当院のインプラントの特徴
1.インプラントを専門に学んだ歯科医師と衛生士が治療を担当します
2.院長は他の歯科医師への指導も行うインストラクターであるため、安心で安全な治療が提供可能です
3.安全性を高めるため、ガイドサージェリー(手術用ガイド)を必ず作成してから手術を行います
4.治療には徹底した滅菌対策を施しています
5.国内メーカーの「京セラ」のインプラントを使用しています
詳しくはこちら
6.「ガイドデント」という保証会社による10年保証を導入しており、万が一のトラブルにも対応可能です
詳しくはこちら
7.インプラントの手術自体は5分ほどで終わるので、短時間となります
8.他院でインプラント治療を断られた患者さまでも、治療可能なケースが多いです
インプラントの
メリット・デメリット
メリット
- しっかり噛めます
- ズレたり、外れたりすることがありません
- 見た目が自然で美しいです
- 顎の骨が痩せにくいです
- 残った歯を削る必要がありません
- 周りの歯に負担がかかりません
- 装置の寿命が長いです
デメリット
- 保険が適用されません
- 治療後のメンテナンスが必須です
インプラントはこんな人におすすめ
インプラントには保険が適用されないため、治療費が従来法よりも高くなりますが、装置の寿命は長いです。顎の骨も痩せにくいことから、お口の健康を長期的に維持・増進したい人、他の歯を守りたい人にはインプラントを強く推奨できます。残った歯を削りたくない、入れ歯のようにズレたり、外れたりする装置は嫌だ、見た目が自然で本物の歯のようにしっかり噛める人工歯が欲しいという人にもインプラントはおすすめといえます。
※インプラント治療はガイドを作成するので計画通りに埋入できます
※現在、京セラとエールガイドでのコンビネーションのみ対応可能です
インプラント、ブリッジ、入れ歯の比較
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
---|---|---|---|
保険適用 | なし | あり | あり |
外科手術 | 必要 | 不要 | 不要 |
歯の切削 | 不要 | 必要 | 一部必要 |
治療期間 | 3~6ヵ月以上 | 1ヵ月程度 | 1ヵ月程度 |
治療費 | 高い | 安い | 安い |
見た目 | 極めて良い | 良い | 良い |
噛む力 | 天然歯の90%程度 | 天然歯の40%程度 | 天然歯の20%程度 |
骨の吸収 | 起こりにくい | 起こりやすい | 起こりやすい |
お手入れ | しやすい | しやすい | しにくい |
装置の寿命 | 10年以上 | 7~8年(保険) | 4~5年(保険) |
当院で使用するインプラント
当院では、国内でも長い歴史のある「京セラ FINESIA(ファインシア)」のインプラントを使用しております。
日本国内で開発・研究をおこなっている製品なので、日本人の骨格に合ったサイズや形状のものであることが特徴となっております。
豊富な実績もありますので、患者様一人ひとりに合ったインプラント治療をご提案いたします。

ガイドデント保証システム
当院では患者様に安心してインプラントをご使用いただけるように、10年間の保証期間を設けています。
もし引っ越しなどの理由でかかりつけ医に通えなくなってしまった場合でも、全国のガイドデント認定歯科医療機関であれば保証が有効となります。
また、認定歯科医院とは90以上におよぶ審査項目によって、一定水準以上のインプラント治療を遂行する能力を有することを保証機関から実証された歯科医療機関となりますので医院選びもご安心ください。
ただしこちらの保証を受けるには定期的なメインテナンスでご来院いただくことが条件となります。
骨が不足している場合のインプラント手術
インプラント手術を行うためには、インプラントをしっかりと固定し支えるための十分な骨量が必要です。
当院では、不足している骨を再生する手術も行っております。
ソケットリフト (上顎洞挙上術)
インプラントを埋め込む箇所に穴を開け、専用の器具で上顎洞底を押し上げるように真下から人工の骨補鎮材を挿入します。持ち上がった部分は、数ヶ月かけて骨になっていきます。
※インプラントを埋め込む箇所の垂直的な骨の量が5mm以上ある場合に行えます。
サイナスリフト (上顎洞底拳上術)
ソケットリフトが真下からアプローチするのに対し、横から粘膜を直接持ち上げ人工の骨補鎮材を挿入します。
骨が安定するまで数ヶ月ほど期間をおき、インプラントを埋入します。
※インプラントを埋め込む箇所の垂直的な骨の量が5mm以下の場合に行います。
GBR (骨誘導再生療法)
骨の量が不足し、インプラントが完全に骨の中におさまりきらず、インプラントの一部が骨の外側に露出してしまうことが予想される場合に人工膜(メンブレン)を覆い被せることで骨の再生を促します。
上下顎ともに行える治療法です。
※個人差はありますが、概ね4~6ヶ月で骨が再生されます。
当院ではCT撮影を行い、事前の精密検査で骨の状態を確認します。
検査の結果、手術を行うための骨量や歯肉が不足している場合に上記のような処置をご提案させていただきます。
他院でインプラント手術が難しいと診断された場合でも、当院で行える可能性がございますので、是非ご相談ください。
歯肉移植術
歯肉が弱っていたり薄くなっている場合に、上顎などから抵抗力のある丈夫な歯肉を、弱っている歯肉に移植する手術です。
CTG(結合組織移植)
上顎の内側(口蓋)から結合組織のみを採取し、弱っている歯肉の上皮と骨膜の間に結合組織を移植して歯肉を増やす治療です。
FGG(遊離歯肉移植)
上顎の内側(口蓋)の歯肉を切り取って、弱っている歯肉に移植して縫合する治療です。
インプラント治療の流れ
-
STEP
カウンセリング
