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親知らずが斜めに生えたら抜歯が必要?抜き方や注意点も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

親知らずは、10代後半から20代にかけて最後に生えてくる奥歯で、必ずしもまっすぐ生えてくるとは限りません。顎にスペースが足りないと、斜めや横向きに生えて周囲の歯や歯ぐきに影響を及ぼすことがあります。

なかでも斜めに生えた親知らずは、虫歯や歯周病、隣の歯への圧迫など、さまざまなトラブルを招く可能性があります。

今回は、親知らずが斜めに生える原因や放置した場合のリスク、抜歯の必要性、抜歯後の注意点などについて解説します。斜めに生えた親知らずにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

親知らずが斜めに生える原因

親知らずが斜めに生える原因

親知らずが斜めに生える主な原因は、顎の大きさや歯の本数とされています。

昔の人に比べて現代人の顎は小さくなっていますが、歯の本数は変わってないため、親知らずの並ぶスペースが確保しづらくなります。その結果、斜めや横向きに生えることが多くなるのです。

親知らずが斜めに生えたままだと

親知らずが斜めに生えたままだと?

親知らずが斜めに傾いた状態を放置すると、さまざまなトラブルを招きかねません。ここでは、斜めに生えた親知らずが引き起こす主なリスクを見ていきましょう。

虫歯や歯周病のリスクが高くなる

親知らずが斜めに生えていると、歯と歯の間や歯茎との境目に汚れがたまりやすくなります。その部分は歯ブラシが届きにくく、プラークが残りやすくなるため、虫歯や歯周病の原因になる可能性が高まります。

特に、斜めに生えた親知らずと隣の歯との間にできたすき間は、見た目ではわかりにくく、気づかないうちに虫歯が進んでいる場合があります。放置すると、隣の健康な歯も虫歯になることもあります。

隣接歯に悪影響を及ぼす

斜めに生えた親知らずは、手前の歯である第二大臼歯に圧力をかけることがあります。隣の歯を押し続けることにより、歯の根が吸収されて短くなったり、周りの組織に炎症が起こったりするかもしれません。

歯根の吸収が進むと、歯がぐらつきやすくなります。手前の歯の寿命に影響する可能性があるため、早めに歯科医師へ相談することが大切です。

噛み合わせや歯並びに影響が出る

親知らずが斜めに生えていると、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。噛み合わせが悪くなると、顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすかもしれません。

また、親知らずが手前の奥歯を押し続ける影響で、その力が歯列全体に伝わり、少しずつ歯並びが乱れることもあります。特に、矯正治療の終了直後は、整えた歯並びが再び崩れる原因にもなりかねません。

智歯周囲炎が起こる

智歯周囲炎とは、親知らずの周りの組織に細菌が入り込んで炎症を起こす病気です。斜めに傾いた親知らずは、一部が歯ぐきに覆われていることが多く、その隙間に汚れがたまりやすくなります。

細菌が増えると、歯ぐきが腫れたり、強い痛みが出たりするかもしれません。

さらに進行すると、口を開けにくくなったり、顎のリンパ節が腫れて発熱したりすることもあります。症状が軽いうちは薬で炎症を抑えられますが、原因となる親知らずが残っている間は、再発するケースが多いです。

斜めに生えた親知らずは抜かないといけない?

親知らずの抜歯イメージ

斜めに生えた親知らずは、多くの場合で抜歯が推奨されます。そのまま残しておくと、上述したような問題の原因になることが多いためです。

特に、親知らずがすでに虫歯になっていたり、第二大臼歯を圧迫していたりする場合は、抜歯を検討するのが一般的です。

ただし、斜めに生えているからといって必ずしもすべて抜かなければならないというわけではありません。たとえば、周囲の歯に影響を与えていない場合や、定期検診で異常が見られない場合は、経過観察となることもあります。

抜歯しなくても良い親知らずの状態

全ての親知らずが抜歯を必要とするわけではありません。例えば、親知らずがまっすぐ生えており、上下でしっかり噛み合っている場合は、他の奥歯と同じように機能するため抜歯しなくても良いでしょう。

親知らずが完全に骨や歯ぐきの中に埋まっていて、痛みや腫れなどの症状がまったくない場合も、抜歯の対象とはならないことがあります。親知らずがほかの歯に悪影響を与えていないケースも、経過観察となることがあります。

ただし、親知らずは口内の最も奥に位置するため、まっすぐ生えていてもケアが難しい歯といえます。このため、将来的なリスクも考慮したうえで、歯科医師と相談しながら判断することが大切です。

斜めに生えた親知らずの抜き方

斜めに生えた親知らずを抜く準備をしている歯科医師

斜めに生えた親知らずは、まっすぐ生えている歯に比べて慎重に処置する必要があります。抜歯の前には、レントゲンやCTで親知らずの位置や神経との距離などを確認し、処置の方法を決めます。

