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大人でも受け口は矯正できる?放置するリスクと治療法、費用を解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

受け口とは、下の歯が上の歯より前に出ている歯並びです。大人になってから受け口に気づいた方や、以前から気になっていたものの治療に踏み切れずにいる方も少なくないでしょう。矯正治療は子どもがするものというイメージがある方もいるかもしれませんが、大人になってからでも矯正は可能です。

この記事では、大人の受け口を放置するリスクと治療法について解説します。治療にかかる費用や期間の目安についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

受け口とは

受け口

受け口とは、上下の歯を噛み合わせたときに、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている噛み合わせの状態を指します。歯科用語では、反対咬合や下顎前突とも呼ばれ、正常な噛み合わせとは逆の位置関係になっているのが特徴です。

受け口は見た目の問題だけでなく、食べ物が噛みにくくなったり、発音がしにくくなったりといった機能的な問題も引き起こします。また、上下の歯が噛み合わずに歯や顎に過度な負担がかかり、頭痛や肩こりの原因になることもある歯並びです。

受け口になる原因

三個積み上げたクエスチョンマークが描かれたブロック

受け口は骨格や歯並び、日常の習慣など、複数の要因が重なって生じることが多いです。ここでは、受け口の主な原因について解説します。

骨格の問題

受け口の原因として多いのが、上下の顎の骨格バランスの問題です。下顎が上顎よりも大きい、あるいは上顎の成長が不足している場合、下の歯が前に出やすくなります。

骨格性の受け口は、親から顎の骨や歯の大きさなどが遺伝した結果であることも少なくありません。成長期には顎の発育をコントロールする矯正治療が行われることがありますが、大人の場合は顎の成長が止まっているため、治療方法が限られる可能性があります。

歯並びの問題

顎の骨格に大きな問題がなくても、歯の生え方や傾きによって受け口になることがあります。たとえば、上の前歯が内側に傾いて生えていたり、下の前歯が外側に傾いていたりすると、噛み合わせが逆転しやすくなるのです。

歯並びが原因の受け口は、矯正治療によって改善できるケースが多い傾向にあります。歯の位置を整えることで、見た目だけでなく噛み合わせの機能も改善が期待できます。

習慣や癖

日常生活の中の習慣や癖も、受け口の原因になることがあります。下顎を前に突き出す癖や、舌で下の前歯を押す癖、口呼吸などが続くと、歯や顎に持続的な力がかかって噛み合わせに影響を及ぼすことがあるのです。

こうした癖は、子どもの頃から無意識に続いている場合も多く、大人になってから受け口が悪化する一因になり得ます。

大人の受け口を放置するリスク

大人の受け口を放置するリスクのイメージ

受け口は、子どものうちに治療したほうが良いと聞いたことのある方もいるかもしれません。成長段階にある子どもであれば、骨格の成長を利用した治療が可能です。

しかし、大人になってから受け口を気にするようになった方や、改善が必要だと感じた方も多いのではないでしょうか。大人の受け口は治療が遅れることが多く、放置するとさまざまなリスクが生じることがあります。

ここでは、受け口を放置した場合に起こりうるリスクについて解説します。

噛む機能に影響する

受け口では、上下の歯が正しく噛み合わないため、食べ物を効率よく噛み砕くことが難しくなります。前歯で食べ物を噛み切りにくく、奥歯にも偏った負担がかかりやすい状態です。

噛む回数が減ったり、片側だけで噛む癖がついたりすると、消化不良を起こしやすくなるほか、顎や顔の筋肉のバランスが崩れる原因にもなります。

顎関節に負担がかかる

噛み合わせがずれている状態が続くと、顎関節に過度な負担がかかります。受け口の場合、無意識のうちに顎を前に出す動きを繰り返しているケースもあり、顎関節や周囲の筋肉にストレスが蓄積されやすいです。

その結果、口を開けにくい、顎がカクカク鳴る、顎やこめかみに痛みを感じるなど、顎関節症の症状が現れることがあります。症状が進行すると、日常生活に支障をきたすケースもあるでしょう。

虫歯・歯周病のリスクが高まる

大人の受け口を放置するリスクとして、虫歯や歯周病になりやすいという点も挙げられます。まず、受け口の場合、歯並びが乱れていて磨き残しが多くなりやすいです。特に、前歯や奥歯の付け根、歯と歯の間などには、プラークや食べかすがたまりやすく、虫歯・歯周病のリスクが高まります。

さらに、受け口だと口呼吸になりやすく、口腔内が乾燥しやすくなります。唾液にはプラークを洗い流したり、細菌の増殖を抑えたりする役割があります。唾液が少ないと虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

コンプレックスになる

受け口は口元の印象に影響しやすく、横顔や笑ったときの見た目が気になる方も多いです。大人になるにつれて、写真を撮るのを避けたり、人前で口を大きく開けるのをためらったりするなど、心理的な負担につながることがあります。

見た目のコンプレックスは、年齢とともに強くなることもあり、自己肯定感の低下にもつながりかねません。

コミュニケーションに悪影響を及ぼす

受け口は、発音に影響を与える場合があります。特にサ行やタ行などの発音が不明瞭になりやすいです。人に聞き返されることが増えると、会話に苦手意識を持つようになることもあるでしょう。

また、口元を気にして笑顔を控えると、相手に消極的な印象を与える可能性もあります。こうした影響が積み重なることで、仕事やプライベートでのコミュニケーションに支障を感じる方もいるかもしれません。

