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銀歯は白くできるの?白くする方法と注意点

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「銀歯を白くしたい」と思っても、どうすればいいのか分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。近年では、見た目の美しさや金属アレルギーへの配慮から、銀歯を白くしたいと考える患者さまが年々増加しています。

この記事では、銀歯を白くする方法やメリット、注意点などを分かりやすく解説します。銀歯の見た目が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

銀歯とは

銀歯のクラウンのイメージ

銀歯とは、虫歯を治療したあとに使用される金属製の詰め物や被せ物のことを指します。金属製で耐久性が高く、保険が適用されることから広く活用されてきました。

以下に、銀歯のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

銀歯のメリット

銀歯が広く使われているのは、いくつかの利点があるためです。まず、強度に優れており、奥歯から前歯まで対応できる点が挙げられます。さらに、保険適用内で治療が行えるため、費用の面でも大きなメリットがあります。保険が適用されるため経済的負担を抑えられる点は、患者さまにとって大きな利点といえるでしょう。

銀歯のデメリット

銀歯は金属でできているため、審美性には限界があります。前歯など目立ちやすい場所に銀歯を装着すれば、天然歯との見た目の違いが目立つでしょう。

また、金属アレルギーのある方は、銀歯に含まれる金属によりアレルギー症状を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。

さらに、銀歯は飲食物の温度で膨張・収縮する特性があります。使用していて違和感を覚えるほどではないことがほとんどですが、膨張・収縮を繰り返すと天然歯との間に隙間が生じて二次虫歯が発生するリスクが高まります。

銀歯を白くする方法

銀歯をセラミックに換えたイメージ

基本的に、銀歯そのものを白くすることは不可能です。そのため、銀歯を取り外して別の素材に交換するという方法が一般的です。ここでは、銀歯を白くする場合に選ばれる素材について解説していきます。

コンポジットレジン

コンポジットレジンとは、歯科用プラスチック素材でできた白い詰め物のことです。セラミックと同じように見た目を白くすることができますが、セラミックと比較すると耐久性が劣ります。

また、変色しやすい素材のため、材料自体の黄ばみが気になる場合には2〜3年程度で再治療が必要とされています。歯ぎしりや食いしばりで強い力が加わると欠けたり割れたりする可能性もあるため注意が必要です。

保険が適用される素材なので、セラミック治療などと比較すると費用の負担を抑えられる点がメリットでしょう。

セラミック治療

セラミックという素材に詰め物や被せ物を変更することも可能です。いくつか素材の種類があるので、代表的なものをご紹介していきます。

オールセラミック

オールセラミックとは、陶材のみで作られた素材です。天然歯に近い色味や透明感があり、見た目が非常によく、前歯などの審美性を重要視する部位に使用されることが多いです。

ただし、素材の強度が高いとはいえ、金属と比べると衝撃に弱いといえます。そのため、奥歯などの強い力がかかる部位への使用は避けられる傾向があります。

ジルコニア

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれるほど、非常に硬く耐久性に優れているのが特徴です。奥歯などの強い力がかかる部分にも使用されます。

ただし、金属並みの硬さがあるため、噛み合う歯を傷つける可能性がある点には注意が必要です。

e-max

e-maxとは、ガラスセラミックを強化することで高い審美性と耐久性を実現した素材です。自然な質感、透明感のある見た目で、天然歯と見分けがつきにくいことが特徴で、耐久性も高く長期間使用できるとされています。

メタルボンド

メタルボンドは、内側に金属を使用し、外側にセラミックを使用した被せ物です。金属の強度を保持しつつ、外側を白くできる点がメリットです。

ただし、金属アレルギーが原因で銀歯を白い素材に変えたいと考えている方は、避けなければなりません。内側が金属なので、金属由来のトラブルのリスクをなくすことはできないためです。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックとは、セラミックとプラスチックを合わせた素材のことです。プラスチックが配合されているため、ほかのセラミック素材と比較すると劣化しやすいですが、その分費用が抑えられる傾向があります。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の表面を軽く削り、その上にセラミック製の薄いシェルを貼り付けて白くする方法です。主に前歯の見た目を整える目的で行われることが多く、変色した銀歯部分にも利用できる場合があります。

銀歯を白くすることのメリット

銀歯を白くすることのメリットを説明するイメージ

銀歯を白くすることには、見た目の改善を超えた多くのメリットがあります。ここでは、銀歯を白くすることで得られる代表的なメリットを詳しく解説します。

審美性の向上に直結する

銀歯を白くすると、見た目が大きく改善されます。特に、前歯や目立ちやすい場所に銀歯がある場合、白い歯との違和感が大きく、見た目が気になる方が多いのではないでしょうか。

銀歯を白くすることで、周囲の自然な歯との調和がとれ、見た目が整い自信を持って笑顔を見せられるようになるでしょう。

虫歯や歯周病の予防につながる

銀歯を被せたまま放置すると、時間の経過とともに金属が劣化して天然歯との間に隙間が生じることが多いです。この隙間に細菌が入り込んで虫歯が再発することがあります。また、汚れが溜まって歯茎が炎症を起こすケースも少なくありません。

銀歯をセラミックなどの白い素材に変えると、天然歯との隙間が生じにくくなるため、二次虫歯の予防にもつながる可能性があります。

金属アレルギーのリスクを軽減できる

銀歯を白い素材に変更するのは、見た目を改善するだけでなく、金属アレルギーのリスクを減らすという意味でもメリットがあります。金属を使用しないセラミックやジルコニアに替えることで、金属アレルギーの症状を防ぐことが可能です。