当日は、局所麻酔を十分に効かせてから抜歯を行います。歯ぐきを切開して歯が見える状態にし、歯を分割しながら少しずつ取り出すのが一般的です。

抜歯後は歯ぐきを縫い合わせ、ガーゼを噛んで止血します。術後は腫れや痛みが出やすいため、処方された痛み止めや抗生剤を指示通りに使い、安静に過ごしましょう。

親知らずの抜歯後に注意すること

親知らずの抜歯後に注意すること

親知らずを抜いたあとは、傷口を清潔に保ち、回復を妨げないように過ごすことが大切です。ここでは、抜歯後に気をつけたいポイントを解説します。

止血と腫れ・痛みへの対処

抜歯後は歯茎に小さな穴があきますが、そこは血の塊である血餅(けっぺい)で自然にふさがり、徐々に傷が治っていきます。処置後はガーゼを噛んで止血しますが、帰宅後に出血が気になる場合に備えてガーゼを用意しておくとよいでしょう。

血餅がうまくできないと、強い痛みを伴うドライソケットと呼ばれる状態になることがあります。傷口に刺激を与えないよう、抜歯した部分を触ったり、強くうがいをしたりしないよう注意してください。

術後の腫れや痛みは、多くの場合2〜3日ほどでピークを迎え、1週間ほどで和らいでいきます。この間は、保冷剤などで頬を外から軽く冷やすと痛みが落ち着きやすくなります。

また、処方された痛み止めは、歯科医師の指示通り使用しましょう。

食事に関する注意点

抜歯当日は、刺激が少なく柔らかいものを食べるよう心がけましょう。熱すぎるものや硬いもの、香辛料の効いた食べ物は傷口への刺激になるため、控えたほうが良いとされています。

うどんやおかゆ、プリンなど、柔らかいものは抜歯後も食べやすいです。傷口に負担をかけないためにも、抜いた部分ではなるべく噛まないように気をつけましょう。

処方された薬の服用

抜歯後は、痛み止めや抗生物質などの薬が処方されます。痛みがあるときは我慢せず、決められた時間と量を守って服用しましょう。

抗生物質は、痛みや腫れの症状がなくても最後まで飲み切る必要があります。傷口の感染を防ぐためにも、自己判断で薬を中断しないことが大切です。

禁煙・禁酒

親知らずの抜歯後1週間ほどは、喫煙や飲酒を控えましょう。喫煙は血流を悪くするため、傷口の治りが遅くなったり、炎症を起こしやすくなったりします。

また、アルコールには血管を広げる作用があるので、出血しやすくなったり、腫れが悪化したりするかもしれません。少なくとも術後数日、できれば傷口が治るまでは控えるのが望ましいです。

異常があればすぐに受診

痛みが段々強くなる、腫れが大きくなっていく、口が開けにくい、出血が止まらないといった症状がある場合は、すぐに歯科医院を受診しましょう。これらは、傷口の感染やドライソケットなど、何らかのトラブルが起きているサインかもしれません。

抜歯後に少しでも異常を感じた時は自己判断せず、早めに歯科医師に相談しましょう。

まとめ

斜めに生えている親知らずのイメージ

斜めに生えた親知らずは、虫歯や歯ぐきの炎症、隣の歯への影響など、さまざまなトラブルのもとになる可能性があります。抜歯が必要かどうかはお口の状態によって異なるため、まずは歯科医院を受診しましょう。

斜めに生えた親知らずの抜歯は、歯茎の切開や歯の分割を行うなど、まっすぐに生えているものより複雑になります。抜歯後は、痛みや腫れが落ち着くまで傷口を清潔に保つことが大切です。

斜めに生えている親知らずについてお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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親知らずはいつごろ生える?生え方のパターンと痛むときの対処法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

親知らずは、成人期の訪れとともに口腔内に現れてくる歯として知られていますが、その生え方や時期には個人差が大きく、まっすぐ生えずに問題を引き起こすケースも少なくありません。正しくケアをしないと、周囲の歯に悪影響を及ぼし、痛みや炎症に発展することもあります。

この記事では、親知らずが生え始める時期や生え方の代表的なパターン、さらに痛むときの具体的な対処法について詳しく解説します。親知らずに関する正しい知識を持ち、適切に対応できるよう参考にしてください。

親知らずとは

レントゲン画像の親知らず

親知らずとは、正式には第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)と呼ばれる歯で、上下左右の最も奥に位置する永久歯です。通常、左右の上下4本が存在しますが、なかには4本すべてがそろわない人もいます。

この歯が親知らずと呼ばれる理由は、親の手を離れ、自立する年齢に生え始めることが多いためです。名前の由来からもわかるように、ほかの永久歯がすべて生えそろったあとに生える、特別な歯です。

親知らずは、すべての人に生えるわけではありません。その理由には、現代人の顎が進化の過程で小さくなってきたことが関係しています。

食生活の変化により、硬いものを噛む必要が減った影響で、顎のスペースが狭くなり、親知らずがきちんと生えるための十分なスペースを確保できなくなったのです。そのため、親知らずが斜めに生えたり、顎の中に埋まったまま生えてこなかったりするケースも少なくありません。

親知らずはいつごろ生える?

