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奥歯の虫歯はどう治療する?進行別の治療法と費用、予防法を解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

奥歯の虫歯は自分では見えにくく、痛みが出てから気づくことも多いのではないでしょうか。しみる、噛むと違和感があるとお悩みの方もいるでしょう。

奥歯は食べ物をしっかり噛むために大切な歯で、虫歯を放置すると痛みが強くなったり、噛みにくさや噛み合わせの乱れにつながったりすることがあります。

この記事では、奥歯が虫歯になりやすい理由、進行度に応じた治療法、治療にかかる費用、予防のためにできることについて解説します。奥歯の虫歯が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

奥歯が虫歯になりやすい理由

虫歯になった奥歯の模型と歯ブラシ

奥歯は、ほかの歯にくらべて虫歯になりやすいとされています。ここでは、その理由について詳しく解説します。

歯ブラシが届きにくいから

奥歯は口の奥にあるため、歯ブラシの毛先が十分に当たりにくい部位です。

特に一番奥の大臼歯や親知らず周辺は、口を大きく開けても視野が限られ、細かく動かすことが難しくなります。そのため、磨き残しが生じやすいのです。また、奥歯の噛む面には細かい溝が多く存在し、この部分に食べかすやプラークがたまりやすいことが知られています。

こうした要因が重なり、奥歯は虫歯が発生しやすい環境になりやすいとされています。

唾液が届きにくいから

唾液には、口の中の汚れを洗い流す働きや、細菌の増殖を抑える作用があります。また、酸によって弱くなった歯の表面を修復する役割も担っています。

しかし、奥歯の周辺には唾液が届きにくく、汚れが残りやすいため、細菌が増えやすい環境になりやすいとされています。また、口の中が乾燥すると、唾液の働きが十分に発揮されにくくなり、虫歯のリスクが高まります。

奥歯の虫歯を放置するリスク

放置した奥歯の虫歯が痛んで眠れない女性

奥歯の虫歯は、痛みが少ないまま進むこともあるため注意が必要です。気づかずに放置すると、口の中だけでなく、食事のしづらさや日常生活にも影響が及ぶことがあります。

ここでは、奥歯の虫歯をそのままにした場合に考えられる主なリスクについてみていきます。

痛みが強くなる

虫歯の初期段階では、冷たいものや甘いものがしみる程度のことがありますが、進行するとズキズキとした痛みが出たり、夜間に眠れないほど強く痛んだりすることもあります。また、噛んだときに痛むといった症状がみられる場合もあります。

痛みが強くなると、食事がしづらくなるだけでなく、ストレスや睡眠不足につながることもあります。こうした変化は生活の質にも影響するため、奥歯に違和感を覚えた段階で歯科医院に相談することが大切です。

噛み合わせが悪くなる

奥歯は、食べ物をすりつぶす役割が大きく、噛み合わせを支えるうえでも重要な歯です。

その奥歯を虫歯で失うと、噛み合わせのバランスが崩れ、ほかの歯に負担がかかりやすくなります。その結果、歯が傾いたり、少しずつズレたりすることがあります。

また、虫歯の痛みを避けようとして片側ばかりで噛む状態が続くと、噛み合わせの偏りにつながることもあります。さらに、食べ物をうまく噛めなくなったり、顎の関節に負担がかかったりして、顎関節症につながる場合もあります。

全身の健康に影響を及ぼす

虫歯を治療せずに放置すると、口の中だけでなく全身の健康にも影響する可能性があります。特に、重度の虫歯によって歯の内部や周囲で感染が強くなり、その感染が広がった場合には、全身状態に影響することがあります。

もちろん、すべての虫歯が直接全身の病気を引き起こすわけではありません。しかし、虫歯は単なる口の中の問題にとどまらない場合もあるため、持病がある方や体調に不安がある方は、早めに歯科医院で相談するとよいでしょう。

奥歯の虫歯を治療する方法

治療器具とデンタルミラーを持った歯科医の手

奥歯の虫歯は、進行の段階によって治療内容が異なります。以下に奥歯の虫歯を治療する方法について解説します。

初期の虫歯の治療

初期の虫歯は、歯の表面のエナメル質がわずかに溶け始めた状態で、痛みなどの自覚症状がほとんどないのが特徴です。

この段階では、歯を大きく削る処置は行わず、フッ素を活用して再石灰化を促し、歯の修復を図る方法が取られます。また、歯磨きの方法を見直し、汚れが残りやすい部分を重点的にケアすることも重要です。

早期に発見できれば、歯への負担を抑えながら進行を防ぐことが期待できます。

中程度の虫歯の治療

虫歯がエナメル質の内側にある象牙質まで進行すると、自然に元の状態へ戻ることは難しくなります。そのため、虫歯になっている部分を削り取り、詰め物で補う治療が行われます。

奥歯は噛む力が強くかかるため、耐久性を考慮した材料が使用されることが一般的です。使用される素材には金属やレジン、セラミックなどいくつか種類があります。それぞれ見た目や強度に違いがあるため、歯科医師に相談のうえ、ご自身に合ったものを選択することが大切です。

治療後は、再び虫歯が発生しないよう、日常的なケアと定期的な確認が重要になります。

重度の虫歯の治療

虫歯が神経まで達すると、強い痛みや炎症が起こるため、歯の内部の神経を取り除く根管治療が必要になります。

この治療では、感染した組織を除去し、歯の内部を丁寧に清掃・消毒したうえで薬剤を充填し、細菌の再侵入を防ぎます。その後、歯の強度を補うために被せ物を装着し、噛む機能を回復させます。

さらに進行して歯を残すことが難しい場合には抜歯が検討され、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで失った部分を補う方法が取られます。進行するほど治療の負担が大きくなるため、早い段階での対応が重要です。

奥歯の虫歯の治療にかかる費用

奥歯の虫歯の治療にかかる費用のイメージ

奥歯の虫歯治療にかかる費用は、虫歯の進行度や治療方法、保険診療か自由診療かによって異なります。初期の虫歯であれば、虫歯の部分を削ってコンポジットレジンなどで修復する治療が一般的です。保険診療であれば、自己負担3割の場合、3,000円から5,000円程度が一つの目安となります。

虫歯が進行している場合は、歯全体を覆う被せ物が必要になることがあります。また、虫歯が神経まで達している場合には、根管治療を行ったうえで被せ物を装着するケースもあります。このように治療工程が増えるほど、治療費も高くなる傾向があります。目安としては、5,000円から1万5,000円程度でしょう。