大人の受け口を矯正する方法

ワイヤー矯正中の受け口の女性の口元

大人の受け口は、原因や重症度に応じていくつかの治療方法があります。見た目の改善だけでなく、噛み合わせや顎への負担を考慮して治療法を選択することが重要です。

ここでは、大人の受け口を矯正する方法を解説します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着し、ワイヤーで力をかけることで歯を動かしていく治療法です。歯のねじれの改善や大幅な移動など、多くの症例に対応できます。

ただし、歯の表面にワイヤーを装着するため、口を開けたときに装置が目立ちやすい点はデメリットです。歯の裏側にワイヤーを装着する方法もありますが、費用が高額になる傾向にあります。

また、装置と歯の間に食べ物が挟まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなりやすいです。硬い食べ物や粘着性の強い食べ物で装置が壊れる可能性があるため、食事の内容に注意する必要があります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを段階的に交換しながら歯を動かす治療法です。装置が目立ちにくいことから、日常生活への影響を抑えたい大人の方に選ばれています。

また、食事や歯磨きの際には取り外しができるため、お口の中を清潔に保ちやすい点や、食べ物の制限を受けにくい点もメリットです。

ただし、ワイヤー矯正に比べて、対応できる症例が限られる傾向にあります。たとえば、骨格的なずれが大きい場合や、歯を大きく移動させる必要がある場合など、症例によっては、ワイヤー矯正や外科的矯正を検討することもあります。

そのほか、マウスピースを外している時間が長くなると歯の移動が進まず、治療期間が延びたり、期待したような結果が得られなかったりするのも注意点です。基本的に1日20時間以上は装着できるよう、自己管理が求められます。

外科的矯正治療

受け口の原因が顎の骨格に強く関係している場合には、外科手術を併用した外科的矯正が検討されることがあります。手術によって顎の骨の位置を調整し、ワイヤー矯正やマウスピース矯正で歯並びを整える方法です。

外科的矯正は、見た目の改善効果が大きく、噛み合わせや顎関節への負担を根本的に改善できる可能性があります。ただし、治療の際には入院や手術が必要です。身体的・精神的な負担や治療期間について十分な説明を受け、慎重に検討しましょう。

大人の受け口を矯正するのに必要な費用

大人の受け口を矯正するのに必要な費用のイメージ

受け口を含む歯列矯正の費用は、装置の種類や治療範囲により異なります。ワイヤー矯正の場合は60〜150万円程度、マウスピース矯正の場合は60〜120万円程度が相場です。

前歯のがたつきのみ整えるなど、軽度な歯並びの乱れであれば費用を抑えられますが、歯列全体や噛み合わせを整える場合は治療期間が長くなり、費用も高額になる傾向にあります。

大人の受け口を矯正するのにかかる期間

大人の受け口を矯正するのにかかる期間のイメージ

治療にかかる期間は、症状の程度や使用する装置によって変わりますが、1年半〜3年程度が目安です。軽度の症状であれば1年〜1年半ほどで改善が見込めるケースもありますが、骨格的な問題がある場合は2年半〜3年ほどかかることもあるでしょう。

また、治療後には後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)が必要です。歯並びの状態によって異なりますが、歯を動かすのにかかった期間と同程度、もしくはそれ以上リテーナーをしなければなりません。

実際の治療期間は個人差があるため、歯科医師に確認し、納得したうえで治療を受けましょう。

まとめ

大学のキャンパスで笑顔で振り返る男性

大人の受け口は、骨格や歯並び、日常の癖などが原因となって起こります。放置すると、噛む機能の低下や顎関節への負担、虫歯・歯周病のリスク増加、見た目のコンプレックスなど、さまざまな問題につながる可能性があります。

大人になってからでも、ワイヤー矯正やマウスピース矯正、症例によっては外科的矯正によって受け口を改善することは可能です。費用や治療期間は方法や症状の程度によって異なりますが、見た目だけでなく機能面の改善も期待できます。

受け口が気になっている場合は、まずは歯科医院で相談し、現在の状態や治療の選択肢を知ることが大切です。歯並びや噛み合わせを改善できれば、将来のお口の健康を守ることにもつながるでしょう。

受け口の矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

ワイヤー矯正で出っ歯は治せるのか?メリットや費用も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「前歯が出ているのが気になる」「笑ったときに前歯が視界に入るのが嫌だ」など、出っ歯を気にしている方は少なくありません。なかには「ワイヤー矯正で出っ歯を治せるの?」「ワイヤー矯正以外の治療法はあるの?」と考えている方もいるでしょう。

この記事では、ワイヤー矯正で出っ歯を治せるのか解説します。また、出っ歯をワイヤー矯正で治療するメリットやデメリット、治療期間や費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

出っ歯とは

出っ歯と正常な歯の比較

出っ歯とは、上の前歯が下の前歯よりも大きく突き出ている状態のことです。専門的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼ばれています。

出っ歯は見た目だけの問題だと思われがちですが、実際には機能的な問題を招くこともあり、全身の健康にも関わる歯並びといえます。

出っ歯のままだとどんなリスクがある?