金属アレルギーの症状としては、手先に湿疹ができたり、目の周囲にかゆみが出たりといった症状が現れることがあります。お口の中の銀歯が金属アレルギーの原因になっている可能性もあるため、症状が出た場合には、銀歯の素材を変えることも重要な対応策です。

口腔ケアへの意識が高まる

銀歯の色が目立たなくなることで、笑うときや会話中に気持ちが楽になったという声も多くあります。見た目に自信を持てるようになると、丁寧に歯を磨く習慣がつき、ケアへのモチベーション向上にもつながります。

銀歯を白くする場合の注意点

銀歯を白くする場合の注意点を説明するイメージ

銀歯を白くする場合の注意点は、以下のとおりです。

費用負担が大きくなりやすい

セラミック治療やラミネートベニアには、保険が適用されません。このため、銀歯での治療よりも高額になるケースが多いです。素材によって費用は異なりますが、1本あたり10万円ほどになることもあるでしょう。

このため、予算も考慮して治療を検討する必要があります。

歯を削ることがある

銀歯を白くしたい場合、銀歯を外して別の素材に変更しなければなりません。しかし、銀歯を外した後、そのままの歯の状態で次の素材を装着できるわけではありません。

銀歯を外した後は、歯を削って土台の形を整える必要があります。健康状態に問題がない歯であっても削らなければならない点は、理解しておきましょう。

定期的なメンテナンスが必要

銀歯を白くした後も、定期的なメンテナンスが必要です。セラミックは耐久性が高く二次虫歯のリスクが低いとされていますが、適切にメンテナンスを続けなければさまざまなトラブルにつながる可能性があります。

3〜6ヶ月ごとに検診を受けるよう指示されることが多く、これを守らなければ寿命が短くなる可能性もあります。

まとめ

笑顔の女性

銀歯は、虫歯治療で一般的に使用される金属製の詰め物・被せ物ですが、その色味が気になるという方も多くいらっしゃいます。銀歯を白くする方法はいくつかあり、主にセラミック治療やラミネートベニアといった方法が挙げられます。

これらの方法には、見た目を自然に整えられるというメリットがある一方で、デメリットもあるため慎重に検討しなければなりません。

銀歯を白くしたいとお考えの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

予防歯科とは?行う内容やメリットも解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯医者と聞くと、痛くなってから行く場所と思われがちですが、最近では予防のために通うという考え方が広まりつつあります。

予防歯科は、虫歯や歯周病といった口の中のトラブルが起こる前に対策を講じることで、生涯にわたって健康な歯を保つことを目的としています。定期的な検診やクリーニング、フッ素塗布などを通して、治療ではなく予防を重視することが、将来の健康への第一歩となります。

本記事では、予防歯科とは何か、どのようなことをするのか詳しく解説します。虫歯や歯周病を予防したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

予防歯科とは

予防歯科について紹介する女性

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口腔内疾患が発生する前に、事前に予防処置を行うことで、健康な歯と歯茎を保つことを目的とした歯科医療の一分野です。

従来の歯科治療は、虫歯になってから削って詰める、歯周病になってから治療を行うという考えが中心でした。

しかし、予防歯科はその逆で、病気にならないようにすることが基本的な考え方です。

予防歯科では、歯科医院で行う専門的なケアと、日々の自宅でのセルフケアを組み合わせて、虫歯や歯周病の発症リスクを低下させます。また、年齢を問わずすべての人が対象となるのも特徴で、乳幼児から高齢者まで、そのライフステージに応じた予防方法が用意されています。

結果として、歯を長く健康に保つことができ、将来的な健康寿命の延伸にもつながります。

予防歯科で行うこと

歯科医院のブラッシング指導の様子

ここでは、歯科医院で実際に受けられる予防処置について説明します。

歯石除去(スケーリング)

スケーリングとは、歯の表面や歯と歯茎の間に付着した歯石を専用の器具で取り除く処置のことです。

歯石はプラーク(歯垢)が石灰化して硬くなったもので、一度できると自宅の歯磨きだけでは取り除くことができません。歯石が蓄積すると、歯周病の原因になりやすく、放置すれば歯を支える骨を溶かす恐れもあります。

スケーリングは、痛みがほとんどなく短時間で終了する処置です。定期的に歯石を除去することで、歯周病のリスクを低減し、歯茎の健康を守ることが可能になります。

クリーニング(PMTC)

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、歯科医師や歯科衛生士が専門の器具を使って行う歯のクリーニングです。通常のブラッシングでは落としきれない汚れやバイオフィルムを除去することができ、虫歯や歯周病の予防に高い効果があります。

特に歯と歯の間、歯の裏側、歯茎との境目など、磨き残しが多い部位を丁寧に清掃するため、口腔内が清潔に保たれ、爽快感も得られます。また、歯の表面が滑らかになり、汚れがつきにくくなる効果も期待できます。

フッ素塗布

フッ素塗布は、虫歯予防に非常に効果的な処置です。フッ素には、歯の再石灰化を促進し、初期虫歯の進行を防ぐ作用があります。また、歯質を強化し、虫歯菌の活動を抑制する働きもあります。