実際の費用には、初診料や検査費用、レントゲン撮影、麻酔、詰め物・被せ物などの費用が含まれる場合があります。また、使用する素材によっては自由診療となり、保険診療より費用が高くなることもあります。

奥歯が虫歯になるのを防ぐ方法

丁寧に奥歯を磨き虫歯予防に努める女性

ここでは、奥歯を虫歯から守るためにできる具体的な方法をご紹介します。

毎日の丁寧な歯磨き

奥歯に付着した汚れを落とすためには、歯ブラシの当て方と動かし方が重要です。

毛先を歯と歯ぐきの境目や噛む面の溝にしっかり当て、小刻みに動かすことでプラークを除去しやすくなります。特に奥歯は見えにくいため、意識してブラシを奥まで入れることが大切です。

また、歯と歯の間は歯ブラシだけでは清掃が難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると清掃性が高まります。

食生活の見直し

虫歯の予防には、ふだんの食生活を見直すことも大切です。甘いお菓子やジュースをだらだらと取り続けると、口の中が酸性の状態に傾き、歯が溶けやすい環境が長く続きます。

大切なのは、甘いものを控えることに加えて、食べる時間をきちんと区切ることです。食事やおやつの時間を決めることで、口の中が酸性の状態にある時間を短くできます。

また、よく噛んで食べることもポイントのひとつです。よく噛んで食べることで唾液の分泌が促され、口の中の汚れが洗い流されやすくなります。食物繊維の多い野菜や歯ごたえのある食材を取り入れると、噛む回数が増えて唾液の分泌が活発になります。

フッ素塗布

フッ素塗布は、虫歯予防に非常に効果的な方法のひとつです。フッ素には、歯のエナメル質を強化し、虫歯菌が出す酸に対して歯を強くする働きがあります。

歯科医院では高濃度のフッ素を歯の表面に塗布するため、定期的に取り入れることで虫歯予防の効果が高まります。また、日常ではフッ素配合の歯磨き剤を使用することで、継続的に歯を保護しやすくなります。奥歯のように虫歯になりやすい部位には、こうしたケアが重要です。

定期的な歯科検診

虫歯は初期の段階ではほとんど自覚症状がないため、自分では気づかないうちに進行していることがあります。そのため、定期的に歯科検診を受けて、異常がないかをチェックしてもらうことが大切です。

歯科医院では、虫歯の有無を確認するだけでなく、歯のクリーニングも受けられるため、虫歯や歯周病の予防にもつながります。3〜6か月に1回のペースで通院するのが理想的です。定期的に通うことで、虫歯があっても早期に発見でき、最小限の治療で済む可能性があります。

まとめ

健康な奥歯を指さして笑顔を見せる女性

奥歯は、位置や形の特徴から汚れが残りやすく、虫歯のリスクが高い部位です。特に、歯ブラシが届きにくいことや、唾液の働きが十分に及びにくいことが、虫歯の発生・進行につながると考えられています。

また、奥歯の虫歯を放置すると、痛みの悪化や噛み合わせの乱れに加え、炎症や感染の状態によっては体内へ影響する可能性もあります。治療方法は進行度に応じて異なり、初期の段階で見つかれば歯への負担を抑えやすい一方、重度になるほど処置は複雑になりやすくなります。

予防のためには、毎日の丁寧な歯磨きに加えて、食生活への配慮、フッ素の活用、定期的な歯科検診を続けることが重要です。気になる症状があるときはそのままにせず、早めに相談することが、奥歯の負担を減らし、早期発見にもつながります。

奥歯の虫歯でお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約やLINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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ブラッシング指導の内容とは?受けるメリットと基本の流れを解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

毎日歯を磨いていても、きちんと磨けているのか不安に感じることはないでしょうか。自己流のまま続けていると、気づかないうちに磨き残しが増えてしまうこともあります。

そうした状態が続くと、虫歯や歯周病、口臭などのお口のトラブルにつながる可能性があります。だからこそ、ご自身に合った磨き方を知ることが大切です。

この記事では、ブラッシング指導とは何かをはじめ、受けるメリットや実際の流れ、自宅で歯磨きをするときのコツなどについて解説します。歯磨きの方法を見直したい方はぜひ参考にしてください。

ブラッシング指導とは

ブラッシング指導とは何かを考える女性

ブラッシング指導とは、歯科衛生士などの専門家が、患者様お一人おひとりのお口の状態に合わせて歯磨きの方法をお伝えする取り組みです。

歯の生え方や歯ぐきの状態、歯並び、詰め物や矯正装置の有無、さらに普段の磨き癖は人によって異なります。そのため、正しい歯磨きの仕方は誰にでも同じものではありません。自己流のまま歯磨きをしていては、磨き残しが出やすくなります。

ブラッシング指導では、染め出し液を使って汚れが残りやすい場所を確認したり、歯ブラシの当て方や角度、動かし方を学んだりします。こうした確認を通して、歯ブラシの使い方だけでなく、ご自身の磨き残しの傾向や苦手な場所にも気づきやすくなります。

特に、虫歯や歯周病のリスクが高い方、まだ上手に磨くことが難しいお子様、手先の動きやお口の状態に変化が出やすいご高齢の方、矯正治療中で磨きにくい部分が増えている方などに効果的とされています。

定期的に歯科医院でブラッシング指導を受けることで、その時々のお口の状態に合わせてセルフケアを見直しやすくなります。日々の歯磨きの質を高めることが、将来の口腔トラブルの予防につながるのです。

ブラッシング指導のメリット

メリットと書かれた木のブロック

ブラッシング指導には、毎日の歯磨きを見直すきっかけになるさまざまな利点があります。

主なメリットは、虫歯や歯周病の予防につながること、お口の中を清潔に保ちやすくなること、そして将来的な治療や通院の負担を抑えやすくなることです。また、指導を受けてご自身では気づきにくい磨き癖や磨き残しの傾向を知れば、その後のセルフケアに活かしやすくなります。

虫歯や歯周病の予防につながる

正しいブラッシング方法を身につけて、毎日のケアを丁寧に続けることは、虫歯や歯周病のリスクを下げるうえで大切です。

歯科医院でのブラッシング指導では、どこに磨き残しが出やすいのかを具体的に確認し、どのように改善するとよいかを学べます。プラークは細菌のかたまりで、虫歯や歯周病の原因になりやすいため、これを効率よく取り除けるようになることは非常に重要です。

磨き残しやすい場所を意識してケアできるようになると、お口の中を清潔に保ちやすくなります。また、予防への意識も高まり、結果として将来的に必要となる治療の可能性を減らせる場合があります。

