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子どもの口呼吸の原因と放っておくリスク!改善方法も

就寝中に口呼吸をしている子ども

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもが口を開けたまま呼吸しているのを見たことはありませんか。口呼吸は多くの場合無意識に行われますが、習慣化するとさまざまな健康問題や発育の妨げにつながるおそれがあります。

特に、成長期の子どもの場合、口呼吸が原因で顔や歯並びに悪影響を及ぼすこともあります。そのため、口呼吸の原因を知り、適切な対処が必要です。

この記事では、子どもが口呼吸をする原因や放っておくリスク、そして改善方法について詳しく解説します。

子どもが口呼吸になる主な原因

子どもが口呼吸になる主な原因イメージ

子どもが口呼吸になる原因はさまざまであり、ひとつだけとは限りません。複数の要因が重なっている場合も多く、まずは何が原因となっているのかを見極めることが大切です。

鼻づまり

子どもが口呼吸になる背景には、まず鼻づまりが挙げられます。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、蓄膿症などにより鼻の粘膜が炎症を起こすと、鼻から空気を吸ったり吐いたりできなくなります。その結果、自然と口から呼吸するようになるのです。

特に、慢性的な鼻づまりが続くと、鼻呼吸の習慣が破壊され、改善が難しくなります。

虫歯や歯並びの問題

虫歯があると、痛みを避けるために無意識に口を開けることがあります。さらに口呼吸が続くと、口腔内が乾燥しやすくなり、虫歯が進行しやすくなるという悪循環に陥ることがあります。

また、歯並びが悪いと舌の位置や歯の噛み合わせにも影響を与え、結果的に口呼吸を助長する可能性があります。

姿勢や生活習慣

子どもの姿勢や生活習慣も、口呼吸の原因となることがあります。うつ伏せ寝の癖や、頬杖をつく姿勢、スマートフォンの画面を長時間下向きに見る姿勢など、首や顎の位置が自然な状態からずれてしまう行動が多いと、口が開きやすくなります。

また、テレビやゲーム、スマートフォンなどの画面を長時間集中して見ると、無意識のうちに口が開いてしまうこともあります。こうした習慣が積み重なることで、無意識に口呼吸が癖になるお子さまも少なくありません。

子どもの口呼吸は何が問題?

口呼吸が原因で虫歯になった子ども

「口呼吸をしていると何が問題なの?」と思った方もいるかもしれません。ここからは、口呼吸を放っておいてはいけない理由を解説します。

虫歯や歯周病になりやすい

口呼吸をしていると、口内が乾燥しやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。唾液には、口内の汚れを洗い流す自浄作用や、細菌の働きを抑える殺菌作用などがありますが、この作用がうまく働かなくなるためです。

口内が乾燥するとさまざまトラブルにつながる可能性があるため、口呼吸は改善すべきなのです。

風邪やインフルエンザなどにかかりやすい

鼻呼吸では、外から入ってくる空気を鼻腔内できれいに加湿・清浄してから肺に送ることが可能です。

しかし、口呼吸では空気が体内に直接入り込むため、ホコリや花粉だけでなく、異物やウイルスが入りやすくなります。特に、冬の時期はインフルエンザウイルスやノロウイルスなどのリスクが高まるといえるでしょう。

体調を崩しやすくなることは、口呼吸の大きなデメリットといえます。

顎の成長に影響が出る

口呼吸をしていると、舌の位置が本来の位置からずれてしまいます。舌は本来、上顎の前歯の裏側に舌先が触れている状態が理想です。

しかし、口呼吸をしていると舌が下顎に収まるようになります。この影響で、歯並びが乱れたり、顎の成長に影響が出たりすることがあるのです。

特に、上顎が舌による刺激を受ける機会が減るため、上顎の成長が十分に進まなくなるケースが多いです。上顎の成長が不十分だと、歯が並びきらず前方に飛び出して出っ歯になる可能性もあります。顎の成長に影響が出ると、歯並びにも影響が及ぶことがあるのです。

