の観点から慎重な判断が必要です。

喫煙習慣がある方も、インプラントの結合や長期安定性に悪影響を及ぼす可能性があるため、禁煙指導が行われることがあります。治療可否については、歯周病専門医や認定歯科衛生士と連携し、総合的に判断します。

年齢や全身疾患などの注意点

インプラント治療は骨の成長がほぼ完了した18歳以上が目安とされています。

高齢の方でも健康状態が良ければ治療可能ですが、全身疾患や服薬状況によっては追加検査や医科主治医との連携が必要となります。

インプラントと他の治療法の違い

インプラントと他の治療法の違いを紹介する歯科衛生士の女性

ここでは、インプラントと他の治療法との違いについて詳しく解説します。

インプラントと入れ歯の違い

インプラントは、顎の骨に人工歯根(主にチタン製)を埋め込み、その上に人工の歯を固定する外科的な治療法です。インプラントは骨と人工歯根が直接結合するため、咬む噛む力が伝わりやすく、違和感が少ないとされています。

これに対し、入れ歯は歯ぐきや残存歯を利用して装着する取り外し式の補綴治療です。

さらに入れ歯は手術が不要で比較的短期間で作製できますが、装着時の安定性や噛み心地に個人差があります。

インプラントとブリッジの違い

ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削り、橋渡しのように人工歯を固定する補綴治療です。

ただし、残存歯の本数や状態によってブリッジが難しい場合もあります。

インプラントは隣接する歯を削らずに独立して人工歯を支えるため、周囲の歯への負担が少ないという特徴がありますが、インプラントは外科手術が必要で、骨の状態によっては治療が難しい場合もあります。

どちらを選択する場合も、歯ぐきや支台の健康維持のため、定期的な歯科受診やセルフケアが欠かせません。

差し歯やオールセラミッククラウンとの違い

差し歯やオールセラミッククラウンは、歯の根が残っている場合に、その上に人工の被せものをする保存的な治療法です。

インプラントは歯根ごと失った場合に適応されるため、根の有無が選択の大きなポイントとなります。

歯の保存が難しい場合や、歯の根の治療が困難な場合にはインプラントが検討されます。

インプラント治療のメリットとデメリット

インプラント治療のメリットとデメリットのイメージ

ここでは、インプラント治療の主な利点や注意点について詳しく解説します。

インプラントの主なメリット

周囲の健康な歯を守れる

ブリッジ治療のように、支えにするために両隣の健康な歯を削る必要がありません。インプラントは失った部分だけで完結する治療なので、他の歯の寿命を縮めることなく治療できます。

天然歯と変わらない感覚

顎の骨に直接結合するため、自分の歯のようにしっかりと固定されます。入れ歯ではためらうようなステーキやナッツ類なども気にせず食べられ、食事の楽しみが大きく広がります。

見た目も、色や形を天然歯にそっくりに作れるため、口元を気にせず自然な笑顔を取り戻せます。

日常のストレスから解放

入れ歯のような「ズレる・外れる」といった心配や、装着による違和感がありません。そのため、会話や食事中に気を使う必要がなくなり、日々の生活の質が格段に向上します。

インプラント治療のデメリット

身体的・金銭的な負担は避けられない

インプラントを骨に埋め込むための外科手術が必要で、術後には多少の痛みや腫れを伴います。

また、骨とインプラントがしっかり結合するのを待つため、治療完了までには数ヶ月単位の期間が必要です。自由診療のため費用も高額になる可能性が高いです。

誰でもすぐに治療できるわけではない

顎の骨の量や厚みが足りない場合や、糖尿病などの全身疾患の状態によっては、治療が難しい、あるいは骨を増やす追加の手術が必要になることがあります。

治療前には、歯科用CTなどによる精密な検査が不可欠です。

治療後のメンテナンスが非常に重要

インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎という歯周病に似た病気にはかかります。これは自覚症状がないまま進行し、放置するとインプラントが抜け落ちる原因になります。

インプラントを長持ちさせるには、毎日の丁寧な歯磨きと、歯科医院での定期的なプロのチェックが欠かせません。

インプラント治療の流れと期間

インプラント治療のためのレントゲン検査

ここでは、インプラント治療の流れや期間について、具体的なステップごとに詳しく解説します。

治療前のカウンセリングと検査

インプラント治療を始める前には、まずカウンセリングと精密検査が行われます。患者様の全身状態や口腔内の健康状態、顎の骨の量や質、歯周病の有無などをCTやレントゲンで詳細に確認します。

