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埋まっている親知らずは抜歯しなければいけない?抜歯の流れも

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

親知らずは、ほかの永久歯が生えそろった後、10代後半から20代にかけて最後に生えてくる歯です。上下左右に1本ずつ、最大で4本生える可能性がありますが、顎の大きさに対して歯が並ぶスペースが足りず、まっすぐに生えてこないケースも多く見られます。

その結果、親知らずが歯茎や骨の中に埋まったままになることも少なくありません。このような歯を埋伏歯(まいふくし)と呼びます。埋まった親知らずは見た目では気づきにくく、放置されがちですが、虫歯や炎症、隣の歯への悪影響など、さまざまな問題を引き起こすこともあります。

今回は、埋まっている親知らずを放置するリスク、抜歯の必要性、実際の抜歯の流れについて解説します。

親知らずが埋まっている原因

親知らずが埋まっている原因を伝える指先

親知らずが正常に生えてこない背景には、歯が並ぶスペースの不足があります。親知らずは永久歯のなかで最も遅く生えてくるため、生える時期にはすでにほかの歯が並んだ状態です。残されたスペースが足りなければ、まっすぐ生えることはできません。

その結果、斜めや横向きに傾いたり、途中で止まったりします。歯茎や骨の中に埋まったままになるのも、スペース不足が関係しています。

顎の大きさや歯の大きさには個人差があるため、十分なスペースが確保されてまっすぐ生えるケースもあるでしょう。もともと親知らずがない方や、本数が揃わない方も珍しくありません。

親知らずが埋まっているままだとどうなる?

親知らずが埋まっているままだとどうなるのか疑問をもつ女性

親知らずを放置すると、さまざまなリスクを伴うことがあります。ここでは、親知らずが埋まっているまま放置するリスクについて解説します。

虫歯のリスクが高まる

埋まっている親知らずが少しでも露出している場合、その周囲は汚れがたまりやすく、虫歯になりやすい環境になります。特に、手前の奥歯との間にできた隙間は、プラークや食べかすが取り除きにくく、親知らずだけでなく隣の歯も虫歯になるリスクが高まります。

また、親知らずは歯列の中で最も奥にあり、気付きにくいため、虫歯に気づいたときにはすでにかなり進行していることも少なくありません。

顎関節に負担がかかる

親知らずが正しい方向に生えていないと、上下の歯がしっかり噛み合わず、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。その結果、無意識に片側だけで噛む癖がついたり、顎の動きが不自然になったりして、顎の関節に負担がかかる場合があります。

このような状態が続くと、顎関節症と呼ばれる症状が現れることがあります。顎がカクカク鳴る、口を開けにくい、顎が痛むといった症状がある場合は、早めに歯科医院で相談することが大切です。

口臭が強くなる

親知らずの周囲は清掃が行き届きにくく、汚れや細菌が蓄積されやすいため、嫌なにおいの原因になります。特に炎症が起きている状態では、細菌の影響で口臭が強くなりやすいです。歯磨きをしても改善しない場合には、親知らずの影響を疑う必要があるでしょう。

歯周病になる

埋まった親知らずの周囲は歯ブラシが届きにくいため、磨き残しが多くなります。その結果、歯垢や歯石がたまりやすくなり、歯周病になるリスクが高まります。特に隣接する第二大臼歯との間には細菌が繁殖しやすく、炎症が慢性化することもあります。

歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けるため、周囲の健康な歯にまで影響が及ぶことがあるのです。

埋まっている親知らずは抜歯しなければいけない?