親知らずとハテナマーク

親知らずは、一般的に10代後半から20代前半にかけて生えてくることが多いとされています。

ただし、生える時期には個人差があり、なかには30代以降に生えてくる人や、まったく生えてこない人もいます。また、4本すべてが生えるとは限らず、1本だけ、あるいは2〜3本だけというケースも少なくありません。

親知らずが生える際には、歯ぐきの奥に軽い痛みや違和感を覚えることがあります。また、斜めに生えてきたり、スペースが足りなかったりすると、歯ぐきの炎症や腫れを引き起こすこともあります。

こうした症状が現れた場合は、自己判断せずに歯科医院で診断を受けることが大切です。

親知らずの生え方にはどんなパターンがある?

横向きに生えた親知らずの透過図

親知らずの生え方は人によって大きく異なり、それぞれに応じた対応が必要になります。ここでは、代表的な生え方のパターンを見ていきましょう。

まっすぐきれいに生えるケース

顎のスペースが十分にある場合、親知らずはほかの奥歯と同様にまっすぐ生えてきます。この状態であれば噛み合わせにも問題が起こりにくく、日常の歯みがきでも管理しやすいのが特徴です。

ただし、奥に位置するため磨き残しが生じやすい点には注意が必要です。適切にケアを行うことで、特別な処置を行わずに維持できる場合もあります。

横向きや斜めに生えるケース

横向きや斜めに傾いた状態で生えるケースもあります。顎のスペースが不足していると、親知らずがまっすぐ生えてくることができず、手前の歯に向かって傾いた状態になります。

この場合、隣の歯との間に汚れが溜まりやすくなり、虫歯や歯ぐきの炎症の原因になることがあります。また、歯ぐきが部分的に覆ったままになることもあり、そのすき間に細菌が入り込みやすい状態になります。

全く生えてこないケース

親知らずが顎の骨の中に留まり、外から確認できないままの状態もあります。これは埋伏歯と呼ばれ、レントゲン検査で見つかることが一般的です。

痛みや腫れなどの症状がなければ経過観察となることもありますが、周囲の歯に影響を与える位置にある場合や、内部で炎症が起こる場合には注意が必要です。

親知らずが生え始めると痛むことがある?

親知らずが痛んで頬を抑える女性

親知らずが出てくる過程では、歯ぐきを押し上げる動きに伴って違和感や痛みが生じることがあります。

特に歯の一部だけが見えている状態では、歯と歯ぐきの間にすき間ができやすく、そこに細菌が入り込むと炎症が起こる場合があります。この炎症は智歯周囲炎と呼ばれ、歯ぐきの腫れや痛み、口の開けづらさなどを引き起こすことがあります。

また、親知らずが斜めや横向きに位置している場合には、手前の歯を圧迫することで鈍い痛みや違和感につながることもあります。さらに、疲れや体調不良によって免疫力が低下しているときは、炎症が強く出やすい傾向があります。

こうした症状が一時的に落ち着くこともありますが、繰り返し起こる場合には注意が必要です。

親知らずが痛むときのセルフケア

親知らずが痛んで頬を冷やす女性

親知らずの痛みが軽い段階であれば、自宅でのケアによって炎症の悪化を抑えやすくなります。

ただし、強い痛みや腫れが続く場合は歯科での診察が必要になるため、無理に我慢せず状態を見極めることが大切です。ここでは日常で行える対処法を具体的に解説します。

冷やす

頬の腫れやズキズキする痛みがあるときは、外側から冷やすことで症状が和らぐ場合があります。冷たいタオルや保冷剤をガーゼやタオルに包み、頬に軽く当てましょう。冷やすことで血流が一時的に抑えられ、腫れや炎症の進行を抑える効果が期待できます。

冷やしすぎると逆効果になることもあるため、短時間ずつおこなうのがポイントです。

口腔内を清潔な状態に保つ

親知らずの周囲は汚れが溜まりやすく、細菌が増えることで炎症が悪化しやすい環境になります。そのため、うがいや歯みがきを丁寧に行い、口の中を清潔に保つことが重要です。特に食後は食べかすが残りやすいため、やさしくすすぐ習慣をつけるとよいでしょう。

刺激の強いうがい薬は痛みを感じることがあるため、使用する際は低刺激のものを選ぶと安心です。

安静に過ごす

親知らず周辺に炎症や痛みがあるときは、体をゆったりと休めることも大切です。

無理をして体を動かしたり激しい運動をしたりすると、血行が良くなって炎症が強まることがあります。また、夜更かしやストレスは免疫の働きを弱め、回復を遅らせる原因にもなります。

できるだけ早めに寝る、静かな環境で過ごすなど、体を休める時間を意識的につくることが大切です。また、お風呂の温度はぬるめにする、長く入りすぎないといった配慮も、炎症を悪化させないために役立ちます。

痛み止めを服用する

痛みが強い場合には、市販の鎮痛薬を適切に使用することで一時的に症状を抑えられる場合があります。使用する際は、用法・用量を守り、添付文書の注意事項もよく確認しましょう。

ただし、薬で痛みが和らいだとしても、原因が改善されているわけではありません。痛みが数日続く場合や、繰り返し症状が起こる場合は、原因を明らかにするためにも歯科医院を受診することが重要です。

親知らずは抜くべき?