これにより、インプラントが安全に埋入できるか、他の治療(保存治療や補綴治療)が適しているかを判断します。歯周病がある場合は、治療が必要となることもあります。

手術の種類(一回法・二回法)と手順

インプラント手術には一回法と二回法があります。一回法は、インプラント体を埋入した後、歯肉を完全には閉じず、アバットメント(人工歯を支える部分)を同時に装着する方法です。

二回法は、インプラント体を埋入後、歯肉で覆い、数ヶ月後に再度歯肉を切開してアバットメントを装着します。

どちらの方法を選択するかは、骨の状態や全身の健康状態によって異なります。

治療期間と通院回数の目安

インプラント治療の期間は、一般的に3ヶ月から半年程度かかることが多いですが、骨の状態や追加処置の有無によって変動します。

手術後は顎の骨とインプラントが結合するまで安静期間が必要で、その間も定期的な通院とセルフケアが重要です。

治療期間中は、正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、食事指導などを受けることで、インプラント周囲炎の予防につながります。

インプラントの費用と保険適用の有無

インプラント治療にかかる費用のイメージ

ここでは、インプラント治療にかかる費用について詳しく解説します。

インプラント治療の費用相場

インプラント治療の費用は、1本あたり30万円から50万円程度が一般的な相場とされています。

この金額には、インプラント体の埋入手術、人工歯の装着、術前検査や術後のメンテナンス費用が含まれる場合が多いですが、医院ごとに異なるため事前の確認が重要です。

費用が高額になる理由は、専門的な技術と高度な医療機器が必要なこと、またインプラント体や人工歯に用いる材料の品質が治療結果に大きく影響するためです。

費用に影響する要素(メーカー・本数・追加処置など)

インプラント費用は、使用するインプラントメーカーの違いや、埋入する本数、骨を作る治療やインプラントを埋入する前段階で必要な追加の外科処置の有無によっても変動します。

たとえば、骨の量が不足している場合は骨を作る手術が必要となり、その分費用が加算されることがあります。

また、複数本のインプラントを同時に行う場合や、上部構造(被せ物)の材質によっても費用が異なります。

治療計画を立てる際には、これらの要素を具体的に歯科医師に質問し、ご自身のケースでどの程度の費用がかかるのかを確認することが大切です。

医療費控除やデンタルローンの活用方法

インプラント治療は原則として健康保険の適用外ですが、医療費控除の対象となる場合があります。年間の医療費が一定額を超えた場合、確定申告で所得税の一部が還付される仕組みです。

また、費用負担が大きい場合は、デンタルローンを利用して分割払いにすることも可能です。これらの制度を利用する際は、治療内容や領収書の保管方法、ローンの金利や返済条件などについて事前に歯科医院や金融機関に確認し、納得できる形で治療を進めましょう。

インプラントの寿命とメンテナンス

インプラントのメンテナンスに使用するデンタルケア用品

ここでは、インプラントの寿命や長持ちさせるためのポイントについて詳しく解説します。

インプラントの平均寿命と長持ちさせるポイント

インプラントの平均寿命は10〜15年とされていますが、適切なケアを行うことで20年以上機能する場合もあります。

ただし、歯周病(インプラント周囲炎)や過度な咬合力が加わると、骨が吸収されインプラントが脱落するリスクが高まります。長持ちさせるためには、日々のブラッシングと咬み合わせの管理が重要です。

日常生活での注意点とセルフケア方法

インプラントを長く使い続けるためには、天然歯と同様に正しいセルフケアが欠かせません。歯ブラシによる丁寧なブラッシングだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを用いてインプラント周囲のプラークを除去することが大切です。

また、糖質の多い食事や喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めるため、食生活の見直しや禁煙も推奨されます。

まとめ

インプラントの仕上がりを鏡で確認する女性

インプラントとは、失った歯の部分に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。入れ歯やブリッジと比べて自然な噛み心地が得られる一方、外科手術が必要であり、治療期間は長めで費用も比較的高くなるケースが多いです。

インプラント治療は顎の骨や全身の健康状態によって適応が異なり、保険適用外の場合が多いですが、長期的なメンテナンスにより10年以上使えることもあります。

治療の流れや費用、リスクを理解し、信頼できる歯科医院で相談することが大切です。

インプラント治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

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