特に子どもや、虫歯になりやすい方には定期的なフッ素塗布が推奨されます。市販の歯磨き粉にもフッ素が含まれているものがありますが、歯科医院で使用するフッ素は濃度が高く、より高い効果が期待できます。

ブラッシング指導

正しい歯磨き方法を身につけることは、虫歯や歯周病の予防の基本ともいえます。歯科医院では、個々の歯並びや磨き残しやすい部位を考慮しながら、ブラッシング指導を行います。

自己流の歯磨きでは、どうしても磨き残しが生じて、それが虫歯や歯周病の原因になることがあります。正しい力加減や歯ブラシの動かし方を学ぶことで、日々のケアの質が向上し、長期的な口腔内の健康維持に役立ちます。

予防歯科のメリット

予防歯科のメリットのイメージ

ここからは、予防歯科の主なメリットについて解説します。

虫歯や歯周病の予防につながる

予防歯科の最大の目的は、虫歯や歯周病を予防することにあります。定期的に歯科医院を受診することで、目に見えない初期の異変を早期に発見し、軽度のうちに対応することが可能です。

また、専門的なクリーニングやフッ素塗布などを併用することで、日常のセルフケアでは不十分な部分を補うことができ、口腔内のトラブルを未然に防ぐ体制が整います。

経済的負担を軽減できる

一見すると、定期的な通院には費用がかかるように思えるかもしれません。

しかし、虫歯や歯周病が進行してからの治療は、通院回数や治療費がかさみ、結果的に大きな出費につながることが多いです。

予防歯科では、軽度のケアを継続することで、重症化を防ぎ、高額な治療を必要としない状態を維持できます。結果として、長期的に見れば経済的な負担を抑えることができるのです。

生活の質(QOL)が向上する

口の中の健康が保たれていると、食事を美味しく味わえたり、人と自信を持って会話できたりと、日常生活を快適に過ごせるようになります。

予防歯科により虫歯や歯周病を未然に防ぐことで、痛みや不快感、治療によるストレスから解放され、心身ともに健康な状態を保つことが可能です。歯を失うことなく噛む力を維持できれば、体の健康にも良い影響があり、結果として生活の質(QOL)の向上につながります。

全身の健康維持につながる

近年、歯周病と糖尿病、心疾患、誤嚥性肺炎といった全身疾患との関連が明らかになってきました。口腔内の細菌が血流を通じて全身に広がることで、健康に悪影響を及ぼすことがあるのです。

予防歯科で口腔内を清潔に保つことは、これらの全身疾患の予防にもつながります。特に高齢者にとっては、口腔ケアが健康寿命を延ばす鍵になるともいえるでしょう。

虫歯や歯周病を予防するために自宅でできること

歯間ブラシでケアをする口元のアップ

歯科医院での予防処置とあわせて、自宅でもしっかりケアを行うことが重要です。毎日の積み重ねが、口腔内の健康維持に大きく影響します。ここでは、虫歯や歯周病を予防するために自宅でできることについて解説します。

正しい方法でブラッシングを行う

最も基本的で効果的な予防方法は、毎日の歯磨きです。

しかし、ただ磨くだけではなく、正しい方法で行うことが重要です。歯ブラシの角度は45度を意識し、歯と歯茎の境目をやさしく小刻みに動かしましょう。力を入れすぎると歯茎を傷つける恐れがあるため、やさしい力で磨いてください。

また、1日2回以上、1回あたり3分以上かけて丁寧に磨くことが推奨されています。

歯間ケアを徹底する

歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間には、歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病の原因になります。こうした部分のケアには、デンタルフロスや歯間ブラシの活用が効果的です。

フロスは歯と歯がぴったりくっついている場所の汚れを取り除くのに向いており、歯間ブラシは歯と歯の間に少しすき間がある場合に使いやすい道具です。それぞれの場所に合った道具を選ぶことで、よりしっかりと汚れを落とすことができます。

フッ素入り歯磨き粉を活用する

フッ素には歯を強くし、酸に対する抵抗力を高める働きがあります。市販の歯磨き粉にもフッ素が配合された製品が多く、日常のケアに取り入れることで虫歯の予防効果が期待できます。

使用後は軽く口をすすぐことで、フッ素の効果をより長く歯に留めることができます。歯科医院で行われるフッ素塗布とあわせて、家庭でもフッ素ケアを習慣にすると安心です。

食生活の見直す

食事の内容や時間帯は、虫歯や歯周病のリスクに大きく関係しています。特に、糖分を多く含む食品や飲料を頻繁に摂取すると、口の中が酸性になり、歯の表面が溶けやすくなります。

間食の回数を減らし、バランスの良い食事を意識することが大切です。また、よく噛んで食べることで唾液の分泌が促され、自然な洗浄作用が働きます。規則正しい食生活は、口腔内の健康を保つうえで欠かせません。

まとめ

歯磨きをして虫歯予防をする女性

予防歯科は、歯が痛くなってからではなく、痛くならないために行う医療です。

歯科医院での定期的なケアと自宅での正しいセルフケアを組み合わせることで、虫歯や歯周病を未然に防ぐことができます。また、予防歯科は単に口腔内のトラブルを防ぐだけでなく、医療費の削減、生活の質の向上、さらには全身の健康維持にもつながる重要な役割を果たします。

自分自身の歯をできるだけ長く保つためには、早い段階から予防意識を持つことが大切です。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

