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成人の歯並び矯正ガイド|治療方法・費用・リスクと選び方を徹底解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

大人になってからでも歯並びを整えたいと考えるものの、「どんな治療法があるの?」「費用や期間は?」といった疑問や不安で、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

成人の歯並び矯正は、子どもの矯正とは異なる点も多く、ご自身のライフスタイルや歯の状態に合った治療法を選ぶことが後悔しないための重要なポイントです。

そこでこの記事では、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い、それぞれの費用や期間、メリット・デメリットを詳しく解説します。治療の具体的な流れもご紹介するので、矯正治療を検討している方はぜひ参考にしてください。

成人の歯並び矯正とは

受け口のイメージ

成人矯正の主な目的は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせの正常化や歯周病・虫歯の予防、発音の改善など多岐にわたります。成人の場合、顎の成長がすでに終わっているため、歯を動かす際には歯周組織への負担や歯の移動速度、歯根吸収のリスクなどを考慮する必要があります。

矯正治療にはワイヤー矯正やマウスピース矯正などがあり、症状やライフスタイルに合わせて選択されます。

矯正が必要となる主な歯並びの種類

矯正治療が必要となる歯並びには、叢生(歯が重なり合っている状態)、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、開咬(前歯が噛み合わない)、過蓋咬合(噛み合わせが深い)などがあります。

これらは見た目だけでなく、噛み合わせの不具合や発音障害、歯周病や虫歯のリスク増加につながることがあるため、早めの相談が大切です。

自分の歯並びがどのタイプか分からない場合は、歯科医院で写真や模型を使った診断を受けることが推奨されます。

子どもの矯正との違い

子どもの矯正は成長期の顎の発達を利用して歯や顎の位置を調整できるのに対し、成人矯正は顎の骨の成長が完成しているため、歯の移動のみで対応するケースが多くなります。

そのため、歯を抜く必要が生じる場合や、外科的な治療(外科矯正)が必要となることもあります。

また、成人は歯周病リスクが高くなることがあるため、治療前の歯周病の治療やその後の再発予防の管理が特に重要です。

成人が歯並び矯正を考える主な理由

歯周病の予防に歯並び矯正を考えるイメージ

ここでは、成人が歯並び矯正を考える主な理由について詳しく解説します。

見た目の改善と自信の向上

歯並びは第一印象に大きく影響します。成人の場合、職場やプライベートでのコミュニケーションにおいて口元が自信につながることも少なくありません。

歯並びが整うことで、笑顔に自信を持てるようになり、対人関係や自己肯定感の向上が期待されます。

噛み合わせや発音への影響

歯並びが悪いと、上下の歯が正しく噛み合わず「不正咬合」と呼ばれる状態になることがあります。不正咬合は咀嚼効率の低下や顎関節への負担につながるほか、発音が不明瞭になる場合もあります。

矯正治療によって噛み合わせが改善されると、食事がしやすくなり、顎関節症の予防にもつながります。発音への影響が気になる場合は、歯科医院で具体的な症状を伝え、どのような治療が適しているか相談するとよいでしょう。

虫歯・歯周病など健康リスクの予防

歯並びが乱れていると、歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に成人は歯周病のリスクが高く、放置すると歯を失う原因にもなります。

矯正治療によって歯磨きがしやすくなり、セルフケアの効果が高まることが期待されます。

成人の歯並び矯正の治療方法と特徴

成人の歯並び矯正の治療方法であるワイヤー矯正とマウスピース矯正のイメージ

ここでは、代表的な矯正治療の特徴について詳しく解説します。

ワイヤー矯正(表側・裏側)

ワイヤー矯正は、歯の表側または裏側にブラケットとワイヤーを装着し、歯を少しずつ動かす方法です。表側矯正は装置が見えやすい一方、裏側矯正は目立ちにくいという利点があります。

ワイヤーの力で歯根や歯槽骨に持続的な圧力をかけ、骨のリモデリング(再構築)を促進することで歯を移動させます。

難症例にも対応しやすい反面、装置の違和感や歯磨きの難しさが課題となる場合があります。

マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正は、透明な取り外し式の装置を段階的に交換しながら歯を動かす治療法です。目立ちにくく、食事や歯磨きの際に外せるため、歯周病や虫歯のリスクを減らせる点が特徴です。

ただし、患者さん自身が装着時間を守る必要があり、適応できる症例が限られる場合もあります。歯の移動は、マウスピースによる持続的な圧力で骨の吸収と再生を繰り返す生理的なメカニズムによって進みます。

部分矯正と全体矯正の違い

部分矯正は、前歯など限られた範囲の歯並びを整える治療で、比較的短期間・低コストでおこなえることが多いです。

一方、全体矯正は上下全ての歯を対象とし、歯並び以外にも噛み合わせのバランスまで総合的に改善します。

部分矯正は軽度の歯並び不正に適していますが、全体的な噛み合わせの問題がある場合は全体矯正が推奨されることがあります。

成人の歯並び矯正にかかる費用と治療期間

成人の歯並び矯正にかかる費用と治療期間のイメージ

ここでは、成人の歯並び矯正にかかる費用や治療期間について、治療法ごとの特徴や支払い方法、保険適用の有無まで詳しく解説します。

治療方法別の費用相場

成人矯正には、ワイヤー矯正(表側・裏側)、マウスピース型矯正、部分矯正、外科的矯正など複数の方法があります。

一般的にワイヤー矯正は60〜100万円、マウスピース型矯正は80〜120万円、部分矯正は20〜60万円程度が相場です。

ただ、口腔内の状況によっては価格は大きく変動します。

治療期間の目安と通院回数

成人矯正の治療期間は、全体矯正で1年半〜3年、部分矯正で半年〜1年程度が一般的です。

通院は2週間〜1ヶ月に1回程度ですが、治療内容や進行状況によって異なります。

支払い方法や医療費控除について

現金一括払いのほか、分割払いやデンタルローンやクレジットカードにも対応しています。矯正治療は医療費控除の対象となる場合があり、1年間に支払った医療費が一定額を超えると、確定申告で一部が還付されます。