抜歯した親知らずのイメージ

親知らずが埋まっていると聞くと「すぐに抜いたほうがいいのでは?」と考えるかもしれません。

しかし、埋まっている親知らずがすべて抜歯の対象になるわけではありません。抜歯の判断は、親知らずの位置や生え方、周囲の歯や骨との関係、現在の症状などを総合的に見て決まります。

たとえば、完全に骨の中にあり、周囲に悪影響を与えていない親知らずであれば、無理に抜かず経過観察となることもあります。

一方で、横向きに埋まっていて、手前の歯の根や歯茎に強くあたっている場合は、将来的にトラブルを起こす可能性が高いため、予防的な抜歯を提案されることがあります。

また、見た目上は問題がなくても、レントゲンやCTで確認すると、奥に膿の袋(嚢胞)ができていたり、親知らずの周囲に炎症が生じていたりするケースもあります。このような場合も、抜歯が必要と判断されることがあります。

親知らずの抜歯の流れ

レントゲンで埋まっている親知らずを確認する様子

親知らずの抜歯は、一般的に以下のような流れで行われます。

診察

治療前には、まずレントゲンやCTなどの画像診断を行い、親知らずの位置や形、神経との距離などをしっかり確認します。親知らずが真っすぐ生えているのか、横向きに埋まっているのかなど、状態によって抜歯の方法や難易度が変わるためです。

また、全身の健康状態や服用中の薬の有無なども確認します。

麻酔・抜歯手術

局所麻酔を慎重に行い、痛みを感じない状態にしてから抜歯手術を始めます。歯茎を切開して親知らずを露出させ、必要であれば歯を分割して少しずつ取り除きます。根が深い場合や歯が神経に近い場合には、さらに細心の注意を払って処置が進められます。

抜歯後は、傷口を縫合して止血を行います。手術時間は30分から1時間ほどが一般的です。

抜歯後の処置

親知らずの抜歯が完了したら、出血を止める処置が行われます。歯茎の切開が行われた場合は、縫合をして、出血が止まるようにします。縫合後は、滅菌ガーゼなどを噛み、止血をします。

抜歯後は痛み止めと抗生剤を処方されますが、術後の痛みは1〜3日程度続くことが多いです。術後の痛み・出血は1週間程度続くこともあります。

まれに、術後にドライソケットになる場合があります。ドライソケットとは、傷口を覆う血餅がうまく作られなかったり、剥がれたりすることで、骨が露出して強い痛みが出る状態のことです。

術後から日数が経っても痛みが強くなった場合や、出血が増えた場合は、ドライソケットの可能性があるため、早めに歯科医院を受診してください。

親知らずの抜歯後に注意すること

親知らずの抜歯後に注意することのイメージ

以下では、親知らずの抜歯後に注意すべきポイントについて解説します。

患部を刺激しない

抜歯後、傷口には血餅と呼ばれる血の膜ができます。これが傷口を覆うことで治癒が進むため、剥がれないように守る必要があります。

強くうがいをすると、血餅が流れてしまいます。抜歯後2〜3日は、口に水を含んで静かに吐き出す程度にとどめましょう。舌や指で触れたり、歯ブラシを強く当てたりすることも避けてください。

血餅が剥がれると、骨が露出して強い痛みが出るドライソケットにつながります。

食事はやわらかいものにする

抜歯後しばらくは、食事の内容にも配慮が必要です。硬いものを噛むと傷口に負担がかかるため、おかゆやヨーグルト、スープ、ゼリーなど、やわらかいものを選びましょう。

熱い食べ物や飲み物、アルコールは血行を促し、出血や痛みが強まる原因になります。辛いものも傷口への刺激になるため、回復が進むまでは控えてください。噛むときは、抜歯した側を避けると傷口への刺激を抑えられます。

禁煙する

喫煙は抜歯後の回復に悪影響を与えるため、術後1週間は禁煙するのが理想です。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、歯茎の血流を悪化させます。そのため、傷の治癒が遅くなり、感染するリスクが高まります。

また、喫煙はドライソケットの原因にもなります。早く治癒を進めるためにも、抜歯後は禁煙しましょう。

まとめ

歯科医院で親知らずの診察を受ける様子

親知らずは、顎の大きさに対して歯が並ぶスペースが足りないと、歯茎や骨の中に埋まったままになることがあります。埋まっていると気づきにくいものの、虫歯や歯周病、口臭、顎関節への負担といったトラブルにつながることもあるのです。