口臭の改善が期待できる

口臭の原因の多くは、お口の中に残った汚れや細菌です。舌の表面や歯周ポケットにたまった汚れは、においのもとになる物質を発生させることがあります。

ブラッシング指導では、歯だけでなくお口全体の清掃方法についても確認するため、口腔内由来の口臭に対しては原因を見直しやすくなります。特に、どこに磨き残しが多いのかを把握できる点は大きな利点です。

歯の寿命を延ばすことができる

正しい方法でブラッシングを続けることは、ご自身の歯をできるだけ長く保つためにも大切です。

歯の表面に歯垢や歯石がたまると、虫歯や歯周病の原因になります。こうした状態を放置すると、歯を支える歯ぐきや骨に影響が及び、結果として歯を失うリスクが高まることがあります。なお、歯石は一度付着するとご自宅の歯磨きだけでは落としにくいため、歯科医院でのケアが必要になります。

ブラッシング指導では、こうしたトラブルを防ぐために、どこをどのように磨けばよいかという具体的な方法を学べます。その積み重ねが、歯ぐきや歯を支える骨の健康維持につながり、歯を長く保ちやすくなるのです。

ブラッシング指導の流れ

ブラッシング指導の流れを説明する歯科医師

ブラッシング指導では、実際にどのようなことをするのか気になる方も多いかもしれません。ここでは、一般的な流れをご紹介します。

口腔内の状態チェック

はじめに、歯科医師や歯科衛生士が、お口の中の状態を丁寧に確認します。虫歯の有無だけでなく、歯ぐきの腫れや出血、歯石の付着状況、歯並びなども細かく見ていきます。

必要に応じて、歯周ポケットの深さを測ることもあります。歯周ポケットとは、歯と歯ぐきのすき間のことで、歯ぐきの状態をみる目安の一つです。

また、詰め物や被せ物、矯正装置の有無も、磨きやすさや汚れの残りやすさに影響します。こうした情報をもとに、どの部分に汚れが残りやすいのか、どのような磨き方が必要なのかを判断していきます。

染め出しによる磨き残しの可視化

次に、専用の染め出し液を使って歯垢を染め、磨き残しがある部分を目で確認できるようにします。本来、歯垢は白っぽく見えにくいため、見た目ではきれいに磨けているように感じても、実際には汚れが残っていることがあります。染め出しを行うことで、そうした部分がはっきり分かり、ご自身の磨き方の癖にも気づきやすくなります。

特に、奥歯の裏側、歯と歯の間、歯並びが重なっている部分などは、磨き残しが出やすい傾向があります。こうした場所を見える形で確認できると、指導内容を自分のこととして理解しやすくなります。

歯ブラシの持ち方と力加減の指導

染め出しで分かった磨き残しの傾向をもとに、歯ブラシの持ち方や動かし方について具体的に説明していきます。一般的には、歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握る方法が良いとされています。細かなコントロールがしやすく、必要な場所に毛先を当てやすいためです。

また、力加減も大切です。強く磨いた方が汚れが落ちると思われがちですが、力が強すぎると歯ぐきを傷つけたり、歯の表面に負担をかけたりすることがあります。そのため、毛先が曲がらない程度の力で、小刻みに動かすのが基本です。

さらに、歯と歯ぐきの境目にどの角度でブラシを当てるかも重要です。前歯の裏側や奥歯の後ろ側など、場所によって歯ブラシの向きや当て方を少し変える必要があるため、その点も含めて確認していきます。

デンタルフロスや歯間ブラシの使い方の指導

歯ブラシだけでは、歯と歯の間や細かいすき間の汚れを十分に取り除くことが難しいです。そのため、補助清掃用具であるデンタルフロスや歯間ブラシの使い方についても丁寧に説明していきます。

デンタルフロスは、歯と歯の接触部分にゆっくり入れ、歯の側面に沿わせるように使うのが基本です。歯と歯の間が狭い部分の清掃に使用します。

一方、歯間ブラシは、歯と歯の間にある程度すき間がある場合に役立ちます。ただし、無理のないサイズを選ぶことが大切で、合わないサイズを使うと歯ぐきを傷つける原因になる可能性があります。

それぞれの特徴を理解し、正しい方法で取り入れることで、お口の中の清掃性を高めやすくなります。

実践

最後に、これまでの説明をもとに、実際にブラッシングを行います。歯科衛生士がそばで確認しながら進めるため、動かし方や力のかけ方、歯ブラシを当てる位置などをその場で調整できます。

ブラッシング指導の注意点

歯ブラシと歯の模型を手にブラッシング指導の注意点を説明する歯科衛生士

ブラッシング指導は毎日のセルフケアを見直すきっかけになりますが、ブラッシング指導を一度受けたからといって、虫歯や歯周病を100%防げるわけではありません。

口腔内の状態は、年齢や歯並び、生活習慣、治療などによって少しずつ変化していきます。以前は問題なく磨けていた場所でも、歯ぐきの状態が変わったり、歯並びが変化したりすることで、磨きにくくなるケースもあるのです。

そのため、ブラッシング指導は一度受ければ終わりではなく、定期検診などのタイミングで自分の磨き方を確認してもらうことが大切です。

また、虫歯の発生には、歯磨きだけでなく、食生活や唾液の量・性質、細菌の状態、フッ化物の使用状況など、さまざまな要因が関係しています。正しい方法で歯を磨いていても、虫歯になる可能性はあるといえます。

ブラッシング指導を「虫歯を完全に防ぐ方法」と考えるのではなく、口腔内を健康に保つための基本的なセルフケアを身につける機会として活用しましょう。

自宅で歯磨きをするときのコツ

自宅で歯磨きをするときのコツ

毎日の歯磨きをより効果的にするためには、いくつかのポイントを意識することが大切です。以下に、自宅で歯磨きをするときのコツについて解説します。

力を入れすぎずやさしく磨く

歯磨きでは、強い力をかけることが必ずしも清掃効果の向上につながるわけではありません。過度な力は歯の表面を傷つける原因となり、知覚過敏や歯ぐきの下がりを招く可能性があります。

基本は、歯ブラシの毛先が軽くしなる程度の力で動かすことです。持ち方も重要で、手のひらで握るよりも鉛筆を持つように軽く持つことで、細かな動きがしやすくなります。やさしい力で小刻みに動かすことで、歯と歯ぐきに負担をかけずに汚れを取り除くことができます。