親知らずと抜歯器具

親知らずを抜くべきかどうかは一概に決められず、生え方やお口の状態によって判断が異なります。無理に抜かなくても問題がない場合もあれば、将来的なトラブルを避けるために早めの対応が勧められるケースもあります。

ここでは、親知らずを抜いたほうがよいケースと、抜かなくてもよいケースを詳しく見ていきます。

抜いたほうがよいケース

親知らずを抜歯したほうがよいと判断されるのは、歯や歯ぐきに悪影響を及ぼしている場合や、将来的に問題が起こるリスクが高い場合です。

例えば、親知らずが斜めや横向きに生えていて、隣の歯を圧迫していたり、歯並びが乱れる可能性があったりするときには、抜歯がすすめられることがあります。

また、手前の歯との間に歯ぐきがかぶさっていて、そこに汚れがたまりやすくなっている場合も注意が必要です。細菌がたまると歯ぐきが腫れたり、痛みが起こったりする可能性があります。

さらに、親知らずが虫歯や歯周病になっているとわかった場合は、抜歯をすることでほかの歯への悪影響を防げるでしょう。

抜かなくてもよいケース

親知らずがまっすぐ生えており、上下の歯が正しく噛み合っている場合は、機能的な奥歯として使えることがあります。このような状態では、特別な処置を行わず、通常の歯と同様に管理していくことが可能です。

また、歯ぐきの中に埋まっていて症状がなく、周囲の歯や骨に悪影響が認められない場合は、無理に抜歯を行わず経過を観察することもあります。

ただし、現時点で問題がなくても、加齢や環境の変化によって状況が変わることもあるため、定期的に歯科で確認を受けることが重要です。

まとめ

親知らずを抜いて痛みがなくなり笑顔いっぱいの女性

親知らずは奥歯のさらに奥に位置する歯であり、生え方や状態には個人差があります。一般的には10代後半から20代にかけて確認されることが多いものの、生えてこないケースもあります。

まっすぐ生えて問題なく使える場合もあれば、斜めや横向きに生えることで痛みや炎症の原因となることもあります。特に一部だけが見えている状態では汚れが溜まりやすく、歯ぐきの腫れにつながりやすい点に注意が必要です。

なお、親知らずはすべて抜歯が必要なわけではなく、歯の向きや周囲への影響を踏まえて判断されます。状態に応じた対応を行うことが、口腔内の健康維持につながります。

親知らずを抜くべきかお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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親知らずに痛みが?放置するリスクと対処方法

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

奥歯の奥にうずくような痛みを感じたことはありませんか。それは、親知らずが原因かもしれません。親知らずは、10代後半から20代にかけて生えてくることが多い歯で、トラブルを引き起こしやすいことで知られています。

特に、痛みを伴うケースでは、虫歯や炎症、噛み合わせの問題など、さまざまな要因が関係していることが少なくありません。さらに、痛みを放置することで症状が悪化し、周囲の健康な歯や顎にまで悪影響を及ぼすこともあります。

今回は、親知らずによる痛みの原因やリスク、そして痛みがあるときの対処法について、わかりやすく解説していきます。

親知らずとは

レントゲン写真で親知らずを指で示すイメージ

親知らずとは、第三大臼歯と呼ばれる奥歯のことを指します。多くの場合、10代後半から20代前半にかけて生えてくる歯で、上下左右に1本ずつ、最大で4本あります。

ただし、生え方には個人差があり、正常にまっすぐ生える人もいれば、斜めや横向きに生えてくる人もいます。また、顎の大きさや歯列のスペースの関係で、生えきらないまま歯ぐきの中に埋まっていることもあります。

親知らずはその特異な生え方や位置により、トラブルの原因になることが多く、特に痛みを感じる場合には、何らかの問題が発生している可能性が高いといえます。

親知らずが痛む原因

親知らずが痛む原因の智歯周囲炎のイメージ

親知らずに痛みがある場合、いくつかの原因が考えられます。

虫歯

親知らずは口の奥にあり、歯ブラシが届きにくい場所に生えています。そのため、食べかすや歯垢が残りやすく、虫歯になりやすいのが特徴です。また、隣の歯との間に汚れが溜まりやすく、気づいたときには虫歯が進行していることもあります。