親知らずに痛みが?放置するリスクと対処方法

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

奥歯の奥にうずくような痛みを感じたことはありませんか。それは、親知らずが原因かもしれません。親知らずは、10代後半から20代にかけて生えてくることが多い歯で、トラブルを引き起こしやすいことで知られています。

特に、痛みを伴うケースでは、虫歯や炎症、噛み合わせの問題など、さまざまな要因が関係していることが少なくありません。さらに、痛みを放置することで症状が悪化し、周囲の健康な歯や顎にまで悪影響を及ぼすこともあります。

今回は、親知らずによる痛みの原因やリスク、そして痛みがあるときの対処法について、わかりやすく解説していきます。

親知らずとは

レントゲン写真で親知らずを指で示すイメージ

親知らずとは、第三大臼歯と呼ばれる奥歯のことを指します。多くの場合、10代後半から20代前半にかけて生えてくる歯で、上下左右に1本ずつ、最大で4本あります。

ただし、生え方には個人差があり、正常にまっすぐ生える人もいれば、斜めや横向きに生えてくる人もいます。また、顎の大きさや歯列のスペースの関係で、生えきらないまま歯ぐきの中に埋まっていることもあります。

親知らずはその特異な生え方や位置により、トラブルの原因になることが多く、特に痛みを感じる場合には、何らかの問題が発生している可能性が高いといえます。

親知らずが痛む原因

親知らずが痛む原因の智歯周囲炎のイメージ

親知らずに痛みがある場合、いくつかの原因が考えられます。

虫歯

親知らずは口の奥にあり、歯ブラシが届きにくい場所に生えています。そのため、食べかすや歯垢が残りやすく、虫歯になりやすいのが特徴です。また、隣の歯との間に汚れが溜まりやすく、気づいたときには虫歯が進行していることもあります。

虫歯が神経にまで達すると、冷たいものや甘いものを口にしたときにしみるだけでなく、ズキズキとした強い痛みを引き起こすことがあります。

智歯周囲炎

智歯周囲炎は、親知らずの周囲の歯ぐきに炎症が起こる状態を指します。特に、歯が半分だけ出ている親知らずにみられることが多いです。

歯と歯ぐきの間に細菌が入り込むと、腫れや痛みが現れ、口を開けづらくなることもあります。炎症がひどくなると、飲み込むときに違和感を覚えたり、顎のリンパが腫れたりすることもあるため、早めに対処することが大切です。

噛み合わせの不調

親知らずが斜めに生えていたり、ほかの歯としっかり噛み合っていなかったりすると、噛み合わせにズレが生じることがあります。

このズレによって、歯ぎしりや食いしばりが強くなり、顎の関節や筋肉に負担がかかることがあります。その結果、歯の痛みだけでなく、顎の違和感や頭痛につながるケースもあるでしょう。

親知らずの位置や向きは噛み合わせに大きな影響を与えるため、専門的な診断が必要です。

抜歯後の炎症

親知らずを抜いたあとに痛みが続く場合、ドライソケットと呼ばれる状態が原因となっていることがあります。これは、抜歯した部分に血のかたまりがうまくできず、骨が露出したままになることで強い痛みを引き起こすものです。

通常の抜歯後よりも痛みが激しく、数日後に突然痛みが強くなるのが特徴です。また、抜歯後の口腔内が清潔に保たれていない場合には、細菌が入り込んで炎症を起こすこともあるため、術後のケアが非常に重要です。

親知らずの痛みを放置するリスク

親知らずの痛みを放置するリスクを説明するイメージ

親知らずの虫歯や智歯周囲炎は、自然に治ることはありません。痛みがあるにも関わらず、適切な治療を受けずに放置すると、虫歯が神経にまで進んで強い痛みや膿が出るようになり、日常生活に影響を及ぼすことがあります。

また、智歯周囲炎が悪化すると、顎の骨や頬にまで炎症が広がり、顔が腫れたり、発熱を伴ったりすることもあります。重症化すると外科的処置が必要になるケースもあるため、初期の段階での対応が重要です。

親知らずに痛みがあるときの対処方法

親知らずの痛みを抑えるために鎮痛剤を服用するイメージ

親知らずに痛みを感じたときは、症状を悪化させないための行動が大切です。日常生活のなかでできる対処を知っておくことで、つらさを軽減しやすくなります。

口腔ケアを徹底する

親知らずの周囲は汚れが溜まりやすく、炎症が起こりやすい場所です。

歯ブラシだけでなくワンタフトブラシを使って、歯と歯ぐきの境目を意識しながら丁寧に磨くことで、細菌の増殖を抑えられます。加えて、デンタルフロスや歯間ブラシ、うがい薬を併用すると清潔な状態を保ちやすくなります。強くこすらず、やさしい力で行うことがポイントです。

鎮痛剤を服用する

親知らずの痛みが強く、日常生活に支障をきたしているときは、市販の鎮痛薬を使って痛みを和らげる方法があります。短期間であれば、応急的な対応として有効ですが、これは根本的な治療ではありません。

痛みが落ち着いても原因が残っている可能性があるため、症状が続く場合や繰り返す場合は、できるだけ早く歯科医院を受診することが重要です。薬を使う際は、用法・用量を守り、体調に不安がある場合は薬剤師や歯科医師に相談しましょう。

冷やす

頬が腫れていたり、熱を持っている感じがあったりする場合には、外側から冷やすことで痛みが和らぐことがあります。保冷剤や冷たいタオルを頬に当てると、炎症が落ち着きやすくなります。