歯科医院によっても変わりますので事前に歯科医院に確認しておくと安心です。

成人の歯並び矯正のメリットとデメリット

成人の歯並び矯正のメリットとデメリットのイメージ

ここでは、成人の歯並び矯正について、主な利点やリスク、治療前に知っておきたい注意点を詳しく解説します。

成人矯正の主なメリット

成人の歯並び矯正には、見た目の改善だけでなく、噛み合わせの機能向上や歯周病・むし歯のリスク軽減といった健康面の利点があります。歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、プラークコントロールが向上します。

また、発音や咀嚼機能が改善される場合もあります。

成人矯正の主なデメリットとリスク

一方、成人矯正には治療期間が長くなる場合や、歯周病・むし歯のリスクが高まることがあります。特に成人は歯周組織が弱くなっていることが多いため、矯正力による歯肉退縮や歯根吸収が起こる可能性もあります。

また、外科治療(顎の骨を切る手術)や補綴治療(被せ物やインプラント併用)が必要となる場合があり、期間や費用、身体的負担が増すこともあります。

成人の歯並び矯正が適している人・適していない人

成人の歯並び矯正が適している人と適していない人について説明するイメージ

ここでは、どのようなケースで矯正治療が推奨されるのか、また治療が難しい場合や注意が必要なケースについて詳しく解説します。

矯正をおすすめできるケース

成人の歯並び矯正が推奨されるのは、噛み合わせの不具合や歯列不正によって、むし歯や歯周病のリスクが高まっている場合、見た目の改善を希望する場合、発音や咀嚼機能に支障がある場合などです。

歯を抜かずに歯の移動のみで治す方法が基本ですが、歯の欠損がある場合はインプラントやブリッジなど補綴治療を併用することもあります。

矯正治療によって歯並びや噛み合わせを整えることで、セルフケアのしやすさや歯周病予防も期待できます。

矯正をおすすめできないケース

重度の歯周病が進行している場合や、顎の骨に大きな異常がある場合、全身疾患(心疾患や糖尿病など)のコントロールが不十分な場合は、矯正治療が難しいことがあります。

歯周病が進行していると、歯を支える骨が少なく、歯を動かすことでさらに状態が悪化するリスクがあるためです。

成人の歯並び矯正の治療の流れ

成人の歯並び矯正の為にカウンセリングをするイメージ

ここでは、成人が歯並び矯正を受ける際の一連の流れについて、具体的かつ専門的に解説します。

カウンセリング・精密検査の内容

成人の歯並び矯正では、まずカウンセリングで主訴や希望を丁寧に聞き取ります。その後、口腔内写真やレントゲン、歯型の採取など精密検査を行い、歯や骨格の状態を詳細に把握します。

治療計画の立て方

検査結果をもとに、そのまま歯を動かす矯正治療ができるのか、外科治療(顎の骨の手術を伴う場合)、補綴治療(被せ物やインプラントを併用する場合)などの併用がいるのかなど複数の選択肢から最適な治療法を提案します。

治療期間や費用、予想される変化、リスクについても詳しく説明を受けましょう。

治療中の生活と注意点

矯正装置装着中は、歯磨きやデンタルフロスの使い方、食事内容に注意が必要です。装置の種類によっては、発音や食事に一時的な違和感が生じる場合があります。

歯周病やむし歯のリスクが高まるため、定期的なプロフェッショナルケアや、正しいセルフケアの指導を受けることをおすすめします。

治療後の保定とアフターケア

矯正治療後は、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りを防ぐため、リテーナー(保定装置)を一定期間装着します。保定期間中も、歯周病やむし歯予防のための定期検診やクリーニングが欠かせません。

歯並びの安定や健康維持には、日々のセルフケアと歯科医院でのアフターケアが重要です。

まとめ

成人で歯並びを矯正して笑顔の女性

成人の歯並び矯正は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせや口腔内の健康維持も目的とされています。主な治療法にはワイヤー矯正やマウスピース矯正があり、それぞれ特徴や費用、治療期間が異なります。

費用は数十万円から百万円程度かかることもあり、治療には数ヶ月から数年かかる場合もあります。

矯正にはメリットだけでなく、痛みや後戻りなどのリスクもあるため、自分に合った方法を専門医と相談しながら選ぶことが大切です。

成人矯正治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

インプラントとは?仕組み・治療の流れ・費用・他治療との違いまで徹底解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

歯を失ってしまい、「以前のように食事を楽しめない」「人前で口元が気になってしまう」といったお悩みはありませんか。

治療法を調べるとインプラントという選択肢が出てきますが、手術が必要であったり、費用が高額であったりするため、なかなか一歩を踏み出せない方も多いでしょう。

この記事では、インプラント治療の基本的な仕組みから、入れ歯やブリッジといった他の治療法との違い、メリット・デメリットまでを詳しく解説します。インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは何か