虫歯が神経にまで達すると、冷たいものや甘いものを口にしたときにしみるだけでなく、ズキズキとした強い痛みを引き起こすことがあります。

智歯周囲炎

智歯周囲炎は、親知らずの周囲の歯ぐきに炎症が起こる状態を指します。特に、歯が半分だけ出ている親知らずにみられることが多いです。

歯と歯ぐきの間に細菌が入り込むと、腫れや痛みが現れ、口を開けづらくなることもあります。炎症がひどくなると、飲み込むときに違和感を覚えたり、顎のリンパが腫れたりすることもあるため、早めに対処することが大切です。

噛み合わせの不調

親知らずが斜めに生えていたり、ほかの歯としっかり噛み合っていなかったりすると、噛み合わせにズレが生じることがあります。

このズレによって、歯ぎしりや食いしばりが強くなり、顎の関節や筋肉に負担がかかることがあります。その結果、歯の痛みだけでなく、顎の違和感や頭痛につながるケースもあるでしょう。

親知らずの位置や向きは噛み合わせに大きな影響を与えるため、専門的な診断が必要です。

抜歯後の炎症

親知らずを抜いたあとに痛みが続く場合、ドライソケットと呼ばれる状態が原因となっていることがあります。これは、抜歯した部分に血のかたまりがうまくできず、骨が露出したままになることで強い痛みを引き起こすものです。

通常の抜歯後よりも痛みが激しく、数日後に突然痛みが強くなるのが特徴です。また、抜歯後の口腔内が清潔に保たれていない場合には、細菌が入り込んで炎症を起こすこともあるため、術後のケアが非常に重要です。

親知らずの痛みを放置するリスク

親知らずの痛みを放置するリスクを説明するイメージ

親知らずの虫歯や智歯周囲炎は、自然に治ることはありません。痛みがあるにも関わらず、適切な治療を受けずに放置すると、虫歯が神経にまで進んで強い痛みや膿が出るようになり、日常生活に影響を及ぼすことがあります。

また、智歯周囲炎が悪化すると、顎の骨や頬にまで炎症が広がり、顔が腫れたり、発熱を伴ったりすることもあります。重症化すると外科的処置が必要になるケースもあるため、初期の段階での対応が重要です。

親知らずに痛みがあるときの対処方法

親知らずの痛みを抑えるために鎮痛剤を服用するイメージ

親知らずに痛みを感じたときは、症状を悪化させないための行動が大切です。日常生活のなかでできる対処を知っておくことで、つらさを軽減しやすくなります。

口腔ケアを徹底する

親知らずの周囲は汚れが溜まりやすく、炎症が起こりやすい場所です。

歯ブラシだけでなくワンタフトブラシを使って、歯と歯ぐきの境目を意識しながら丁寧に磨くことで、細菌の増殖を抑えられます。加えて、デンタルフロスや歯間ブラシ、うがい薬を併用すると清潔な状態を保ちやすくなります。強くこすらず、やさしい力で行うことがポイントです。

鎮痛剤を服用する

親知らずの痛みが強く、日常生活に支障をきたしているときは、市販の鎮痛薬を使って痛みを和らげる方法があります。短期間であれば、応急的な対応として有効ですが、これは根本的な治療ではありません。

痛みが落ち着いても原因が残っている可能性があるため、症状が続く場合や繰り返す場合は、できるだけ早く歯科医院を受診することが重要です。薬を使う際は、用法・用量を守り、体調に不安がある場合は薬剤師や歯科医師に相談しましょう。

冷やす

頬が腫れていたり、熱を持っている感じがあったりする場合には、外側から冷やすことで痛みが和らぐことがあります。保冷剤や冷たいタオルを頬に当てると、炎症が落ち着きやすくなります。

冷やす時間は15〜20分程度を目安にし、冷やしすぎないよう注意しましょう。直接肌に当てず、タオルなどで包んで使用すると安心です。

食事を工夫する

親知らずが痛むときは、食べるものにも気をつける必要があります。硬いものや噛みにくいもの、刺激の強い料理は痛みを悪化させることがあります。

そのため、やわらかくて温度がほどよい食べ物を選ぶと、負担をかけずに食事がしやすくなります。たとえば、おかゆやうどん、スープ、プリンなどは痛みを感じにくく、飲み込みやすいものです。

また、痛みのある側ではなく、反対側で噛むように意識すると楽になります。食後はやさしくうがいをして、清潔な状態を保つようにしましょう。

歯科医院を受診する

親知らずの痛みが続いたり、腫れが引かなかったりする場合は、早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。

歯科医院では口の中の状態を詳しく確認し、必要に応じてレントゲンを撮って原因を調べます。炎症がある場合には、薬で症状を抑えたり、洗浄や処置を行ったりすることで改善を図ります。

自己判断で様子を見るだけでは、症状が悪化することもあるため、専門的な視点から適切な対応を受けることが安心につながります。

親知らずに痛みがあるときは抜歯が必要?