冷やす時間は15〜20分程度を目安にし、冷やしすぎないよう注意しましょう。直接肌に当てず、タオルなどで包んで使用すると安心です。

食事を工夫する

親知らずが痛むときは、食べるものにも気をつける必要があります。硬いものや噛みにくいもの、刺激の強い料理は痛みを悪化させることがあります。

そのため、やわらかくて温度がほどよい食べ物を選ぶと、負担をかけずに食事がしやすくなります。たとえば、おかゆやうどん、スープ、プリンなどは痛みを感じにくく、飲み込みやすいものです。

また、痛みのある側ではなく、反対側で噛むように意識すると楽になります。食後はやさしくうがいをして、清潔な状態を保つようにしましょう。

歯科医院を受診する

親知らずの痛みが続いたり、腫れが引かなかったりする場合は、早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。

歯科医院では口の中の状態を詳しく確認し、必要に応じてレントゲンを撮って原因を調べます。炎症がある場合には、薬で症状を抑えたり、洗浄や処置を行ったりすることで改善を図ります。

自己判断で様子を見るだけでは、症状が悪化することもあるため、専門的な視点から適切な対応を受けることが安心につながります。

親知らずに痛みがあるときは抜歯が必要?

親知らずを抜歯するイメージ

親知らずが痛む場合、必ず抜歯が必要というわけではありません。

ただし、痛みが継続したり、炎症や感染が繰り返されたりする場合は抜歯が検討されます。痛みや腫れ、周囲の歯や歯ぐきへの影響が強いと、抜歯によって根本的な原因を取り除く必要があります。

また、歯が横向きに生えていたり、周囲の歯を押していたりするような状態では、将来的なトラブルを防ぐために抜歯が勧められることがあります。歯科医師はレントゲンや診察を通じて総合的に状態を評価し、抜歯の必要性や時期を決めます。

親知らずに痛みや違和感があるときは、早めに歯科医師に相談することが大切です。

まとめ

親知らずの痛みを解消して笑顔の女性

親知らずの痛みには、虫歯や炎症、噛み合わせの乱れなど、いくつかの原因が関係しています。

親知らずは一番奥に生えてくるため、歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすいのが特徴です。そのため、トラブルが起こりやすい歯ともいえます。痛みをそのままにしていると、炎症が広がったり、隣の歯に悪影響を及ぼしたりすることもあるため、早めの対応が大切です。

痛みがあるときは、セルフケアや応急処置で一時的に対応しつつ、できるだけ早く歯科医院で診てもらうことが大切です。抜歯が必要かどうかは、歯の状態やリスクを専門的に判断する必要があります。違和感や痛みがあるときは、早めに歯科医院で相談しましょう。

親知らずの痛みにお悩みの方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

子どもの出っ歯はどうして起こるの?放置するリスクや治療法も

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

子どもの出っ歯は見た目だけでなく、発音や噛み合わせ、口元の機能にまで影響を及ぼす可能性がある歯並びです。最近では、低年齢のうちから歯科矯正を検討する家庭も増えており、出っ歯の早期発見と予防への関心が高まっています。

出っ歯は遺伝だけでなく、日常生活における癖や習慣、呼吸の仕方などが原因となることもあります。

今回は、子どもが出っ歯になる主な原因、放置によるリスク、治療法について詳しく解説していきます。お子さんの歯並びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

出っ歯とは

出っ歯の女の子

出っ歯とは、上の前歯が下の前歯よりも大きく前に突き出ている状態のことを指します。

専門的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼ばれ、歯だけが前に出ている場合と、上あごの骨自体が前に出ている場合があります。口が閉じにくくなったり、前歯が目立ったりするため、気にするお子さんも少なくありません。

軽度の出っ歯であれば日常生活に大きな支障がないこともありますが、状態が進むと、発音がしづらい、食べ物をうまく噛めないといった問題が出てくることもあります。また、上下の歯の噛み合わせが悪いまま成長すると、顔のバランスやあごの発達に影響を及ぼすことがあります。

子どもが出っ歯になる原因

指しゃぶりをする女の子

子どもの出っ歯には、生まれつきの要素と、日常生活のなかの癖や習慣が関係しています。原因を正しく理解することで、早めの対策や予防につなげることができます。

遺伝

出っ歯の原因のひとつに遺伝があります。両親が出っ歯である場合、骨格や歯の大きさ、歯並びの特徴が子どもにも似ることがあります。

たとえば、上あごが大きく下あごが小さいと、前歯が前に出やすくなります。また、歯が大きくてあごのスペースが足りないと、歯が前にずれて並ぶようになり、結果的に出っ歯になることがあるのです。

こうした骨格の特徴は、成長とともに目立ちやすくなるため、気になる場合は歯科医院で定期的にチェックしてもらうことが大切です。

口周りの悪習慣

日常のちょっとした癖が出っ歯の原因になることもあります。

代表的なのは、指しゃぶりや舌で前歯を押す癖です。これらの癖が長く続くと、前歯に力がかかり、少しずつ歯が前に動いていくことがあります。また、唇を噛む、口を開けたままにする習慣も、前歯に影響を与える要因です。