インプラントを装着する様子

インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。

インプラント体は主にチタン製で、骨としっかり結合する性質(オッセオインテグレーション)を持っています。この結合によって、噛む力をしっかりと支えることが可能となります。

従来の保存治療(虫歯の詰め物や根の治療)、外科治療(抜歯など)、補綴治療(ブリッジや入れ歯)と比較し、周囲の健康な歯を削る必要がない点が特徴です。

インプラントが選ばれる理由

インプラント治療は、見た目や噛み心地が天然歯に近く、周囲の歯に負担をかけにくい点が選ばれる理由とされています。

また、しっかりと骨と結合することで、入れ歯によくある違和感が少ないことも利点です。

ただし、インプラント周囲炎や骨吸収などのリスクもあり、治療後は正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、定期的な歯科医院でのメンテナンスが不可欠です。

インプラント治療の対象と適応条件

インプラント治療の適応条件をチェックするイメージ

ここでは、インプラント治療の対象や注意点について詳しく解説します。

インプラント治療が適しているケース

インプラント治療は、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失い、周囲の歯や顎の骨の状態が良好な場合に適しています。特に、隣接する健康な歯を削りたくない方や、入れ歯が合わない方に選択されることが多いです。

インプラントは骨と直接結合する現象を利用して固定されるため、しっかりとした咬み合わせが得られます。

インプラント治療を受けられない場合

重度の歯周病や顎の骨が極端に少ない場合、インプラント治療が難しいことがあります。

また、糖尿病や心疾患、骨粗鬆症などの全身疾患がコントロールされていない場合も、感染リスクや治癒遅延の観点から慎重な判断が必要です。

喫煙習慣がある方も、インプラントの結合や長期安定性に悪影響を及ぼす可能性があるため、禁煙指導が行われることがあります。治療可否については、歯周病専門医や認定歯科衛生士と連携し、総合的に判断します。

年齢や全身疾患などの注意点

インプラント治療は骨の成長がほぼ完了した18歳以上が目安とされています。

高齢の方でも健康状態が良ければ治療可能ですが、全身疾患や服薬状況によっては追加検査や医科主治医との連携が必要となります。

インプラントと他の治療法の違い

インプラントと他の治療法の違いを紹介する歯科衛生士の女性

ここでは、インプラントと他の治療法との違いについて詳しく解説します。

インプラントと入れ歯の違い

インプラントは、顎の骨に人工歯根(主にチタン製)を埋め込み、その上に人工の歯を固定する外科的な治療法です。インプラントは骨と人工歯根が直接結合するため、咬む噛む力が伝わりやすく、違和感が少ないとされています。

これに対し、入れ歯は歯ぐきや残存歯を利用して装着する取り外し式の補綴治療です。

さらに入れ歯は手術が不要で比較的短期間で作製できますが、装着時の安定性や噛み心地に個人差があります。

インプラントとブリッジの違い

ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削り、橋渡しのように人工歯を固定する補綴治療です。

ただし、残存歯の本数や状態によってブリッジが難しい場合もあります。

インプラントは隣接する歯を削らずに独立して人工歯を支えるため、周囲の歯への負担が少ないという特徴がありますが、インプラントは外科手術が必要で、骨の状態によっては治療が難しい場合もあります。

どちらを選択する場合も、歯ぐきや支台の健康維持のため、定期的な歯科受診やセルフケアが欠かせません。

差し歯やオールセラミッククラウンとの違い

差し歯やオールセラミッククラウンは、歯の根が残っている場合に、その上に人工の被せものをする保存的な治療法です。

インプラントは歯根ごと失った場合に適応されるため、根の有無が選択の大きなポイントとなります。

歯の保存が難しい場合や、歯の根の治療が困難な場合にはインプラントが検討されます。

インプラント治療のメリットとデメリット

インプラント治療のメリットとデメリットのイメージ

ここでは、インプラント治療の主な利点や注意点について詳しく解説します。

インプラントの主なメリット

周囲の健康な歯を守れる

ブリッジ治療のように、支えにするために両隣の健康な歯を削る必要がありません。インプラントは失った部分だけで完結する治療なので、他の歯の寿命を縮めることなく治療できます。

天然歯と変わらない感覚

顎の骨に直接結合するため、自分の歯のようにしっかりと固定されます。入れ歯ではためらうようなステーキやナッツ類なども気にせず食べられ、食事の楽しみが大きく広がります。

見た目も、色や形を天然歯にそっくりに作れるため、口元を気にせず自然な笑顔を取り戻せます。

日常のストレスから解放

入れ歯のような「ズレる・外れる」といった心配や、装着による違和感がありません。そのため、会話や食事中に気を使う必要がなくなり、日々の生活の質が格段に向上します。

インプラント治療のデメリット

身体的・金銭的な負担は避けられない

インプラントを骨に埋め込むための外科手術が必要で、術後には多少の痛みや腫れを伴います。

また、骨とインプラントがしっかり結合するのを待つため、治療完了までには数ヶ月単位の期間が必要です。自由診療のため費用も高額になる可能性が高いです。

誰でもすぐに治療できるわけではない

顎の骨の量や厚みが足りない場合や、糖尿病などの全身疾患の状態によっては、治療が難しい、あるいは骨を増やす追加の手術が必要になることがあります。

治療前には、歯科用CTなどによる精密な検査が不可欠です。

治療後のメンテナンスが非常に重要

インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎という歯周病に似た病気にはかかります。これは自覚症状がないまま進行し、放置するとインプラントが抜け落ちる原因になります。