ただし、完全に骨の中にあり周囲に影響がなければ、経過観察となることもあります。横向きに埋まって手前の歯を圧迫している場合や、嚢胞や炎症が見つかった場合には、抜歯が検討されます。

抜歯を行う場合は、レントゲンやCTで位置や神経との距離を確認したうえで進みます。処置後は痛みや腫れが数日続くため、患部を刺激しないことと、喫煙を控えることが回復につながります。

埋まっている親知らずにお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約やLINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
  • OJ 会員

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矯正治療で抜歯が必要になる理由とは?抜歯の流れと注意点も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯並びや噛み合わせを改善する矯正治療では、健康な歯を抜く場合があります。

「歯を抜かずに矯正できないの?」「なぜ健康な歯を抜く必要があるの?」と、不安や疑問を抱く方もいるかもしれません。矯正治療で抜歯が必要かどうかは、歯並びの状態や顎の大きさなどによって異なります。

今回は、矯正治療で抜歯をする理由と、抜歯が不要なケース、実際の流れ、抜歯後の注意点について解説します。矯正治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

矯正治療で抜歯をする理由

矯正治療で抜歯をしている様子

ここでは、矯正治療で抜歯をする理由を解説します。

歯を並べるスペースを確保するため

矯正治療で抜歯を検討する理由のひとつが、歯を正しく並べるためのスペースを確保することです。顎の大きさに対して歯が大きすぎる、あるいは歯が多すぎるなどの理由で歯並びが乱れている場合、歯を動かしても並べるための十分なスペースを作ることができません。

歯を無理に並べると、歯が前方に突き出たり、歯列が不安定になったりする可能性があります。そのため、抜歯によってスペースを作り、歯を理想的な位置へ移動させやすくするのです。

噛み合わせのバランスを整えるため

矯正治療では、上下の歯がきちんと噛み合っていることが重要です。

しかし、上の歯と下の歯の大きさや本数、位置がアンバランスな場合、うまく噛み合わないことがあります。こうした状態を改善するために、抜歯を行って噛み合わせのバランスを整えることがあります。

口元を引っ込めるため

口元のバランスを整える目的でも、矯正治療において抜歯が選択されることがあります。前歯が前方に大きく出ている場合、歯を後ろに下げるスペースが必要です。上下の歯を後方に動かせるよう、歯の本数を減らす処置が行われることがあります。

口元の突出感を改善することで、横顔が整いやすくなるというメリットもあります。

矯正治療で抜歯をしなくてもよいケース

矯正治療で抜歯をしなくてもよいケース

ここでは、抜歯をせずに矯正治療を進められるケースについて解説します。

顎に十分なスペースがある場合

歯のサイズと顎の大きさのバランスが取れており、歯を並べるためのスペースが自然に確保できる場合は、抜歯せずに矯正治療を行うことが可能です。歯と歯の間に空隙(すき間)が見られるすきっ歯(空隙歯列)と呼ばれる状態では、歯を動かすことで自然にスペースが埋まるため、抜歯の必要性は低くなります。

ただし、見た目だけで判断するのではなく、レントゲンや歯型の検査を通じて、歯根や骨の状態も含めて総合的に判断されます。

歯を削ってスペースを確保できる場合

歯をわずかに削ることで隙間を作り、歯列を整えるディスキング(IPR)いう方法があります。歯の側面をエナメル質内でわずかに削ることで、1本あたり0.2〜0.5mmほどのスペースを作ります。

削る量がごく少なく、歯の健康に影響を与えにくいため、軽度の歯列不正の改善に利用されることが多いです。

ただし、歯を削れる量には限界があるため、歯が大きく重なり合っているケースや、口元を大きく引っ込める必要があるケースなど、対応できない場合があります。

成長期の子どもの場合

成長期の子どもであれば、顎の骨が発達段階にあるため、矯正治療で抜歯をせずに対応できるケースもあります。乳歯から永久歯に生え変わる時期に、顎の成長をサポートすることで歯が正しく並ぶスペースを確保できた場合、抜歯が不要になる可能性が高まります。