これらの癖は、無意識に繰り返されることが多いため、保護者の方が気づいた段階で優しく声をかけたり、必要に応じて歯科医師に相談したりすることが重要です。

口呼吸

鼻で呼吸せず、口で呼吸する口呼吸も出っ歯の原因となることがあります。鼻づまりやアレルギーなどで口呼吸が続くと、舌の位置が下がり、上あごが成長しにくくなります。その結果、歯が正しい位置に並びにくくなり、前歯が前方に出やすくなるのです。

また、口をぽかんと開けている状態が続くと、唇の力が弱まり、前歯を押さえる力が不足して、前方へずれる原因になります。鼻呼吸ができているかどうかを日常的に確認することも、出っ歯を予防するうえで重要です。

出っ歯を放置するリスク

出っ歯を放置するリスクのイメージ

出っ歯をそのままにしておくと、見た目だけでなく、日常生活や将来の健康にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。以下に、特に注意すべきリスクをご紹介します。

発音や咀嚼がしにくくなる

出っ歯によって上下の前歯が噛み合わないと、発音が不明瞭になったり、食べ物を噛み切るのが難しくなったりすることがあります。

特にサ行やタ行などの音は、舌や歯の位置が正確でないときれいに発音できません。また、噛み合わせが悪いことで食べ物をうまくすりつぶすことができないと、消化不良の原因になります。

見た目がコンプレックスになる

前歯の突出が目立つと、本人が見た目を気にするようになることがあります。

特に思春期に入ると、周囲の目を気にする年頃になるため、自分の口元にコンプレックスを感じることが精神的な負担になる場合があります。人前で笑うことを避けたり、口元を手で隠したりする行動が見られることもあるでしょう。

こうした心理的影響は、自己肯定感や人間関係にも関わってくるため、保護者の方の理解とサポートが重要です。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

出っ歯の状態では、歯が前に出ていたり重なっていたりするため、歯と歯の間や歯ぐきのまわりに汚れがたまりやすくなります。歯ブラシの毛先が届きにくい部分も増えるため、丁寧に磨いているつもりでも磨き残しが出やすくなります。

その結果、虫歯や歯ぐきの炎症が起こりやすくなるのです。特に子どもは細かい部分まで意識して磨くことが難しいため、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。

前歯を損傷しやすくなる

出っ歯のように前歯が前方へ突き出ていると、転んだり顔をぶつけたりしたときに、前歯に強い衝撃が加わりやすくなります。とくに子どもは活発に動くことが多いため、遊んでいる最中やスポーツ中のケガによって、前歯が欠けたり折れたりするリスクが高くなるのです。

前歯をぶつけると、見た目の問題だけでなく、歯の根や神経にダメージが生じることもあり、治療に時間がかかるケースもあります。こうしたケガを防ぐためにも、歯並びを整えることは重要です。

子どもの出っ歯を治療する方法

出っ歯を矯正する子供の口元

子どもの矯正治療は大きく1期治療と2期治療に分かれており、それぞれに目的と方法があります。

1期治療

1期治療は、主に6歳から10歳ごろの間に行う矯正治療で、乳歯と永久歯が両方生えている時期に始めます。

この段階では、歯そのものを大きく動かすのではなく、あごの成長をコントロールすることが主な目的です。たとえば、上あごが狭いことで出っ歯になっている場合には、あごを広げる装置を使ってスペースをつくります。

また、指しゃぶりや舌のクセが原因となっているときは、専用の装置やトレーニングで改善を目指します。1期治療を行うことで、歯やあごが正しい位置に育つように導くことができ、のちの本格的な矯正治療が必要なくなったり、期間が短くなったりすることがあります。

2期治療

2期治療は、すべての永久歯が生えそろったあとに行う矯正治療で、主に中学生以降が対象となります。この治療では、矯正装置を使用して、歯を細かく動かして整えていきます。

具体的には、固定式の装置を使用するワイヤー矯正や取り外し可能な透明な装置を使用するマウスピース矯正で、歯を少しずつ理想的な位置に動かしていきます。

出っ歯の場合は、前に出ている上の前歯をゆっくりと正しい位置に戻していくように調整します。治療期間は個人差がありますが、一般的には1年半から3年ほどかかることが多いです。見た目を整えるだけでなく、食べやすさや発音のしやすさも改善できる点が大きなメリットです。

子どもが出っ歯になるのを防ぐためには

出っ歯になるのを防ぐために検診を受ける様子

出っ歯は遺伝だけでなく、日常の癖や生活習慣によっても起こることがあります。早いうちから気をつけることで、歯並びの乱れを防ぎやすくなります。ここでは、家庭で取り組める具体的な予防方法をご紹介します。

悪い癖を改善する

指しゃぶりや舌で前歯を押すクセ、口をぽかんと開けたままの状態は、前歯に負担をかけ、出っ歯の原因になることがあります。これらのクセは、小さい頃から続けていると、あごの成長や歯の位置に影響を与える可能性があります。

お子さんが無意識に行っている場合もあるため、保護者の方が声がけをするなどして改善を促すことが大切です。

食生活と咀嚼の習慣を見直す

やわらかいものばかりを食べていると、あごの筋肉がしっかり使われず、あごの発達が不十分になることがあります。その結果、歯並びに影響が出ることもあるため、日ごろからよく噛んで食べる習慣を身につけることが大切です。

たとえば、根菜類や繊維の多い野菜、噛みごたえのある食材を積極的に食事に取り入れるとよいでしょう。また、食べる姿勢も重要です。猫背にならないように椅子の高さや机の位置を調整し、正しい姿勢で食事ができるよう意識することも予防につながります。