インプラントを長持ちさせるには、毎日の丁寧な歯磨きと、歯科医院での定期的なプロのチェックが欠かせません。

インプラント治療の流れと期間

インプラント治療のためのレントゲン検査

ここでは、インプラント治療の流れや期間について、具体的なステップごとに詳しく解説します。

治療前のカウンセリングと検査

インプラント治療を始める前には、まずカウンセリングと精密検査が行われます。患者様の全身状態や口腔内の健康状態、顎の骨の量や質、歯周病の有無などをCTやレントゲンで詳細に確認します。

これにより、インプラントが安全に埋入できるか、他の治療(保存治療や補綴治療)が適しているかを判断します。歯周病がある場合は、治療が必要となることもあります。

手術の種類(一回法・二回法)と手順

インプラント手術には一回法と二回法があります。一回法は、インプラント体を埋入した後、歯肉を完全には閉じず、アバットメント(人工歯を支える部分)を同時に装着する方法です。

二回法は、インプラント体を埋入後、歯肉で覆い、数ヶ月後に再度歯肉を切開してアバットメントを装着します。

どちらの方法を選択するかは、骨の状態や全身の健康状態によって異なります。

治療期間と通院回数の目安

インプラント治療の期間は、一般的に3ヶ月から半年程度かかることが多いですが、骨の状態や追加処置の有無によって変動します。

手術後は顎の骨とインプラントが結合するまで安静期間が必要で、その間も定期的な通院とセルフケアが重要です。

治療期間中は、正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、食事指導などを受けることで、インプラント周囲炎の予防につながります。

インプラントの費用と保険適用の有無

インプラント治療にかかる費用のイメージ

ここでは、インプラント治療にかかる費用について詳しく解説します。

インプラント治療の費用相場

インプラント治療の費用は、1本あたり30万円から50万円程度が一般的な相場とされています。

この金額には、インプラント体の埋入手術、人工歯の装着、術前検査や術後のメンテナンス費用が含まれる場合が多いですが、医院ごとに異なるため事前の確認が重要です。

費用が高額になる理由は、専門的な技術と高度な医療機器が必要なこと、またインプラント体や人工歯に用いる材料の品質が治療結果に大きく影響するためです。

費用に影響する要素(メーカー・本数・追加処置など)

インプラント費用は、使用するインプラントメーカーの違いや、埋入する本数、骨を作る治療やインプラントを埋入する前段階で必要な追加の外科処置の有無によっても変動します。

たとえば、骨の量が不足している場合は骨を作る手術が必要となり、その分費用が加算されることがあります。

また、複数本のインプラントを同時に行う場合や、上部構造(被せ物)の材質によっても費用が異なります。

治療計画を立てる際には、これらの要素を具体的に歯科医師に質問し、ご自身のケースでどの程度の費用がかかるのかを確認することが大切です。

医療費控除やデンタルローンの活用方法

インプラント治療は原則として健康保険の適用外ですが、医療費控除の対象となる場合があります。年間の医療費が一定額を超えた場合、確定申告で所得税の一部が還付される仕組みです。

また、費用負担が大きい場合は、デンタルローンを利用して分割払いにすることも可能です。これらの制度を利用する際は、治療内容や領収書の保管方法、ローンの金利や返済条件などについて事前に歯科医院や金融機関に確認し、納得できる形で治療を進めましょう。

インプラントの寿命とメンテナンス

インプラントのメンテナンスに使用するデンタルケア用品

ここでは、インプラントの寿命や長持ちさせるためのポイントについて詳しく解説します。

インプラントの平均寿命と長持ちさせるポイント

インプラントの平均寿命は10〜15年とされていますが、適切なケアを行うことで20年以上機能する場合もあります。

ただし、歯周病(インプラント周囲炎)や過度な咬合力が加わると、骨が吸収されインプラントが脱落するリスクが高まります。長持ちさせるためには、日々のブラッシングと咬み合わせの管理が重要です。

日常生活での注意点とセルフケア方法

インプラントを長く使い続けるためには、天然歯と同様に正しいセルフケアが欠かせません。歯ブラシによる丁寧なブラッシングだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを用いてインプラント周囲のプラークを除去することが大切です。

また、糖質の多い食事や喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めるため、食生活の見直しや禁煙も推奨されます。

まとめ

インプラントの仕上がりを鏡で確認する女性

インプラントとは、失った歯の部分に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。入れ歯やブリッジと比べて自然な噛み心地が得られる一方、外科手術が必要であり、治療期間は長めで費用も比較的高くなるケースが多いです。

インプラント治療は顎の骨や全身の健康状態によって適応が異なり、保険適用外の場合が多いですが、長期的なメンテナンスにより10年以上使えることもあります。

治療の流れや費用、リスクを理解し、信頼できる歯科医院で相談することが大切です。

インプラント治療を検討されている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、初診のネット予約LINEの無料相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

入れ歯の種類と選び方|特徴・費用・メリットを徹底解説

こんにちは。座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」です。

「入れ歯は高齢者が使うもの」というイメージをお持ちではないでしょうか。しかし、実際は年齢にかかわらず、歯を失った際の治療法として入れ歯が必要になることがあります。

どの入れ歯を選べばよいのか、費用はどれくらいかかるのか、お悩みの方もいるかもしれません。入れ歯には多様な選択肢があり、材質や構造によって使い心地や見た目、費用が大きく異なります。

ご自身に合わない入れ歯を選んでしまうと、食事や会話がしづらくなるだけでなく、健康にも影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、入れ歯の基本的な役割から、保険適用と自費診療の入れ歯の種類ごとの特徴、費用、そして自分に合った入れ歯の選び方までを網羅的に解説します。入れ歯治療を検討している方や、どの種類が自分に合うか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

入れ歯とは?