親知らずを抜歯するイメージ

親知らずが痛む場合、必ず抜歯が必要というわけではありません。

ただし、痛みが継続したり、炎症や感染が繰り返されたりする場合は抜歯が検討されます。痛みや腫れ、周囲の歯や歯ぐきへの影響が強いと、抜歯によって根本的な原因を取り除く必要があります。

また、歯が横向きに生えていたり、周囲の歯を押していたりするような状態では、将来的なトラブルを防ぐために抜歯が勧められることがあります。歯科医師はレントゲンや診察を通じて総合的に状態を評価し、抜歯の必要性や時期を決めます。

親知らずに痛みや違和感があるときは、早めに歯科医師に相談することが大切です。

まとめ

親知らずの痛みを解消して笑顔の女性

親知らずの痛みには、虫歯や炎症、噛み合わせの乱れなど、いくつかの原因が関係しています。

親知らずは一番奥に生えてくるため、歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすいのが特徴です。そのため、トラブルが起こりやすい歯ともいえます。痛みをそのままにしていると、炎症が広がったり、隣の歯に悪影響を及ぼしたりすることもあるため、早めの対応が大切です。

痛みがあるときは、セルフケアや応急処置で一時的に対応しつつ、できるだけ早く歯科医院で診てもらうことが大切です。抜歯が必要かどうかは、歯の状態やリスクを専門的に判断する必要があります。違和感や痛みがあるときは、早めに歯科医院で相談しましょう。

親知らずの痛みにお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
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親知らずが横向きに生えたら抜歯が必要?抜歯の目安と注意点を解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

親知らずが横向きに生えていると診断され、抜歯すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。痛みや腫れなどの自覚症状がないと、本当に抜く必要があるのか疑問に思うこともありますよね。

しかし、横向きの親知らずを放置すると、汚れがたまって虫歯や歯周病の原因になるだけでなく、手前の健康な歯まで傷つけてしまうリスクがあります。

この記事では、親知らずが横向きに生える原因や放置するリスクについて解説します。さらに、抜歯の具体的な流れや術後の注意点も詳しくご紹介しますので、お口のトラブルを未然に防ぎたい方はぜひ参考にしてください。

親知らずが横向きに生える原因

親知らずが横向きに生える原因を考えるイメージ

親知らずが横向きに生える主な原因は、顎のスペース不足です。親知らずは、ほかの永久歯が生えそろったあとに、歯列のいちばん奥へ最後に生えてくる歯です。

そのため、もともと顎が小さい方や、奥歯のさらに後ろに十分な空間がない方では、まっすぐ生える場所を確保しにくくなります。

現代人は、食生活の変化によって以前より顎がしっかり発達しにくい傾向があるといわれています。顎が十分に発達していないと、親知らずが本来の位置へ出てこられず、横向きや斜めの状態で生えてくることがあります。

また、親知らずは生える時期が遅いため、すでに並んでいる手前の歯にぶつかりやすいことも特徴です。その結果、歯ぐきや骨の中に一部埋まったまま、横向きにとどまるケースも少なくありません。

見た目では分かりにくくても、レントゲン撮影で初めて状態が確認できることもあります。

横向きに生えた親知らずは抜歯したほうがよい?

横向きに生えた親知らずは抜歯したほうがよいかスマホで調べる女性

横向きに生えた親知らずは、抜歯を提案されることが多いです。親知らずは歯列のいちばん奥にあるため、もともと歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい場所です。そこへさらに横向きに生えている状態が加わると、清掃が難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

さらに、横向きに生えている親知らずは、歯の頭の部分が十分に見えていないことも少なくありません。

歯ぐきや顎の骨に一部が埋まっているケースが多く、そのすき間に汚れや細菌がたまりやすくなります。こうした状態では、親知らずそのものだけでなく、手前の大切な歯まで虫歯や炎症の影響を受けることがあります。

また、横向きの親知らずは、周囲の歯を押したり、歯並びに悪影響を与えたりする可能性もあります。今は痛みや腫れがなくても、将来的にトラブルにつながることがあるため、症状が出る前の段階で抜歯が検討されることもあります。

ただし、すべての横向きの親知らずをすぐに抜歯するとは限りません。親知らずの向きや深さ、神経との距離、現在の症状の有無などを確認したうえで、経過観察が適している場合もあります。自己判断せず、まずは歯科医院で状態を確認することが大切です。

横向きに生えた親知らずを放置するリスク

親知らずを放置するリスクについて説明するイメージ

親知らずが横向きに生えていても、目立った症状がなければ、すぐに抜歯の必要性を感じないかもしれません。

しかし、放置するとさまざまなトラブルにつながることがあります。

特に、「疲れたときや寝不足のときに、たまに歯ぐきが腫れる」「奥歯のあたりに違和感がある」といった場合は、横向きの親知らずが関係していることも少なくありません。

親知らずの周囲は汚れがたまりやすく、炎症が起こると繰り返しやすいのが特徴です。症状が落ち着いたように見えても、原因そのものがなくなっているわけではないため、気づかないうちに周囲の歯や歯ぐきへ負担がかかっていることがあります。ここでは、横向きに生えた親知らずを放置する主なリスクをご紹介します。