矯正治療で抜歯をする流れ

矯正治療で抜歯をする流れ

ここでは、矯正治療における抜歯の流れを紹介します。

精密検査と診断

矯正治療を成功させるためには、まず歯や顎の状態を正確に把握する必要があります。そのために行われるのがレントゲン撮影や口腔内写真の撮影、歯型の採取などの精密検査です。これらの検査をもとに、歯並びや顎のバランス、骨格の状態を詳細に分析し、抜歯が必要かどうかを判断します。

また、治療の流れや注意点などについても説明を受けます。疑問点や不安があれば、しっかり確認しておきましょう。

抜歯の実施

親知らずの抜歯は、他の歯と比べて難易度が高くなることがあります。特に、横向きや斜めに埋まっている場合は、歯茎を切開して歯の一部を削ったうえで取り除くなどの外科的処置が必要です。

局所麻酔下で行われるのが一般的ですが、不安が強い場合や長時間の処置が見込まれる場合には、静脈内鎮静法などを用いるケースもあります。

抜歯後の経過観察

抜歯後、ガーゼを30分〜1時間ほどしっかり噛んでおきましょう。出血が止まらない場合や強い腫れが続く場合は、すぐに歯科医院へ連絡してください。

また、抜歯後に歯槽骨が痛み出すドライソケットという病気になるケースもあります。抜歯をした部分を強く吸った場合や洗い流した場合、喫煙をした場合などに起こることが多いです。ドライソケットになると、歯茎や顎の骨に強い痛みを伴うため、異常を感じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。

矯正治療中に抜歯をしたあとの注意点

矯正治療中に抜歯をしたあとの注意点

矯正治療中に抜歯をした後は、次のようなことに注意してください。

痛みや腫れが生じる

抜歯をしたあと、数日間の痛みや腫れが生じるのが一般的です。これらは体が治癒に向かう過程で起こる正常な反応であり、過度に心配する必要はありません。痛みが強い場合には処方された鎮痛薬を服用して対応しましょう。

腫れは抜歯当日から翌日にかけてピークを迎えることが多く、冷やすことで症状を和らげられます。1回あたり15~20分を目安に、氷嚢や保冷剤をタオルで包み、頬の外側から優しくあてると効果的です。

過剰に冷やしすぎると血行を妨げることがあるため、30分ほど間隔をあけて冷やすようにしましょう。痛みや腫れは2〜3日程度で落ち着いてきます。1週間以上経っても改善しない場合や、痛みが強くなるような場合には、歯科医師に相談しましょう。

刺激物や硬い食べ物は避ける

抜歯当日〜1週間程度は、できるだけやわらかい食べ物を選び、噛む時にかかる刺激を最小限に抑えることが大切です。抜歯後3日間は特に食事内容に注意し、ヨーグルト、プリン、スープなど、噛まずに食べられるものを中心に、無理のない食事を心がけましょう。硬いもの、熱すぎるもの、刺激の強いものは避け、抜歯した側では噛まないようにすることが重要です。

抜歯から1週間以上経ち、傷口の治癒が進んできたら、普段の食事に少しずつ移行できます。歯科医師の指示に従い、傷口に負担をかけないようにしましょう。

口腔内を清潔に保つ

抜歯のあとは、傷口に細菌が入り込まないよう、口腔内を清潔に保つことが重要です。

ただし、抜歯した直後は歯ブラシが当たらないように注意し、やさしくケアを行いましょう。うがいも軽くゆすぐ程度にとどめ、傷口を刺激しないように注意してください。

当日は安静に過ごす

抜歯後の当日は、なるべく安静に過ごすことが大切です。激しい運動や長時間の入浴、アルコールの摂取は避けましょう。血行が良くなりすぎると、再出血や痛みの原因になることがあります。