入れ歯について説明するイメージ

入れ歯の種類を理解する前に、まずは入れ歯そのものの役割と基本構造を押さえておくと、後の比較がしやすくなります。

入れ歯の役割

入れ歯は、失った歯の代わりに噛む機能や見た目を補うための取り外し式の装置です。食事をしっかり噛めるようにすること、会話をしやすくすること、歯がない部分の見た目を整えることが主な役割です。

さらに、歯が抜けたまま放置すると、隣の歯が倒れたり、噛み合わせがずれたりすることがあります。入れ歯で欠損部分を補うことは、残っている歯やあごの骨を守ることにもつながります。

入れ歯が必要となる主なケース

入れ歯が必要になるのは、むし歯や歯周病、外傷などで歯を失った場合です。歯が1本だけ抜けた場合でも、噛み合わせや発音に影響が出ることがあり、早めに何らかの治療で補うことが望ましいとされています。

歯を一部だけ失った場合は部分入れ歯やブリッジ、ほとんどまたはすべての歯を失った場合は総入れ歯が主な選択肢です。インプラントと入れ歯を組み合わせる方法が適していることもあります。

入れ歯の基本構造と仕組み

入れ歯は、歯の代わりとなる人工歯、歯ぐきに接するピンク色の土台である床(しょう)、残っている歯に引っ掛ける金具であるクラスプなどから構成されます。

部分入れ歯は、クラスプなどで残存歯に固定しながら、歯ぐきにも支えられて安定させます。総入れ歯は、床全体が歯ぐきの粘膜に密着し、頬や舌の筋肉の動きも利用して吸着させる仕組みです。

入れ歯には、保険適用のレジン床義歯のほか、金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、シリコン義歯、マグネットデンチャー、インプラントオーバーデンチャー、精密義歯など多くの種類があります。

どの種類を選んでも、毎日の清掃と定期的な調整が長持ちのために重要です。違和感や痛みがある場合は、自己判断で削ったりせず、早めに歯科医院で調整を受けてください。

総入れ歯と部分入れ歯の違いとは?

総入れ歯と部分入れ歯のイメージ

入れ歯の種類を考えるとき、最初に押さえたいのが「総入れ歯」と「部分入れ歯」の違いです。この区別がつくと、以降の細かな種類の理解がぐっと楽になります。

総入れ歯とは

総入れ歯は、上あごまたは下あごの歯をすべて失った場合に使用する入れ歯です。歯ぐき全体を大きく覆う形状で、床が粘膜に広く密着し、頬や舌の動きも利用して安定させます。

歯が1本も残っていない場合の標準的な治療法であり、保険のレジン床義歯から、自費の金属床義歯、シリコン義歯、インプラントオーバーデンチャー、精密義歯など、さまざまな種類があります。

部分入れ歯とは

部分入れ歯は、歯が一部だけ残っている場合に、その残存歯を活かしながら欠損部分を補う入れ歯です。残っている歯にクラスプ(バネ)や専用の装置をかけて固定し、歯ぐきと歯の両方で噛む力を支えます。

部分入れ歯の種類には、保険のレジン床義歯、自費のノンクラスプデンチャー、金属床義歯、シリコン義歯、マグネットデンチャー、精密義歯などがあります。残っている歯の状態や歯周病の有無によって設計が大きく変わるため、入れ歯を作る前に虫歯や歯周病の治療を行うことが重要です。

保険で作れる入れ歯の種類と特徴

保険で作れる入れ歯のイメージ

保険診療で作れる入れ歯は、主にレジンというプラスチック素材を用いたタイプです。ここでは、保険の入れ歯の基本的な特徴と、総入れ歯・部分入れ歯それぞれのポイントを整理します。

保険の入れ歯に共通する特徴

保険適用の入れ歯は、噛む・話すといった基本的な機能の回復を目的としており、土台となる床の部分はレジン(プラスチック)で作られます。レジンは加工しやすく、壊れたときの修理や、歯ぐきの形が変わったときの調整が比較的容易です。

一方で、強度を確保するために床をある程度厚くする必要があり、その分、装着したときに異物感を感じやすい傾向があります。

特に上あごの総入れ歯では、口蓋(上あごの天井部分)を広く覆うため、慣れるまで話しにくさや食べ物の温度を感じにくいといった違和感が出ることがあります。

レジン床義歯(保険の総入れ歯)