周囲の歯を圧迫する

親知らずが横向きに生えていると、手前の歯を押し続けることがあります。その結果、歯並びに影響が出たり、奥歯の並びに負担がかかったりする可能性があります。

また、見た目の歯並びに大きな変化がなくても、隣接する歯の根元が少しずつ吸収されることがあります。これはご自身では気づきにくく、レントゲンで確認されることも多い変化です。手前の歯は噛むうえで重要な歯であるため、その寿命に影響する点は見過ごせません。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

親知らずが横向きに生えていると、歯ブラシが届きにくく、清掃が不十分になりやすいです。そのため、親知らず自体や周囲の歯に歯垢がたまり、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

特に、親知らずとその手前の歯の間には汚れがたまりやすく、細菌が増えやすい環境になります。その結果、歯ぐきが腫れたり、痛みが出たり、口臭が気になったりすることもあります。慢性的な炎症が続くと、親知らずだけでなく手前の健康な歯まで虫歯や歯周病になることがあり、治療が複雑になる場合もあります。

また、歯ぐきが一部だけ親知らずを覆っている状態では、食べかすが入り込みやすく、炎症を繰り返すことがあります。疲労や体調不良のときに腫れやすいのは、このような炎症が背景にあることも少なくありません。

噛み合わせへの悪影響

親知らずの位置がずれていると、噛み合わせに影響を及ぼすこともあります。上下の歯がうまく噛み合わず、食事のときに違和感を覚えたり、片側ばかりで噛む癖がついたりすることもあるでしょう。

噛み合わせのバランスが崩れると、顎の関節や周囲の筋肉に負担がかかりやすくなります。その結果、口を開けにくい、顎がだるい、カクカク音がするなど、顎関節に関する不調につながることもあります。こうした変化はゆっくり進むことがあるため、症状が軽いうちに歯科医院で確認することが大切です。

横向きに生えた親知らずを抜歯する流れ

横向きに生えた親知らずのレントゲン写真

横向きに生えた親知らずの抜歯は、まっすぐ生えた歯の抜歯よりも複雑になりやすく、専門的な技術と丁寧な処置が求められます。歯ぐきの奥深くに埋まっていることも多いため、状態によっては一般歯科ではなく、口腔外科での対応が必要になるケースもあります。

特に下の親知らずは、神経や骨との位置関係を慎重に確認する必要があります。そのため、事前の検査がとても重要です。ここでは、横向きに生えた親知らずを抜歯する際の一般的な流れについて解説します。

検査・診断

まずはレントゲン撮影やCT撮影を行い、親知らずの状態を詳しく確認します。確認するのは、本数や向き、どの程度埋まっているかだけではありません。周囲の骨や神経との距離、手前の歯への影響などもあわせて把握し、どのような方法で抜歯するかを判断します。

通常の抜歯では、専用の器具で歯の頭の部分をつかんで引き抜くことがありますが、横向きに埋まった親知らずでは同じ方法が難しいことが多いです。

そのため、歯の頭の部分と根の部分を分けるように分割して、少しずつ取り除く方法が選ばれます。事前に状態を正確に把握しておくことで、処置を安全に進めやすくなります。

局所麻酔

抜歯の際は局所麻酔を行います。麻酔がしっかり効くと、歯ぐきや周囲の感覚が鈍くなるため、処置中の痛みは感じにくくなります。

ただし、麻酔が効いていても、押される感じや振動を感じることはあります。不安が強い場合は、事前に歯科医師へ伝えておくと、処置の流れを説明しながら進めてもらいやすくなります。

歯ぐきの切開

麻酔が十分に効いたことを確認したら、抜歯を始めます。親知らずが歯ぐきの中に埋まっている場合は、そのままでは歯を取り出せないため、歯ぐきを切開して親知らずを見える状態にします。

埋まり方によっては、歯を取り出しやすくするために、周囲の骨を一部整える処置が行われることもあります。これは無理に引き抜いて周囲を傷つけないための処置です。

歯の分割・抜歯

そのまま抜くと隣の歯を傷つけたり、周囲の組織に大きな負担がかかったりする可能性があるため、歯を分割します。分割した歯を一つずつ丁寧に取り除くことで、周囲の組織への影響をできるだけ抑えながら抜歯を進めます。

横向きの親知らずは、見えている部分だけでなく、根の形や曲がり方によっても難しさが変わります。そのため、処置時間には個人差がありますが、事前の診断に基づいて無理のない方法で進めていきます。

縫合と止血

歯を完全に除去した後は、切開した歯ぐきを縫合します。糸が自然に溶けるタイプの自己吸収糸を使用することもあれば、1週間ほど後に抜糸が必要な糸を使用することもあります。

その後、ガーゼなどで圧迫して止血を行い、出血が落ち着いた段階で処置は終了です。必要に応じて、再度レントゲン撮影を行い、歯の破片が残っていないか確認することもあります。抜歯後は注意事項の説明を受け、痛み止めなどが処方される場合もあります。

