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歯周病とは?原因・症状・予防法から治療まで徹底解説

歯周病が気になって鏡を見る女性

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯磨きのときに出血したり、口臭が気になったりした経験はありませんか。また、朝起きたときに口の中がネバつく感じがする方もいるかもしれません。

それらの症状は、もしかしたら歯周病のサインかもしれません。歯周病は自覚症状がないまま静かに進行し、放置すると歯を失う原因になるだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすと考えられています。

この記事では、歯周病の初期症状や根本的な原因、ご自宅でできる予防法、歯科医院での治療法について詳しく解説します。歯周病かもとお悩みの方、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは?

歯周病とはのイメージ

歯周病とは、歯を支える歯茎(歯肉)や歯槽骨などの組織が、細菌感染によって炎症を起こし、次第に破壊されていく病気です。主な原因は、歯と歯茎の境目にたまるプラーク(歯垢)に含まれる細菌です。

これらの細菌が産生する毒素によって歯肉が炎症を起こし、進行すると歯を支える骨が溶けていきます。初期には痛みや腫れなどの自覚症状がほとんどないため、定期的な歯科検診が重要です。

治療法としては、プラークや歯石の除去(保存治療)、進行した場合の外科的処置、失われた歯の補綴治療などがあり、症状に応じて選択されます。

「歯肉炎」と「歯周炎」の違いとは?

歯周病は大きく「歯肉炎」と「歯周炎」に分類されます。歯肉炎は、歯茎のみに炎症が限局し、歯槽骨などの深い組織には影響が及んでいない状態です。適切なブラッシングやデンタルフロスの使用、歯科医院でのクリーニングによって改善が期待できます。

一方、歯周炎は炎症が歯肉からさらに進行し、歯槽骨や歯根膜などの支持組織が破壊される状態です。歯周炎になると、歯がぐらつく、膿が出るなどの症状が現れる場合があります。

もしかして歯周病?自分で気づける症状と進行段階

歯ぐきの腫れや出血のイメージ

ここでは、ご自身で確認できる歯周病の初期症状や、進行段階ごとの特徴について詳しく解説します。

歯周病の初期症状セルフチェックリスト

歯周病の初期段階では、歯ぐきの腫れや出血、口臭の変化などが現れることがあります。歯磨き時に歯ぐきから血が出る、歯ぐきの色が赤く変化している、朝起きたときに口の中がネバつくといった症状は、歯周病のサインである場合があります。

これらは歯周病菌が歯と歯ぐきの隙間に繁殖し、炎症を引き起こすことで発生します。

歯周病の進行ステージ(軽度・中等度・重度)とそれぞれの症状

歯周病は、軽度では歯ぐきの炎症や出血が中心ですが、中等度になると歯ぐきが下がり、歯が長く見えるようになることがあります。重度に進行すると、歯を支える骨が溶けて歯がぐらつき、最終的には抜けてしまうこともあります。

進行度によって治療法も異なり、軽度では歯石除去や正しいブラッシング指導、中等度以上では歯周外科治療や補綴治療(失った歯の補完)などが行われる場合があります。

なぜ歯周病になるの?根本的な原因と悪化させる要因

歯周ポケットの深さを測っているところ

ここでは、歯周病の根本的な原因や悪化させる要因について詳しく解説します。

最大の原因は歯垢(プラーク)とその中の細菌

歯周病の最大の原因は、歯の表面に付着する歯垢(プラーク)です。歯垢は食べかすではなく、細菌の塊であり、放置すると歯ぐきに炎症を引き起こします。

歯垢中の細菌が産生する毒素が歯ぐきの組織を刺激し、免疫反応によって炎症が生じます。

歯垢が長期間除去されないと、石灰化して歯石となり、さらに細菌の温床となるため、毎日の丁寧な歯磨きやデンタルフロスの使用が予防の基本となります。

歯周ポケットが深くなるメカニズム

歯周病が進行すると、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。これは、炎症によって歯ぐきが腫れたり、歯を支える骨が吸収されたりすることで生じます。

歯周ポケットが深くなると、通常の歯磨きでは汚れが取りきれず、さらに細菌が繁殖しやすい環境になります。

喫煙・ストレス・遺伝など、歯周病のリスクを高める要因

歯周病は歯垢だけでなく、喫煙やストレス、糖尿病、遺伝的要因なども発症・悪化に関与します。喫煙は血流を悪化させ、歯ぐきの治癒力を低下させるため、非喫煙者に比べて歯周病が重症化しやすいとされています。

ストレスや生活習慣病も免疫力を低下させ、歯周病のリスクを高めます。

歯周病が全身に及ぼす影響

歯周病が全身に及ぼす影響のイメージ

ここでは、歯周病と全身疾患との関係や、特に注意すべき状況について解説します。

糖尿病・心臓病・脳梗塞との密接な関係

歯周病は糖尿病と相互に悪影響を及ぼすことが知られています。歯周病による慢性的な炎症がインスリンの働きを妨げ、血糖コントロールを難しくする場合があります。

また、歯周病菌や炎症物質が血管内皮にダメージを与え、動脈硬化や心臓病、脳梗塞の発症リスクを高めると考えられています。

定期的な歯科受診や、歯周病専門医への相談が重要です。

早産や低体重児出産のリスク

妊娠中の歯周病は、早産や低体重児出産のリスク因子とされています。歯周病による炎症物質が子宮の収縮を促し、出産時期が早まる場合があるためです。

妊婦健診と並行して歯科健診を受け、歯周病専門医や認定歯科衛生士による指導を受けることが推奨されます。

妊娠中でも安全に受けられる歯周治療やセルフケア方法について、積極的に相談しましょう。

誤嚥性肺炎との関連性

高齢者や嚥下機能が低下した方では、歯周病菌が唾液や食物とともに気道へ入り、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高まります。日常的な口腔ケアの徹底や、専門的なクリーニングが重要です。