保険の総入れ歯は、上あご・下あごともにレジンで床を作るタイプです。費用負担を抑えながら、すべての歯を補うことができます。

レジン床義歯のメリットとして、比較的短期間で製作できること、壊れた場合の修理や歯ぐきとの隙間ができた場合の合わせ直しがしやすいことが挙げられます。

一方で、床に厚みがあるため、違和感や発音のしにくさを感じる方もいます。また、プラスチック素材のため、金属床義歯などの自費の入れ歯と比べると、耐久性や薄さ、装着感の面では劣ることがあります。

レジン床義歯(保険の部分入れ歯)

保険の部分入れ歯も、床の部分はレジンで作られます。残っている歯に金属のクラスプ(バネ)をかけて固定する構造が一般的です。

総入れ歯に比べると、覆う範囲が小さいため違和感は少なめですが、前歯付近にクラスプがかかると、笑ったときなどに金属が見えて見た目が気になる場合があります。

また、クラスプをかける歯に負担がかかるため、残存歯の状態をよく確認しながら設計することが大切です。

保険の入れ歯は、費用を抑えつつ基本的な機能を回復したい方に適していますが、見た目や装着感も重視したい場合は、次に紹介する自費の入れ歯の種類も検討すると選択肢が広がります。

自費診療の入れ歯の種類と特徴

インプラントオーバーデンチャーのイメージ

自費診療の入れ歯は、材質や設計の自由度が高く、見た目や装着感、噛み心地にこだわりたい方に向いています。ここでは代表的な自費の入れ歯の種類と特徴を整理します。

金属床義歯(薄くて丈夫な入れ歯)

金属床義歯は、床の部分にコバルトクロムやチタンなどの金属を用いる入れ歯です。レジンよりも強度が高いため、床を薄く作ることができ、装着したときの違和感を軽減しやすいとされています。

金属床義歯のメリット

床が薄くできることで、舌の動きを妨げにくく、発音や食事がしやすいと感じる方が多い傾向にあります。金属は熱を伝えやすいため、温かいものや冷たいものの温度を感じやすく、食事をより自然に楽しみやすい点も特徴です。

金属床義歯のデメリット・注意点

自費診療となるため、保険の入れ歯に比べて費用負担が大きくなります。また、金属アレルギーがある方は使用できない場合があるため、事前の確認が必要です。経年変化で歯ぐきの形が変わった場合の大きな作り替えや修理には、時間や費用がかかることがあります。

ノンクラスプデンチャー(目立ちにくい部分入れ歯)

ノンクラスプデンチャーは、金属のクラスプ(バネ)を使わず、歯ぐきに近い色の樹脂で固定部分まで一体成形する部分入れ歯です。金属のバネが見えないため、審美性を重視する方に選ばれています。

ノンクラスプデンチャーのメリット

バネの部分もピンク色の樹脂で作られるため、口を開けたときに入れ歯だと気づかれにくい見た目になります。材質は薄くて軽いものが多く、金属アレルギーの心配が少ない点も利点です。

ノンクラスプデンチャーのデメリット・注意点

特殊な樹脂を使用するため、破損した場合の修理が難しく、状況によっては再製作が必要になることがあります。また、設計によっては支えとなる歯に負担がかかる場合があるため、定期的なチェックが重要です。

シリコン義歯(やわらかい入れ歯)

シリコン義歯は、歯ぐきに接する面をやわらかいシリコン素材で覆った入れ歯です。総入れ歯にも部分入れ歯にも応用されます。

シリコン義歯のメリット

クッション性のあるシリコンが噛んだときの圧力を分散し、歯ぐきへの当たりをやわらげます。そのため、従来の入れ歯では痛みが出やすかった方や、歯ぐきが痩せている方に選ばれることが多い傾向にあります。粘膜への密着度が高まり、外れにくさの改善が期待できる場合もあります。

シリコン義歯のデメリット・注意点

シリコン部分は経年による劣化や汚れの付着が起こりやすく、定期的なメンテナンスが重要です。また、シリコンは調整が難しい素材であり、痛みが出た場合の微調整に時間がかかることがあります。

マグネットデンチャー(磁石式入れ歯)

マグネットデンチャーは、残っている歯の根やインプラントに磁性金属を装着し、入れ歯側に磁石を組み込むことで固定力を高める入れ歯です。総入れ歯・部分入れ歯のいずれにも応用されます。

マグネットデンチャーのメリット

磁石の力で入れ歯が所定の位置に引き寄せられるため、外れにくく、噛んだときの安定感が向上しやすいとされています。着脱も比較的簡単で、日常の取り扱いがしやすい点も利点です。

マグネットデンチャーのデメリット・注意点

磁石や金属部分が経年で脱落したり、入れ歯本体が破損したりする可能性があります。また、残っている歯の根を利用する場合は、その歯の清掃が不十分だと歯ぐきの炎症や虫歯のリスクが高まります。頭頸部のMRI検査を受ける際には、事前に歯科医師と医療機関に相談が必要です。

インプラントオーバーデンチャー(インプラント支持型の入れ歯)

インプラントオーバーデンチャーは、あごの骨に埋め込んだ数本のインプラントを支えとして入れ歯を固定する方法です。総入れ歯の安定性を高めたい方に選ばれることが多い治療法です。

インプラントオーバーデンチャーのメリット

インプラントが入れ歯の支えとなることで、一般的な総入れ歯と比べて動きにくく、しっかり噛みやすいと感じる方が多い傾向にあります。噛む力の一部がインプラントを通じて骨に伝わるため、あごの骨の吸収を抑える効果も期待されます。