発音や滑舌に影響が出る

口呼吸では、舌や唇を使いにくくなることがあります。滑舌が悪くなったり、息が漏れて正しい発音がしづらくなったりすることがあるのです。特に、舌を前歯で押さえて発音するサ行やタ行などが発音しにくくなる傾向があります。

上述したとおり顎の成長にも影響が出るので、さらに発音や滑舌が悪化する可能性も考えられます。

子どもの口呼吸を改善するには

口呼吸を改善するためMFTで口の周りの筋肉を鍛える子ども

子どもの口呼吸を改善するには、原因に合わせた方法を選択することが重要です。自宅でのトレーニングから専門的な治療まで、さまざまなアプローチがあり、早期に対処することで将来の健康リスクを大きく軽減できます。

以下に、実践できる具体的な改善方法を紹介します。

鼻づまりを解消する

まずは、鼻づまりを解消することが重要です。癖で口呼吸をしているわけではなく、鼻が詰まっていることで口呼吸しかできなくなっているケースもあるためです。

鼻づまりには、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、風邪などが関係していることがあります。鼻づまりを改善することで、口呼吸が改善される可能性は非常に高いです。

また、アデノイド肥大や副鼻腔炎などが原因で鼻づまりが起こっている場合は、耳鼻科を受診することが推奨されます。なお、アデノイドの肥大とは、咽頭扁桃(いんとうへんとう)と呼ばれる組織が肥大して、鼻の奥が塞がってしまう病気のことです。このような問題がある場合、専門的な治療が必要となるでしょう。

口の周りの筋肉を鍛える

口呼吸の改善には、舌や唇の筋肉を鍛えることも効果的です。口周りの筋肉が十分に発達していないと、口元がゆるんで無意識に口が開いてしまい、口呼吸になることがあるのです。

しっかり咀嚼する食べ物を与えたり、MFTと呼ばれるトレーニングを取り入れると良いでしょう。MFTは歯科医院で受けられますが、ご自宅でも実施可能なトレーニングもいくつかあります。気になる方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

生活習慣を見直す

呼吸の癖を改善するためには、正しい姿勢や生活習慣を身につけることも大切です。姿勢が悪いと首や肩、顎周りの筋肉が硬くなり、口呼吸の原因になる可能性もあります。

また、日中の過ごし方や就寝時の環境も、口呼吸に影響します。適切な室温や湿度を保ち、スマートフォンやテレビなどの画面を長時間見続ける習慣を避けることも大切です。

また、食生活の見直しも行いましょう。お伝えしましたが、固い食べ物を取り入れることも効果的です。

歯科医院や耳鼻科を受診する

子どもの口呼吸を改善するためには、原因を特定し適切な治療を受けることが重要です。まず、歯科医院や耳鼻科を受診しましょう。歯科医師や耳鼻科医師は、口周りの筋肉の状態やアレルギー性鼻炎などの有無をチェックしてくれます。検査や診察の結果、耳鼻科によるアレルギー治療が必要と判断された場合には、連携して治療を進めます。

また、歯科医院では口周りの筋肉のトレーニングなども実施できます。自宅で行えるトレーニングをお伝えしたり、やり方を指導したりすることが可能です。

まとめ

口呼吸を予防するため専門的な治療を受ける子ども

子どもの口呼吸は、放っておくと成長や健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。原因は鼻づまりや生活習慣、歯並びなどさまざまですが、早期に対処することで改善が期待できます。

口呼吸を続けていると、顎の成長に影響を及ぼしたり、風邪をひきやすくなったりするリスクがあります。成長への影響も懸念されるため、改善するべきといえるでしょう。

自宅でできるトレーニングや生活習慣の見直しに加えて、必要に応じて専門的な治療を受けることも重要です。お子さまの健やかな成長のためにも、口呼吸を改善できるよう関わってあげましょう。

子どもの口呼吸の改善を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

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