出っ歯のままだとどんなリスクがあるのか疑問を持つイメージ

 

先述の通り、出っ歯は見た目だけの問題ではなく、機能的な問題を引き起こすこともあります。ここでは、出っ歯を放置した場合に起こりうる問題について解説していきます。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

出っ歯の状態では、歯ブラシの毛先が届きづらく磨き残しが生じる場所が出てきます。きれいに磨けていないと、歯垢や歯石が蓄積して虫歯になりやすくなります。また、出っ歯の方は口を閉じにくいため口呼吸になりやすく、口内が乾燥しがちです。口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなります。

このため、出っ歯の方は虫歯や歯周病になりやすいと言われているのです。

消化器官に影響が出る

出っ歯の人は前歯で食べ物を噛み切ることができないため、咀嚼が不十分になりがちです。食べ物を噛み切らず、そのまま飲み込むと胃腸への負担が大きくなり、消化不良や胃腸トラブルの原因にもなります。

発音に支障をきたす場合がある

前歯が前方に突き出していると、舌の動きが制限されます。特にサ行やタ行の発音に支障をきたしやすく、滑舌が悪くなる原因になりかねません。日常会話や仕事でのコミュニケーションに支障をきたすケースも少なくないでしょう。

前歯を損傷するリスクが高くなる

前歯が突出していると、転倒した際などに折れたり欠けたりするリスクが高まります。スポーツ中の接触や事故の際にも、前歯を損傷する可能性があるため注意が必要です。

見た目のコンプレックスになる

出っ歯は口元が突出して見えるため、笑顔に自信が持てなくなることがあります。こうした見た目のコンプレックスは、心理的なストレスや自己肯定感の低下にもつながります。

ワイヤー矯正で出っ歯は治せるのか?

ワイヤー矯正をしている女性の口元

出っ歯は、ワイヤー矯正によって改善できる可能性があります。

ワイヤー矯正とは、ワイヤーやブラケットを使用して、直接歯に力をかけて動かしていく矯正法です。歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を着け、そこにワイヤーを通して歯に力を加えます。ワイヤーを調整することで少しずつ歯を動かしていき、全体的な歯並びのバランスを整えます。

力のかけ方や歯の動かし方は患者さま一人ひとり異なります。そのため、お口の中の状態に合わせた適切な治療を行うことが重要です。

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正のメリットのイメージ

ワイヤー矯正には、他の治療法にはないメリットがあります。ここでは、ワイヤー矯正の主なメリットを紹介します。

重度の出っ歯や複雑な歯並びにも対応できる

出っ歯の度合いが強い場合や、歯の傾きや位置に大きな問題があるケースでは、ワイヤー矯正ならではの強い矯正力が求められることがあります。ワイヤー矯正では、1本1本の歯に確実に力を加え、細かな調整を重ねながら歯を動かすことができます。

そのため、重度の出っ歯や歯並びが複雑なケースでも、理想的な歯列へと導くことが可能とされています。

細かい調整ができる

ワイヤーの種類や取り付け方を変えることで、力のかかり方を精密にコントロールできます。治療中でも計画を柔軟に調整しやすいことも、ワイヤー矯正の特徴です。

治療が計画どおりに進みやすい

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正とは異なり装置を取り外すことができません。その分、患者さまご自身で装着時間などを管理する必要がなく、治療計画どおりに進めやすいと言えるでしょう。

ただし、装置の状態確認や調整などのために、定期的な通院は欠かさないようにしましょう。

ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正のデメリットのイメージ

ワイヤー矯正には多くのメリットがありますが、反対にデメリットもあります。矯正を受ける前に、デメリットも理解しておくことが大切です。

ここでは、ワイヤー矯正のデメリットを紹介します。

装置が目立ちやすい

ワイヤー矯正の最大のデメリットは、装置が目立ちやすい点でしょう。歯に直接取り付けるため、どうしても見た目が気になるという方は、透明や白色のブラケットを選択する方法があります。また、通常のワイヤー矯正では歯の表側に装置を取り付けますが、歯の裏側に取り付けるリンガル矯正という方法もあります。

しかし、見た目に配慮したこれらの治療は、費用が高額になる可能性が高いです。

口内に違和感や痛みが出る

ワイヤーとブラケットを装着すると、口内の粘膜や舌に装置が当たり、痛みや違和感が出ることがあります。装着から2〜3日経つと痛みが出ることもあり、その場合は柔らかいものを食べるなどの対処が必要です。

痛みが増している場合や長引く場合は、矯正を受けた歯科医院に連絡するようにしましょう。

食事や歯磨きに制限がかかる

矯正中は、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避けなければなりません。これは装置に負担がかかるためで、食事の内容が偏ったり、日常生活に支障が出たりすることがあります。

また、ブラケットの周りは磨きにくくなるため、丁寧な清掃が必要です。虫歯や歯周病を抑えて治療をスムーズに進めるためには、患者さま自身の協力も必要です。

ワイヤー矯正で出っ歯を治す場合にかかる期間

ワイヤー矯正で出っ歯を治す場合にかかる期間のイメージ

出っ歯をワイヤー矯正で治療する場合、症状の程度や治療範囲、使用する装置の種類などによって、必要な期間は大きく変動します。一般的には、1年〜3年ほどかかるとされています。

特に、重度の出っ歯では歯を大きく移動させる必要があるため、治療完了まで時間がかかる傾向があります。軽度の出っ歯であれば、1年程度で治療を終えられる場合も少なくありません。

歯科医師から治療計画に基づいた治療期間の説明がありますので、事前に確認しておきましょう。

ワイヤー矯正で出っ歯を治す場合にかかる費用

ワイヤー矯正で出っ歯を治す場合にかかる費用のイメージ

出っ歯の矯正にワイヤー矯正を選択した際の費用は、歯並びをどのように治療するかで大きく異なります。軽度の出っ歯で部分矯正が可能なケースでは、20万円~40万円程度が相場とされています。この場合、前歯の数本のみしか動かさないので、費用を抑えられるのです。