インプラントオーバーデンチャーのデメリット・注意点

インプラントを埋め込む外科手術が必要であり、全身状態や骨の量によっては適応できない場合があります。治療期間も数か月以上かかることが一般的で、費用も高額になります。

インプラント周囲の清掃を怠ると、炎症や骨の吸収が進むリスクがあるため、丁寧なセルフケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。

GDSデンチャー(精密なオーダーメイド義歯)

GDSデンチャーは、顎の動きや噛み合わせを精密に分析する「GDS(Global Denture System)」に基づいて作製される、完全オーダーメイドの精密義歯です。

顎の関節の動きや筋肉のバランス、粘膜の状態までを総合的に診断し、一人ひとりのお口に最適化された設計を行うことで、従来の入れ歯にはない高い機能性と快適さを追求しています。

GDSデンチャーのメリット

最大の特徴は、お口に吸い付くような圧倒的なフィット感(吸着力)です。顎の動きや筋肉との調和を考慮して作られるため、会話中や食事中に外れにくく、硬いものでもしっかりと噛みやすくなります。

また、失われた口元のボリュームを適切に補うよう設計されるため、顔の表情を自然で若々しく見せる効果も期待できます。

万が一、長年の使用でお口の状態が変化した場合でも、精密な調整によって良好な状態を維持し、長く使い続けることが可能です。

GDSデンチャーのデメリット・注意点

保険診療の入れ歯に比べて工程が非常に多く、精密な型取りや噛み合わせの分析を何度も繰り返すため、完成までに一定の期間が必要です。

また、自由診療(自費診療)となるため、治療費が高額になる傾向があります。 作製には高度な専門知識と技術が求められ、GDS認定を受けた歯科医師・歯科技工士が在籍する歯科医院でしか受けられません。

また、お口の健康を維持し、精密な適合を保つためには、治療後も継続的なメンテナンスが推奨されます。

入れ歯の材質ごとの違いと選び方

金属床義歯のイメージ

同じ「入れ歯の種類」でも、材質によって見た目や装着感、耐久性が大きく変わります。ここでは、代表的な材質ごとの違いと選び方のポイントを整理します。

プラスチック(レジン)製と金属製の違い

レジン製の入れ歯は、保険診療で用いられる標準的な材質です。加工しやすく、修理や調整もしやすいため、費用を抑えながら入れ歯治療を行いたい方に向いています。

一方で、強度を確保するために床を厚くする必要があり、装着時の違和感や、発音・食事のしにくさを感じる方もいます。

金属製の入れ歯(主に金属床義歯)は、床の部分にコバルトクロムやチタンなどの金属を用いることで、薄く・丈夫に仕上げることができます。薄い分、舌の動きを妨げにくく、発音や食事がしやすいと感じる方が多い傾向にあります。金属は熱伝導性が高いため、食べ物の温度を感じやすい点も特徴です。

ただし、金属床義歯は自費診療となることが多く、費用負担が大きくなります。金属アレルギーがある方は使用できない場合があるため、事前に歯科医師に相談し、ご自身のアレルギー歴や予算、装着感の希望をしっかり伝えることが大切です。

シリコンや特殊素材の特徴

シリコンや柔らかい特殊素材を用いた入れ歯は、歯ぐきへの当たりをやわらげることを目的としています。歯ぐきに接する面をシリコンで覆うことで、噛んだときの圧力を分散し、痛みや違和感を軽減しやすいとされています。

特に、歯ぐきが痩せている方、総入れ歯がなかなか安定しない方、従来の入れ歯で痛みが出やすい方に選ばれることが多い傾向にあります。

一方で、シリコン部分は汚れが付きやすく、経年による劣化も起こるため、定期的なメンテナンスが重要です。修理や調整が難しい場合もあるため、耐久性や費用面について事前に確認しておくと安心です。

審美性・耐久性・装着感の比較と選び方

入れ歯の種類を選ぶ際には、見た目(審美性)、長持ちしやすさ(耐久性)、日常の使い心地(装着感)の三つの観点をバランスよく考えることが大切です。

見た目を最優先したい場合は、金属のバネが見えないノンクラスプデンチャーが候補になります。人前で話す機会が多い方や、前歯部の欠損がある方に適しています。

丈夫さや長期的な安定を重視するなら、薄くて変形しにくい金属床義歯が有力な選択肢です。装着感や食事のしやすさも含めて、総合的な満足度を高めやすい材質といえます。

歯ぐきへの優しさや痛みの軽減を重視する場合は、シリコン素材を用いた入れ歯が選択肢になります。ただし、耐久性やメンテナンスの手間とのバランスを考える必要があります。

これらの特性を個別に高めるのではなく、審美性・耐久性・装着感を総合的に高いレベルで満たすことを目指して作られるのが、GDSデンチャーのような精密義歯です。

材質だけでなく、顎の動きや噛み合わせを詳細に分析する製作システムを用いることで、全体の質の向上を図ります。

その分、費用が高額になり、製作期間も長くなる傾向がありますが、「今までの入れ歯がどうしても合わない」という方にとって、有力な選択肢となり得ます。

入れ歯の費用と保険適用の範囲

入れ歯の費用で保険適用となる範囲について説明するイメージ

入れ歯の種類を検討するうえで、費用と保険適用の範囲は重要なポイントです。ここでは、保険診療と自費診療の費用の目安や、費用に含まれる内容について整理します。

保険診療と自費診療の費用目安

入れ歯の費用は、保険診療か自費診療かによって大きく異なります。保険診療では、レジン床義歯(プラスチック製の入れ歯)が対象となり、3割負担の場合で、入れ歯の大きさや歯の本数によって数千円から2万円程度が一般的な目安です。