順番を決めて歯を磨く

歯磨きの際に順番を決めておくことで、磨き残しを防ぎやすくなります。歯磨きをする順番が決まっていないと、どこを磨いたのかわからなくなり、磨き残しが生じやすくなります。

例えば、上の奥歯の外側から始めて前歯、内側、下の歯、といった流れをつくり、毎回同じ順で行うことで、すべての歯をきちんと磨くことができます。慣れないうちは鏡を見ながら行うと、磨き残しに気づきやすくなります。

歯と歯ぐきの境目を意識する

虫歯や歯周病は、歯と歯ぐきの境目に汚れがたまりやすいため、この部分をしっかり意識して磨くことが大切です。

歯ブラシの毛先を、歯ぐきのラインに対して45度くらいの角度で当てて、軽い力で小刻みに動かします。強くこすりすぎると歯ぐきを傷つけることがあるので、やさしく磨くようにしましょう。

毎回このポイントを意識することで、歯ぐきの健康維持につながり、歯周病の予防に役立ちます。

就寝前は特に丁寧に磨く

1日の中でも、就寝前の歯磨きは特に重要なタイミングです。睡眠中は唾液の分泌量が減少し、口腔内の自浄作用が低下します。そのため、細菌が増えやすい環境になります。

歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシも併用することで、口腔内の汚れをしっかり取り除くことができます。

まとめ

ブラッシング指導を受けている患者

ブラッシング指導は、ご自身では気づきにくい磨き癖や磨き残しを明確にし、お口の状態に合ったケア方法を身につけるための大切な機会です。

口腔内のチェック、染め出し、具体的なブラッシング方法の確認、補助清掃用具の使い方、そして実践という流れを通して、毎日の歯磨きの質を見直しやすくなります。正しいセルフケアを続けることは、虫歯や歯周病の予防、口臭対策、歯の健康維持につながり、結果として将来的な治療や通院の負担を軽くすることにも役立ちます。

ただし、一度学んで終わりではなく、お口の状態や生活習慣の変化に合わせて定期的に見直すことが大切です。歯磨きの方法に不安がある方や、磨いているつもりでも同じ場所にトラブルが起こりやすい方は、一度歯科医院で相談してみるのもよいでしょう。ご自身に合ったケアを無理なく続けていくことが、将来のお口の健康につながります。

ブラッシング指導を受けたい方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約やLINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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子どもの歯肉炎は放置しないほうがいい?治療法や予防法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの口の中のトラブルは見た目ではわかりにくいものも多いですが、大人が気づいてあげることが大切です。そんな中でも、歯ぐきの腫れや出血は歯肉炎のサインであり、見過ごすと将来的な歯の健康に深刻な影響を及ぼすこともあります。

特に、子どもの場合は成長過程にあるため、適切な対応が後の歯並びや永久歯の生え方にまで影響するかもしれません。

この記事では、子どもによくみられる歯肉炎の種類や子どもの歯肉炎を放置するリスク、治療法、予防法などについて、詳しく解説します。お子さまの歯や歯ぐきが気になっている保護者の方はぜひ参考にしてください。

歯肉炎とは

歯肉炎になった口腔内

歯肉炎とは、歯垢(プラーク)の中の細菌によって歯ぐきに炎症が起きている状態です。歯肉炎の主な症状には、歯ぐきの腫れや赤み、歯を磨いたときの出血、口臭などがあります。歯肉炎を放置しているとやがて歯周炎へと進行し、歯を支える骨にまで影響を及ぼすことがあります。

子どもの歯肉炎の種類

歯肉炎で腫れた歯茎

一口に歯肉炎といっても、実際にはいくつかの種類に分けられ、お子さまの年齢や生活習慣などによって起こりやすいタイプが異なります。ここでは、子どもによくみられる歯肉炎の種類を紹介します。

萌出性歯肉炎

萌出性歯肉炎は、永久歯が生えてくる時期に見られる歯肉炎です。歯が完全に生え切らず、歯ぐきが歯の上にかぶさった状態が続くと、汚れがたまりやすくなります。歯が歯ぐきを押し上げて生えてくる際に、組織の炎症反応が起こるのです。

思春期性歯肉炎

思春期性歯肉炎は、ホルモンバランスの変化が関与する歯肉炎の一種で、特に10代前半の子どもに多く見られます。思春期に入る頃から体内のホルモン分泌が活発になることが原因とされています。

この影響で、普段と同じような歯磨きをしていても歯ぐきが腫れやすくなったり出血しやすくなったりと、症状が強く現れることがあります。特に女性の場合は生理周期などの影響も加わり、ホルモンの変動が歯ぐきに与える影響が大きくなる傾向があります。

思春期性歯肉炎は一時的なものですが、放置すると慢性化することもあるため、思春期に入った子どもの口腔ケアには特に注意が必要です。

不潔性歯肉炎

不潔性歯肉炎は、子どもに最も多く見られる歯肉炎です。その名の通り、口腔内の清掃が不十分な場合に発症する歯肉炎で、歯垢(プラーク)が原因となります。

子どもの場合、歯磨きの技術が未熟だったり仕上げ磨きが不十分だったりすると、歯と歯ぐきの境目にプラークが蓄積し、細菌が繁殖して炎症を引き起こすのです。

若年性歯周炎

侵襲性歯周炎は、急速に進行する歯周病の一種で、10代から20代の若年層に発症することが多いです。特に、思春期を迎えたあたりからリスクが高まり、短期間で歯ぐきの炎症や骨の吸収が進むのが特徴です。

原因は遺伝的な要因や、特定の細菌に対する免疫反応の異常などが関与していると考えられています。一般的な歯肉炎とは異なり、必ずしもプラークの蓄積が原因ではなく、口腔内が清潔に保たれていても発症することがあります。

子どもが歯肉炎になっているか確認する方法

歯茎を確認する様子

子ども自身が歯ぐきの不調を訴えることは少ないため、保護者の方が日常的に観察してあげてください。

まずは、歯ぐきの色を見てみましょう。健康な歯ぐきは薄いピンク色をしており、引き締まった状態になっています。これに対して、赤く腫れていたりブヨブヨしていたりする場合は、炎症が起きているサインかもしれません。特に、歯と歯の間の歯ぐきが膨らんで見える場合は要注意です。

歯を磨いたときに血が混じっていたり口をゆすいだ水が赤くなっていたりする場合は、歯肉炎の疑いがあります。子どもが痛がって歯磨きを嫌がることも、炎症による不快感の表れかもしれません。