親知らずを抜歯したあとの注意点

親知らずを抜歯したあとの注意点を指さし確認する女性の手元

親知らずの抜歯は局所麻酔を用いて行われますが、処置後には腫れや痛みが出ることがあります。特に横向きに生えた親知らずは、歯ぐきの切開や歯の分割を伴うことがあるため、抜歯後の数日は傷口を安定させるために大切な時期です。歯科医師の指示に従い、無理をせず過ごしましょう。

抜歯した部位には、出血を止めて傷の治りを助けるために血のかたまりができます。これを血餅といい、治癒にとって重要な役割があります。抜歯後は、この血餅を守るように過ごすことが大切です。

以下に、抜歯後の具体的な注意点について説明します。

血行が促進されるような行為を避ける

局所麻酔が切れると、徐々に痛みが出てくることがあります。血行がよくなると、出血や腫れ、痛みが強くなりやすいため、当日から数日は安静を意識して過ごすことが大切です。

運動、長時間の入浴、飲酒など、血行が促進される行為は控えましょう。

湯船に浸かる代わりに、短時間のぬるめのシャワーで済ませると負担を抑えやすくなります。無理に仕事や家事を続けると、痛みや出血が長引くこともあるため注意が必要です。

食事と飲み物の選択

術後は出血や痛みを避けるため、食事と飲み物に注意が必要です。

まず、抜歯当日はお粥やスープ、ヨーグルトなどのやわらかい食事を選びましょう。熱いもの、硬いもの、辛いものなど刺激の強い飲食物は、傷口に負担をかけやすいため避けたほうが安心です。

飲み物は、常温の水や薄めたスポーツドリンクなどを少しずつとるとよいでしょう。また、抜歯した側で噛まないように意識すると、傷口への刺激を減らせます。

ストローの使用も避けたほうがよいです。吸う力によって、治癒に必要な血餅がはがれ、出血が止まりにくくなったり、強い痛みにつながったりすることがあります。

痛みと腫れへの対処

抜歯後の痛みは、通常、麻酔が切れた数時間後から出始め、2〜3日ほどで強く感じやすくなります。歯科医師から処方された鎮痛剤は、指示通りに使用することが基本です。我慢しすぎず、痛みが出る前や強くなる前に服用するよう案内されることもあります。

また、抜歯部位の腫れは、頬の外側からやさしく冷やすことで和らぐことがあります。氷や保冷剤を直接肌に当てず、タオルで包んで短時間ずつ当てるようにしましょう。冷やしすぎると逆に負担になることもあるため、15〜20分ほどを目安に行い、長時間続けるのは避けてください。

痛みが日ごとに強くなる、鎮痛剤を使ってもつらい、出血がなかなか止まらないといった場合は、自己判断せず歯科医院へ相談しましょう。

口腔ケアの工夫と制限

抜歯後もお口の中を清潔に保つことは大切ですが、傷口を強く刺激しないよう注意が必要です。抜歯した部位には歯ブラシを直接当てず、ほかの歯はやさしく清掃しましょう。舌ブラシを使って舌の汚れを取り除くことも、口内の衛生管理に役立ちます。

ただし、強いうがいは避けてください。勢いよく何度もうがいをすると、血餅がはがれてしまうことがあります。少量の水で軽く口をすすぐ程度にとどめ、傷口を守ることを優先しましょう。

また、気になっても指や舌で傷口を触らないことが大切です。触れることで出血や炎症が起こりやすくなり、治りが遅れる原因になります。

経過観察を続ける

抜歯後は、歯科医師が設定した時期に再度診察を受けることが重要です。縫合した糸の状態や傷口の治り方を確認することで、術後の経過を適切に把握できます。

特に、痛みの程度が変わらない、腫れが引かない、膿のようなものが出る、口が開けにくい、発熱があるといった症状がみられる場合には、早めに相談することが大切です。気になる症状があるときは、我慢せず歯科医院へ連絡しましょう。

まとめ

笑顔でミーティングをする若い男女

横向きに生えた親知らずは、周囲の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼすリスクが高い状態です。放置すると、歯並びの乱れや虫歯・歯周病の原因になるだけでなく、腫れや痛みを繰り返したり、隣の歯に負担をかけたりすることもあります。そのため、状態によっては抜歯が検討されることが多いです。

一方で、横向きの親知らずがあるからといって、すべて同じ対応になるわけではありません。親知らずの向きや埋まり方、神経との位置関係、現在の症状の有無によって、適した判断は変わります。まずはレントゲンやCTなどで状態を確認し、歯科医師と相談しながら方針を決めることが大切です。

また、抜歯後は適切なケアと、痛み・腫れへの対処が重要です。強いうがいや刺激の強い飲食、無理な運動などを避け、歯科医師の指示に沿って過ごすことで、傷口の回復を助けやすくなります。気になる症状がある場合は、早めに歯科医師へ相談しましょう。

横向きに生えた親知らずの抜歯を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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