一方、全体矯正が必要となる重度の出っ歯の場合は、費用が50万円から100万円以上になることもあるでしょう。

また、ワイヤー矯正は基本的に健康保険が適用されない自費診療に該当するため、全額自己負担になります。出っ歯を治す目的でワイヤー矯正を行う場合も、審美的な理由による矯正とみなされるため、原則として健康保険は適用されません。

ただし、国が認める一部の病気の治療のために矯正を受ける場合に限り、保険が適用されることがあります。

まとめ

ワイヤー矯正をしている笑顔の女性

ワイヤー矯正は、出っ歯を改善するために非常に効果的な治療法です。見た目の美しさだけではなく、噛み合わせや発音、口腔内の健康も改善できるメリットがあります。

治療期間や費用は個人の状態によって異なるため、事前に歯科医師と相談することが大切です。出っ歯を放置するとさまざまなトラブルの原因になるため、早めの対応が重要です。

ワイヤー矯正での出っ歯の治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

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スマーティーと他のマウスピース矯正は何が違う?特徴・効果・費用を比較

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外しができる点から人気の高い矯正方法です。近年はさまざまなブランドがあり「どのマウスピース矯正が自分に合っているのだろう」と迷う方も多いでしょう。

その中でもスマーティー(Smartee)は、AIや3Dデジタル技術を活用した新しいマウスピース矯正として注目されています。

この記事では、スマーティーの特徴やメリット・デメリットについて解説します。ほかのマウスピース矯正との違いや費用の目安についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

スマーティーとは

スマーティーを持つ手

スマーティー(Smartree)とは、世界の52カ国以上で使用されているマウスピース矯正です。日本に上陸してから日は浅いですが、20年以上にわたって80万人以上の治療実績があります。

ほかのマウスピース矯正と同様に、透明のマウスピースを装着して交換しながら、少しずつ歯を動かして歯並びを整えます。

スマーティーの大きな特徴は、AI技術や3Dデジタル解析を使用している点です。AI技術や3Dデジタル解析によって、複雑な不正咬合でも的確にシミュレーションすることを実現しています。

スマーティーの特徴

3Dデジタル解析を活用する歯科医師

ここでは、スマーティーならではの特徴を紹介します。

種類がある

スマーティーには種類があり、患者さまの年齢や症例に合わせて適切な治療が受けられるのが特徴です。

  • Smartee GE INFINITI:幅広い大人向け
  • Smartee GS:下顎の位置を改善したい大人向け
  • Smartee Teen:10代の子ども向け
  • Smartee Kinder:混合歯列期の子ども向け

10代の子ども向けのSmartee Teenや、小児向けのSmartee Kinderでは、顎の発育や口腔習癖の改善もサポートします。舌の癖や口呼吸など、歯並びを悪化させる口腔習癖を改善できる点や、顎の成長を利用しながら歯並びを整えられるのは大きなメリットです。

また、Smartee GSでは、従来のマウスピース矯正では難しかった下顎の位置のずれにも対応できる可能性があります。骨格や歯並びの状態にもよりますが、外科手術やワイヤー矯正をせずに下顎の問題にアプローチできるのは大きなメリットといえるでしょう。

AIや3Dデジタル解析を使用している

スマーティーでは、AIによるシミュレーション技術と3Dデジタル解析を活用して、精密な治療計画を立てています。患者さまの歯や顎の位置を立体的にスキャン・解析し、治療前の段階で歯の動きをシミュレーションできるのが特徴です。

AIが歯の動く方向や角度、力のかけ方などを計算し、歯科医師がより正確で効率的な治療計画を立てられるようサポートします。この仕組みによって無理なく歯を移動でき、理想の歯並びへ近づけるのです。

また、従来の印象材を使わずにデジタル技術を用いて型取りができるため、患者さまの負担も軽減できます。

スマーティーのメリット・デメリット

スマーティーのメリット・デメリットのイメージ

ここからは、スマーティーのメリットとデメリットについて解説します。

スマーティーのメリット

スマーティーのメリットは、以下のとおりです。

  • マウスピースが透明で目立ちにくい
  • ワイヤー矯正と比べて違和感を覚えにくい
  • 取り外して食事や歯磨きができる
  • 口腔内を清潔に保ちやすい
  • 歯の動きをシミュレーションできる
  • 症例に応じたプランを選択できる

マウスピースは取り外しができるため、食事や歯磨きのときに外せます。装置の周りに食べかすが残る心配が少なく、口腔内を清潔に保ちやすいのは大きなメリットです。

また、デジタル技術を活用した治療計画により、歯の動きをシミュレーションしながら効率的に治療を進められるのも、スマーティーの魅力です。症例に合わせて複数のプランが用意されているため、軽度の歯並びの乱れから、ある程度複雑な症例まで対応できます。

スマーティーのデメリット

スマーティーをはじめ、マウスピース矯正はすべての症例に対応できるわけではありません。歯並びの乱れが重度の場合や、骨格的なずれを伴うケースでは、ワイヤー矯正や外科的治療が必要になることもあります。

また、マウスピース矯正は自己管理が求められる治療法です。歯を移動させるには、1日20〜22時間以上装着する必要があります。外出や食事の際などでマウスピースを外したままにすると、歯が動かずに治療期間が延びる可能性があるため、注意しなければなりません。

そのほか、スマーティーを導入している歯科医院が限られている点はデメリットといえます。スマーティーでの治療を希望する場合は、取り扱っている歯科医院を公式サイトで確認したうえで受診しましょう。