さらに重要なのが、口臭の変化です。歯肉炎があると口の中がにおいやすくなります。子どもの口臭が強くなったと感じたときは、炎症のサインと考えられます。

最後に、食事や歯磨きのときに違和感を訴える場合も注意しましょう。歯ぐきのトラブルである可能性もあるため、歯肉炎が疑われる場合は放置せず歯科医師に相談してください。

子どもの歯肉炎を放置するリスク

子どもの歯肉炎を放置するリスクのイメージ

子どもの歯肉炎は軽度な症状から始まることが多く、最初は気づきにくいかもしれません。だからといって放置していると、口の中だけではなく全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

ここでは、子どもの歯肉炎をそのままにしておくことで生じるリスクについて詳しく解説します。

歯周炎になる

歯肉炎を放置した場合、炎症が歯ぐきだけではなく歯を支える歯槽骨(しそうこつ)などの歯周組織にまで広がることがあります。これを歯周炎と呼び、大人の歯周病と同様に歯を失う危険性が高まります。

食事や発音に支障をきたす

歯肉炎によって歯ぐきが腫れると、歯がグラついたり噛み合わせが不安定になったりすることがあります。この状態が続くと、硬いものを噛むのを嫌がったり、食事の際に痛みを覚えたりして、食事そのものを避けるようになる可能性があります。

また、前歯の周りに炎症が広がると、サ行やタ行などの発音が不明瞭になることもあるでしょう。これは、歯や口周りの筋肉の動きが制限されるためです。

将来の歯並びや噛み合わせに影響する

乳歯の歯肉炎を放置すると、将来的な歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす可能性があります。乳歯は永久歯が正しい位置に生えるための道しるべとして重要な役割を担っているためです。

歯肉炎によって乳歯が早期に抜けたり、周囲の骨がダメージを受けたりすると、永久歯が正しい位置に生えるのを妨げることがあります。その結果、将来的に矯正治療が必要になる場合もあります。乳歯の健康は一時的なものではなく、永久歯の健康にもつながる大切なものなのです。

子どもの歯肉炎を治療する方法

歯肉炎の治療を受ける子ども

子どもが歯肉炎と診断された場合、まずはスケーリングやルートプレーニングといった治療が行われます。また、ブラッシング指導を受けてセルフケアの質を向上させられれば改善する場合もあるでしょう。

ここでは、子どもの歯肉炎を治療する方法について、詳しくご紹介します。

スケーリング

歯肉炎の原因となる歯垢や歯石が歯の表面に付着している場合は、スケーリングという処置が行われます。スケーリングとは、歯科医師が専用の器具を使って歯の表面や歯ぐきの境目などに付着した汚れを取り除く処置のことです。

スケーリングによって炎症の原因を取り除けば、歯ぐきの状態を改善することができるでしょう。

ルートプレーニング

ルートプレーニングは、歯根表面に付着した歯石や歯垢を専用の器具で取り除き、歯根面をなめらかにする処置です。歯肉炎の治療において欠かせないステップであり、歯周ポケットの中に溜まった汚れをきれいにすることで、歯ぐきの炎症を鎮めます。

ルートプレーニングを受けると、細菌が再付着しにくい環境が整うため歯肉炎の再発予防にも効果的です。

ブラッシング指導

歯磨きの方法に問題がある場合、歯科衛生士によるブラッシング指導が行われます。歯ブラシの持ち方や動かし方、磨く順番などを具体的に教えてもらうことで、磨き残しが減って歯肉炎の再発予防につながります。子どもが楽しく学べるよう工夫された指導も多く、歯磨きへの意識を高めるきっかけにもなります。

子どもの歯肉炎の予防法

歯磨きをして歯肉炎を予防する男の子

歯肉炎を予防するためには、毎日の口腔ケアや生活習慣の見直しが欠かせません。子どもの歯ぐきを健康に保つための具体的なポイントを確認しましょう。

毎日の歯磨き

歯肉炎を予防・改善するうえで最も基本となるのが、毎日の歯磨きです。食べかすや歯垢(プラーク)が残ったままでは、細菌が増殖して炎症の原因になります。朝起きたときや夜寝る前、そして可能であれば食後にも歯を磨く習慣をつけることが大切です。

歯ブラシはヘッドの小さいものを選び、毛先が広がらない程度の力で使用しましょう。小刻みに動かすように、1本ずつ磨くことがポイントです。また、歯と歯ぐきの境目に45度の角度でブラシを当てることで、歯肉炎の原因となるプラークを効果的に除去できます。

お子さまが自分できれいに磨けるようになるまでは、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげることも大切です。

食生活の改善

歯や歯ぐきの健康を維持するためには、日々の食事内容にも目を向ける必要があります。まず、砂糖の多いお菓子やジュースは細菌の増加を招きます。また、粘着質な食品も歯の表面に残りやすく、細菌の温床となります。こうした食べ物の摂取は、歯肉炎のリスクを高める原因となります。

一方、噛みごたえのある食べ物やカルシウム・ビタミンCが豊富な食べ物は、唾液の分泌を促し、口腔内の自浄作用を助けるため、歯ぐきの健康維持に役立ちます。保護者が食事の内容や間食の時間をコントロールし、栄養バランスに配慮した食習慣を築くことが、歯肉炎の予防につながるのです。

定期的な歯科検診

歯肉炎を予防するためには、家庭でのケアだけではなく、定期的に歯科医院で診てもらうことも大切です。特に、子どもの場合は虫歯や歯肉炎の初期症状に自分で気づくことは少ないため、歯科医師によるチェックが欠かせません。定期検診では、虫歯や歯肉炎の有無だけではなく、歯ぐきの状態や噛み合わせまでしっかり確認してもらえます。

また、定期検診では必要に応じて歯のクリーニングも行われます。歯磨きでは取りきれない歯石や細菌の塊を除去することができ、歯肉炎の原因となる汚れを減らして健康な歯ぐきを守れます。

まとめ

歯肉炎を治療して笑顔を見せる女の子

子どもの歯肉炎には、萌出性歯肉炎や思春期性歯肉炎など、年齢や生え変わりに関連した種類があり、それぞれ原因や症状が異なります。保護者が日常的に歯ぐきの状態をチェックし、異変に気づいたら早めに歯科医院を受診することが大切です。

また、日々の歯磨きの徹底や定期的な歯科検診により、歯肉炎を予防することができます。万が一症状が出ても、迅速に治療することで重症化を防げます。お子さまの健康な歯を守るためにも、歯肉炎についての正しい知識を持ってしっかりと対処していきましょう。