就寝時は、枕を高くして頭を心臓より高い位置に保つと、腫れや出血を抑えやすくなります。

出血が止まらない場合は受診する

抜歯後は、圧迫止血によって数時間で出血が落ち着くことがほとんどです。

しかし、唾液に混ざって血がにじむ程度ではなく、数時間以上にわたって出血が続く場合や、ガーゼを噛んでも出血が止まらない場合は、ただちに歯科医院を受診する必要があります。不安を感じた際には、我慢せず早めに歯科医院へ相談しましょう。

まとめ

矯正治療している歯

矯正治療における抜歯は、噛み合わせや口元のバランスを整えるうえでも大切な処置です。すべての症例で必要になるわけではありませんが、歯が大きく重なり合っている場合や、口元が突出している場合などでは、抜歯によって十分なスペースを確保することがあります。

抜歯の必要性や本数、抜歯する部位は、検査結果をもとに歯科医師によって判断されます。ご自身の歯並びで抜歯をする必要性やリスクについて説明を聞き、納得してから治療を進めることが大切です。

矯正治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

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志賀 勇太

■この記事の監修者

志賀 勇太

経歴
  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
  • 平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室 研修医
  • 平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 入社
  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
  • 平成28年4月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 副院長就任
  • 平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科 副院長就任
  • 令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック 開院
所属学会・資格
  • OTAペリオコース担当講師
  • インビザライン 認定医(プラチナエリートステータス取得)
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 顕微鏡歯科学会 会員
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  • 日本非抜歯矯正研究会 会員
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ワイヤー矯正で抜歯する基準は?必要なケースとしないケースを解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

ワイヤー矯正を考えたとき、「抜歯が必要なのだろうか」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。できれば歯は抜きたくないと思う一方で、自分の歯並びでは必要なのか気になることもあるはずです。抜歯の有無は見た目だけでは決まらず、歯が並ぶスペースや噛み合わせ、口元のバランスなどを踏まえて判断されます。

この記事では、ワイヤー矯正で抜歯をするケースとしないケース、メリットや注意点について解説します。治療前に納得して判断したい方はぜひ参考にしてください。

ワイヤー矯正とは

メタルブラケットとセラミックブラケットの二種類のワイヤー矯正をした歯

ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を少しずつ動かしていく矯正治療の一種です。歯に直接力をかけて動かすため、幅広い歯並びや噛み合わせの問題に対応しやすいことが大きな特徴です。

ワイヤー矯正は、抜歯をする場合にも、抜歯をしない場合にも用いられる治療方法です。歯の移動量が大きい症例でも対応できることが多く、治療計画に合わせて細かく調整しながら進められます。

一般的には銀色の金属ブラケットを用いた方法が広く行われていますが、見た目が気になる患者様には、透明感のあるセラミック製のブラケットや、歯の裏側に装着する裏側矯正といった選択肢もあります。それぞれに特徴があるため、見た目やお口の状態に合わせて検討します。

ワイヤー矯正で抜歯をするケース

抜歯してワイヤー矯正をしているイメージ

ワイヤー矯正で抜歯が必要かどうかは、歯並びだけでなく、顎の骨格や噛み合わせ、口元のバランスなどを総合的に見て判断します。歯を並べるスペースが明らかに足りない場合や、噛み合わせに大きな問題がある場合には、抜歯が治療計画に含まれることがあります。

ここでは、抜歯が必要と判断されることがある代表的なケースをご紹介します。

歯列のスペースが不足している場合

歯が並ぶためのスペースが足りない状態では、歯同士が重なり合う叢生と呼ばれる歯並びが見られます。このようなケースでそのままのスペースに無理に歯を並べようとすると、歯列全体が前方に押し出され、口元のバランスに影響する可能性があります。