当院では、お子さまから大人までスマーティーでの矯正治療を実施しています。

スマーティーと他のマウスピース矯正との違い

スマーティーと他のマウスピース矯正との違いを比較するイメージ

ここからは、スマーティーを他のマウスピース矯正との違いについて解説します。

顎の位置調整をサポートできる

従来の矯正治療では、下顎が後方に大きくずれている出っ歯(上顎前突)の症例や、顎の横のズレがある場合には、ワイヤーや外科手術が必要になることが少なくありませんでした。

しかし、スマーティーの一部の種類では、下顎の位置を調整する機能があります。下顎を適切な位置に動かすことで、歯並びや噛み合わせを改善するとともに、横顔のラインも整えられるかもしれません。

従来では手術が必要だった症例でも、マウスピース矯正だけで治療できる可能性があるのです。

費用が安い

自由診療となるため歯科医院によって異なりますが、スマーティーは他のマウスピース矯正ブランドと比べて費用が抑えられる傾向にあります。費用が安い理由は、デジタル技術を活用している点などが考えられます。

ただし、費用がどの程度発生するかは歯並びや噛み合わせの状態によって異なるため、歯科医師に確認しましょう。費用の相場については、後ほどくわしく解説します。

小児矯正にも対応している

前述したとおり、スマーティーは大人だけでなく、混合歯列期や永久歯列期の子どもにも対応可能です。乳歯と永久歯の混合歯列期のお子さまには、口周りの筋肉を鍛え、口呼吸の癖を改善するためのマウスピースが用意されています。

上顎が小さいお子さまには、口蓋を広げる機能をつけることも可能です。口蓋を広げて歯列のスペースを広げることで、永久歯がきれいに並びやすくします。

また、ディズニーとコラボレーションしているのも特徴です。子どもが前向きに矯正治療に取り組めるよう、ケースにはキャラクターがデザインされています。

スマーティーの費用

スマーティーの費用のイメージ

スマーティー(Smartree)は自由診療のマウスピース矯正であり、費用は歯科医院や治療範囲によって異なります。一般的な費用の目安は、部分矯正で20万〜40万円程度、全体矯正で60万〜90万円程度です。

他のマウスピース矯正と同様に、治療費には診断料やマウスピース作製費、調整料などが含まれますが、医院によっては追加費用がかかる場合もあります。初診時に見積もりを出してもらい、料金の内訳を確認しておくと安心です。

また、治療前には3Dスキャンやレントゲン撮影などの検査を行い、その結果に基づいて最適な治療プランを立てます。歯並びの状態や歯の移動量によって、必要なマウスピースの枚数が変わり、治療費にも差が出る仕組みです。

費用の負担を抑えたい場合は、分割払いやデンタルローンを利用できる歯科医院もあります。支払い方法についても、事前に相談しておくとよいでしょう。

まとめ

スマーティーで矯正をする笑顔の女性

スマーティーは、AI技術や3Dデジタル解析を活用したマウスピース矯正です。大人だけでなく、乳歯と永久歯が混在している子どもの矯正にも対応できます。子どもの口呼吸を改善したり、上顎を広げたりするなど、症状に応じた治療が可能です。

また、プランによっては、歯並びや噛み合わせを改善するだけでなく、下顎の位置を調整する機能もつけられます。従来は外科手術が必要だった症例でも、マウスピース矯正のみで治せる可能性があるのは大きなメリットでしょう。

スマーティーによる矯正治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

インビザライン・ファーストとはどんな治療?メリットや対象となる年齢も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの歯並びや噛み合わせに不安を感じている保護者の方は多いのではないでしょうか。見た目の問題にとどまらず、将来の咀嚼や発音、顔立ちのバランスなどにも関係する歯並びは、できるだけ早い段階での対処が重要です。

そのようななかで注目されているのが、透明なマウスピース型の矯正装置を使ったインビザライン・ファーストという矯正治療です。

インビザライン・ファーストは、成長期の子どもを対象にした矯正方法で、目立ちにくく、取り外しができる装置を使用するのが特徴です。見た目の自然さや生活へのなじみやすさから、近年多くのご家庭で選ばれるようになっています。

本記事では、インビザライン・ファーストとはどのような治療法か詳しく解説します。メリット・デメリットや適応年齢、治療期間、費用についても解説しますので、小児矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザライン・ファーストとは

インビザライン・ファーストを持つ手

インビザライン・ファーストとは、6歳から10歳ごろの乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期)に行う小児向けの矯正治療です。

アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するインビザライン・システムの一種であり、成長途中の子どもの歯やあごの発育に合わせて、歯並びや噛み合わせの問題に対応します。

従来の小児矯正ではワイヤーや拡大装置などの固定式装置が多く使用されてきました。

一方で、インビザライン・ファーストは透明で取り外し可能なアライナーを使用することで、見た目の負担や生活への支障を最小限に抑えながら治療が進められます。

3Dスキャナーによる口腔内の精密なデジタルデータに基づいて治療計画を立てるため、一人ひとりの成長や歯の状態に合わせて矯正治療を進めることができます。

インビザライン・ファーストのメリット

インビザライン・ファーストのメリットのイメージ

ここでは、インビザライン・ファーストで治療するメリットについて解説します。

装置が目立ちにくい

インビザライン・ファーストの大きな特徴は、装置が目立ちにくい点です。

固定式の装置を使用する場合、口を開けたときに目立つことがあり、見た目を気にする子どもも少なくありません。特に学校生活では、友人との関わりのなかで、装置を見られるのが恥ずかしいと感じるケースもあります。