子どもの歯茎の状態が気になる方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約やLINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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歯周病のサインは?放置するリスクと予防法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯周病は、日本人の多くが罹患している疾患の一つであり、歯を失う主な原因ともいわれています。特に中高年以降に多く見られますが、若い世代でも油断は禁物です。初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行していることも少なくありません。

今回は、歯周病のサインや放置するリスク、予防するための方法などについて解説します。歯周病を予防したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは

歯周病になって腫れた歯茎

歯周病とは、歯を支える組織に炎症が起こる慢性的な疾患です。歯と歯ぐきの間にたまった歯垢(プラーク)の中にいる細菌が、歯ぐきに炎症を引き起こし、進行すると歯を支える骨が徐々に破壊されていきます。

歯周病は歯ぐきの腫れや出血といった軽度な症状からはじまりますが、進行すると歯のぐらつきや痛みが現れ、最終的には歯が抜け落ちることもあります。進行がゆるやかで、痛みが出にくいため気づきにくく、気づいたときには重症化していることも少なくありません。

また、歯周病は単なる口腔内の問題にとどまらず、糖尿病・心疾患・誤嚥性肺炎など、全身の健康にも悪影響を及ぼすことがわかっています。健康で快適な生活を送るためにも、歯周病の原因や症状を正しく理解し、早めの対策をとることが大切です。

歯周病のサインは?

歯磨き時に出血した様子

歯周病は、初期のうちは自覚症状がほとんどないため、気づかないまま進行していることが少なくありません。

しかし、注意深く観察すれば、口の中にはいくつかのサインが現れます。ここでは、歯周病の代表的なサインをご紹介します。

歯ぐきが赤く腫れる

健康な歯ぐきは淡いピンク色をしており、引き締まった状態が保たれています。

しかし、歯周病になると、歯ぐきに炎症が起こり、赤く腫れるようになります。これは細菌による刺激によって血流が増え、炎症が起きているサインです。特に歯と歯の間の歯ぐきが膨らんで見える場合や、指で押すとぶよっとした感触がある場合は要注意です。

歯ぐきが腫れている状態が続くと、次第に出血や痛みといったほかの症状も現れやすくなります。歯周病の初期段階でよく見られる症状の一つであり、この時点で適切なケアを行うことが進行を防ぐ鍵となります。歯ぐきの腫れが続くときは、早めに歯科医院で診てもらいましょう。

歯みがきのときに出血する

歯みがきをした際に出血したことがあるという方は多いでしょう。これは、歯ぐきに炎症が起きているサインであり、歯周病の初期段階でよく見られる症状です。

健康な歯ぐきであれば、歯みがき程度の刺激で血が出ることはほとんどありませんが、歯垢がたまると歯肉が敏感になり、ちょっとした刺激でも出血しやすくなります。

口の中がねばつく

朝起きたときや食後に口の中がねばつくと感じることはありませんか。これは、口の中の細菌が増えて、唾液の成分が変化しているサインです。正常な状態では、唾液はサラサラとしていますが、細菌が増えると粘り気が強くなります。

歯周病が進行すると、歯ぐきの炎症とともに細菌が活発になり、こうした変化が現れやすくなります。

口臭が強くなる

歯周病が進行すると、口臭が強くなることがあります。これは、歯周ポケット内で細菌が繁殖し、ガスを発生させるためです。

普段は気にならなくても、朝起きたときや会話のなかで指摘されたときに、自分の口臭に気づく人も多いでしょう。歯周病が悪化すると、こうした口臭が慢性的になるため、早めの対応が必要です。

歯が長く見える

鏡を見て、歯が以前より長く見えるようになったと感じたら、それは歯ぐきが下がってきているサインかもしれません。歯周病では、炎症によって歯ぐきが下がり、歯の根元が露出することがあります。根元は元々歯ぐきに覆われていた部分なので、露出すると歯が長く見えるのです。

単なる加齢による変化と見過ごされやすいですが、歯周病が進行している可能性があるため、歯科医院でチェックを受けることが大切です。

歯がぐらつく

歯がぐらつくようになったと感じた場合、歯周病が進行している可能性があります。歯周病が進行すると、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶かされていき、歯の固定力が低下していきます。その結果、歯がぐらつくようになるのです。

ぐらつきがある状態で放置すると、歯が抜け落ちる可能性もあります。

歯周病を放置するリスク

歯周病を放置して治療費が増えるイメージ

歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、痛みなどがないまま進行していきます。

しかし、放置しているとさまざまなリスクが生じます。ここでは、歯周病を放置することで生じる主なリスクについて解説します。

噛む力が低下する

歯周病が進行すると、歯を支える土台の骨が徐々に溶けていきます。その結果、歯がぐらつきやすくなり、安定して噛むことが難しくなるのです。また、噛むときに違和感や痛みがあると、自然と噛む力が弱まり、やわらかいものばかり選ぶようになることもあります。

噛めないことで食生活が偏ると、体全体の健康にも影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

歯を失うリスクが高まる

歯周病の進行を放置した場合、最終的には歯を支える土台となる骨が溶け、歯がぐらつき、やがて抜け落ちることもあります。特に中高年以降の歯の喪失原因の多くは、歯周病といわれています。

歯が抜けると、噛む機能だけでなく、発音や見た目にも大きな影響を及ぼします。入れ歯やインプラントなどの治療が必要になる場合もあり、費用や時間、身体への負担も少なくありません。

何より、自分の歯で食事を楽しみたいという思いを叶えるためには、歯を失う前の早い段階で対処することが大切です。

全身の健康に影響を及ぼす可能性がある

近年の研究により、歯周病は口の中だけの病気ではなく、全身の健康にも深く関係していることがわかってきました。とくに注目されているのが、糖尿病や心疾患、脳梗塞、誤嚥性肺炎などとの関連です。

歯周病によって生じた炎症物質が血流にのって体内を巡ると、これらの病気を引き起こしたり悪化させたりする可能性があるのです。また、妊娠中の方においては、低体重児出産や早産のリスクを高めるといわれています。

通院や費用の負担が増える

歯周病を初期の段階で治療すれば、通院や処置は少なくて済み、費用も抑えられるケースが多いです。

しかし、放っておいて悪化すると、治療が長期化するだけでなく、外科的な治療や抜歯後のインプラント・入れ歯など、より高度で高額な治療が必要になることがあります。こうした治療は、通院回数が増え、身体的にも精神的にも負担が大きくなるでしょう。