自宅でできる歯周病の徹底予防策

ここでは、歯周病を自宅で予防するための具体的な方法について、専門的な観点から解説します。

予防の基本正しい歯磨きの方法とポイント

オーラルケア用品

歯周病予防の第一歩は、毎日の正しい歯磨きです。歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に歯垢がたまりやすく、これが歯周病の主な原因となります。

歯ブラシは毛先が広がらないように軽い力で持ち、歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てて小刻みに動かします。磨き残しやすい奥歯や歯並びの悪い部分も意識して丁寧に磨くことが大切です。

歯ブラシだけでは不十分?歯間ブラシ・デンタルフロスの選び方と使い方

歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢は十分に除去できません。歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、歯周病のリスクをさらに低減できます。

歯間ブラシは歯と歯の隙間の大きさに合ったサイズを選び、無理なく挿入できるものを使用します。

デンタルフロスは歯ぐきの下までやさしく挿入し、歯面に沿わせて上下に動かします。

歯周病予防につながる食生活と生活習慣

バランスの良い食事や規則正しい生活も歯周病予防に重要です。糖質の多い食品は歯垢の増加を促すため、間食や甘い飲み物は控えめにし、野菜やたんぱく質を意識して摂取します。

また、喫煙は歯周病のリスクを高めることが知られています。禁煙や十分な睡眠、ストレス管理も歯周病予防に役立ちます。

歯科医院での検査と治療法

歯科医院でスケーリングしている歯科衛生士

ここでは、歯科医院で実際に行われる検査や治療法について詳しく解説します。

歯周ポケット検査やレントゲン検査

歯周病の診断には、歯と歯ぐきの間にできる歯周ポケットの深さを専用の器具で測定する検査が基本となります。歯周ポケットが深いほど、炎症が進行している可能性が高いと考えられています。

さらに、レントゲン検査によって歯を支える骨の状態を確認し、骨の吸収度合いや歯の根の状態を詳細に把握します。これらの検査結果をもとに、治療計画が立てられます。

歯周病の基本治療スケーリングとルートプレーニング

初期から中等度の歯周病に対しては、歯石やプラーク(細菌のかたまり)を除去するスケーリングと、歯の根面を滑らかにして細菌の再付着を防ぐルートプレーニングが行われます。

これらは保存治療の一環であり、歯周病の進行を抑えるための基本的な処置です。

進行度に応じた治療法(歯周外科手術、再生療法など)

歯周病が進行し、保存治療だけでは改善が難しい場合には、歯周外科手術が検討されます。

例えば、歯ぐきを切開して深い部分の歯石を除去するフラップ手術や、失われた骨や歯周組織の再生を目指す再生療法(エムドゲインやGTR法など)が行われる場合があります。

歯周病を再発させないためのメンテナンス

歯周病治療にかかる費用と期間の目安

ここでは、歯周病を再発させないために必要な定期検診やセルフケア、そして治療にかかる費用や期間について詳しく解説します。

なぜ定期検診(メンテナンス)が不可欠なのか

歯周病は自覚症状が少なく、気づかないうちに再発・進行することが多い疾患です。

定期的な歯科検診では、歯科医師や歯科衛生士が歯ぐきの状態や歯石の付着を専門的にチェックし、必要に応じてクリーニングや指導を受けることができます。

治療後の安定した状態を維持するためのセルフケア

歯周病の再発予防には、毎日のセルフケアが不可欠です。正しい歯磨き方法としては、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度の角度で当てて細かく磨くことや、デンタルフロスや歯間ブラシを使い歯間部のプラーク(歯垢)を除去することが重要です。

また、糖質の多い間食を控える食事指導も効果的です。歯科医院で自分に合ったブラッシング方法やケア用品について相談することをおすすめします。

歯周病治療にかかる費用と期間の目安

歯周病治療は進行度や治療法によって費用・期間が異なります。一般的な保存治療(スケーリングやルートプレーニング)は保険適用となり、数千円から数万円程度が目安です。

進行した場合の外科治療や補綴治療(被せ物やインプラント)は自費診療となることが多く、費用も期間も大きくなります。

まとめ

笑顔のミドルからシニア世代の女性

歯周病とは、歯を支える組織が炎症を起こし、進行すると歯を失う原因にもなる病気です。歯ぐきの腫れや出血、口臭などが初期症状で、悪化すると歯がぐらつくこともあります。

主な原因は歯垢や歯石の蓄積で、喫煙や生活習慣も影響すると考えられています。

また、歯周病は糖尿病や心疾患など全身の健康にも関わる可能性が指摘されています。毎日の丁寧な歯磨きや定期的な歯科受診が予防・早期発見に役立ちます。

歯周病治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

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