インビザライン・ファーストは、そうした心理的な負担を軽減し、自然な見た目を保ちながら治療を進めることが可能です。写真撮影や発表の場などでも目立たず、お子さんが見た目を気にせずに日常生活を送れることは、大きな安心材料となるでしょう。

装置の取り外しができる

インビザライン・ファーストの装置は自分で取り外しが可能です。装置を外して食事ができるため、装置に食べ物が挟まる心配もありません。また、歯みがきもしやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えることができます。

ただし、外したまま長時間放置すると計画どおりに歯を動かせなくなるため、装着時間の管理は重要になります。

痛みや違和感が少ない

インビザライン・ファーストでの治療は痛みや違和感が少ないとされています。

インビザライン・ファーストでは、アライナーと呼ばれる装置を装着して段階的に少しずつ歯を動かします。歯に強い力が一気に加わることがないため、ほかの矯正方法に比べて痛みが少ないといわれているのです。

また、治療に使用するアライナーは非常に薄く滑らかに作られています。そのため、装着しても違和感が少ないのです。そのため、お子さんも安心して治療を進められるでしょう。

顎の成長を促しながら歯並びを整えられる

成長期の矯正治療で特に重要なのが、顎の正しい発育を促すことです。

インビザライン・ファーストでは、お子さんの顎の成長を促しながら歯並びを整えることができます。たとえば、上顎が狭い場合には、アライナーによって緩やかに横方向へ広げながら歯列を整えることも可能です。

骨格がまだ柔軟な子どもの時期だからこそ実現できるアプローチであり、大人になってからでは難しい調整もこの時期であれば対応しやすいのです。

精密な計画をもとに治療を進められる

インビザライン・ファーストでは、最初に3Dスキャナーを用いてお口の中を詳細にデジタル計測し、そのデータをもとに治療計画を立てます。

専用ソフトで歯の動きを段階的にシミュレーションしながら治療を進めるため、治療の見通しがつきやすく、保護者の方も安心して治療に臨めます。また、治療開始前に仕上がりのイメージが視覚的に確認できるのも魅力の一つです。

インビザライン・ファーストのデメリット

インビザライン・ファーストのデメリットのイメージ

インビザライン・ファーストには多くの利点がありますが、一方で理解しておくべきデメリットも存在します。ここでは、その代表的なデメリットについて解説します。

適応となる症例が限られている

インビザライン・ファーストは、すべての歯並びの問題に対応できるわけではありません。たとえば、重度の歯の重なりや顎の骨格に大きな問題がある場合、十分な効果が得られないことがあります。

インビザライン・ファーストが適応となるかどうかは、歯科医師の判断をもとに慎重に見極める必要があります。

装着時間を守らなければ効果が出にくい

インビザライン・ファーストで使用するアライナーは、1日20〜22時間装着する必要があります。

しかし、アライナーの装着時間を守らないと、歯の動きが計画通りに進まず、治療の効果が出にくくなってしまいます。特に小さなお子さまは、自分で装着時間を管理することが難しく、装着忘れが起こりやすい傾向にあります。

そのため、保護者の方が日々の生活のなかで装着状況を確認し、声かけや習慣づけを行う必要があります。

紛失や破損する恐れがある

治療に使用するアライナーは取り外しができるという利便性がある反面、紛失や破損といったリスクも伴います。特に外出先や学校で外した際に、ティッシュに包んだまま捨ててしまったり、うっかり落として壊したりするケースは少なくありません。

アライナーを紛失・破損すると、再作製が必要になることもあります。その場合、追加で費用が発生することもあります。

インビザライン・ファーストの適応年齢

インビザライン・ファーストの適応年齢のイメージ

インビザライン・ファーストは、主に6歳から10歳前後の混合歯列期のお子さんを対象とした治療法です。この時期は、乳歯と永久歯が混在しており、顎の成長も著しいため、歯列や噛み合わせに対して効果的な介入が可能です。

永久歯がすべて生えそろう前に矯正を始めることで、スペース不足の解消や歯の萌出方向の誘導につながります。

ただし、すべてのお子さんに適応となるわけではなく、成長の進み方や歯の状態によってはほかの矯正方法が提案されることもあります。

インビザライン・ファーストの治療期間

インビザライン・ファーストの治療期間のイメージ

インビザライン・ファーストの治療期間は、1年から1年半程度とされています。

治療期間の長さは、歯並びの状態や矯正の難易度、アライナーの装着状況によって変動します。例えば、軽度の歯列不正であれば短期間で終了することもありますが、顎の成長誘導を伴うようなケースでは1年以上かかることもあります。

計画どおりに治療を進めるためには、アライナーの装着時間を守ること、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。

インビザライン・ファーストの費用

インビザライン・ファーストにかかる費用のイメージ

インビザライン・ファーストの費用は、一般的に40万円〜60万円程度が相場とされています。

ただし、歯並びの状態や歯科医院によって治療にかかる費用は異なります。この費用とは別に、精密検査の費用や通院時の調整料などがかかるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ

インビザライン・ファーストで矯正をした女の子と母親

インビザライン・ファーストは、成長期の子どもを対象としたマウスピース型の装置を使用した矯正治療です。顎の成長を促しながら歯並びを整えることができる点が特徴です。また、装置が目立ちにくく、取り外しができるなど、多くのメリットがあります。

一方で、装着時間を守る必要がある、紛失・破損する可能性があるといった注意点もあります。治療効果を十分に得るためには、適応時期や症例をしっかりと見極め、信頼できるしか石とよく相談することが欠かせません。