特に保険が適用されない自由診療の場合、経済的な負担も大きくなります。歯周病の進行を防ぐために、早めに異変に気づき、必要なケアや治療を行うことが、結果的に将来の費用を抑えることにつながります。

歯周病を予防するために自宅でできること

野菜を積極的に摂る女性

歯周病を予防するためには、生活習慣の見直しやお口のケアが非常に重要です。ここでは、自宅で取り組める歯周病予防の基本的な方法をご紹介します。

正しい歯磨きを習慣にする

歯周病を予防するうえで、毎日の歯磨きは最も基本的で重要なケアです。

ただし、磨く時間や回数だけでなく、正しい方法で行うことが大切です。ゴシゴシと強く磨くのは、かえって歯ぐきを傷つけたり、歯の表面を傷めたりする原因になります。歯ブラシはやわらかめのものを使い、軽い力で小刻みに動かすようにしましょう。

特に、歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側などは磨き残しが起こりやすいため、意識して丁寧に磨くことが大切です。

デンタルフロス・歯間ブラシを使用する

歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間には、細菌がたまりやすく、歯周病の原因になることがあります。そうした細かい部分に付着した汚れを取り除くためには、デンタルフロスや歯間ブラシの使用が欠かせません。

デンタルフロスは歯と歯の間に付着した汚れを落とす役割を果たします。歯間ブラシは、特に歯と歯の間が広い部分に使用します。使い方に不安がある方は、歯科医院で教えてもらうとよいでしょう。

生活習慣を見直す

歯周病の予防には、毎日の生活習慣の見直しも欠かせません。特に注意したいのが、喫煙とストレス、そして睡眠の質です。

喫煙は歯ぐきの血流を悪化させ、歯周病を進行させる大きな要因とされています。また、ストレスがたまると免疫力が低下し、歯ぐきの炎症を悪化させる可能性もあります。さらに、睡眠が十分でないと、体の回復力が弱まり、歯ぐきの健康にも悪影響が及びます。

バランスのとれた食事も忘れてはいけません。特にビタミンCやカルシウム、たんぱく質などは、歯ぐきや骨の健康維持に役立つ栄養素です。野菜や果物、乳製品、魚などを積極的に取り入れることで、口の中だけでなく全身の健康も整います。

健康な歯ぐきは、規則正しい生活のなかでつくられていくのです。

歯周病を予防するために歯科医院で行うこと

歯科検診のイメージ

歯周病は毎日のセルフケアだけで完全に予防できるものではありません。定期的に歯科医院で専門的なチェックやケアを受けることで、より高いレベルでの予防が可能になります。ここでは、歯周病を予防するために歯科医院で行われることについて解説します。

歯科検診

歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行していることが多くあります。そのため、自分の口の中の状態を知るためにも、定期的に歯科医院で検診を受けることがとても大切です。

歯ぐきの状態や歯石の有無、噛み合わせなどをチェックしてもらうことで、初期の段階で歯周病を発見できます。検診を習慣にしておくことで、健康な歯と歯ぐきを長く保てるでしょう。

歯のクリーニング

歯科医院では、歯の表面に付着したプラークや歯石を専用の器具で取り除く歯のクリーニングが行われます。

毎日丁寧に歯を磨いていても、歯と歯の間や歯ぐきの境目に汚れが残ることがあります。こうした汚れは時間の経過とともに硬い歯石となり、家庭でのケアだけでは落とせなくなります。

歯周病を予防するためには、こうした汚れを定期的に除去することが大切です。また、クリーニングによって歯の表面がなめらかになり、汚れが再びつきにくくなるという効果も期待できます。

ブラッシング指導

毎日の歯磨きは大切ですが、自分の磨き方が本当に正しいのか不安に感じることもあるはずです。歯科医院でブラッシング指導を受ければ、自分に合った正しい磨き方を身につけられるでしょう。

たとえば、歯ブラシの当て方や動かし方、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方など、磨き残しやすい部分に応じたアドバイスが受けられます。自己流の磨き方を見直すことで、歯周病のリスクをぐっと減らすことができます。

まとめ

歯周病ケアをして健康に過ごす女性

歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がないため、気づかないまま進行することが多いです。

しかし、歯ぐきが赤く腫れたり、ブラッシングの際に出血したり、口臭が気になるようになると、それは歯周病のサインかもしれません。

こうした症状を見逃さず、早期に対応することが大切です。適切な歯磨きや、歯科医院でのクリーニング・チェックを怠らないことで、重症化を防ぎ、最終的には歯の喪失を防ぐことにもつながります。

近年では、歯周病と全身疾患の関連性も指摘されており、口腔内の健康を保つことが、全身の健康維持にも重要であることが明らかになってきました。口腔内だけでなく、全身の健康を維持するためにも、歯周病の症状があるときは、歯科医院で相談しましょう。

歯周病の症状にお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約やLINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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予防歯科とは?行う内容やメリットも解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯医者と聞くと、痛くなってから行く場所と思われがちですが、最近では予防のために通うという考え方が広まりつつあります。

予防歯科は、虫歯や歯周病といった口の中のトラブルが起こる前に対策を講じることで、生涯にわたって健康な歯を保つことを目的としています。定期的な検診やクリーニング、フッ素塗布などを通して、治療ではなく予防を重視することが、将来の健康への第一歩となります。

本記事では、予防歯科とは何か、どのようなことをするのか詳しく解説します。虫歯や歯周病を予防したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

予防歯科とは

予防歯科について紹介する女性

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口腔内疾患が発生する前に、事前に予防処置を行うことで、健康な歯と歯茎を保つことを目的とした歯科医療の一分野です。

従来の歯科治療は、虫歯になってから削って詰める、歯周病になってから治療を行うという考えが中心でした。

しかし、予防歯科はその逆で、病気にならないようにすることが基本的な考え方です。

予防歯科では、歯科医院で行う専門的なケアと、日々の自宅でのセルフケアを組み合わせて、虫歯や歯周病の発症リスクを低下させます。また、年齢を問わずすべての人が対象となるのも特徴で、乳幼児から高齢者まで、そのライフステージに応じた予防方法が用意されています。

結果として、歯を長く健康に保つことができ、将来的な健康寿命の延伸にもつながります。

予防歯科で行うこと

歯科医院のブラッシング指導の様子

ここでは、歯科医院で実際に受けられる予防処置について説明します。

歯石除去(スケーリング)

スケーリングとは、歯の表面や歯と歯茎の間に付着した歯石を専用の器具で取り除く処置のことです。

歯石はプラーク(歯垢)が石灰化して硬くなったもので、一度できると自宅の歯磨きだけでは取り除くことができません。歯石が蓄積すると、歯周病の原因になりやすく、放置すれば歯を支える骨を溶かす恐れもあります。