定期的な検診で早期発見・早期対応

子どもの歯並びや噛み合わせの変化は、日常生活のなかでは気づきにくいことがあります。

定期的に歯科医院で検診を受けることで、出っ歯の兆候や口の使い方のクセを早い段階で見つけることができます。早めに対応することで、治療の選択肢が広がり、負担の少ない方法で改善が目指せる場合もあります。

また、歯科医院で正しい歯みがきの方法や、あごや口の成長を助ける生活習慣についてのアドバイスを受けられることも、予防につながる大きなメリットです。

まとめ

出っ歯を治療して笑顔を見せる女の子

子どもの出っ歯は、見た目の印象だけでなく、話し方や食べ方、歯の健康にも関わる大切な問題です。遺伝だけでなく、指しゃぶりや口呼吸など、日常のクセや生活習慣が原因になることもあります。

出っ歯は早く気づいて対応することで、無理のない方法で改善できる可能性があります。お子さんの成長を見守りながら、気になることがあれば歯科医院で相談し、定期的な検診で変化を見逃さないようにしましょう。

小児矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

大人でも受け口は矯正できる?放置するリスクと治療法、費用を解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

受け口とは、下の歯が上の歯より前に出ている歯並びです。大人になってから受け口に気づいた方や、以前から気になっていたものの治療に踏み切れずにいる方も少なくないでしょう。矯正治療は子どもがするものというイメージがある方もいるかもしれませんが、大人になってからでも矯正は可能です。

この記事では、大人の受け口を放置するリスクと治療法について解説します。治療にかかる費用や期間の目安についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

受け口とは

受け口

受け口とは、上下の歯を噛み合わせたときに、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている噛み合わせの状態を指します。歯科用語では、反対咬合や下顎前突とも呼ばれ、正常な噛み合わせとは逆の位置関係になっているのが特徴です。

受け口は見た目の問題だけでなく、食べ物が噛みにくくなったり、発音がしにくくなったりといった機能的な問題も引き起こします。また、上下の歯が噛み合わずに歯や顎に過度な負担がかかり、頭痛や肩こりの原因になることもある歯並びです。

受け口になる原因

三個積み上げたクエスチョンマークが描かれたブロック

受け口は骨格や歯並び、日常の習慣など、複数の要因が重なって生じることが多いです。ここでは、受け口の主な原因について解説します。

骨格の問題

受け口の原因として多いのが、上下の顎の骨格バランスの問題です。下顎が上顎よりも大きい、あるいは上顎の成長が不足している場合、下の歯が前に出やすくなります。

骨格性の受け口は、親から顎の骨や歯の大きさなどが遺伝した結果であることも少なくありません。成長期には顎の発育をコントロールする矯正治療が行われることがありますが、大人の場合は顎の成長が止まっているため、治療方法が限られる可能性があります。

歯並びの問題

顎の骨格に大きな問題がなくても、歯の生え方や傾きによって受け口になることがあります。たとえば、上の前歯が内側に傾いて生えていたり、下の前歯が外側に傾いていたりすると、噛み合わせが逆転しやすくなるのです。

歯並びが原因の受け口は、矯正治療によって改善できるケースが多い傾向にあります。歯の位置を整えることで、見た目だけでなく噛み合わせの機能も改善が期待できます。

習慣や癖

日常生活の中の習慣や癖も、受け口の原因になることがあります。下顎を前に突き出す癖や、舌で下の前歯を押す癖、口呼吸などが続くと、歯や顎に持続的な力がかかって噛み合わせに影響を及ぼすことがあるのです。

こうした癖は、子どもの頃から無意識に続いている場合も多く、大人になってから受け口が悪化する一因になり得ます。

大人の受け口を放置するリスク

大人の受け口を放置するリスクのイメージ

受け口は、子どものうちに治療したほうが良いと聞いたことのある方もいるかもしれません。成長段階にある子どもであれば、骨格の成長を利用した治療が可能です。

しかし、大人になってから受け口を気にするようになった方や、改善が必要だと感じた方も多いのではないでしょうか。大人の受け口は治療が遅れることが多く、放置するとさまざまなリスクが生じることがあります。

ここでは、受け口を放置した場合に起こりうるリスクについて解説します。

噛む機能に影響する

受け口では、上下の歯が正しく噛み合わないため、食べ物を効率よく噛み砕くことが難しくなります。前歯で食べ物を噛み切りにくく、奥歯にも偏った負担がかかりやすい状態です。

噛む回数が減ったり、片側だけで噛む癖がついたりすると、消化不良を起こしやすくなるほか、顎や顔の筋肉のバランスが崩れる原因にもなります。

顎関節に負担がかかる

噛み合わせがずれている状態が続くと、顎関節に過度な負担がかかります。受け口の場合、無意識のうちに顎を前に出す動きを繰り返しているケースもあり、顎関節や周囲の筋肉にストレスが蓄積されやすいです。

その結果、口を開けにくい、顎がカクカク鳴る、顎やこめかみに痛みを感じるなど、顎関節症の症状が現れることがあります。症状が進行すると、日常生活に支障をきたすケースもあるでしょう。

虫歯・歯周病のリスクが高まる

大人の受け口を放置するリスクとして、虫歯や歯周病になりやすいという点も挙げられます。まず、受け口の場合、歯並びが乱れていて磨き残しが多くなりやすいです。特に、前歯や奥歯の付け根、歯と歯の間などには、プラークや食べかすがたまりやすく、虫歯・歯周病のリスクが高まります。