インプラント治療の概要や手術の内容、治療にかかる期間や費用について詳しくご説明します。気になる点や不安に感じることがあれば遠慮なくお尋ねください。
-
STEP
精密検査・診断
口腔内診査やレントゲン撮影、CT撮影などを実施して、お口や顎の骨の状態を精密に調べます。その結果をもとに診断を下します。
-
STEP
治療計画の立案・説明
検査・診断の結果を踏まえ、患者様に最善といえる治療計画を立案します。治療内容で不明な点があればお気軽にご相談ください。患者様に心からご納得いただくまで、治療を開始することはありません。
-
STEP
インプラント手術(1次)
当院は基本的に1回法(1次のみ)となります。顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込む手術を行います。傷口は縫合しない方が多いですが、縫合した場合、糸で縫った状態で手術が終わります。入院の必要はありません。
-
STEP
治癒期間
人工歯根が顎の骨と結合するのを待つ期間です。骨がしっかりとしている下顎の場合は3ヵ月程度、上顎の場合は6ヵ月程度の期間を要します。上下ともに3ヶ月で補綴となります。
-
STEP
インプラント手術(2次)
当院ではほとんど2次はありませんが、2次出術を行う場合、人工歯根と上部構造(=人工歯)を連結するアバットメントを装着します。手術後はアバットメントがお口の中に露出した状態となります。
-
STEP
上部構造の製作・装着
人工歯に当たる上部構造を製作し、アバットメントに装着します。噛み合わせや装着感などを調整して問題がなければ、インプラント治療の完了です。
-
STEP
メンテナンス
インプラントは治療後のメンテナンスを定期的に受けることで、正常な状態を維持しやすくなります。インプラント保証を受けるためは、メンテナンスを継続的に受診する必要があります。
インプラント治療前・治療中・治療後の注意点
インプラント治療にはさまざまな注意点があります。ここではとくにインプラント手術前・手術中・手術後に焦点を当てて、注意すべき点を詳しくご説明します。
手術前の注意点
体調を整える
インプラント手術では、歯茎をメスで切開したり、顎の骨にドリルで穴を開けたりするなど、出血を伴う外科処置を行います。手術自体は10~15分程度で終わりますが、万全の体調で臨むことが求められます。手術前は疲れやストレスをため込まず、過度な運動も避けて、十分な睡眠をとるよう努めましょう。
喫煙、飲酒を控える
タバコの煙は、歯茎や顎の骨に悪影響を及ぼします。過度な飲酒も免疫力の低下などを招くため、インプラント手術前はできるだけ控えるようにしてください。
口腔ケアを徹底する
歯垢や歯石は細菌の温床となり、手術中の感染リスクを増大させるため、インプラント手術前は口腔ケアを徹底することが大切です。
手術中の注意点
リラックスすることが大切
インプラント手術の際には、必ず局所麻酔を施します。手術中に強い痛みを感じることはありませんので、その点はご安心ください。過度に緊張すると、全身状態に悪影響が及ぶおそれがあるため、リラックスすることが大切です。
手術中に起こり得るリスク
- 重要な血管や神経の損傷
- 上顎洞への穿孔
- ドリリングによる骨細胞に死滅
インプラント手術中には、こうしたリスクを伴いますが、適切な診断を下し、正しい治療計画を立てることで回避することが可能です。
手術後の注意点
安静に過ごす
インプラント手術後は傷口を刺激しないよう、安静に過ごしてください。喫煙・飲酒・激しい運動・熱い湯船に浸かることなどを避け、食事も噛まずに飲み込める食品を選ぶようにしてください。処方された抗菌薬、消炎鎮痛薬は歯科医師の指示通りに服用しましょう。
インプラント治療後の注意点
インプラント手術が終わり、上部構造も装着した後は、メンテナンスへと移行します。インプラントは天然歯よりも歯周病にかかりやすいため、定期検診やクリーニングを定期的に受ける必要があるのです。インプラントの歯周病である「インプラント歯周炎」を発症すると、顎の骨が破壊され、人工歯根を支えられなくなってしまうことから、十分な注意が必要です。
よくある質問
- インプラントは何年もちますか?
- 10年以上持つのが一般的です。インプラントには、「10年生存率」という有名な統計データがあり、人工歯根を埋め込んでから10年間、問題なくお口の中で機能し続けたケースが90%を超えています。過去には人工歯根を埋め込んでからお亡くなりになるまで40年間、インプラントを使い続けたケースもあり、治療後のケアとメンテナンスを徹底することで、その寿命は着実に伸びていきます。
- インプラントが虫歯になることはありますか?
- インプラントが虫歯になるリスクはゼロです。なぜなら、インプラントは歯根から歯冠まで、すべてが人工物で構成されているからです。しかし、インプラントを支えている歯茎や歯槽骨は生きている組織なので、不潔にしていると歯周病などの感染症にかかってしまいます。
- インプラントに年齢制限はありますか?
- 対象年齢に下限はあります。具体的には、18歳以下の方には原則としてインプラント治療を行うことが難しいです。インプラントは顎の骨にチタン製のネジを固定する治療であるため、歯や顎の骨の発育期に施術するのは望ましくないからです。ただし、成長期のお子様であっても例外的にインプラント治療を適応する場合もあります。ちなみに、インプラント治療に年齢の上限はありません。
- 健康保険はききますか?
- 保険は適用されません。インプラント治療は原則として自費診療となります。
- 医療費控除の対象になりますか?
- 医療費控除の対象となります。インプラントの手術費用だけでなく、精密検査の費用、上部構造の費用、交通費なども医療費控除の際に申請できます。詳細については、カウンセリングの時にお尋ねください。わかりやすくご説明します。