インビザライン ファーストは、顎の成長する時期にあるお子さんだからこそできる矯正方法です。お子さまの将来のために、最適なタイミングで治療を始めることが何より重要です。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

ワイヤー矯正とは?種類・費用・メリットとデメリットまで徹底解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯並びの乱れが気になり矯正治療を考え始めたものの、「いろいろな方法があってどれを選べばよいかわからない」とお悩みではないでしょうか。費用や期間もさまざまで、どの治療法が自分の希望や歯並びに合っているのか判断するのは難しいです。

歯並びは見た目だけでなく、放置すると歯磨きがしにくく、将来の虫歯や歯周病のリスクを高める可能性もあります。そのため、ご自身が納得できる治療法を選ぶことが非常に重要です。

この記事では、ワイヤー矯正に焦点を当て、その種類やメリット・デメリット、マウスピース矯正との違いまで詳しく解説します。矯正治療の選択肢でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正の治療を受けている女性

ワイヤー矯正は、歯の表面に取り付けたブラケットと呼ばれる小さな装置にワイヤーを通し、持続的な力をかけて歯を徐々に理想的な位置へと動かしていく治療法です。

ワイヤーの力は調整が可能で、歯科医師が患者様一人ひとりの歯並びや治療計画に合わせて細かく調整します。治療期間中は定期的な通院が必要となり、ワイヤーやブラケットの調整を行いながら歯の移動を管理します。

近年では、目立ちにくい素材や形状のブラケットも選択できるようになり、審美面への配慮も進んでいます。

どのような歯並びに適用されるか

ワイヤー矯正は、さまざまな歯並びの問題に幅広く対応できる治療法です。

例えば、歯が重なり合っている「叢生(そうせい)」や、前歯が前方に突き出している「出っ歯(上顎前突)」、上下の歯がうまく噛み合わない「開咬」や「反対咬合(受け口)」など、多様な症例で選択されることがあります。

また、永久歯が生え揃った成人だけでなく、成長期のお子さまにも適用される場合があります。

ただし、歯や歯ぐきの健康状態、顎の骨の成長具合などによっては、他の治療法が推奨されることもありますので、歯科医師による診断が重要です。

ワイヤー矯正の種類と特徴

ワイヤー矯正の種類と特徴イメージ

ワイヤー矯正にはいくつかの種類があり、それぞれの特徴や適応について詳しく解説します。

表側矯正(唇側矯正)

表側矯正は、歯の表面(唇側)にブラケットとワイヤーを装着する最も一般的な矯正方法です。矯正装置が外から見えるため目立ちやすい一方で、多くの症例に対応できる柔軟性があり、治療実績が豊富です。

素材には金属やセラミックなどがあり、審美性を考慮した選択も可能です。発音や食事への影響は比較的少なく、幅広い年齢層に利用されています。

裏側矯正(舌側矯正)

裏側矯正は、歯の裏側(舌側)に装置を取り付ける方法で、矯正装置が外から見えにくいのが大きな特徴です。審美性を重視する方に選ばれる傾向がありますが、装置が舌に触れるため、慣れるまで発音や食事に違和感を覚えることがあります。

また、技術的に難易度が高く、治療期間や費用がやや増す場合もあります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、上の歯は裏側、下の歯は表側に装置をつける方法です。上の歯は笑ったときに目立ちにくく、下の歯は舌への違和感を軽減できるため、両者のメリットをバランスよく取り入れています。

審美性と快適性の両立を希望する方に適した選択肢といえるでしょうが、症例や希望によって適応が異なるため、歯科医師と十分に相談することが大切です。

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正のメリットイメージ

ワイヤー矯正にはさまざまな利点があります。

幅広い症例に対応できる理由

ワイヤー矯正は、歯並びや噛み合わせの状態に関わらず、多くの症例に対応できる治療方法です。

歯の移動をワイヤーとブラケットでコントロールできるため、軽度から重度の歯列不正まで幅広く適応できることが特徴です。

細かな歯の移動が可能な点

ワイヤー矯正では、歯1本1本に力を加えやすく、細かい調整が可能です。治療中に歯の動きを確認しながら、必要に応じてワイヤーを調整することで、理想的な歯並びに近づけることが期待できます。

自己管理の手間が少ないこと

マウスピース矯正と異なり、ワイヤー矯正は装置の着脱が不要です。そのため、患者様自身が装置の管理や装着時間を気にする必要がなく、自己管理の負担が比較的少ない点がメリットといえます。

治療の予測性・安定性

長年の臨床実績に基づき、ワイヤー矯正は治療計画の立案や歯の動きの予測がしやすい方法とされています。歯科医師が定期的に経過を確認し、適切な調整を行うことで、治療の安定性が期待できます。

ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正のデメリットイメージ

ワイヤー矯正には多くのメリットがある一方で、治療を検討する際に知っておきたいデメリットも存在します。

装置が目立ちやすいこと

ワイヤー矯正は、歯の表面に金属製やセラミック製のブラケットとワイヤーを装着するため、口を開けた際に装置が見えやすい点が特徴です。

特に金属製の場合は光沢があるため、審美面で気になる方も少なくありません。最近では目立ちにくい素材も選べますが、完全に見えなくなるわけではないため、装置の見た目が気になる方は事前に歯科医師と相談することが大切です。