さらに、受け口だと口呼吸になりやすく、口腔内が乾燥しやすくなります。唾液にはプラークを洗い流したり、細菌の増殖を抑えたりする役割があります。唾液が少ないと虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

コンプレックスになる

受け口は口元の印象に影響しやすく、横顔や笑ったときの見た目が気になる方も多いです。大人になるにつれて、写真を撮るのを避けたり、人前で口を大きく開けるのをためらったりするなど、心理的な負担につながることがあります。

見た目のコンプレックスは、年齢とともに強くなることもあり、自己肯定感の低下にもつながりかねません。

コミュニケーションに悪影響を及ぼす

受け口は、発音に影響を与える場合があります。特にサ行やタ行などの発音が不明瞭になりやすいです。人に聞き返されることが増えると、会話に苦手意識を持つようになることもあるでしょう。

また、口元を気にして笑顔を控えると、相手に消極的な印象を与える可能性もあります。こうした影響が積み重なることで、仕事やプライベートでのコミュニケーションに支障を感じる方もいるかもしれません。

大人の受け口を矯正する方法

ワイヤー矯正中の受け口の女性の口元

大人の受け口は、原因や重症度に応じていくつかの治療方法があります。見た目の改善だけでなく、噛み合わせや顎への負担を考慮して治療法を選択することが重要です。

ここでは、大人の受け口を矯正する方法を解説します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着し、ワイヤーで力をかけることで歯を動かしていく治療法です。歯のねじれの改善や大幅な移動など、多くの症例に対応できます。

ただし、歯の表面にワイヤーを装着するため、口を開けたときに装置が目立ちやすい点はデメリットです。歯の裏側にワイヤーを装着する方法もありますが、費用が高額になる傾向にあります。

また、装置と歯の間に食べ物が挟まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなりやすいです。硬い食べ物や粘着性の強い食べ物で装置が壊れる可能性があるため、食事の内容に注意する必要があります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを段階的に交換しながら歯を動かす治療法です。装置が目立ちにくいことから、日常生活への影響を抑えたい大人の方に選ばれています。

また、食事や歯磨きの際には取り外しができるため、お口の中を清潔に保ちやすい点や、食べ物の制限を受けにくい点もメリットです。

ただし、ワイヤー矯正に比べて、対応できる症例が限られる傾向にあります。たとえば、骨格的なずれが大きい場合や、歯を大きく移動させる必要がある場合など、症例によっては、ワイヤー矯正や外科的矯正を検討することもあります。

そのほか、マウスピースを外している時間が長くなると歯の移動が進まず、治療期間が延びたり、期待したような結果が得られなかったりするのも注意点です。基本的に1日20時間以上は装着できるよう、自己管理が求められます。

外科的矯正治療

受け口の原因が顎の骨格に強く関係している場合には、外科手術を併用した外科的矯正が検討されることがあります。手術によって顎の骨の位置を調整し、ワイヤー矯正やマウスピース矯正で歯並びを整える方法です。

外科的矯正は、見た目の改善効果が大きく、噛み合わせや顎関節への負担を根本的に改善できる可能性があります。ただし、治療の際には入院や手術が必要です。身体的・精神的な負担や治療期間について十分な説明を受け、慎重に検討しましょう。

大人の受け口を矯正するのに必要な費用

大人の受け口を矯正するのに必要な費用のイメージ

受け口を含む歯列矯正の費用は、装置の種類や治療範囲により異なります。ワイヤー矯正の場合は60〜150万円程度、マウスピース矯正の場合は60〜120万円程度が相場です。

前歯のがたつきのみ整えるなど、軽度な歯並びの乱れであれば費用を抑えられますが、歯列全体や噛み合わせを整える場合は治療期間が長くなり、費用も高額になる傾向にあります。

大人の受け口を矯正するのにかかる期間

大人の受け口を矯正するのにかかる期間のイメージ

治療にかかる期間は、症状の程度や使用する装置によって変わりますが、1年半〜3年程度が目安です。軽度の症状であれば1年〜1年半ほどで改善が見込めるケースもありますが、骨格的な問題がある場合は2年半〜3年ほどかかることもあるでしょう。

また、治療後には後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)が必要です。歯並びの状態によって異なりますが、歯を動かすのにかかった期間と同程度、もしくはそれ以上リテーナーをしなければなりません。

実際の治療期間は個人差があるため、歯科医師に確認し、納得したうえで治療を受けましょう。

まとめ

大学のキャンパスで笑顔で振り返る男性

大人の受け口は、骨格や歯並び、日常の癖などが原因となって起こります。放置すると、噛む機能の低下や顎関節への負担、虫歯・歯周病のリスク増加、見た目のコンプレックスなど、さまざまな問題につながる可能性があります。

大人になってからでも、ワイヤー矯正やマウスピース矯正、症例によっては外科的矯正によって受け口を改善することは可能です。費用や治療期間は方法や症状の程度によって異なりますが、見た目だけでなく機能面の改善も期待できます。

受け口が気になっている場合は、まずは歯科医院で相談し、現在の状態や治療の選択肢を知ることが大切です。歯並びや噛み合わせを改善できれば、将来のお口の健康を守ることにもつながるでしょう。

受け口の矯正を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

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