そのため、抜歯によってスペースを確保し、無理のない位置に歯を並べていく方法が選ばれることがあります。

上下の前歯が突出している場合

上下の前歯が前方に出ている状態では、前歯をうしろへ動かすためのスペースが不足していることが多く見られます。このままでは歯の位置を十分に整えることが難しいため、スペースを確保する方法として抜歯も検討されるでしょう。

抜歯によって余裕を作ることで、前歯を無理なく後方へ移動させやすくなり、見た目だけでなく噛み合わせも整えやすくなります。

親知らずが歯並びに影響を及ぼしている場合

親知らずが十分なスペースのない状態で生えてくると、斜めや横向きになりやすく、隣の歯を圧迫することがあります。その影響によって歯並びが乱れたり、奥歯の位置関係にズレが生じたりすることがあります。

このような状況では、歯列への影響を考慮して、親知らずの抜歯が検討されます。ただし、これは歯を並べるスペースを作るための抜歯とは目的が異なる場合もあります。たとえば、矯正治療を進めやすくするためというより、奥歯への悪影響を避けるために抜歯を考えることもあります。

すべての親知らずが矯正治療で抜歯の対象になるわけではありません。生え方や位置、周囲の歯への影響を確認したうえで判断することが大切です。

ワイヤー矯正で抜歯をしないケース

抜歯が不要なすきっ歯のワイヤー矯正

矯正治療で抜歯を行う主な理由は、歯を並べるスペースが不足している場合ですが、すべての症例で抜歯が必要になるわけではありません。ここでは、ワイヤー矯正で抜歯をしないケースについて解説します。

歯と歯の間にすき間がある場合

歯と歯の間にすき間があるすきっ歯のような状態では、歯を抜かずに矯正を行うことが一般的です。歯列に自然なスペースがあるため、新しくすき間を作る必要がありません。

ワイヤー矯正では歯に力を加えながら、少しずつバランスよく歯を動かしていきます。すき間がある場合は、そのスペースを利用して歯を整えるため、歯列全体の調和が取りやすくなります。

歯並びの乱れが軽度の場合

歯並びの乱れが軽度の場合は、歯を大きく動かす必要がないため、抜歯を行わずに整えられるケースが多く見られます。

軽いズレやわずかな重なりであれば、歯を少しずつ動かすことで位置を整えることが可能です。また、必要に応じて歯と歯の間にわずかな調整を加え、スペースを確保しながら歯列を整えていきます。

顎の成長が見込める子どもの場合

成長期の子どもは、顎の骨がまだ発育途中にあり、矯正治療によってその成長を促すことができます。顎の骨の成長をうまくコントロールすることで、歯が正しく並ぶスペースが生まれ、抜歯をせずに歯並びを整えられる可能性が高くなります。

ワイヤー矯正で抜歯をするメリット

ワイヤー矯正で抜歯をするメリットを示す文字

ワイヤー矯正で抜歯を行うことには、いくつかの利点があります。一つずつ確認していきましょう。

歯並び・噛み合わせを整えやすくなる

抜歯によって歯を並べるスペースを確保すると、歯を治療計画上の適切な位置へ移動させやすくなります。スペースに余裕があることで、歯並びだけでなく噛み合わせのバランスも整えやすくなります。

また、十分なスペースがある状態で歯を動かせば無理な力をかけにくくなり、歯や歯周組織への負担の軽減にもつながるかもしれません。

口元の突出感を改善できる

前歯が傾いて口元が突出している場合、抜歯によって歯を後方へ移動させやすくなるため、口元の突出感の改善が期待できます。その結果として、口元の印象や横顔のラインに変化が出ることがあります。

ただし、変化の現れ方には個人差があり、顔立ち全体が大きく変わるとは限りません。噛み合わせとの調和も見ながら、無理のない範囲で整えていくことが大切です。

治療後の安定感が高くなる

矯正治療後には、歯が元の位置に戻ろうと動く後戻りという現象が起こることがあります。十分なスペースがないまま無理に歯を動かすと、治療後に後戻りを起こすリスクが高くなることがあります。