スケーリングは、痛みがほとんどなく短時間で終了する処置です。定期的に歯石を除去することで、歯周病のリスクを低減し、歯茎の健康を守ることが可能になります。

クリーニング(PMTC)

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、歯科医師や歯科衛生士が専門の器具を使って行う歯のクリーニングです。通常のブラッシングでは落としきれない汚れやバイオフィルムを除去することができ、虫歯や歯周病の予防に高い効果があります。

特に歯と歯の間、歯の裏側、歯茎との境目など、磨き残しが多い部位を丁寧に清掃するため、口腔内が清潔に保たれ、爽快感も得られます。また、歯の表面が滑らかになり、汚れがつきにくくなる効果も期待できます。

フッ素塗布

フッ素塗布は、虫歯予防に非常に効果的な処置です。フッ素には、歯の再石灰化を促進し、初期虫歯の進行を防ぐ作用があります。また、歯質を強化し、虫歯菌の活動を抑制する働きもあります。

特に子どもや、虫歯になりやすい方には定期的なフッ素塗布が推奨されます。市販の歯磨き粉にもフッ素が含まれているものがありますが、歯科医院で使用するフッ素は濃度が高く、より高い効果が期待できます。

ブラッシング指導

正しい歯磨き方法を身につけることは、虫歯や歯周病の予防の基本ともいえます。歯科医院では、個々の歯並びや磨き残しやすい部位を考慮しながら、ブラッシング指導を行います。

自己流の歯磨きでは、どうしても磨き残しが生じて、それが虫歯や歯周病の原因になることがあります。正しい力加減や歯ブラシの動かし方を学ぶことで、日々のケアの質が向上し、長期的な口腔内の健康維持に役立ちます。

予防歯科のメリット

予防歯科のメリットのイメージ

ここからは、予防歯科の主なメリットについて解説します。

虫歯や歯周病の予防につながる

予防歯科の最大の目的は、虫歯や歯周病を予防することにあります。定期的に歯科医院を受診することで、目に見えない初期の異変を早期に発見し、軽度のうちに対応することが可能です。

また、専門的なクリーニングやフッ素塗布などを併用することで、日常のセルフケアでは不十分な部分を補うことができ、口腔内のトラブルを未然に防ぐ体制が整います。

経済的負担を軽減できる

一見すると、定期的な通院には費用がかかるように思えるかもしれません。

しかし、虫歯や歯周病が進行してからの治療は、通院回数や治療費がかさみ、結果的に大きな出費につながることが多いです。

予防歯科では、軽度のケアを継続することで、重症化を防ぎ、高額な治療を必要としない状態を維持できます。結果として、長期的に見れば経済的な負担を抑えることができるのです。

生活の質(QOL)が向上する

口の中の健康が保たれていると、食事を美味しく味わえたり、人と自信を持って会話できたりと、日常生活を快適に過ごせるようになります。

予防歯科により虫歯や歯周病を未然に防ぐことで、痛みや不快感、治療によるストレスから解放され、心身ともに健康な状態を保つことが可能です。歯を失うことなく噛む力を維持できれば、体の健康にも良い影響があり、結果として生活の質(QOL)の向上につながります。

全身の健康維持につながる

近年、歯周病と糖尿病、心疾患、誤嚥性肺炎といった全身疾患との関連が明らかになってきました。口腔内の細菌が血流を通じて全身に広がることで、健康に悪影響を及ぼすことがあるのです。

予防歯科で口腔内を清潔に保つことは、これらの全身疾患の予防にもつながります。特に高齢者にとっては、口腔ケアが健康寿命を延ばす鍵になるともいえるでしょう。

虫歯や歯周病を予防するために自宅でできること

歯間ブラシでケアをする口元のアップ

歯科医院での予防処置とあわせて、自宅でもしっかりケアを行うことが重要です。毎日の積み重ねが、口腔内の健康維持に大きく影響します。ここでは、虫歯や歯周病を予防するために自宅でできることについて解説します。

正しい方法でブラッシングを行う

最も基本的で効果的な予防方法は、毎日の歯磨きです。

しかし、ただ磨くだけではなく、正しい方法で行うことが重要です。歯ブラシの角度は45度を意識し、歯と歯茎の境目をやさしく小刻みに動かしましょう。力を入れすぎると歯茎を傷つける恐れがあるため、やさしい力で磨いてください。

また、1日2回以上、1回あたり3分以上かけて丁寧に磨くことが推奨されています。

歯間ケアを徹底する

歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間には、歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病の原因になります。こうした部分のケアには、デンタルフロスや歯間ブラシの活用が効果的です。

フロスは歯と歯がぴったりくっついている場所の汚れを取り除くのに向いており、歯間ブラシは歯と歯の間に少しすき間がある場合に使いやすい道具です。それぞれの場所に合った道具を選ぶことで、よりしっかりと汚れを落とすことができます。

フッ素入り歯磨き粉を活用する

フッ素には歯を強くし、酸に対する抵抗力を高める働きがあります。市販の歯磨き粉にもフッ素が配合された製品が多く、日常のケアに取り入れることで虫歯の予防効果が期待できます。

使用後は軽く口をすすぐことで、フッ素の効果をより長く歯に留めることができます。歯科医院で行われるフッ素塗布とあわせて、家庭でもフッ素ケアを習慣にすると安心です。

食生活の見直す

食事の内容や時間帯は、虫歯や歯周病のリスクに大きく関係しています。特に、糖分を多く含む食品や飲料を頻繁に摂取すると、口の中が酸性になり、歯の表面が溶けやすくなります。

間食の回数を減らし、バランスの良い食事を意識することが大切です。また、よく噛んで食べることで唾液の分泌が促され、自然な洗浄作用が働きます。規則正しい食生活は、口腔内の健康を保つうえで欠かせません。

まとめ

歯磨きをして虫歯予防をする女性

予防歯科は、歯が痛くなってからではなく、痛くならないために行う医療です。

歯科医院での定期的なケアと自宅での正しいセルフケアを組み合わせることで、虫歯や歯周病を未然に防ぐことができます。また、予防歯科は単に口腔内のトラブルを防ぐだけでなく、医療費の削減、生活の質の向上、さらには全身の健康維持にもつながる重要な役割を果たします。

自分自身の歯をできるだけ長く保つためには、早い段階から予防意識を持つことが大切です。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約やLINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

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志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
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