自費診療では、金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、シリコン義歯、マグネットデンチャー、インプラントオーバーデンチャー、精密義歯(GDSデンチャーなど)といった、より審美性や快適性を重視した入れ歯を選択できます。

費用は種類や設計によって幅がありますが、10万円台から50万円以上になることもあります。

自費の入れ歯は、素材や設計の自由度が高く、見た目や噛み心地、装着感など、個々の希望に合わせたオーダーメイドが可能です。その分、費用と製作期間について事前にしっかり説明を受けておくと安心です。

費用に含まれる内容と追加費用の例

入れ歯治療の費用には、初診時の診査・診断、歯型取り、噛み合わせの記録、試適(試し入れ)での確認、本製作、装着後の調整といった一連の工程が含まれます。

一方で、入れ歯の破損時の修理や、長期間使用した後の大きな再調整、特殊なアタッチメント(磁石やインプラントとの連結装置など)の追加には、別途費用がかかる場合があります。

また、残っている歯に虫歯や歯周病がある場合は、その治療や抜歯、かぶせ物のやり直しなどの前処置が必要になることがあり、これらの費用も別途発生します。

治療計画の段階で、入れ歯本体の費用だけでなく、関連する治療費も含めて見積もりを確認しておくと安心です。

医療費控除や助成制度について

入れ歯治療にかかった費用は、条件を満たせば医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは、1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税の一部が還付される制度です。

医療費控除を利用するには、歯科医院で発行された領収書を保管しておくことが必要です。

自治体によっては、高齢者や特定の条件を満たす方を対象に、入れ歯治療費の助成制度を設けている場合もあります。治療前に、歯科医院や市区町村の窓口、税務署などで最新の情報を確認しておくとよいでしょう。

自分に合った入れ歯の種類の選び方

自分に合った入れ歯を選ぶイメージ

入れ歯には多くの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。ここでは、「どの入れ歯の種類が自分に合っているのか」を考える際の基本的な視点をまとめます。

優先したいポイントを整理する

入れ歯を選ぶときは、まずご自身が何を一番重視したいかを整理することが大切です。見た目を重視したいのか、しっかり噛めることを重視したいのか、費用を抑えたいのか、痛みを少なくしたいのかによって、適した入れ歯の種類は変わってきます。

見た目を優先する場合は、金属のバネが見えないノンクラスプデンチャーや、歯ぐきの色になじみやすい素材を用いた入れ歯が候補になります。

噛みやすさや安定性を重視する場合は、金属床義歯やインプラントオーバーデンチャー、精密義歯(GDSデンチャーなど)が検討されます。

費用を抑えたい場合は、保険のレジン床義歯が基本となりますが、将来的に自費の入れ歯へステップアップすることも視野に入れながら計画を立てる方法もあります。

口の状態や全身の健康状態を考慮する

残っている歯の本数や状態、歯周病の有無、あごの骨の量、歯ぐきの形など、お口の状態によって選べる入れ歯の種類は変わります。

また、糖尿病や心疾患など全身の病気がある場合や、服用中のお薬の内容によっては、インプラントを併用した治療が難しいこともあります。

そのため、「この種類が良さそう」と自己判断するのではなく、歯科医院でレントゲンや口腔内の検査を受けたうえで、複数の選択肢を比較検討することが重要です。

歯科医師と相談しながら決める

入れ歯は、作って終わりではなく、使いながら調整を重ねていく治療です。種類ごとの特徴だけでなく、日常生活での取り扱いやお手入れ方法、将来的な修理・作り替えの可能性なども含めて、歯科医師とよく相談しながら決めていくことが大切です。

当院では、保険の入れ歯から自費の金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、シリコン義歯、インプラントオーバーデンチャー、GDSデンチャーなど、さまざまな入れ歯の種類に対応しています。それぞれの特徴や費用、メリット・デメリットを丁寧にご説明し、患者さんと一緒に最適なプランを検討していきます。

まとめ

自分に合った入れ歯で快適に食事ができて笑顔の女性

入れ歯には、総入れ歯と部分入れ歯という大きな分類に加え、レジン床義歯、金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、シリコン義歯、マグネットデンチャー、インプラントオーバーデンチャー、GDSデンチャーなど、多くの種類があります。

それぞれに特徴や費用、保険適用の有無があり、どれが最適かはお口の状態やご希望によって異なります。

見た目を重視するならノンクラスプデンチャー、丈夫さや長持ちを重視するなら金属床義歯、歯ぐきへの優しさや痛みの軽減を求めるならシリコン義歯が候補になります。

さらに、「外れやすい」「噛みにくい」といった従来の入れ歯のお悩みを総合的に改善したい方には、GDSデンチャーのような精密義歯という選択肢もあります。

入れ歯の種類選びで迷われている方は、座間市相武台、小田急線「相武台前駅」南口より徒歩1分にある歯医者「相武台ゆうデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、地域の皆様のお口の健康を守り、豊かな人生になるよう寄り添う事を理念にしています。一般歯科だけでなく、予防歯科や矯正治療、口臭治療、ホワイトニングなど、さまざまな診療にあたっています。

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