痛みや違和感が生じやすい理由

ワイヤー矯正では、歯を動かすために持続的な力が加わるため、装着直後や調整後に痛みや違和感を感じやすい傾向があります。

これは歯や歯茎が圧迫されることによる一時的な反応で、通常は数日から1週間程度で軽減しますが、痛みが強い場合や長引く場合は、歯科医師に相談することが推奨されます。

食事や歯磨きへの影響

ワイヤーやブラケットが歯の表面にあることで、食べ物が装置に引っかかりやすくなり、食事の際に注意が必要です。

また、歯磨きも通常より難しくなるため、専用の歯ブラシや歯間ブラシを使って丁寧にケアすることが求められます。これにより、口腔内の清潔を保つことが重要となります。

口内炎や虫歯リスクの増加

矯正装置が口腔内の粘膜に接触することで、口内炎ができやすくなる場合があります。

また、装置周辺に食べかすや歯垢が溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まることも考えられます。定期的な歯科受診や丁寧なセルフケアが、これらのリスクを抑えるために重要です。

ワイヤー矯正と他の矯正方法の違い

ワイヤー矯正と他の矯正方法の違いを説明する歯科医師

ワイヤー矯正と他の矯正方法には、治療の仕組みや適応症例、治療期間などにさまざまな違いがあります。

マウスピース矯正との比較

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯を少しずつ動かす方法です。

一方、マウスピース矯正は透明な取り外し可能な装置を用いて歯並びを整えます。ワイヤー矯正は細かい歯の動きや複雑な症例にも対応しやすいとされており、幅広い歯並びの改善が期待できます。

マウスピース矯正は目立ちにくく、取り外しができるため日常生活への影響が少ないですが、適応できる症例が限られる場合があります。

また、マウスピース矯正は患者様自身が装着時間を守る必要があるため、自己管理が重要になります。

適応症例や治療期間の違い

ワイヤー矯正は、軽度から重度まで幅広い不正咬合に対応できることが特徴です。特に歯の移動量が大きい場合や、上下のかみ合わせに複雑な問題がある場合にも選択されることが多いです。

治療期間は症例によって異なりますが、一般的には1年半から3年程度が目安とされています。

マウスピース矯正は、主に軽度から中等度の歯並びの乱れに適応されることが多く、症例によってはワイヤー矯正よりも治療期間が短くなることもありますが、難症例ではワイヤー矯正が推奨されることもあります。

どちらの方法が適しているかは、歯科医師による診断が必要です。

ワイヤー矯正の治療の流れ

ワイヤー矯正の治療の様子

ワイヤー矯正の治療がどのような流れで進むのか、初診から治療終了までの各ステップについて詳しく解説します。

初診から治療開始までの流れ

まず、歯科医院でカウンセリングや精密検査(レントゲン撮影、歯型採取など)を受け、患者様の歯並びや噛み合わせの状態を詳細に確認します。

その後、検査結果をもとに治療計画が立てられ、治療内容や期間、費用について説明を受け、患者様が納得したうえで治療が始まります。

装置装着から調整・メンテナンスの流れ

ワイヤー矯正では、まず歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を装着し、そこにワイヤーを通して歯を少しずつ動かします。

治療中は1カ月に1回程度の頻度で通院し、ワイヤーの調整や口腔内のチェックを行います。口腔ケアの指導も受け、虫歯や歯周病の予防にも努めます。

治療期間の目安と通院頻度

ワイヤー矯正の治療期間は、一般的に1年半から3年程度とされていますが、歯並びの状態や治療内容によって異なります。

通院頻度は通常1カ月に1回程度ですが、治療の進行状況や個々の症例によって調整されます。治療後は保定期間としてリテーナーを使用し、歯並びの安定を図ります。

ワイヤー矯正の費用と保険適用の有無

ワイヤー矯正の費用イメージ

ワイヤー矯正にかかる費用や保険適用の有無について、治療を検討されている方が知っておきたいポイントを詳しく解説します。

ワイヤー矯正の費用相場

ワイヤー矯正の費用は、治療内容や期間、クリニックによって異なりますが、全体的な相場としてはおおよそ60万円から100万円程度とされています。

初診料や診断料、調整料、保定装置の費用などが別途かかる場合もあるため、事前に総額を確認することが大切です。

表側・裏側・ハーフリンガルごとの費用目安

ワイヤー矯正には、歯の表側に装置をつける「表側矯正」、裏側に装置をつける「裏側矯正」、上の歯は裏側・下の歯は表側に装置をつける「ハーフリンガル矯正」があります。

表側矯正は比較的費用が抑えられやすく、約60万〜100万円が目安です。裏側矯正は技術的に難易度が高く、約100万〜150万円と高額になる傾向があります。

ハーフリンガル矯正はその中間で、約80万〜130万円程度が目安となります。

保険適用となるケースと条件

ワイヤー矯正は原則として自費診療ですが、特定の疾患や先天的な顎変形症など、厚生労働省が定める条件に該当する場合は保険適用となることがあります。

たとえば、口唇口蓋裂や顎の骨の発育異常などが該当します。保険適用の可否は医師の診断が必要なため、詳細は専門医に相談することをおすすめします。

まとめ

ワイヤー矯正の治療を終え笑顔に自信が出た女性

ワイヤー矯正とは、歯にブラケットとワイヤーを装着して歯並びを整える矯正方法とされています。金属や目立ちにくい素材など種類があり、比較的幅広い症例に対応できる点が特徴です。

歯並びや噛み合わせの改善が期待できる一方、見た目や装着時の違和感、歯磨きのしづらさなどがデメリットとして挙げられます。他の矯正方法と比べて治療期間や費用、適応範囲が異なるため、事前の比較検討が大切です。

費用は症例や使用する素材によって幅があり、基本的には保険適用外ですが、条件によっては適用される場合もあります。

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