抜歯によってスペースを確保してから歯を動かすことで、歯が治療計画に沿った位置に収まりやすくなり、治療後の安定性が高まりやすくなります。

ワイヤー矯正で抜歯をするときの注意点

ワイヤー矯正で抜歯をするときの注意点を示すビックリマークを持った手

抜歯を伴う矯正には多くのメリットがありますが、同時に知っておくべき注意点も存在します。

一時的にすき間が目立つことがある

抜歯によって空いたすき間は、矯正治療の進行とともに徐々に閉じていきますが、治療の途中では一時的にすき間が目立つことがあります。そのため、会話や笑顔の際に気になることがあるかもしれません。

ただし、これは一時的なものであり、治療が進むうちに徐々に目立たなくなっていきます。途中の見た目の変化について理解しておくことが大切です。

一度歯を抜くと元に戻すことはできない

抜歯はやり直しができない処置であり、一度抜いた歯を元の状態に戻すことはできません。そのため、治療を始める前には、抜歯が本当に必要かどうかを十分に検討することが重要です。

歯並びや噛み合わせ、顔全体のバランスなどを踏まえたうえで判断する必要があります。納得した状態で治療に進むことが大切です。

痛みや腫れなどの症状が現れることがある

抜歯後は、数日間にわたって痛みや腫れが出ることが一般的です。特に親知らずや歯根の深い位置にある歯を抜く場合は、痛みや腫れなどの症状が現れる傾向があります。

また、まれにドライソケットと呼ばれる合併症が起こることもあります。ドライソケットとは、抜歯した部分の血の塊が剥がれ、骨がむき出しの状態になることです。これにより強い痛みが続くことがあります。

症状を和らげるためには、抜歯後の注意事項をしっかり守ることが大切です。処方された痛み止めの服用や、口内を清潔な状態に保つこと、刺激の強い飲食物を避けることなどによって、痛みや腫れを最小限に抑えられます。

ワイヤー矯正で抜歯をする際にかかる費用

ワイヤー矯正の装置を付けた歯の模型と紙幣を持った歯科医

抜歯にかかる費用は、抜歯する歯の種類や難易度、保険診療か自由診療かによって異なります。

矯正治療のために行う抜歯は、一般的な虫歯や歯周病の治療として行う抜歯とは扱いが異なる可能性があります。矯正治療そのものが自由診療の場合、矯正治療の一環として行う抜歯も自由診療として扱われるのが一般的です。

費用の目安としては、矯正治療に伴う抜歯1本あたり5,000円〜1万5,000円程度としている歯科医院があります。4本抜歯する場合には、単純計算で2万円〜6万円程度が目安になります。ただし、これはあくまで目安であり、歯科医院によって料金設定は異なる場合があります。

なお、矯正治療のための抜歯であっても、すべてのケースで自由診療になるとは限りません。抜歯の対象となる歯が虫歯になっているなど、抜歯そのものに医学的な理由がある場合では、保険診療として抜歯が行われる可能性があります。この場合、3,000円〜5,000円程度の費用が目安です。

まとめ

ワイヤー矯正をした整った歯並びの女性

ワイヤー矯正における抜歯は、歯をきれいに並べるためのスペースを確保する重要な方法の一つです。

ただし、すべてのケースで必要になるわけではありません。歯並びの状態や顎の大きさ、噛み合わせ、口元のバランスなどを総合的に確認し、必要に応じて検査や相談を行ったうえで判断します。抜歯を行うことで歯の移動がしやすくなり、仕上がりの安定性の向上が期待できる場合もあります。

一方で、抜歯は元に戻せない処置であり、治療途中にはすき間が目立つなど、事前に理解しておきたい点もあります。大切なのは、抜歯あり・なしのどちらが良いのかで考えるのではなく、ご自身の状態に合っているかどうかを見極めることです。

ワイヤー矯正で抜歯が必要か知りたい方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

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志賀 勇太

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  • 平成22年3月 北海道医療大学歯学部 卒業
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  • 平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科 勤務
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